カテゴリ:ミリオン6thライブ の記事リスト(エントリー順)

ミリオン6thライブツアー総括 後編

kage

2019/10/02 (Wed)

「ミリオン6thライブツアー」とは何だったのか

3rdライブツアー以来、3年ぶりとなったミリオンのツアー。
「属性別」「ユニット推し」「テレビ番組というテーマ」という設定による事前の不安は、
見事に全て実際の不満につながった
、ということである意味衝撃的なものでした。

「属性別」というだけでもライブの幅を狭めることになる上に、
「ユニット推し」は更にそれを強固にし、結果としてセトリの柔軟性はなくなり、
地方2公演+SSA1公演の計3公演合わせてもソロは一人1曲のみになる惨状に。

「テレビ番組」というテーマはユニット毎に美咲がモニターに登場することで
ライブのテンポを激しく損ね、立ったり座ったりが忙しくなると同時に、
テンションの維持も難しくする、ということで百害あって一利なしでした。

765歩譲って個性の異なるユニット毎のパートを繋げるために、
その「間」、モニター映像が必要だった、という擁護を認識することはできますが、
じゃあユニット推しなんてやめろよ、と言うだけで終わる話でもあります。

もちろん、そのユニット推しというのはグッズ販売等もしやすい、ということは
物販の項目で理解もできる、とはしましたが、結局のところライブの満足度を損ねる、
というのでは手段と目的が逆になっていると言っても差し支えない
でしょう。

それも含めて「商業的に成功」すればいい、というのがバンナムの結局の答え、
ということかもしれませんが、だったら速攻で売り切れるグッズの在庫をきちんと確保しろよ、
としかいいようがなく、やることなすこと全てがチグハグにしか思えません。

ライブ内容に話を戻すと、結局テレビ番組というテーマを活かせていたのは、
全体のトップバッター、そしてオオトリともなったピコピコプラネッツが「幼児向け番組」を
表現していたことくらいで、ミュージカルや朗読劇、人形劇、祭り、ファッションショーと
いったものもテレビとは無関係と言えますし、アンドロイドなんかは意味不明なレベル
です。

全て「音楽番組」として括ろうと思えばもちろんそうできますが、
そんなことは全ての音楽ライブで当然できてしまうもので、全く意味はありません。

そもそも全12ユニット中6ユニットは5thで披露済みだった、という事実も踏まえ、
たとえその6ユニットがB面曲を披露していないという事実もあったとしても、
SSAでのゲストの扱いも踏まえ、「やっていない曲をやる」「ノルマ消化」という意味が
全体の構成バランス以上に優先されたようにしか思えない、というのが
非常に残念で、このツアーの決定的な欠陥だった
と断言せざるをえません。

セトリ全体の粗、例えば地方公演で前半パートが両日同じ、ソロは両日で1回、
という構成も、声優的には2日連続出演が初めてだったメンバーもいる、という負担も
踏まえれば仕方ないという声もありますが、そんなことは1stや2ndでクリアしている
メンバーも複数いる中で、逆に失礼な配慮という事だってできてしまいます


観客側としては全公演参加できるとは限らないからSSA含めて同じ構成でもいい、
という声もなくはないですが、LVが充実している現状、アイマスライブは両日参加どころか
ツアー全通が前提にすら近い事を踏まえれば、的外れな擁護としか言いようがありません

BD全公演発売やDVの実施など、アフターフォローも必要以上に徹底しているわけですしね。

また、モニターの無駄な映像については今更述べるまでもない重大な欠陥としても、
地方公演でカバーを2曲担当したユニットとそれ以外のユニットの差、
そしてSSAでのカバー曲差し替えの有無の差、という問題も結局理由は不明で、
ピコピコプラネッツをオオトリに持ってきた人類史上最悪の采配も含め、
「サプライズゲスト」を最低の使い方で浪費し、最低のライブをつくりあげた
かの4thライブさえも凌ぐ、「ミリオン史上最低の周年ライブ」となってしまったとさえ言えます。

各地方公演、そしてこのSSAで「39人フル出演」を実質2回叶えることができた、
その奇跡的な状況をこうして無駄にしてしまった、というのはあまりにも無残すぎます。

メンバー絞りに定評があった無能ディレクターが去り、「基本的には全員出演」が
叶うようになったとはいえ、種田さんや小笠原さんのような理由もあれば
(実際には小笠原さんは何も欠場はしていませんが)、斉藤さんの理由もあり、
今後も同じように39人出演が叶うとは全く限らない、というよりもその可能性の方が低い、
という現実をどこまで理解してこのザマとなってしまったのか
、本気で理解に苦しみます。

まぁ765ASにおいても本人たちのやる気があることを認知しながら、
加齢し続けて具体的なライブパフォーマンスに明らかに影響が出る領域になりつつある、
という現実を理解できていないのか、する気もないのか、何もやらずに放置しているのが
アイマス大本営なので、ミリオンにおいても何も理解しないし、できないのでしょう。

その全てが演出家であるJUNGO氏一人のせい、だとは言いませんが、
映画の監督同様に「最高責任者」なのがライブの演出家のはずで、このようなザマを続ける以上、
彼が降板するまでは彼に批判が集中するのも当然だし、必然
だとも思えます。
もちろん、そんな人物を起用し続けるバンナム自体が大問題なのは言うまでもありません。

ライブがダメならゲーム他で…と思いたくともそれすら厳しい、としてしまったのが
今回の6thライブでもあり、そのことがミリオン自体の未来を暗くしてしまっているのです。


曇りしかない空へ Fly high!!!

「ミリオン史上最低のライブ」であった4thも、ミリシタという明るい未来を最後に見せたことで、
ライブ前から漂っていた閉塞感、ライブ自体に感じた不満感は吹き飛び、
「終わり良ければ総て良し」ではないですが、気持ちは前向きになれました。

しかし今回は、ライブ自体が4th並み、あるいはそれ以上に酷い有様となり、
明るい未来さえも提示されなかった、ということで、状況は非常に悪いと言えてしまいます。

もちろんそれは、ミリシタが安定軌道に入っているから、ということもあり、
これまで実質封じていたASの扱いを解禁し、AS曲の随時追加、ソロ曲の追加、
新ユニットの登場、という形でこれまでとは違う展開もできていると言えばできています。

今回の発表でもあった玲音の登場は「ゲストコミュ」という新枠によるもので、
その枠にこれからまた新たなゲストが、となるのは確実で、そこにも期待は持てます。

そして39人同時ステージ、というのは当然一つの大きな期待であったわけで、
それが現実的に見えている、というのはもちろん前向きな話と言えます。

しかしながら、結局一つのプラットフォームに集中した話にしかなっておらず、
それを基盤、「ホーム」としてCD発売なども含めて多角展開している、とは言っても、
そのホームから足を延ばさなければ、現実問題として、新規層の獲得を含めた
タイトル自体の拡大、成長に直結するのは難しいというのが事実でしょう。
そもそもミリシタはゲームとして面白いとは全く言えないのですから。

>このツアーに限らず、あらゆる意味で常に何かしらの枷をつけられていたかのような
>歴史を刻んできたのがこのミリオンライブと言っても過言ではないと思いますが、
>だからこそ、それを乗り越えてきた先の物語を観たいと、そうも思えるのです。

>強く地面を蹴って長く助走をとった結果、たどり着いた、叶えた「夢」とは何か。
>その答えが見える公演になることを祈り、挑みます。

これは私がSSA公演前に「展望」の記事で書いた内容になりますが、
残念ながら「先の物語」「夢」は見えない、それがこのツアーの結末でした。
「Flyers!!!」で飛び出した空には雲しかなく、前は何も見えなかったのです。

それでも、その曇り空の中を39人ならば羽ばたき、光指す場所へたどり着ける、
そう感じられたのは、数多の制限によって縛られた今回のツアーでも
各ステージで、その素晴らしいパフォーマンスがあったからこそなのは言うまでもありません。
だからこそ、そんな39人を信じ、こんな運営体制であってもプロデュースを続けたい、
そう思えるのが、現在の私の心境で、スタンスになります。

現実が厳しければ厳しほど、運営が無能ならば無能なほど、
自分がプロデュースするアイドルをより輝かせたい、羽ばたかせたい、と思える事こそ
「アイマスのプロデューサー」ならではでもあり、ある意味神髄とも言えるわけで、
そう思えるという構造を生み出したこと自体がアイマスというコンテンツ最大の肝であり、
そうである以上、全てはバンナムの掌の上、というのが実際のところですが、
そんなことは10年以上前からわかっていて、分かった上で踊り続けているのです。

「アイマスは人生」、もちろん趣味というカテゴリーのなかであることは大前提ですが、
しかしそのカテゴリーの中で、笑い、泣き、怒り、悲しみ、苦しみ、喜び…そういった感情を
揺り動かされる、という事自体ができており、だからこそ「人生」とも言えるはずです。

曇りしかない空へ飛び出した39人と共に、そしてもちろん13人とも共に、
見えない未来へ突き進む、それが765プロのプロデューサーとして、
今私があるべき姿だと、そう思っています。

そう、何があろうとも、私が765のプロデューサーである、あり続けられる、
それができる源泉はまさにこうも言い換えられます。

永遠に続いてく情熱なんだ


ミリオン6thライブツアー総括 前編

kage

2019/10/01 (Tue)

この約半年、4会場8公演で開催されたミリオン6thライブツアー、
最後はこのツアー全体についての総括記事で締めたいと思います。


出演者

仙台でエンジェル、神戸でプリンセス、福岡でフェアリーと、
3属性に分かれて3会場2公演ずつ行われた地方公演では、
全公演、各属性13人ずつのフルメンバーが出演しました。

そして迎えた追加のSSA公演では、2公演両日で各属性2ユニットずつ、
1日目は計19人+ゲスト5人、2日目は計20人+ゲスト3人、
という構成で、全39人が3公演~4公演に出演することになりました。

「全員(当時37人)出演」だった前回の周年ライブツアー、3rdは7公演もあったのに、
約半数となる18人が1公演限り、一方で出演の多いメンバーだと4回、5回、6回、
となっていてバランスが著しく悪く
、このツアーで初の周年ライブ、どころかアイマスライブ出演の
メンバーも複数いたとはいえ、いくらなんでもこれはないだろ…
としか言えない状態だったのと比べると、今回の6thは相当改善されています。

とは言え地方公演では「優遇ユニット」的にカバー曲を2曲担当するユニットもあり、
SSAのゲストも1曲のためだけの出演だったとはいえ「差分」となったのは事実で、
「担当楽曲数」で言えばバランスを完璧に取れたわけではありませんが、
それでも3rdと比べれば雲泥の差、というのは明らかです。

少なくとも表面上の数字の上では、非常に望ましい状態であった、というのは確かで、
だからこそ、その体制で開催された肝心のライブの中身が…というのはこの項では触れませんが、
ともかく、「出演者」に限って言えば事実上過去最高の完璧な布陣だったのは確かです。

そんな出演者の中で特に印象だったメンバーを…と考えても、一人3公演も出演しながら
ソロがたった1回ポッキリ、という構成のせいで一人ないし数人にさえ絞ることができず、
ではこのライブの根幹であった「ユニット」として印象的だったのは、と考えても、
一長一短というか、演出の粗がユニット自体のマイナス印象にも繋がってしまい、
中々「これ」というユニットを1つないし数個に絞る事さえできません。

ただ、そういう印象になったというのは、要因自体は望ましくないものであるにせよ、
「全員平等」を掲げる自分にとってはミリオンライブというタイトルが、
自分にとってある意味理想の状態になってきている
、ともいえるわけで、
それ自体は決して悪い事だとは思えません。

もちろん絶対的なメンバーが1人だけいて、その脳内地位に揺らぎはないのですが、
しかしその一人だけに依拠することなく、他の38人も、と思える状態になったのは、
大阪と幕張の2会場のみ現地参加だった3rdと、
仙台、神戸、福岡、そして埼玉の4会場全て現地参加を決めた、できた、
という今回の6thでの結果を比べれば明らかで、これは自分的には良い形なのです。

もちろんそうなったのは6thになって急に、なんてことではなく、3rd以降、
4th、5th、もちろん周年ライブ以外の様々な出来事を経て、という事ではあるのですが、
自分の中で真に38人が1人並び立てた、と確認できたのは大きな収穫でした。

そうした個人的な話を別にしても、「39人揃い踏み」が実現したという意味では、
この6thツアーは間違いなく意義のあるものであった
と思います。
…しかしその意義は踏みにじられ…というのはこの項ではやめておきましょう。


物販

ライブ物販はアイマスライブでは恒例となっていますが、
しかし十何年、何十回ライブ開催=物販開催を行っても、
その需給の読み方が絶望的に下手で、基本的に物力が足りない
、というのが
これまでのお決まりとなっており、今回も全く期待していませんでした。

しかしながら蓋を開けてみれば、特に需要が高く、かつ供給も少ない、
私としても実質唯一の必須アイテムである「限定CD」が開幕の仙台から売り切れることなく、
最後のSSAまで残っていた
、ということで大きな改善を感じられました。

もちろん、それ以外のグッズにについては、地方3公演共通商品ながら、
最後まで早期売り切れが続いた商品や、その会場限定で早期に売り切れ、
というものもあったことから、完璧だったとは全く言えません。

とは言え、トータルで見れば今までよりは大分マシ、ということで、
ミリオン6年目、アイマス14年目で進歩が見れたのは良かったと言っていいでしょう。

もっとも、これ程やって、ここまで来てようやく、というのはやはり異常ですし、
今回が良かったから次回も良い、なんて保証は一切ないのですけどね。

物販について観点を少し変えると、ユニット別のグッズ、というのが随分と多い、
というかそれがメインとなっていて、その意味で、ユニットを軸としたツアーは、
グッズ開発・販売という意味を含めて「売りやすい」展開だった
のだと思いますし、
その意味で非常に商業的だな、と思えるところもありました。

もちろんライブツアー自体、というかアイマス自体が商業以外の何物でもないのですが、
それをより露骨にした感じというのを、悪印象とまでは言いませんが感じられました。

こうなると既に始動している次のシリーズMTWはどう売ってくるのか、
どう推しだしてくるのか、というのは物販だけに限らず、この先のミリオン、
ミリシタの展開としても非常に気になるところになります。


新情報

こちらもライブ恒例の新情報発表ですが、ツアーという事で地方公演で出てきたものは
インパクトの弱い、それこそ生配信どころかミリラジで発表されるレベル、というものばかり。
当初千秋楽とされた福岡でミリシタのアジア展開、というのがせいぜい大きめで、
ライブ本編で披露されなかった「Flyers!!!」のMVでの初披露、
そしてSSA公演自体の発表、というものが最も大きなもの
に留まりました。

そして迎えたSSA公演で出てきたものは、前の記事で書いたばかりの通りですが、
「今の延長」であり、全く新鮮味のないものばかりでした。

それをもう少し細分化してみていくと、やよいのソロは「キラメキラリ」、というのは
予想通りでしかなく、玲音の登場についても事実上の既報でしかありません。
バラまきキャンペーンや衣装追加、一部歌い分け、有償特別ガシャ、
特別コミュといったものの追加、というのも何一つ新鮮味のあるものではないでしょう。

ライブの振り返り展示会、というのは多少なり新規性はあると言えますが、
インパクトのあるイベントかと言うと、そういうものでもありません。
コスチュームブックやウエストポーチといった開催記念商品は当然、
ツアーのBD全公演発売しかり、このSSA公演のディレイビューイングしかり、
「このライブの延長」の中に全て括れてしまうものでしかないですしね。

その意味ではクルーズイベントは多少違う路線と言えばその通りですが、
シンデレラの前例がある以上、驚きのあるイベントでは全くありません。
価格はやはりそれなりにしますし、個人的にはノータイムで応募を決めるメンバーも不在
(上と言っていることが違うぞ、というツッコミはその通りですが、イベントの性質上…)、
ということもあって中々手は伸ばしにくいですがしかし…難しいところです。

そして7thライブについては散々言っている通り、デメリットしかない野外、
出演メンバー未確定、という現時点の情報を、この無様な6thツアーを受けて
提示されても、正直全くモチベーションは上がらない
、となってしまいます。
この6thも4会場すべて現地参加したわけですが、7thについては
1会場2公演ぽっきりでも前向きになりにくい、というほどの心境なのが現状です。

ここまでくると、「39人フル出演」よりも「演出家の降板・交代」の発表のほうが
モチベーションはよっぽど上がり、現地参加意欲が高まる
、そう断言できます。

いずれにせよ、「今の延長」の発表でしかなく、
「次のステージ」が提示されなかった今回の発表ははっきりと不満が残り、
ミリオン自体の未来に不安が残る、そうなってしまったのです。


次回が長々と続いた6thツアーの記事のラストです。

ミリオン6thライブ SSA公演 総括

kage

2019/09/30 (Mon)

SSA追加公演をもって6thツアーは閉幕、となりましたが、
まずはこのSSA公演に絞っての総括を書きたいと思います。


ライブ内容

「再演」と最初から宣言はされていたわけで、それを考えれば、
各ユニットの持ち歌2曲ずつ+カバー曲も、という構成がそのまま、
となる事自体は違和感はないし、間違いであったとも思いません。

しかしながら、そのカバー曲がユニットによって変わったり変わらなかったり、
というあたりで全く統一されていなかったのは残念でしたし、
何よりそれにより、地方公演での後半パート、ユニット混在曲+ソロ曲、
というパートが消滅した、ということで、ボリューム感も失ってしまった、
というのは致命的と言っていいほどライブの構成上問題であった
と感じます。

もちろん、メドレーででも詰め込まない限り、ソロ曲をやる余裕がないのは
最初から分かっていましたし、後半パートに固められていたユニット混在曲は、
属性の異なる2ユニットでのコラボ曲で実質的にはフォローされていた、
ということで理解はできます。

また、さらにゲスト曲ということで、本来その日の出演者ではないメンバーを、
ゲストとして呼んででもオリジナルフルメンバーを揃える
(ただし「Justice OR Voice」は除く)、ということでバリエーションを広げたかのようでしたが、
実際のところこのゲスト曲は、ライブ構成の中で明らかに浮いていて、
各曲終了後にゲストメンバーが簡単に挨拶、というのも無理やり感満載で、
挙句の果てにはゲストのいなかった「White Vows」ではそれもないことで
更に違和感が増す、というどうしようもない有様
となってしまいました。

「(大型)ライブでの未披露曲をオリジナルメンバーで、やって欲しい」、
という声は運営側に届いているのは間違いなく、それを叶えたと言えばその通りですが、
しかしこれではただの「ノルマ消化」でしかなく、実質同じ位置づけであった
4thのサプライズゲストと同等、あるいはその「やっつけ感」まで含めれば
それ以上にタチの悪い、非常に残念な初披露ステージとなってしまった
と感じました。

しかしそれよりタチが悪いのは、2日目ラスト、オオトリとなったユニットが
ピコピコプラネッツであった
、という事は言うまでもありません。
何をどうやって「Get lol! Get lol! SONG」をラストにして盛り上がるつもりだったのか、
ハッチポッチの悪乗りをここでなぜか復活させての「フェスタ・イルミネーション」は
本気で面白いとでも思って設定したのか、残念ながら理解することは不可能です。

ただ単に、STAR ELEMENTSとピコピコプラネッツを逆に、
「赤い世界が消える頃」と「フェスタ・イルミネーション」を逆に、
それだけでも印象は全く異なったはずですが、そうはならず、こうなってしまったのです。
(衣装替えの問題もなくはないでしょうが、それは後付けの問題で、どうにでもなったはずです)

その「赤い世界が消える頃」を含め、各楽曲を切り取ってみれば、
やはりパフォーマンス自体は素晴らしかったのは言うまでもない事なのですが、
それをそのままダイレクトに堪能する、楽しむことが出来なかった、
というのは無駄な演出、構成がただ足を引っ張ることにしかなっていないから
です。

それはこのSSAに限った話でも、もっと言えば6thに限ったことでもないわけですが、
どういう契約なのか、いつまでもデカいツラで居座り続ける無能演出家が消えない限り、
この苦行は半永久的に続いてしまうのでしょう。
「無能演出家が消える頃」は果たしていつになるのでしょうね…。


新情報

当初千秋楽と思われた福岡公演で、このSSA追加公演を発表したこともあり、
それ以外の新情報を出し惜しんだかのように思え、
さらにこのSSA公演直前の生放送で「感謝祭」という大型イベントを発表、
ということも、このSSAでの更なる大型発表が控えている、と思わされましたが、
蓋を開けて見れば、「今の延長」でしかない、新鮮味のないものばかりでした。

ミリシタに関する発表内容はそれこそ生放送でやるべきレベルの話のみで、
クルーズイベント、というのもシンデレラの前例もある以上パンチはなく。
ディレイビューイングや全公演BD発売、などは「あっそう」で終わる話です。

その中で最大の発表だったはずの7thライブも、周年ライブで次の周年ライブの発表、
って何回目だよ、としか思えませんでしたし、屋外会場、と言われても
デメリットしか感じず、せめて「西武ドームで39人揃い踏み」くらいでないと、
ここで発表する意味も意義もないレベルだった
と言わざるを得ません。

結局アニメ化や新アプリ、コンシューマなんて大型発表は全くなく、
新コミカライズのような「横幅」を少しでも披露げるような発表すらなく、
「MUSIC JOURNEY」「さかしまの言葉」を収録するCDの発表さえもない、
ということで、何もかもが足りない、と言っても過言ではないものとなってしまったのです。

もちろん、現在ミリシタが安定軌道に乗っており、そこをそのまま進める、
というのが必ずしも間違いではない、というか、言ってしまえば
「あと一年はこのまま行ける」という状態だと宣言したとも言えるわけですが、
果たしてそれでいいのか、ともやはり思えてしまうのです。

もちろん発表済みの感謝祭、あるいはそれ以外の場でも、7thまで大型発表がない、
と決まったわけではないですが、しかし周年ライブというのはやはり特別で、
属性別に3会場6公演を経て、39人揃ったこのSSAという大舞台だからこそ、
何か明確に「次」を示すものが必要だったし、欲しかった
と思うのです。

ライブでは無能演出家の横暴が続き、ゲームは安定軌道という名の停滞路線へ、
ということではこのミリオンライブというタイトル自体の未来が暗い、
と感じざるを得ないわけで、非常に残念な最終公演となってしまいました。


6thツアー自体の総括へと続けます。

ミリオン6thライブ SSA公演 レポート その6

kage

2019/09/29 (Sun)

20.Justice OR Voice
(香里愛美小笠原)

最後のゲストユニットはもちろんこちら。=平田さん抜きの4人で、
と最初から発表されていましたが、サプライズゲストなんてものもなく4人で披露。

ジェネシス3、ネメシス1、とアンバランスにはなりましたが、バックにネメシス1人、
フロントにジェネシス3人、という立ち位置となったことでそのバランスも締まり、
バトル感も感じられましたが、何より、ライブ初披露となったこの曲で、
その世界をしっかり表現しきってくれた4人のパワーが素晴らしかった
と思えました。


21.ピコピコIIKO! インベーダー
(ピコピコプラネッツ)

当然と言えば当然ですが、こちらが最後のユニット、となりました。
この位置でさえなければもっと楽しめたであろうこの曲も、
この位置となったことで素直に楽しめない、というのは残念極まりませんでした



22.スマイル体操
(ピコピコプラネッツ)

仙台公演の時にグダグダとなり、にもかかわらずカバー曲を複数変えてきた
この公演でもMCからの流れを含めここは全く変えない、という理解不能な構成。
ただでさえ狭い座席内で動きを強要、というのが既に異常だったわけですが、
それを何一つ改善せずにここでもやると誰が思うでしょうか。

この公演自体が本当に何もかも「再演」だったのならまだ理解の余地もありましたが、
変更点もあった中であえてここだけそのまま残す、というのは意味不明で、
曲に対する、4人に対する冒涜とすら思え、悲しくすらなりました


23.Get lol! Get lol! SONG
(ピコピコプラネッツ)

こうなるともちろん最後はこの曲、スローテンポながらバラードというものでは全くなく、
ではテンションが上がる曲かと言うとそうでもない、というライブの扱い上難しいタイプ、
というのは曲自体がそうなのだから仕方ないのですが、しかしここでこれでは…。

輪唱が美しい、というのは仙台でも感じられた事ですが、
それ以上に「なんでこうなった」という思いのほうがずっと強くなってしまう、
非常に残念でならないステージ
となってしまいました。


24.フェスタ・イルミネーション
(Escape・ピコピコプラネッツ・諏訪)

最後の2ユニット曲の組み合わせは当然こちら、となるのはわかっていましたが、
衣装が「電飾」という共通点があるとはいえ、そのままこの曲をこのクライマックスでやるとは…。

ピコピコプラネッツはともかくEscapeには全く合っていない、という意味で
ここまでの5パターンとも異質になっているのも違和感しかありませんでしたし、
最後の最後にオリジナルの諏訪さんが登場して「フェスタの終焉」で締める、
というくだらなさも含め、アイマスライブ史上最低の(全員曲除く)フィナーレ、
と言わざるを得ないステージとなってしまったことに、涙すら出そうになりました



25.DIAMOND DAYS
(Charlotte・Charlotte・STAR ELEMENTS・夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-・Escape・4 Luxury・ピコピコプラネッツ)

1日目同様に全員が揃って披露されたのはこちら、となりましたが、
前曲までの流れを癒す効果よりも、1日目も含め、明らかに披露過多、
という印象をより強く感じてしまったのも、全体の構成の粗としか言えない
でしょう。


26.UNION‼
(Charlotte・Charlotte・STAR ELEMENTS・夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-・Escape・4 Luxury・ピコピコプラネッツ)

一旦の最後はもちろんこちら。
ここまで来れば良くも悪くも落ち着けるもので、3属性揃ってのこの曲を、
1日目とは全く違うメンバーで、ということを楽しむことはできた
と思います。


アンコール

2日目のアンコールでもライブ映像のハイライトを流してから社長登場で新情報を、
という流れは全く同じで、最大のポイントはその新情報の中身でしたが、
ミリシタでの6thライブSSA公演開催記念キャンペーンが複数(字が細かくて
モニターが遠くてよく見えない)、39人ステージが開発中とのことでデモの公開、
このSSA公演のディレイビューイング、6thツアーBDの発売、
そして7thライブの発表、というものになりました。

7thはアイマス初の野外、ともされましたが何も嬉しくないですし、
39人揃い踏みという情報もなく、ミリシタも想定の範囲内だけ、ということで
ハッキリ言って期待外れ、と言わざるを得ないものとなり、
ライブ本編で落ちたテンションを全く回復はしてくれませんでした。


E1.Flyers!!!
(Charlotte・Charlotte・STAR ELEMENTS・夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-・Escape・4 Luxury・ピコピコプラネッツ)

アンコール開けは1日目同様に当然この曲。
センターステージに登場するセンターは当然山崎さん…ではなく麻倉さん、
という事に驚きもあり、また全体の構成は1日目と変わらず、39人揃い踏みなんてこともなく、
となりましたが、やはりこの曲がこの公演で、というのは格別で、
そのステージを楽しむことはできました



MC

ここで最後の一人ずつの挨拶に。
全体的に涙もほとんどなく、スムーズに進行していく流れとなりましたが、
その中ではさんの「有佐ちゃんと歌えて良かった!」が印象的でした。
また、1日目、特に田所さんがトリという立ち位置に想いを強くしていたのに対し、
ピコピコプラネッツのメンバーは誰一人としてそのことには言及しなった、
というあたりで悪い意味での温度差というか、本人たちの納得感もないのでは、
と思わせられてしまい、実際に発された発言よりも重く印象的に感じてしまいました。


E2.Thank You!!
(Charlotte・Charlotte・STAR ELEMENTS・夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-・Escape・4 Luxury・ピコピコプラネッツ)

最後の最後はもちろんこちら。
「終わり良ければ全て良し」では正直全くないのですが、
少なくともこの場、このステージだけはそれを感じたいと思いましたし、
それを感じさせてくれるフィナーレには20人でしてくれたと思います。


閉幕

これにてSSA公演2日目、そして6thライブツアー自体も閉幕、
ということで、1本締めでのフィニッシュ、となりました。

ライブ構成からも新情報からも気持ちも晴々、
というのとは真逆の心境で会場を立ち去る事となりましたが、外に出てみれば、
この2日目開幕までは曇りに留まっていた天候も雨へと変わっていた、
という事実が、まさにその心境をダイレクトに表していたと言っていいでしょう。


総括へと続きます。


ミリオン6thライブ SSA公演 レポート その5

kage

2019/09/28 (Sat)

9.ミラージュ・ミラー
(Charlotte・Charlotte)

3組目は前曲の「ラスト・アクトレス」と入れ替わるようにセンターステージに登場した
こちらのユニットでしたが、最初の楽曲は神戸公演とは異なるこちらでした。
マイクの問題なのか、郁原さんの声がやや細すぎると感じるところもありましたが
持ち歌2曲のうち、より強さのあるこちらの曲をしっかり歌いきってくれました。


10.魔法をかけて!
(Charlotte・Charlotte)

地方公演でカバー曲2曲を担当したユニットは別の1曲に差し替えるというパターンか、
と思わせておいてなぜかここは変わらずこの曲となりました。
もちろん曲の持つ可愛さを2人でフルに表現、というのは出来ていたと思います。


11.だってあなたはプリンセス
(Charlotte・Charlotte)

結局カバー2曲目があるわけでもなく、最後にこの曲となりました。
神戸では人形ケースから登場、となったのに対し、ここではそのケースを
夜想令嬢の4人が用意して、2人はそこに入っていく、という流れになっていて、
神戸から続いた人形劇がここで正式に完結、というストーリーになっているのは理解できましたが、
だとすると神戸公演からこの日までの数か月は何をしてたの感もありつつ、
最後まで二人は二人の世界をしっかりとつくり上げてくれたとは思います。


12.I.D~EScape from Utopia~
(Escape)

4組目のこちらは福岡同様、こちらの曲からのスタート、となりました。
センターステージから登場し、ロボット的なダンスを披露しつつ、
間奏では3人連なって花道を進行してメインステージへ、という流れは
アンドロイド感抜群で、曲の雰囲気、ユニットの雰囲気をしっかりと感じられました



13.Melty Fantasia
(Escape)

こちらのユニットも地方公演ではカバー曲2曲担当でしたが、そのうち「Mythmaker」が
披露されたこのタイミングで、そのまま持ち歌の「Melty Fantasia」に入っていきました。
5th、福岡公演に続いて、ということで新鮮味というものは全くありませんでしたが、
だからこそ、安定感のある、アンドロイド的なパフォーマンスとして完成されていたと思います。


14.LOST
(Escape)

最後はやはり福岡公演同様のこの曲、となりました。
感情のないはずのアンドロイドがここで感情を溢れさせる、という曲であり、
福岡同様のステージでの倒れこみも含め、再演、再起動となった
3人のストーリーが完結する
という表現をしっかり感じられました。


15.White Vows
(末柄野村山口高橋香里)

ここで2つ目のゲストユニットが登場。MTGでもMTWでもない
特別なユニットとして、ここでこの扱い、ということになりましたが、
「この5人のユニット曲とはしない」とされたのとは裏腹に、
オリジナルの5人がしっかり揃い、その世界観を表現するパフォーマンスを
魅せてくれたのは良かった
のですが、だからこそ、
衣装もやはりシャイニートリニティよりも…とも思えてしまいました。

また、このユニットは全て2日目出演者で構成されていたため、
ゲストユニットステージ後のゲストの挨拶、というものも全くなく、
ただいきなり1曲やって終わったらオシマイ、という非常に雑な扱いになったのも残念でした。


16.Episode. Tiara
(STAR ELEMENTS)

5ユニット目、残るユニットを考えれば当然「ピコピコプラネッツ」だろう、
とサイリウムを用意していたら、モニターに映し出されたのはまさかの「STAR ELEMENTS」。
何かの間違いかと思いましたが、間違いではなく、3人が登場してこちらを披露しました。

「正統派」の楽曲を制服風衣装で、という可愛らしさは非常に魅力的なのですが、
その魅力をしっかりと堪能できない程にショッキングな構成となったことがただただ残念
でした。


17.私はアイドル♥
(STAR ELEMENTS)

神戸でのカバー曲は1曲だけでしたが、それを入れ替えてこの曲に、
というのもまた意味が分からず、困惑させられることとなりました。

もちろん、神戸ではCD未発売で、ユニットの世界観が伝えられる前だった時と、
今とでは見せかたが違う、というのは理解できますが、そういう問題でもないでしょう。

もちろん、曲自体はコール部分も含めて楽しく、可愛く、であり、
それを3人でしっかり表現してくれたとは思いますが、
やはり純粋に楽しめる構成でない、という状態であったことが残念
でした。


18.ギブミーメタファー
(STAR ELEMENTS)

最後はもちろんこの曲。完全初披露となった神戸公演と条件は全く異なる、
ということもあり、木戸さんの煽りも含めて、非常に盛り上がるステージ
になりましたが、
個人的には、「ここまできたらもうヤケクソ」という気持ちが一番になったうえでの盛り上がり、
となってしまったという意味ではやはり残念でした。


19.赤い世界が消える頃
(STAR ELEMENT・夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-)

いつかどこかで木戸さんと種田さんが一緒にこの歌を、とは期待していましたが、
それはここでこの形で叶う、という事となりました。

一見すると全く個性の異なる2ユニットも、この曲ならばバランスがとれる、
というのも確かでしたし、非常に見応えのあるステージだったとも思いますが、
それ以上に、曲後のMC、やはり木戸さんと種田さんにとっても大きな1曲だった、
ということが示された事が、ライブパフォーマンス自体と同等以上に印象的で、
心に残るシーンとなった
ことは間違いありません。


次回がライブ本編のレポートのラストです。