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シャイニーカラーズ1stライブBD 発売!

kage

2019/11/19 (Tue)

先日こちらのBDが発売となり、私も購入し、全編視聴が終わりましたので、
いつものように書いておきたいと思います。


BD仕様



まずはライブ自体の概要についてざっくりと。

2019年3月9日、10日に舞浜アンフィシアターで開催されたシャイニーカラーズの1stライブ。
2日間で3公演となり、出演者は4ユニット16名全員で統一、セトリ等構成も同じ、
ということで、下手に冒険せず、経験値を積み上げるという意味でも、
1stらしいライブ構成ではあった
と思います。

そんなライブのBD化にあたっては3公演目のみが収録、ということとなり、
これは近年のアイマスライブでは珍しい構成であり、勿体なく感じるものでもありました。
例えセトリが全く同じでも、やはり1公演ずつモノは違うわけで、
「ライブは生き物」なんて表現もありますし、出演者自身がそれぞれの公演で心境が違った、
とも語っているのも踏まえれば、残念という他ない判断に思えます


もちろん、公演が3倍なら編集作業等も3倍のはずで、コストパフォーマンス等を考えて、
ということでこのような仕様になったのだとは思いますけどね…。

その代わりに、でもないでしょうが、ミリオンでは切り捨てられている新情報発表シーンが
収録されていたり、開演前の諸注意等が、「ALL PLAY」の中に含まれていたりと、
1公演分をしっかり見せようとはしている
と感じられました。
それでいて無駄に長かった暗転は恐らくカットされ、アンコールのコール部分も
カットされている、ということで、見やすさも考慮に入れているようでもありました。

また、3公演で決定的に異なっていた朗読劇については特典ディスクで2公演の
2パートずつ、計4パート分きちんと収録され、「差分」のフォローも出来てはいます。

その特典ディスクにはメイキング映像も含まれていますが、ミリオンにはない
リハーサルからの映像が含まれていて、正しく「メイキング」だと感じられましたし、
本公演も3公演分収録され、一部ではありましたがステージ映像もあったことで、
本編での不足を補う要素もあったのでは
と思えます。

ただ一方で、舞台裏のわちゃわちゃ感は比較的薄く、ちゃんとしたインタビュー形式、
というパートの方が多めにも感じましたが、これは1stだからこそ、
そもそも舞台裏でカメラアピールしている余裕はない、という事だったのかもしれません。
まぁこの辺りのバランス感は好みの問題で結構印象は違うのでは、とも思えますけどね。

さらに特典ディスクには「チーム対抗3番勝負」なるバラエティ映像も収録されていて、
これは所謂「いつもの」的なバラエティで、アイマス感は特にないのですが、
全ユニット全メンバーきちんと揃っていたことはシャイニーらしく良かった
と思いますし、
チーム=ユニットではあったのですが、ユニットを超えての個々人の関係性が見える部分もあり、
その意味でも見ごたえはあるとは思えました。

それに加えてアソビストア限定版では特典ディスクがさらに1枚追加されており、
これはサマーパーティーのクイズでも使われた映像のフルバージョンとなっています。

ただでさえ1公演分のBDとしては高額と思えるこの1stBDの価格が1.5倍に、
という強気の価格設定の特典であり、私も頭を抱えさせられましたが、
みすみす映像特典を見逃す、という選択肢もないと判断し、やむなくこちらを購入しました。
こういう切り捨てができない無駄な完璧主義が自分(の主に経済面)を苦しめる、
というのはわかっていても切り捨てられないというジレンマがフル発揮した形です。


内容としては、サマーパーティー映像でも使われた初島でのアクティビティの他、
翌日の熱海の商店街での買い物企画など多岐に渡り、2チーム×2日間の大ボリュームで、
トータル3時間20分を超えていて、その意味では価格に見合ってはいるように思えます。

両チームともに、別の仕事で途中離脱メンバーが複数いる、というのは残念ではありますが、
それはそれでまた目新しいユニット感というものを出すことに繋がった、と見ることもできます。

もっともアイマス要素というのは案の定ほとんどないに等しく、
声優バラエティという意味でも「チーム対抗3番勝負」と被ってもいるわけで、
もはや完全に声優ファン御用達以外の何物でもないシロモノではあると思います。

まぁこの企画自体が1stライブに対しての慰安旅行で、その費用をこの限定版を購入することで
支払っている、という体裁だと思い込んでいれば(というか実質その通りでしょうが)、
ファン心理的には納得できるというか、必要以上に高額だとは感じないかもしれませんけどね。
2日間参加しているストレイライトは1st出てないじゃん、というのもまた確かですけど…。

話を本編ディスクに戻すと、オーディオコメンタリーもフル収録されていて、
4ユニット(もちろん全員参加)に分かれて各々のパートを担当し、後半パートも適宜分割、
最後の挨拶は各ユニットが自分たちの挨拶部分を担当、と細切れ感もありましたが、
自分たちのところは自分たちで、というのがやはりベストなはずで、それがしっかりできている
という意味ではベストな配置に思え、また話の内容も真面目なものが多く、
非常に聴き応えのあるものであるのは確かだと思えました。

ということで、アソビストア特典も含めると3ディスクあるわけですが、
本編3時間+コメンタリー3時間+特典3時間30分、限定特典3時間20分、
合計で13時間近いボリュームとなっていて、ライブ自体が1公演と考えれば破格のボリュームで、
その意味では価格にも見合っているのかもしれない
、と思えました。

シャイニーカラーズというタイトル自体がそうではあるのですが、
このライブ、そしてBD仕様に限っても、これまでのアイマスの各タイトルの良いトコ取り、
という構造になっているとは思いますし、1stというのはやはり間違いなく特別で、
それがこうして形として残っているのは確実に意義のあるものだと思えます。

その中で、私としてはやはりライブ本編、「太陽キッス」「Multicolored Sky」あたりが
特に印象的ではありましたし、それがこうして手元で観られるのは非常に有意義である、
と実感することが出来ているのは確かです。


次の空へ

シャイニーカラーズとしては1stで発表されたストレイライトを新たに迎え入れてからも
サマーパーティー、バンナムフェス、感謝祭と大型イベントを立て続けにこなしてきたわけですが、
さらにスプリングパーティー、2ndライブについても開催が決定しています。

そのうちスプリングパーティーの初回抽選は先日発表され、私は無事2日目をゲットできました
この後1日目が取れるかは当然不明ですが、ダメでもまたサマー同様にLVがある、と信じたいです。

更には、この1stBDのアソビストア特典の初島・熱海ツアーの追体験、
という企画が先日のニコ生で発表されましたが、いきなり来月、12/15(日)、16(月)と平日を
含む2日で、しかも声優の参加もない単なるオタク合宿イベントなのに泊まりは破格の5万円超、
というクルーズと大差ない強気の価格設定という衝撃のイベント
も発表されました。

流石にこれはまずいと思ったからか、追加で高山氏の参加や記念品プレゼントなども
発表されましたが、それでも最少催行人員が埋まるかどうかは相当怪しいでしょう。
声優が一人だけでもスポット参加でもするなら話は変わってくるはずですが…。
言うまでもなく、私はこんなものには応募しませんが、動向は注視しておきたいです。
一歩間違えれば、というかこのままだったらアイマス史に残る闇のイベントとなりますしね。

と、こんなわけのわからない企画含め、リアルイベントを連発しまくっていて、
それはそれでどうなのか、ということも先日書いた通りではあり、
シャイニーの今後の方向性についても考えさせられはします。

実際にそれについてはそれこそバンナム、製作陣が考えているはずなので、
結局出たものを享受する以外ない、というのはシャイニーに限らず、
なんならアイマスに限りもしませんが、やはり「プロデューサー目線」的なものは捨てられません


結局具体的にできる事はアンケートへの回答等しかないと言えばないのですが、
可能な限り多くのメディアでタイトルを楽しみたい、ということが結局1番ではあるので、
そういう声を届けることが、プロデューサーとして、でなくともファンとしてでも、
すべきことになるのだろう、とは思います。

それこそシャイニーはまだまだ雛鳥、可能性は無限にあるわけですしね。

プロデューサーミーティング2018BD 発売!

kage

2019/08/05 (Mon)

「発売!」から数日経ち、こちらを見終わりましたので、
これについて簡単に書いておきたいと思います。


BD仕様



まずはイベント自体の概要についてさっくりと。

2018年8月4日5日に幕張メッセイベントホールで開催された、
その1年半前に開催された「同2017」と同形式のイベントになります。

「2017」との最大の違いは、長谷川さんの欠場によるAS揃い踏みならず…
と言っても過言ではない
くらい、全体の構成はほとんど変わっていません。
それこそ、サプライズゲストという愚行が事前発表ゲストに変わった、
という事を含め、2017での問題点は概ね改善されたというのは確かですが、
あくまでも「改善」の範囲で、「変更」でも「刷新」でもないレベルの話です。

要するにトーク+ライブ、という構成なわけなのですが、
同年1月に「初星宴舞」という「歌だけのライブ」が開催された上でのこれ、
ということも含め、2017に比べれば不満は随分と少なくなりました。

そんなこのイベントのBDですが、2017と同じくオーディオコメンタリーはなく、
両日入りの「PERFECT BOX」には「はじまりの場所へ」という、
高橋李依さんが赤羽会館とナムコ中野店を巡る特典映像が付く、
という非常にシンプルな構成になっています。


感想

そんなこのBDについての感想、というのは難しいとこともありますが、
悪い意味でショッキングだった「同2017」、良い意味でショッキングだった「初星宴舞」を
経てのこれ、ということで、最新の765大型イベントながら記憶に残っていたものは極めて薄く、
実際観ても「そういえばこんなのだった」というものに終始する内容
、とも言えてしまいます。

ライブパートにおける「Vertex Meister」や「shy→shining」、
あるいは「Blooming Star」あたりは当日も印象に残った(と、このブログに書いていた)、
というのは確かにあり、今回BDで観ても改めてそう感じるのも確かなのですが、
トータルで見ればどうしてもインパクトは弱くなります。

そんな中最重要なのはやはり2日目最後の挨拶であり、
まさにこのイベント、この日に発表された「MR 2nd」(ただしBDでは発表部分カット)を除けば、
本当に新展開は何もない、という現状、すなわち挨拶時点では「未来」が見えてのものだった、
という事も踏まえれば、その叫びはよりダイレクトに胸に響くことになりました


それはすなわち、初星しかり、このイベントしかり、それ以外での生放送等々でも
散々「やりたい事」を語らせるだけ語らせておいて実際には何もしない、
というアイマス公式のスタンスが腸が煮えくり返る程に腹立たしい
、ということにも
繋がるわけですが、「それがアイマスクオリティ」と思うしかないでしょう。


喪失の向こう側で

まぁ「何もない」といいつつも、ミリシタでのASの出番は増加傾向であり、
バンナムフェスというフェスイベントではありますが、ここにASも出演し、
悲願の「ドーム」に立つ、という予定も事実としてはあります。

一方で、フルライブ程の負担がないであろうこの「プロデューサーミーティング」の
「2019」も、あってしかるべきだった「MRステージ 3rd」も、この2019内には開催しない、
ということが、今年も折り返しを超えた現時点では濃厚です。

唯一の「継続コンテンツ」だったラジオ「アイドルマスターステーション」さえも失い、
765ASの歴史は13年という、AS的には区切りの良い数字で途絶えた、
と言っても過言ではない状態が、まさに「今」なわけで、そこで「14年目」だの
「15年目」に向かってだの言われてもまるで現実味がない、というのは
前回の「14周年ニコ生」の記事でも書いた通りです。

ただ、前述の通りバンナムフェスもありますし、今月にはMTG18リリイベもあります。
私自身、幸いにも前者は無事両日通し券をゲットでき、後者も参加が出来る、
という状態にはなったので、そこで鬱憤を幾分かは晴らせるかもしれません。

崖っぷちを通り越して崖の下に転落した状態ではありますが、
「誰からも知られ愛される存在」こそがトップアイドルというのならば、
そこに向かって、たとえ崖の下であろうとももがき続けさせる、
それこそが765プロのプロデューサーとして今やるべきことだと、そう思っています。

ミリオン5thライブBD発売!

kage

2019/04/22 (Mon)

「発売!」は先週ですが、特典やオーディオコメンタリー含めて
全て観終わりましたので、今回もこれについて書いておきたいと思います。


ミリオン5thライブとは

ミリオンとしての夢の舞台であった日本武道館ライブを4thで達成し、
そこで発表されたミリオン第二幕、ミリシタことシアターデイズの設定を軸に
開催された、ミリオン単独としては最大のステージSSAでの周年ライブ。

全39人中38人が2日間に分かれて出演し、全員が新ソロ曲を引っ提げ、
ミリシタからの新ユニット曲はオリジナルメンバーがメインで、
それ以前からのユニット曲はこれまで担当していなかったメンバーが、
というのを基本とした構成となっていたこのライブ。

5年間で積み上げ磨き上げたパフォーマンスの完成度は素晴らしく
「ミリオン周年ライブ史上最低」と称さずにはいられなかった4thに比べれば
幾分かマシになった演出(とはいえ2日目のセトリや無駄な映像は依然問題ですが)も含め、
「ミリオンの集大成にしてミリシタの第一歩」を描いてくれました。

…しかし、いや、だからこそ、P側、客席側の「なんでもウルトラオレンジ」の量の増加、
という汚さ、見苦しさ、というのは見るに耐えられるものではなく、
特に「青系」のアイドル/ユニット曲でのオレンジ、というのは吐き気を催すほどの醜態で、
「ミリオンの汚点にしてミリシタの罪」も描いてしまったと思えます。


BD仕様

BDとしての仕様はオーソドックスなもので、各日それぞれ個別販売もありますが、
2日分+特典ディスクのコンプリートボックスというのもあり、当然私はこれを購入しています。

全3日間が1枚ずつに収まっていた4thBDに対し、今回は各日2枚、なのですが、
アンコール前後でディスクを分ける、という構成になっていて、
ボリュームのバランス、という意味では完全に崩れています。

とはいうものの、どこかで2分割しなければいけないのなら、こここそが最もキリが良い
というのもまた確かで、バランスの悪さには目を瞑れる仕様なのも確かです。

また、これに伴ってか、アンコール後のディスク2には両日ともにオーディオコメンタリーは
未収録
、となっており、gdgdになりがちな最後の挨拶のところでのコメンタリーをあえてカット、
という意味でも、必ずしも悪い切り捨て方ではないように思います。

もちろん4thのように各日1枚、というのが理想ではあるのですが、
無理に圧縮してクオリティが下がるくらいなら、このほうがマシなのは確かでしょう。


オーディオコメンタリー

ということで、ディスク1にしか収録されていないオーディオコメンタリーですが、
各日4ブロックずつ、ライブの構成とピッタリ合わせての構成になっていました。
具体的には以下の通り。


1日目1組目
山崎はるかさん
小笠原早紀さん
近藤唯さん
中村温姫さん
渡部恵子さん

1日目2組目
戸田めぐみさん
原嶋あかりさん
村川梨衣さん
平山笑美さん

1日目3組目
雨宮天さん
木戸衣吹さん
高橋未奈美さん
阿部里果さん

1日目4組目
郁原ゆうさん
末柄里恵さん
南早紀さん
香里有佐さん

2日目1組目
渡部優衣さん
駒形友梨さん
浜崎奈々さん
藤井ゆきよさん
山口立花子さん

2日目2組目
諏訪彩花さん
大関英里さん
稲川英里さん
上田麗奈さん

2日目3組目
角元明日香さん
小岩井ことりさん
桐谷蝶々さん
田村奈央さん
Machicoさん

2日目4組目
田所あずささん
野村香菜子さん
愛美さん
種田梨沙さん


ということで8組35人が担当しており、基本的には自身のソロブロックを担当、
という構成で、これまでよくあった「ソロの時に本人がいない」という問題に、
そのままダイレクトに対応した
、というものになっています。

ユニット曲まで含めれば対応し切れていないのですが、それはもう仕方なく、
絶対外せないソロを優先、としたことを評価すべきでしょう。

とはいえ、本来は1日目2組目に入るはずの木戸さんがスケジュールの都合で
1日目3組目にまわっていたり、そもそも伊藤さん、麻倉さん、夏川さんは欠場、
ということで、フルメンバーがまたも揃わない、というのは残念でした。
まぁこれもこの人数だから仕方ない、と思うしかないか…。

トークの内容自体は、お得意の食事トークやその場での間食もほぼなく、
真剣な内容が多めだったことはやはり嬉しいところでした。
5年間の成長が最も感じられるのはここかもしれない…
特に、このミリオンライブはやはり、「(声優)ライブ」が大前提、というコンセプトで
元総合ディレクターがオーディションを行った
、とも取れる話もあり、
これはタイトル開始時から散々言われてはきましたが、やはり事実だった、
ということが確認できたのは、収穫としては大きかったと思います。
まぁ今更それを聞いて何が変わるわけでもないのですけれども。


特典

特典BDにはメイキングと「ミリオン進級試験!!」なるバラエティ映像が収録、
という「いつもの」構成になっていました。

メイキングは本当に「いつも通り」という感じで特筆すべきことはありませんが、
意外な組み合わせだったり、表舞台では見えにくい関係性が見える、
というのは今回も非常に良いポイント
だとは感じられました。

バラエティ映像については、坂上氏による「(ミリオン声優に)足りないのは知性」
の宣言を受けて、出演者6人が学力テストに挑む…というありそうでなかったもの。
まぁ結局のところ「いつもの」なわけですが、これはこれで良いでしょう。

ライブ構成自体がスタンダードだったのと同様に、このBDもまたスタンダードな
ものとなっていましたが、それは決して悪い事ではないのは確かです。

ちなみに、アソビストアでの特典として、ハッチポッチに続いて
「ライブ音源CD」が今回もついていて、出演者全員分が収録、ということで、
ハッチポッチの時以上に価値と意義のあるCDになっていたのは何よりでした。


6thライブへ

39人中38人が出演したこの5thは、新人二人も含め、
「誰もがスターで、誰もがエース」、これを証明してくれるライブだったと、
そうライブ自体のレポートの総括で私は書きましたが、
今回のBDを観て、改めてそう感じることができました。

その状態で挑む6thは属性別のツアーとして、
開幕の仙台エンジェル公演はもう目前、という状況になっていますが、
パフォーマンスという意味では一切不安はありません。

しかしながら、ミリオンとは何の関係もなかった「テレビ」なるテーマを掲げ、
5thでも既に取り入れていた「ミリシタオリジナルユニット」「属性別」を
更に徹底的に推す、というコンセプトにはどうしても不安は拭えません。

それはもちろん依然として無能演出家が居座るから、でもあるのですが、
そうした不安に打ち勝てる程のものを彼女たちが魅せてくれるか、
ということこそがこのツアー最大のポイントになる、そうも思っています。

圧倒的なはずの魅力、パフォーマンスを、丸々打ち消しかねない演出、
というのはまさに恐怖以外の何物でもないですが、これが残念ながら現実です。

この現実といかに戦うのか、これはかつてのアイマス三大テーマの一つ、
「戦い」である…というのは流石にこじつけですが、
いかなる戦いでも勝てる力がある、それを信じ、願わせてくれるものを、
この5thで魅せてくれた、それは確かだと思います。

初星宴舞 ライブBD発売!

kage

2019/02/05 (Tue)

先週発売!となり、特典やオーディオコメンタリー含め
全て見終わりましたので、今回も書いておきたいと思います。


「初星宴舞」とは

2018年1月に幕張メッセイベントホールで開催された、765AS単独の歌だけのライブ。
丸一年前の2017年1月のプロデューサーミーティングでの「歌だけのライブがやりたい」
という今井さんの叫びを叶えたライブでもあり、9th以来3年半ぶりの単独ライブ、
という意味でも非常に価値があり、意義のあるものだった
ことは間違いありません。

また、ライブの中身としても、発表は何年も前ながらもライブ披露がされてこず、
ここが初披露となったMA3ソロ曲や、最新のMPユニット曲、久々となった定番ソロ曲、
そして初めて、ないし数年ぶりにオリジナルメンバーが揃ったユニット曲と入り乱れつつ、
セットリスト自体はかつての「王道」をなぞる構成で、かつ無駄な演出もほぼなく、
ここ数年のライブに対する不満を払拭するには十分な完成度のものでした。

その完成度はかの7thにさえ匹敵し、溜まりに溜まったフラストレーションを発散した、
という意味まで含めれば同等以上の満足度さえ感じられた
、と言っても過言ではなく、
それゆえこのBDの発売も非常に楽しみだった、というのは言うまでもありません。


BD仕様

BDの仕様としては極めてスタンダードなもので、各日ディスク1枚ずつに加え、
「絢爛装丁版」には特典映像BDに加え、このライブで初披露となった
「THE IDOLM@STER 初星-mix」のロングイントロバージョンのCDも付属、というもの。

ライブ自体が決して長くないものだった(アイマス比)ということもあってか、
各日1枚に収まっている、というのは単純に見やすく、ありがたいつくりに感じられます。

また、全編オーディオコメンタリーが収録されていて、以下のメンバーで行われています。


1日目前半
たかはし智秋さん
釘宮理恵さん
長谷川明子さん

1日目中盤
仁後真耶子さん
若林直美さん
下田麻美さん
沼倉愛美さん

1日目後半
中村繪里子さん
今井麻美さん
平田宏美さん
原由実さん

2日目前半
仁後真耶子さん
若林直美さん
下田麻美さん
沼倉愛美さん

2日目中盤
中村繪里子さん
今井麻美さん
平田宏美さん
原由実さん

2日目後半
たかはし智秋さん
釘宮理恵さん
長谷川明子さん

3チームに分け、各日も3パートに分けて両日を担当、という構成になっていますが、
そもそもライブは大きく4ブロックに分かれていたために、パート分けの切り方も微妙で、
しかもそれぞれのソロ曲があるパートを担当しているわけでもない

という構成なのはいかがなものか…と感じてしまいます。
この点においては完全に7thのBDが優れているところ、ですね。

とはいえコメンタリーの中身自体は非常に貴重な話もあり、
自身のソロが別パートの場合も、どこか別のタイミングでそれについて語ったり、
当日の裏話や楽曲への姿勢のような話もあり、というものとなっていましたが、
なんといっても「765ASの今後」について触れている部分も多々あり、
このコメンタリー収録の18年12月時点では「何もない」と言える状態である、
ということも事実上明かされるような話も
ありました。

しかしそれと同時に、何も未来が見えないからこそ、夢を語れる、
ということもあったり、ここに来てのメンバーのモチベーションの高さ、というものを
感じられる話も多々あり、その意味では非常に嬉しくも思えました。

また、若林さんが実際にコメンタリー内で自らの実年齢をあげた上で、
「声が出る限りは律子を続けられるが、今のライブパフォーマンスは何年も維持できない」
といったような話もしており、単に夢を語るだけでなく、現実もしっかりと見据えて、
というものとなっている以上、これを運営サイドは真摯に受け止め、
限られた時間の中、できる事をできる限りやる、という姿勢を見せてもらいたいもの
です。

また、BD自体に話を戻すと、特典映像として「ぽかぽか NEW YEAR ~ある日のお正月の風景~」
というものが収録されていて、仁後さん、若林さん、下田さん、長谷川さんの4人が出演し、
初詣に行ってお参りをしたり、おみくじを引いたり、羽根つきをしたり、
坂上邸でカルタをやったり…という茶番劇、もといバラエティ映像となっています。
…新春に坂上氏が不在、というネタは、年始のミリシタニコ生での収録映像の仕事をしていたため、
というところに直結していたとしたら、無駄に手の込んだ設定ですね…。

なんにしろ、バラエティ映像として、それ単独でも面白いと思えるものでしたが、
やはりここでも「これまで」だけでなく「これから」についても話をしていて、
今後についてのモチベーションの高さ、というものをしっかり感じられるものとなっており、
その意味でも有意義なものとなっていました。

コメンタリーにせよこの特典映像にせよ、具体的に何を話すか、ということについて
事細かな台本があるとは思いませんし、それ故に本心に近い話をしているはずで、
そのうえで「これから」について熱く語っている話が出ているわけで、
それを実際に収録し、商品として世に送り出している運営が、その思いを無下にする、
ということは決してあってはならないし、許されないこと
だと感じられます。

もちろんアイマスとはビジネスであり、カネにならなければやらない、
というのは当然と言えば当然ですが、当のバンナムが「エンターテインメント」を社名に掲げ、
娯楽提供を生業としている以上、娯楽を娯楽として成り立たせるための「感情」、
すなわち「情」をないがしろにする、なんてこともあるべき姿では絶対にないはず
です。

BD自体に話をまた戻すと、ミリオンにあるようなメイキング映像、という名の当日舞台裏映像、
というものは全く収録されておらず、これが観たかったと思う反面、観られないからこそ、
妄想ベースで膨らむ部分もある、というなんとも言えないものとなっています。
まぁ舞台裏でカメラにアピールする暇なんて程に魂を込めて全員が全楽曲に挑んでいた、
と考えるのがもっとも美しく、全てにおいて納得をいかせる考え方
だと思っておきます。


14年目

昨年のアイステ終了以降、悲観的、を通り越して諦観的に見ざるを得ない、
というのが現状の765ASである、それがこの「14年目」となっています。

コメンタリー内ではこの年の夏のプロデューサーミーティングの映像チェックはしている、
という話はあり、そのBDの発売自体は確かでしょうが、
それは新展開でも何でもないわけで、今年のトピックとして数える事すらできません。

しかしここにきてミリシタ内での企画、THE@TER CHALLENGE!!で13人も対象となり、
事実上役に内定を得ているメンバーも複数出ていて、実際その結果発表の生配信に、
中村さんと長谷川さんが出演、ということも発表されています。

これが本当にTCに関することだけで終わる話になるのか、
今後ミリシタでASの出番がより増えることを示しているかは現時点ではわかりませんが、
「何もない」よりは一歩前進したのは確かでしょうし、
当然ここでまた全く別の新情報、というのも期待したいところであります。

具体的には、プロデューサーミーティング2019、ハッチポッチ2、
765ミリオン海外公演2nd、あるいはこの初星のような「単独ライブ」、
そういった「イベント・ライブ」はもちろん、コンシューマの完全新作、新CDシリーズ、
あるいは全く別の完全新規展開、という可能性だって全くないわけではないのかもしれません。
まぁ、現実的にはあってもMR3rdで、それがあれば万々歳、くらいでしょうが…。

これまでにない苦境に立たされて迎えた14年目、どんな年になるかわかりませんが、
この初星のような煌めきは間違いなくまだ持っていて、それを輝かせる機会さえあれば、
まだまだ輝きを失うことなく光り続ける、それを示したのがこの初星のステージで、
それを叫んだのがこのBDのコメンタリーのはずであり、私も心の底からそれを信じています。

改めてこのライブ自体の感想を総括するならば、70億人以上の人間がこの地球上にいる中で、
たった13人だけが、私の胸を、心を、魂を揺さぶるステージパフォーマンスができる存在で、
その代わりは絶対に他の誰にもできない、唯一無二ならぬ、「唯十三無二」の存在である、
ということが実感できた、そういうライブだった、ということです。
(このライブ自体は13人ではなく11人によるものだった、というのはさておき)

永久でも、半永久ですらない、残された、限られた時間の中、
このようなステージが、夢が、これからも紡がれることをただ一心に願う、
それが私の、この2019年の祈願になります。

ハッチポッチフェスティバル ライブBD発売!

kage

2018/11/25 (Sun)

発売!となってから数日掛け、特典やオーディオコメンタリー含め
全て見終わったので、ここで書いておこうと思います。


「HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」とは

2017年10月に、同年4月の台湾ライブを除けば初めて「765AS+ミリオン」という
態勢で開催されることとなった大型ライブ。

舞台はミリオン4thから僅か半年足らずで戻ってきた日本武道館というステージ、
果たしてどんなライブが展開されるのか…という期待をする前から、
「ハッチポッチ=ごった煮」というタイトル通り、「王道」を避け「邪道」に走る、
と宣言され、実際にその通りの形式で開催されたライブ
でもありました。

この規模で一度たりとも王道ライブをしていないのに邪道をやる、
という選択は理解不能としか言いようのないものでしたが、
そのコンセプトを無視し、一つ一つの楽曲を切り取って見れば、
見ごたえのある、魅力的なステージが展開されたのは確かだった
と言えます。


BD仕様

BDの仕様としては極めてスタンダードで、各日2枚ずつに加え、
「GOTTANI-BOX」という名の特装版には特典映像ディスクが追加、
という構成
で、当然私はこの特装版を購入しています。

また、ララビットマーケットからアソビストアに改称された
バンナム公式ショッピングサイトではオリジナル購入特典も、
として「アソミリオン」なる声優番組で複数回紹介する力の入れようでしたが、
私はこのバージョンでは購入していません。
…値段と有用性が見合ってないですしね…マグカップとピンバッジって…。
しかし、これまたアソビストア限定の「ライブ音源CD」付き版は購入しています。
各日5曲ずつではありますが、こちらは「値段と有用性が見合っている」と思えました。

…しかしアソビストア版が余程予約が入らなかったのか、予約期間延長、
なんてこともありましたし、そんな事態が起こるくらいならもっとまともな特典を
付けるとか、いっそライブBD自体をアソビストア限定にしたら?とすら思えます。

また、ハッチポッチではダイジェスト映像の1日目は「いつも通り」のタイミング
だったものの、2日目は発売直前の公開となっていたのですが、
これによって予約数に変動が起きた…のかどうかは、どうなんでしょうね。
初星の2日目は逆に早いくらいのタイミングで公開となっていて、
どのタイミングがベストなのかをこの期に及んで模索でもしているのでしょうか…。

どうあれ、発売日自体がライブ当日から1年以上経って、という
「いつもより遅い」発売タイミングだったにもかかわらず、
特に遅れた分だけのクオリティのプラス分は見つけられなかった
のは残念です。


オーディオコメンタリー

BD仕様もいつも通り、ということでこちらも当然全編収録とはなっていて、
以下のメンバーで行われています。

1日目1枚目
中村繪里子さん
たかはし智秋さん
大関英里さん
近藤唯さん
野村香菜子さん
原嶋あかりさん
南早紀さん
渡部優衣さん

1日目2枚目
平田宏美さん
仁後真耶子さん
山崎はるかさん
小笠原早紀さん
桐谷蝶々さん
戸田めぐみさん
平山笑美さん

2日目1枚目
下田麻美さん
若林直美さん
Machicoさん
阿部里果さん
稲川英里さん
角元明日香さん
駒形友梨さん
末柄里恵さん

2日目2枚目
浅倉杏美さん
長谷川明子さん
田所あずささん
小岩井ことりさん
香里有佐さん
諏訪彩花さん
田村奈央さん
渡部恵子さん

ということで両日2チームずつ、かなりの人数でやってはいるのですが、
これでも欠席者が複数いる、というのもまた事実なわけです。

具体的な欠席者は以下の通り。

1日目
沼倉愛美さん
原由実さん
郁原ゆうさん
上田麗奈さん
愛美さん
伊藤美来さん
麻倉ももさん
夏川椎菜さん

2日目
今井麻美さん
釘宮理恵さん
雨宮天さん
藤井ゆきよさん
高橋未奈美さん
浜崎奈々さん
山口立花子さん
中村温姫さん

ということで両日ともに約1/3が欠席、という事態となっています。
今作の発売が遅れたのは、これほどの人数をきちんとコメンタリーに
出演させるため、と思い込んでいただけにそうですらなかった、というのは
軽くショックで、これまでは可能な限り全員揃えようとしていたのを、
もはや今回は最初から諦めて放棄した、とすら思える出席率なわけです。

そうは言ってもそもそも人数が多すぎるわけで、出演メンバー内でも
結局発言の多寡がある、というのは当然発生しています。
…まぁこれは各人の性格とか関係とか色々次第でしょうが…。
ただ、欠席者からは担当楽曲へのメッセージが送られていて、
コメンタリー内で読まれる、というものになっていたのは良いフォローでした。

コメンタリー本編内で特に印象だったのは、妙に饒舌だった仁後さんで、
一時期は完全にモチベーションを失っていたようにすら思えましたが、
ここにきてやる気が漲っていると感じられたのはこの上なく嬉しい事
でした。
…まぁ最大の問題は、そのやる気を昇華する765ライブの存在有無自体ですが…。

また、案の定ベストの態勢では望めていなかったという長谷川さんの話や、
ミリシタ感謝祭で披露された「ToP!!!!!!!!!!!!!!」について渡部さんがMCで話していた話は、
ここでの話があったからこそ、というのが明らかになり、
種明かしというか、しっかりとした根拠があったのは嬉しいところでした。

まぁ結局のところ人数が多すぎる、という問題は何も解決していないわけで、
コメンタリーを2チャンネル構成にするなど、工夫をしてもらいたいところです。
それこそコストが間違いなくかかるでしょうが、その分価格を上げればいいわけで…
となると私は絶対に買ったとしても、価格を理由に買わない人が増えてしまうのでしょうね。
まさに商売の難しいところ…とここまでくるとアイマスとは別の話なので割愛しますが、
「よりよい商品づくり」はきちんと心掛けてほしいのは間違いありません。


特典映像

特典映像はメイキングとバラエティ映像、とこれまたスタンダードなもの。
メイキングはいつも通りのライブ舞台裏を映したものとなっていて、
このライブならではのメンバー、その裏側が観られたのは何より。

バラエティ映像は「めざせ!光鍋!HOTCHPOTCH COOKING!」という
料理バラエティで、まぁ要するに「いつもの」です。
3チーム対抗、となってはいますが、特にライブの楽曲メンバーに倣い、
なんてこともない謎の人選と謎のチーム分けによる茶番劇、ですね。

まぁ結局のところ「いつもの」であり、ライブコンセプトは邪道なくせに
こんなところでは王道なのか、と良くも悪くも呆れる構成
となっていました。


6thライブへ

時系列としては、このハッチポッチを経ての年明けに初星宴舞、
そしてミリオン5thと続いていったわけですが、それぞれのライブが、
それぞれのチームごとに素晴らしいものとなった背景として、
このハッチポッチで765ASは完全にライブ勘を取り戻し、
ミリオンは経験値を積み上げた、というのはあったのだろうと思えます。

その意味でもこのハッチポッチは有用だった、と言えるかもしれませんが、
もちろんこのライブはこのライブで一つのエンタメとしては完成されていました。

ただ、言うまでもなく、765ASとミリオンの元々の関係を踏まえれば、
「合同ライブ」はもっとあってもいいはずだし、そもそも「合同」なんて表現も
実は適切ではない、とすら言えてしまう距離感なのも確かなはずです。

表現はどうあれ、依然として「王道」をやっていない以上、それに期待する、
というのは当然ですし、それこそ765ASが「寄る年波」に勝てているうちに
絶対にそれはやるべきだし、やらないなんてありえないとも思っています。
まさかバンナムも彼女たちが半永久的に今のパフォーマンスが維持できる、
なんて思ってはいないとは思いますが、共にステージ立つ「バランス」を考えても、
もはや全く猶予があるわけではない、ということは理解していてほしいです。

ともあれ、現時点ではそんなライブについては全く発表されておらず、
また765ASは今後の単独ライブの可能性すら疑わしい状態です。
その中で、今明確に見えているのはもちろんミリオン6thであり、
このハッチポッチ、そして5thを経てさあどうなる、という局面なわけです。

先日の5thアンコール上映を両日観て、改めてそのパフォーマンス力の高さ、
完成度に関心させられましたし、「全員がエース」「全員がスター」と呼んで
差し支えない程に成熟してきた今、期待は高まるばかりです。

私はアソビストア先行でとりあえず1公演は確保できましたが、
果たしてこの先どこまで確保できて、どこまでいけるかは不透明です。
まぁどうなってもライブビューイングという保険が効くはずなので、
絶望に打ちひしがれることにはならない…はず。

とにもかくにもハッチポッチという一つの形、この経験を経て、
それぞれの単独、そして今度こそ「王道」での「765ミリオンスターズ」の姿が観たい、
という事は願ってやみませんが、そのためにはまず無能演出家が消える必要があるはずで、
実現のためにはどうすればいいんでしょうね。