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アイマス8thライブツアー総括 新情報編

kage

2013/10/03 (Thu)

いよいよアイマス8thライブツアーの総括もラスト。
今回は、このライブで、というより幕張公演で発表された新情報についてです。


アイマスチャンネル

今回の新発表された話題の中心と言えるものはこれでしょう。
私は「3」だとばかり思って、アンケートなんかもとっていたわけですが、
蓋を開けてみれば、結果はこれだったわけです。

これ自体、実は伏線はありました。パンフレットに坂上さんがはっきりと
「アイドルたちが皆さんの『身近な存在』として『いつでも会える』ように
展開を考えています」
と書いているのです。
今振り返ってみれば、そのまま、アイマスチャンネルのことでしょう。

ではこれが、福岡後に石原さんが述べた「どういうものを求められているか
分かっているつもり」
にも合致するかと言うと、それはなんとも言えません。
「アイマスチャンネル」は一つのコンテンツとしては魅力的だと思いますが、
これをみんながみんな望んでいたかと言うと、それはどうだろう、となってしまうわけです。

何より求められているものは「3」で「13人のプロデュース」であるはずで、
これが来ない以上は「どういうものを~」が本当に「わかっている」のか
「つもり」なのかの評価は保留せざるをえない
わけです。
そしてその保留状態が解除される場所、それが「2014冬SSAライブ」でしょう。

とまぁそのライブについては後述するとして、昨日配信が開始した
このアイマスチャンネル、そして「シャイニーTV」について簡単に。

アイマスチャンネルについては、とにかくDLが重い、ロードが遅い…
というハード的な問題があるわけですが、それはさておき、
操作性等々はまぁ可もなく不可もなく、というところでしょう。
これはあくまでも「箱」で、余程変なところがない限り、言うべきことはありません。

そしてシャイニーTVですが、ゲーム部分は案の定、SFまんま、ですね。
それでも新曲であったり、ボイスがなかった部分にボイスが入っていたりと、
いわばSFの「完全版」的な感じには仕上がっているのではないかと思います。

個別の番組についてはまだ触れただけの段階なのであまり言えませんが、
アイドルたち一人一人の魅力をきちんと描いてくれる、良い見せ方だと思います。

まぁログインボーナスなんかもありますし、毎日少しずつやっていきます。
何か特別なことがあったり、気付いたことがあればもちろんこのブログに書いていきますよ。


「ぷちます!」アニメ2期

アイマスチャンネルについては直前とはいえファミ通で情報が出ていたので、
サプライズ感は特にありませんでした。そうしたこともあり、
幕張初日発表最大のサプライズはこれになったわけです。

これ自体、ある程度予期されたことではあるんですが、自分としては「早いな」と
いうのが率直な感想
です。「アニマス」の2期より後になるだろうと思っていただけに、
こんなにも早く出てくるとは思わなかったのです。

とはいえ原作ネタのストックはまだまだ残っているうえに、オリジナルのシナリオも
かなりやりやすいはずなので、ここらで早々に出しておきたかったのでしょう。

実際の放送(配信)開始はいつ、どこでになるかはまだわからないわけですが、
1期の丸1年後、14年1月~3月、とかなんじゃないでしょうか
配信場所はもちろん、1期同様、ニコニコ動画とかになるんだと思います。

さらに気が早く考えてしまうのは、今年の舞浜でのイベントでの「次は『みんな』で」という
コメント。現実的には厳しいと思いますが、期待してしまいます。


THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

映画PV第二弾自体は幕張2日目に来ることが予告されていたわけで、サプライズ感は
ありませんでした。しかしながら実際のそのPVを見ると、否が応でもテンションは上がってきます

映画の内容もそのPVで簡単に説明されたわけですが、まぁこれは想定の範囲内。
いかにも映画らしいというかなんというか…というところですね。

その中で気になるのはやはり目標となっている「アリーナライブ」
映画公開時期と実際の「2014冬SSAライブ」の時期とリンクしていることもあり、
そこに何らかの「仕掛け」があるのでは、と思ってしまいます。
それこそ、危惧されるモバグリアイドルの映画登場…であったり。

それはまだわかりませんが、それ以外にもPV中で流れた新曲「ラムネ色 青春」が
「挿入歌」であって「主題歌」ではない
ということもポイントかと。
ただのクレジットの出し方の問題かもしれませんが、少なくとも横浜公演で生収録した
クラップ曲とこれとは全くテンポは違った
ように感じます。
「ラムネ色 青春」以外に最低でも1曲は新曲がある、とみていいでしょう。

そしてその辺については次のイベントでもっと詳しい情報が出るはずです。


アイドルマスター シークレットイベント@赤羽

このイベント自体はもっと前から告知されていたわけですが、今回応募方法が発表されました。
当然私は応募するつもりなのですが、実は未だに送っていません
「想いをご自由にどうぞ!」とありますが、こういうのを書くのが苦手で…。
このブログのように長々と書き連ねるのは得意と言えば得意なんですが、
あのスペースだけで想いを、愛を表現するのは中々に難しいところ。
当然間に合うようになんとか書いて、送りますけども。

とまぁそんなことはどうでもよくて、今回の発表は他に2つ大きなものがありました。
一つはこのイベントの模様がWEB配信される、ということ。
「シークレット」なので正直配信と言うのは期待していなかったのですが、あるんですね。
会場のキャパ的に激しい争奪戦になるはずなので、これは嬉しい限り。
そして会場のキャパの問題、ということも当然あるとは思うんですが、それ以上に何か
大きな発表があるのではないか、とも考えることができます。

実際、2つの大きな発表のもう一つ、「『PS3での新作プロデュースゲーム』について
ここで何かしらの告知をする」
(かも)、ということがあるわけですからね。

まさかの釘宮さん参戦も含め、楽しみでならないこのイベントですが、とにもかくにも
当たってくれないと始まらないわけです。(実際には配信がありますが…)

私としてはそれ以前の問題として、早く書いて送らないといけないんですけどね。


THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014

そして今回最大最後のサプライズとして、この発表があったわけです。
内容はともかくとして、次の「冬ライブ」の告知があることは予期できたはずですけどね…。

さて、この「2014冬SSAライブ」、果たしてどんなものになるんでしょうか

まず位置づけとしては、「周年ライブ」ではなく「冬ライブ」であるのは間違いないでしょう。
そして会場はそのまま、「さいたまスーパーアリーナ」、過去最大のステージです。

このSSA、私は行った事はないわけなんですが、ドームを除けば国内最大級のライブステージ、
ということで、アニメ系のコンテンツとしては頂点とも言える場所のようですね。

そしてそのキャパシティですが、「アリーナモード」で最大22,5000人
「スタジアムモード」で最大37,000人、ということになっているわけです。
アイマスの過去最大のライブステージは7thの「横浜アリーナ」だったわけですが、
あれで約12,000人くらいだったはずです。SSAだとアリーナモードでもその2倍になるわけで、
そうやって考えると、とんでもないキャパシティなんだな…と思ってしまいます。

が、ここで「とんでもない」なんて思っているわけにはいきません。
本当に「10周年」に「ドーム」を狙うならば(そもそもこれは私が勝手に言っているだけですが)、
「アリーナモード」はおろか「スタジアムモード」でも即完売、とならなければいけないわけです。

実際、どちらのモードかは現状わかりませんし、もしかしたらWEB先行受け付けの申し込み
件数で変える
、なんてことをしてくる可能性もありそうですが…どうなんでしょうか。

とにもかくにも、流石に今年の冬フェスや8thライブよりは倍率は下がるはず。
行こうと思えば誰でも行ける、というくらいまで落ちてくれればうれしいですが…どうでしょうかね。


さて、ここまでは「器」の話ばかりしてきましたが、問題はもちろん「中身」、
つまりは参加メンバー、そしてその内容
になるわけです。

今回の発表の仕方、ニュアンス、そしてタイトルからは、従来の765プロメンバーだけではなく、
シンデレラガールズも、ミリオンライブも含む
、という風に受け取れました。
そうなるともちろん、8thのように「ゲスト」ではなく正式なキャストになるはずです。
つまりは、この8thはそのための仕込みだった、とすら言えることになるわけですね。

そこでまた考えてしまうのは、今回の8thでは「保留」となった「3rdVISION」、「3」
今度こそここで…と思ってしまうのは仕方のないところでしょう。
そしてモバグリと共同のライブでその発表となると…嫌な予感しかしてきません

実際には前述した赤羽イベントなんかで何かが先に出てきそうな感もありますし、
どうなるかはもちろん現在サッパリわかりません。

メンバーと言う意味では、765プロメンバーがどれだけ揃うのか、というのも気になるところ。
8thで欠席となった平田さんは育休中なわけですが、ここで再び立ってくれるのでしょうか。
膝の故障で欠席となってしまったたかはしさんの具合は大丈夫なんでしょうか。
そしてなんだかんだ言っても多忙なはずの釘宮さんは、参加率低下中の浅倉さんは…。
もちろん私としては13人に揃い踏みとなってほしいわけですが、果たしてどうなるでしょうか。

そしてもう一つ気になるのは、765でも、モバマスでもグリマスでもない勢力について。
そう、876プロです。今回の8thで「"HELLO"」を、「Dazzling World」を披露したのには
単なるリクエスト、リーダーの選曲、という以上の意味があったのでは
…と思えるのです。

公式サイトのリニューアルに伴い、まさかの「ゼノグラシア」さえも掲載し、
「過去は捨てない」姿勢をここにきて強調
してきたわけですが、それを考えれば
ここでの876プロ参戦というのは、やはり全くない話ではないのではないか、と思います。

また、876プロの声優たちはいずれも人気声優と言うことで、大会場のキャパ埋めに対しても
効果がありそうですが…もちろん彼女たちがいなくとも、埋まるとは思いますけどね。

そしてもう一つの勢力、ジュピターなんてものも考えられるわけですが、
いくらなんでもこれはないでしょう。彼らは「許された」という風潮がありますが、
ライブステージに共に立つ、というのはいくらなんでも「許されない」はずです。
それこそ平田さんが「恋をはじめよう」でも歌ってくれればそれでで十分すぎる気がします。


いずれにせよ、過去最大のステージ。「10th」に向けた大きな布石のはずです。
これを通過点に、彼女たちはどこまでいけるのか…試される場にもなるでしょう。

これについてはこれからも新情報があれば、随時書いていきます。


「みんな」といっしょに

今回はその他にも、「マチ★アソビ」への765、モバマスの参加であったり、グリマスの
単独イベント
であったり、モバマスの2周年の何かであったりが発表されたわけですが、
その辺は特に書きようもないので、割愛しておきます。
「マチ★アソビ」については私は不参加になりますし。

とにかく、最後の最後、幕張で大量の新情報が公開されたわけです。
「3」がなかったことで肩すかし感もありますが、「アイマスチャンネル」、
そして「2014冬SSAライブ」、十分な情報も出てきたわけで、不満とは言えません。

8thという長丁場を終え、これらの新情報を元に、10thという頂へ走り始めることになりました。
もうここからは一気に行く、という体勢を公式からは強く感じます。
ならば私も、それにならって一気に駆け抜けていかなければなりません。

もちろん、その道程で「モバグリとの合流」がなされてしまった場合、そこで私は足を挫いて
しまう
ことになるでしょう。あるいはそれがなくとも「"13人揃わない"3」が出てしまった場合、
やはり足を竦めてしまう
ことになるはずです。

しかし、そのリスクを予期しておくことだけはできるはずなのです。
そうなった場合にどう受け身を取るべきか、考えておくことはできるのです。
実際、その覚悟を持って「8th」は望みました。そして、その覚悟をここからは常に持ち続ける
必要がある、ということになっているわけです。

恐らく平坦ではない、非常に厳しい道です。その道を覚悟を持って進む、というのは
とてつもなく辛いことかもしれません。

それでも、私には765プロの13人がいる
彼女たちの笑顔がある限り、どこまでだって走っていけるはずなのです。
彼女たち13人と「いっしょ」なら、辛くキツくても生きていけるはずなのです。

最後に、この8thライブでは歌われなかった楽曲ではありますが、
アイマス史上屈指の名曲であるこの曲の、このメッセージを自身に、彼女たちに送ります。
この2年間を、そしてその先までも765プロの「みんな」と「生きて」いくために。

~大好きだから一生
 いっしょにいよう一生~

アイマス8thライブツアー総括 概況編

kage

2013/10/02 (Wed)

さて、今回の8thライブにはそもそもどんな意味があったのでしょうか。
「周年ライブ」であることはもちろんなのですが、それ以上のことを考えてみます。


「8thライブ」とは何だったのか

過去の周年ライブを振り返ると、「1st」ではアーケード、「2nd」ではXbox版、
「3rd」ではSP、「4th」ではDS、「5th」では「2」、「6th」ではアニメ
と、
それぞれ新情報の披露であったり、フューチャーするものがあったわけで、
「7th」はアニメ、そしてこの7年間の総決算、という意味あいがあったのだと思います。

その上で「8th」を考えれば当然「モバグリ」というのが出てきます。
今回はツアーという形で、多くのメンバーを各地で紹介する、という流れとなりました。

その上で、最終公演がTGS内であるということなど、諸々の事情から私は完全に
「3」について発表されるものだと、完全に思いこんでしまいました
しかし結果は「アイマスチャンネル」であり、「シャイニーTV」だったのです。

この辺の新情報についてはまだまだ色々書くことはあるのですが、とりあえず
次回に回すとしまして、今回は「モバグリの紹介」に焦点を当てていきます。


シンデレラガールズ

まずはモバマス自体について簡単に。2011年11月28日にサービスを開始
当時アイマスのアニメ自体が放映中であったこと、そしてそもそもソーシャルゲーム自体が
大ブームを巻き起こしていたことなどからあっという間にユーザー数を増やし、
その勢力を拡大していきました。その一方でソシャゲ特有の「課金」が話題、
そして問題となり、負の側面も肥大化
していくこととなります。

また、ソシャゲ特有の「キャラの多さ」が「少数精鋭」の765プロと真っ向から激突。
キャラ設定、総選挙、CD商法なども相まって、従来の765プロとモバマスとには
明確な溝ができてしまった
感もあります。…もちろん両方好きなPも多数いるはずですが。

また、モバマスアイドルに声優がつくのも特殊なパターンで、基本的にはCD発売に
応じて、という形。そんなこともあり、ラジオ等々「中の人展開」は遅れを見せ、
765プロ声優との共演は中々見られず、「混ぜるな危険」と言われる始末。

しかしながら、2012年末のローソンイベントで共演が実現してからは一気に距離が
縮まり
、ラジオのゲストをはじめとして共演がみられるようになっていきます。
そして迎えた8thライブ、周年ライブへのゲスト参加となったわけです。


ミリオンライブ

2013年2月27日にサービスを開始した、第2のアイマスソーシャルゲーム。
モバマスとは異なり、アイドル全員が765プロ所属、という設定で、従来の13人を含む
計50人が固定という形で展開。最初から全員に声優が付いているのもモバマスとの違いです。

「全員765プロ」という設定もあってか、当初から声優の共演は果たされ、
CDも従来の765プロメンバーを含む構成で販売。さらにはこれにイベント参加券が
ついており、このイベント参加者も当然765プロメンバーも含む構成で…というところで、
モバマスとは真逆とも言える展開をしてきたわけですが、これが「ゴリ押し」などと
言われる
ことも。また、「全員765プロ」設定は明確に諸刃であり、従来のPにも触れやすい半面、
最大の禁忌であるはずの「総入れ替え」が囁かれるところの主要因ともなっています。

そんなグリマスもこの8thライブ、周年ライブへのゲスト参加となりした。


「8thライブ」とモバマス・グリマス

というわけでモバグリ声優が今回の8thライブにゲストとして参加したわけですが、
この主な狙いは多分2つあって、一つは従来の765プロPにこのモバグリ声優を、アイドルを、
楽曲を、そしてゲームを知ってもらう
、ということがあります。そしてもう一つは
モバグリからのPをアイマスのライブに呼び込む、ということではないでしょうか。

恐らく前者のほうがより大きな目的であったとは思うのですが、とにかく、
混ぜるな危険」の時代はとっくに終わり、「混ぜろかき回せ」の時代となったわけです。

その時代は果たして何を生み出すのか…というところについてはとりあえずおいといて、
前述した「目的」が果たされたのか、というのは気になるところです。

私個人としてははっきり、そんな目的は全く果たされなかった、ということになります。
これはもう散々書いているのですが、期待したアニメ13話の美希のパフォーマンスに
全く及ばなかった、これが全てだと思います。

一方で他のPもみんながみんなそうかというと、もちろんそんなことはないはずです。
私とは逆に「アニメ13話の美希のようだった」という声や、「これからモバグリのCDを買おう」
なんて声も散見され、これをみれば明らかに目的は果たされた、と言えるわけです。

実際のところ私のようなPと、そうでないP、どちらが多いのか、ということは分かりませんが、
少なくともこのゲスト参加によって好きだったのに嫌いになったり、興味がなかったのが
嫌悪に変わった、なんてことはまずありえない
わけで、やはり目的は果たされたと言えます。


「10周年」へのプロローグ

今回の8thライブツアーのパンフレットに、坂上さんは「10周年」と書きました。
その後も度々これに触れる発言をしました。中村さんもこれに触れました。

あと2年、「10周年」は明確に見えていて、石原さんの言うようにそこまでの「ロードマップ」は
もう描かれている
のでしょう。そのロードマップにはまず間違いなく今回は発表されなかった
「3」があるはずで、その設定のもとに「10thライブ」も開かれるのでしょう。

今回のモバグリゲスト参加。「3」への彼女たちの参加を意味するのではないか、と
多くの人が思ったはずで、私も思いました。しかし多くの人はそれを予感しつつも、
そうはならないで欲しい、「3」は13人で、と願っていることは分かっています。

「9.18」というアイマス史上最悪の事件。モバグリの参加によるものとは別に、
これの払拭もまた今回の8thの目的だったはずです。私はこれが今回で払拭されたとは
思っていません
若林さんの涙をもってしても、そうは言えないのです。

あの「9.18」が本当に払拭されるのか、それともまさかの再現となってしまうのか。その判断の
場は「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」へと移りました。
いや、もしかしたら「アイドルマスター シークレットイベント@赤羽」かもしれません。

今回のモバグリ声優のゲスト参加は、単なる「紹介」であったのか、それとも
やはりそれ以上の意味があったのか、それがそのうちのどこかで明らかになるはずです。

いずれにせよ、この8thライブは間違いなく「10th」へのプロローグになりました
ここまでは誤解を恐れずに言えば「適当に積み上げてきた」アイマスですが、
はっきりとした目的地があって、そこに向けて走り出しているはずなのです。

プロローグである「8thライブ」、素晴らしいツアーでした。単発では7thに敵わなくとも、
これだけの回数を重ねれば、それに匹敵するだけの重みになったと思います。

これからの2年間の最初の一歩となる「アイマスチャンネル」、もちろんDLしました。
「シャイニーTV」、やっぱり期待通り面白いじゃないですか


というわけで次回は「シャイニーTV編」…じゃなくて「新情報編」です。
もちろん「シャイニーTV」も含みますけども。ツアー総括編のラストになります。

アイマス8thライブツアー総括 声優編:後編

kage

2013/10/01 (Tue)

釘宮理恵さん

福岡公演の参加は釘宮さん側からの直訴だったと聞いたとき、これ以上ないくらい
嬉しい気持ちになりました。アイマス声優№1の人気声優で、アイマスイベントへの参加率は
間違いなく全メンバー中最低のはずです。周年ライブでも4th、6thといったツアーは
いずれも未参加で、今回の8thがツアーだと聞いた瞬間には、今回も釘宮さんの参加は
ないんだろうな、と当然のように考えてしまいました。

しかし蓋を開けてみれば、福岡+幕張×2の3公演参加。もちろん他のメンバーに比べれば
少なめであるのことは確かです。それでも、これまでを考えれば異例の数だとも言えます。

なぜ彼女が福岡を直訴し、幕張2日間にまで参加してくれたのか。もちろんスケジュールの
都合、というのが大前提になるはずですが、それすら難しかったのが今までだったはずです。

それでも今回参加した理由。それは具体的にはもちろんわかりませんが、予想するのならば、
アニメ、そして7thの影響があったのではないかと思います。

アニメ以前、つまりはゲームは基本的に一人で収録するもので、CDについてもそのはずです。
しかしアニメは皆で収録する。アイマス声優陣は家族のような存在だと誰かが
言っていたと思いますが、その家族が実際にみんなで収録する機会はそれまでは
それほど多くなかったはずです。しかし、だからこそこのアニメの収録がより団結力を
高めることにつながった
と思えます。釘宮さん自身も、ここでの収録でよりその想いを
強くしたのではないか、とそんな風に考えることができるのです。

7thも同様で、過去最大のステージで、現13人体制初のフルメンバーとなるライブ。
練習時間も過去最長だったようで、その間皆で切磋琢磨し合ったのは容易に
想像できます。そして実際のステージも、見事に大成功に収めてみせた、このこともまた、
釘宮さんのアイマスへの想いを強くすることにつながったのではないでしょうか。

実際のところはどうなのか、それはわかりませんが、いずれにせよ釘宮さんは
今回3公演に出てくれたわけです。私はリーダーの福岡こそ観れなかったわけですが、
幕張ではバッチリ彼女の勇姿を目に焼き付けることができました。

練習時間にしても他のメンバーよりは少なかったかもしれなかったわけですし、
何よりライブ馴れもしていないはずです。それでも、そのパフォーマンスは全く他の
メンバーに劣ることなく、それどころか持ち前のオーラで、圧倒的な存在感
すら感じました。

「これからもアイマスのイベントにたくさん出たい」と語った釘宮さん。実際に赤羽のイベントへの
出席が決まっており、決して口だけではない、ということはしっかり明示してくれています。
ならば、やはり次の「2014冬SSAライブ」も出ていただきたい、と思うのは必然でしょう。

そしてその先も、10周年に向けて多くのイベントが待っているはずです。これまではそのメンツの
リストの中に釘宮さんの名前は全く期待していませんでした。でも、これからは期待できる
今回そう思わせてくれた、このことは、この上なく大きなことだと思います。

彼女の持つオーラはアイマスに大きな刺激を与えてくれるはずです。だからこそ、それを
今後は期待したいし、オーラを纏う彼女自身の姿もまた見たい、そう思わせてくれました。

ベストステージ:プライヴェイト・ロードショウ(playback,Weekday)(幕張)


原由実さん

釘宮さん同様リーダーは福岡、ですが釘宮さんと比べると、語るべきことは少なくなって
しまいます。ただ、「風花」という曲については、やはり触れておかねばならないでしょう。

さん自身は名古屋不参加で、大阪からの参戦となったわけですが、
この地元大阪での「風花」は「7thを超えた」という評が多く見られました。

期待して迎えた横浜では、正直それほどでもなかった、というのが率直な感想です。
もちろん全く悪くはないのですが、7thには及ばないと感じてしまったのです。
しかし、迎えた幕張では、それを覆すようなものを見事に披露してくれました。

なぜ幕張で私がそう感じたか、ということの具体的な理由はよくわかりません。
さん自身がこの間にクオリティをあげてきた、ということは当然あると思いますが、
それでだけではないはず。単に千秋楽という雰囲気からかもしれませんが…。

いずれにせよ、7thで最高調だったはずのパフォーマンスには、まだ上があった
これを見せてくれたこと、これは非常に大きなものとなりました。

一転しての「フラワーガール」、これはまた全く逆の曲ですが、非常に可愛く
仕上がっていました。こうした真逆の曲をどちらも見事なクオリティでこなす
さんの能力はとんでもないものだと痛感しました。

「SP」からの参加のさんですが、そのパフォーマンスの年季の入り方は、
まるで初期メンバーの如く感じるくらい
です。今後も引き続きそのパフォーマンスを
披露してくれることを期待しますが、期待なんかせずとも鮮やかにやってくれるでしょう。

ベストステージ:風花(幕張)


沼倉愛美さん

幕張公演のリーダーですが、それ以外の公演でも高いパフォーマンス能力から
大きな存在感を発揮した
沼倉さん。今回は「TRIAL DANCE」でも「Next Life」でもなく
「Brand New Day!」を引っ提げてきたわけですが、そのステージパフォーマンスは
ダンサブルさを多少欠いても、全く見劣りしないクオリティとなっていました。

さらには新曲の「Rebellion」を披露したことで、結局のところダンサブルさも
披露することとなり、その完璧なパフォーマンスにはもはや言うべきことはありません

そしてリーダー曲の「まっすぐ」。ソロパートでは大トリとなったわけで、この曲の
選曲も相まって、これ以上なく美しいステージとなったのではないかと思います。
なんといってもこの曲はその表情が美しい。歌詞通り未来をまっすぐと見つめた視線。
見通しの著しく悪い今のアイマスの状況にあって、我々Pが見習わなければならない、
表情のお手本を見せてくれた
かのようでドキリとしてしまうくらいでした。

私自身、この先のことについてウダウダ言ってきましたし、これからも言うつもりですが、
そんなときはこの舞台の沼倉さんのこの表情を思い出さねば、と思っています。
そうしたら少しはネガティブなことを考えなくなるかもしれないですからね。

そんな沼倉さん、初日には声優陣に対して「お姉ちゃんたち」という発言がありました。

若いモバグリ声優にとって、765プロ最年少の沼倉さんは恐らく
最も接しやすい立場のはずで、沼倉さん自身が先輩達に教わったことを
伝授していく、という役回りもあるのではないかと思います。

いわばモバグリ声優と765声優との架け橋的な立場なわけで、その立ち位置は
非常に重要で、重責でもあるのではないでしょうか。それでも、彼女はやはり765プロ最年少。
「お姉ちゃん達」がアドリブかどうかはわかりませんが、この場でこのセリフが出る、
ということ自体は自然
で、プレッシャーの裏返しにも見えなくはありませんでした。

実際にプレッシャーがあるかどうかはともかくとして、彼女の立場は重要なのは
確かなはずです。私としては心苦しい部分もありますが、大局的には必要なこと。
彼女自身がそれを自然にこなしてくれるのならば、これ以上のことはありません。

ベストステージ:まっすぐ(幕張)


若林直美さん

若林さんについては、もう既に幕張ライブ編で書いてしまったも同然です。
「Dazzling World」、そして最後の涙。幕張公演はおろか、この8thライブ最大の
ハイライト
で、このためにこの8thライブツアーがあったのではないか、といえるくらいです。

それ以外であげるのならば、やはり「いっぱいいっぱい」になります。
ライブの定番曲で、コールは既に完成系。これ以上の上積みが期待できるような
ものではないはずです。しかし、それでも幕張の大会場でイヤモニを外すという
動きに出て、より会場との一体感をつくり出そう
としてくれました。

この向上心こそが彼女が「神」と呼ばれる理由の一つのはずで、他のメンバーにとっても
大きな刺激になったはずです。中村さんがセンターなら、若林さんはトップバッター
常に彼女たちを、アイマスを先頭で引っ張り、ここまでのものにしてくれました。

年齢でみても最年長。普通に考えればステージパフォーマンスに多少の陰りが見えても
おかしくないはずです。しかし、全くそんなものは感じられないのです。

一つ確実に言えることは、彼女が最年長でよかった、ということ。
この個性派チームをまとめ上げ、先頭に立って引っ張れるのは若林さんしかいません。

「次」に律子がまた元の立ち位置に帰ってきてくれるかどうかはわかりません。
ですが、どこに律子が立とうとも、若林さんの立ち位置は変わらない
その事実を考えるのならば、少しは落ち着いて先を考えられるかもしれません。

ベストステージ:Dazzling World(幕張)


滝田樹里さん

滝田さんは大阪リーダーで、しかもそこ限りで離脱。ということで名古屋しか
語れる部分はないことになってしまいます。その中でどこに触れるべきかと考えると、
やはり「空」という楽曲になるのだと思います。

「みんな歌って」という煽りは今回に限らず、これまでにも何度も聞かれました。
しかしながら、中々歌いにくい雰囲気があったのは確かです。曲調的に難しい、というより、
滝田さんの歌を聴いていたい、という想いが強い、ということがあるのかもしれません。

しかし今回の名古屋では、本当にみんなで歌うことができました。これは会場の大きさも
影響したのだとは思います。あるいは直前のMCの今井さんの煽りが効果があったのかも
しれません。いずれにせよ、ここで滝田さんとPはやっと一つになれたように感じられたのです。

ただ一人アイドル役ではなく、事務員役である滝田さん。5thにおける「アイドルじゃないのに
ステージに立たせてもらって…」
という発言は、十中八九本音ではないでしょうか。

事務員である以上、本来は立つ必要がないし、立つべきでもないのかもしれません。
しかしそんなことを言うPがいるはずもないし、誰もそんなことは考えてもいないはずです。

ゲームにおいて小鳥は間違いなく事務員です。私も765プロのメンバーを数えるときは
基本的に13人として数え、小鳥は入れません。でも声優で考えた時には、滝田さんも
カウントするようになるのです。滝田さんも入れて13人。これがアイマス声優陣です。

そうは言っても滝田さんは小鳥役。ということでアイドルをサポートする立場になります。
アイドルをサポートする立場、というのは言うまでもなく我々Pと同じ、ということです。

今回「空」を一緒に歌うということ、これによりPと滝田さん/小鳥と心を合わせて、
アイドルをサポートしていく、という体勢をつくることができたんじゃないかと思います。
もちろん、今までそれができていなかったわけではないでしょうが、
今回の「空」を通じて、その体勢がより強固になった、という感じですね。

もしかしたら滝田さん自身は今でもステージに立つことに引け目を感じているのかも
しれません。でも、Pは誰もが他のメンバーと同様に、滝田さんの登場待ちわびているはず。

今回は僅か3公演しか出番がありませんでした。しかし、できるならもっと多く出て欲しいし、
その歌声を聴かせて欲しい
。その思いは他のメンバーに向けるものと、何ら変わりません。

ベストステージ:空(名古屋)


シンデレラガールズ/ミリオンスターズ

ゲストについては個別に書くことは難しいので、一括で。
今回私が参加した3会場には、山本希望さん、佳村はるかさん、大橋彩香さん、
伊藤美来さん、田所あずささん、山崎はるかさん、福原綾香さん
が参加されました。

この中で誰が最も印象的だったかと言えば、それは七尾百合子役の伊藤さんです。
メンバー最年少ということもあるかもしれませんが、そのみなぎるエネルギーとフレッシュさは
グリモバに批判的な私にとっても一際眩しく映る
ものでした。

もっとも、だからといってグリマスの全てを許容できるかというと、そうではありません。
伊藤さん然り、他のメンバー然り、私の期待したアニメ13話の美希のパフォーマンスには
到底及ばなかった
、というのは紛れもない事実です。
とはいうものの、そもそも765プロの声優陣にしても、一ステージだけで私の心を
鷲掴みにした、なんてことはなかった
わけです。アイマスというコンテンツに触れる中で、
少しずつ彼女たちにも触れ、徐々に虜になっていった、という経緯があります。

それを踏まえ、彼女たちにも今後そうあってほしいと思うのです。もちろん、そもそもの
モバマス、グリマスというゲームに触れるつもりは現状全くありません
彼女たちの単独ラジオにしても、聴く気はありません。それでも、他のアイマスラジオの
ゲストなり、そして確実に参加するであろう「2014冬SSAライブ」なりで、
彼女たちに触れる機会はあるはずなのです。ならばそこで、彼女たちの魅力を
もっと見せてほしい
。それがうまくいけば、私の頑なな考えも、変わるかもしれません。

ベストステージ:Thank You!(横浜)


さて、次回は概況編。総括編の概況編ってもはやわけがわかりませんが、
他にいいタイトルが思いつかなかったのです。

アイマス8thライブツアー総括 声優編:前編

kage

2013/09/30 (Mon)

今回はライブのキャストである声優陣について。
言うまでもなく主役であり、彼女たちについて語らなければどうにもなりません。
というわけで一人ずつ、みていきたいと思います。


中村繪里子さん

説明不要のアイマスのセンターですが、今回のツアーはリーダー制ということで、
自身がリーダーを務めた名古屋以外ではかなり影が薄くなってしまっていたと感じました。
名古屋にしても、きちんとリーダーを務めていたはずですが、あまりにもそれが自然で、
当たり前過ぎて、それはそれで埋没してしまっていた
、と振り返れてしまいます。

そうは言っても名古屋でまさかの「太陽のジェラシー」を披露したこと、
これは今回のツアートップクラスのトピックだと言ってもいいはずです。
これが選ばれた理由としては、横浜までは「夏曲を前半に持ってくる」というセットリストで
あったから、ということがまず大きくあったのだとは思います。
しかしながら、今回のツアーでの披露には、他の意味があったのでは、とも考えられます。

アニメ化、そしてモバマスによってプロデューサーが増加したことは確実です。
しかしそういったP達は、もしかしたら「太陽のジェラシー」を知らないかもしれません。
アニメでも1話で春香が必死にCDを売るシーンはありましたが、それだけでした。

だからこそ、中村さんが「大事な大事な曲」というこの春香の初の持ち歌、これをみんなに
知ってもらう
、こういった狙いがあったのではないか、と考えることができるのです。

今回のツアー中に何度となく坂上さんは「10周年」に言及しました。中村さん自身も横浜で
これについて触れました。この「10周年」のライブがどこであるのかはまだわかりません。
しかしながら、それがもし夢の舞台「ドーム」であるならば、いや、そうでなくとも、
中村さんはきっとこの「太陽のジェラシー」を歌うのではないでしょうか。

恐らく「乙女よ大志を抱け!!」のほうが盛り上がるでしょう。「I Want」も意外性があって
いいとは思います。それでも、アイマスの10年の集大成である舞台で、ここまでアイマスを
引っ張ってきた中村さん/春香の最初の歌、大事な歌を歌わないはずがない
と思うのです。

もっと言えば、この10年(まだですけど)私たちが765プロのPをしてきたのは、中村さんに、
春香に、ドームで「太陽のジェラシー」を歌ってもらうためではないか
、とすら思えるのです。

765プロの、アイマスの大黒柱であるのはいうまでもなく彼女です。春香が一番、というP以外も
それは衆目の一致するところのはずです。765プロのPであるということは、つまり彼女と
ともに生きること、と言い換えてもいいくらい
のものだと私は思っています。

次の「2014冬SSAライブ」もほぼ確実に中村さんがセンターに立つでしょう。
「10周年ライブ」でも、センターに立つでしょう。そのとき、彼女はこれまで以上の輝きを
見せてくれるはず
です。今回の8thはそのための伏線としてもいい、それくらいの
勢いで、このツアーをまわったのではないか、と見えてしまいます。
もちろん8thが手抜きだったとか、そういう意味ではありませんが、これから先の、
「輝きの向こう側」を見据えてのツアーだったと、そう私には感じたのです。

ベストステージ:太陽のジェラシー(名古屋)


長谷川明子さん

中村さんがセンターなら、長谷川さんはエース。春香美希の立ち位置と、
全く同じように見えます。実際、ライブパフォーマンスという意味で、長谷川さんは
ダンス・ボーカル・ビジュアルいずれも最高のレベルで、エースに相応しい姿を見せてくれます。
連発された「マリオネットの心」についても、毎公演イントロでどよめきを発生させたのは、
言うまでもなく彼女のパフォーマンスへの期待が大きいからに他ならないでしょう。

自身では「緊張しぃ」と仰っていますが、傍目には全くそうは見えません。
常に堂々として、765プロを力強く引っ張ってくれています
特にそれが顕著だったのは、横浜の「inferno」と幕張の「We just started」でした。

「inferno」では浅倉さんと、「We just started」では下田さんと、それぞれデュオでしたが、
いずれも長谷川さんが強くリードし、相方を引っ張っていたように見えたのです。
ダンス等でまだやや劣るように見える浅倉さんはまだしも、先輩にあたる下田さんに
対しても、というのはもしかしたら失礼で、語弊もあるのかもしれませんが、
それだけ長谷川さんのパフォーマンスは圧倒的で、力強さを感じたのです。

今回、LTP新曲の「追憶のサンドグラス」がなかったのは残念でした。これを披露すれば、
たとえCD発売前で皆が知らない状態でも、会場を大いに沸かせてくれたでしょう。
しかし、それがなくとも彼女はやはり会場を沸かせてくれたわけです。
これから先も、中村さんと肩を並べて、アイマスを引っ張っていってくれる
そう信じさせてくれるには十分なパフォーマンスをこのツアーで存分に見せてくれたと思います。

ベストステージ:inferno(横浜)


今井麻美さん

センターでも、エースでもないながら、中村さん同様アイマスをここまで大きく引っ張って
きてくれた今井さん。中村さんと名古屋でリーダーを務めたわけですが、その後の会場に
おいても、ゲストの絡みなどで非常に目立つ場面が多く、ツアーを通じてのインパクトは大でした。

トークにおけるこのキャラクターというのは、もちろん元々の性分あってのものでしょうが、
ステージ用に誇張している、というのは当然あるんだとは思います。
それでも、それによってゲストがより馴染めるということがあるのならば、
その役回りというのはやはり大きな意味があって、欠かせないものなんだと思います。

パフォーマンスにおいては、もちろん「歌」が一番のポイントになってきます。
この「歌」について、「歌姫」という称号がときに揶揄の対象になってしまうこともあります。
若いメンバーの高い歌唱力をみれば、相対的に抜きんでたものではない、という評は、
もしかしたら間違っていないのかもしれません。

それでも、「聴かせる」歌という意味ではやはり圧倒的なパフォーマンスであり、
まだ他の追随を許さない、という雰囲気は十分にあるように感じました。

そういった意味で印象的なのは名古屋での「約束」。7thでそれこそ圧巻のステージと
なったこの曲ですが、今回はそれとは全く雰囲気が違う曲へと変化させました。
孤高の立ち位置から、765プロの仲間との絆を結ぶ流れを見せてくれた7thでしたが、
今回はその絆を我々Pと結ぶ、というパフォーマンスを見せてくれたのです。

会場のサイズということがあったにせよ、同じ曲をここまで違うものとして表現するのは、
決して簡単なことではないはず
です。そういった意味で、彼女のパフォーマンスとしての
「歌」はやはりまだ抜きんでており、これからもそうであると思わせてくれました。

ベストステージ:約束(名古屋)


仁後真耶子さん

今回私は仁後さんがリーダーを務めた大阪公演不参加のため、多くを語ることはできません。
しかし、少ない見せ場でも存在感は十分で、そのエネルギーは存分に感じられました。

「キラメキラリ」のパフォーマンスはもはや語るべきことはそう多くありません。
念願の生「ギターソロカモーン」もあり、そのクオリティは、圧倒的の一言です。

「愛 LIKE ハンバーガー」にしても、冬フェスに続いての若林さんとの息のあったデュオで、
今後の新たな定番曲となるのではないか、と思わせてくれるくらいのものでした。

トークにおいて少し気になった、ゲストとの絡みの薄さですが、これはこれで「らしい」の
かもしれません。「だるい子」で「やんないよ」が得意技ならば、これで十分
みんながみんな後輩を猫可愛がり、なんてならなくて当然で、むしろこれくらいの
距離感を見せてくれる人がいたほうが自然で、安心できるくらいですから。

所謂「アイマス声優」であり、それもあって多くのステージにこれまで立ち、
そのパフォーマンスを磨き上げてきてくれたのだと思います。

でも、だからこそ、その磨き上げた力をもっと別の形でも見せてほしい
「キラメキラリ」が一番盛り上がることは分かっていても、もっと挑戦の幅はあるはずです。
それが実際大阪の「きゅんっ!ヴァンパイアガール」であり「Slapp Happy!!!」で
あったはずです。そういった挑戦の姿勢を、もっと見てみたいんです。

「2014冬SSAライブ」においてもおそらく「キラメキラリ」はくるでしょう。
でも、それにとどまらない「挑戦」を他の曲で試してみて欲しいのです。

持ち歌とはいえ珍しかった冬フェスの「ゲンキトリッパー」、一歩間違えれば大変なことに
なっていたのは承知でも、あれはあれでやはり一流のエンターテインメントでした。

危険なことをして欲しい、なんてことではもちろんなくて、新たな魅力を見せてほしい。
私は仁後さんこそ真のエンターテイナーだと信じてるからこそ、こう期待するのです。

ベストステージ:キラメキラリ(横浜)


浅倉杏美さん

今回は横浜公演でリーダーを務めたわけですが、その会場がラストとなり、最大最後の舞台、
幕張公演に出演することはありませんでした。これは他の仕事があったから、という
明確な理由があって、決して人数調整なんて話ではないのは確かです。

浅倉さんは3年前、5thより長谷さんとバトンタッチする形でアイマスに参加しました。
そして今年の冬フェスに至るまでの2年半の間、各種イベントにトップクラスの出演率で、
必死に浅倉雪歩」を定着させるために、活動をしてきたんだと思います。

その冬フェスで「First Step」を歌い、彼女自身は「Second Step」を歩み始めたように
見えます。「アイマスステーション」の改編に伴う降板、イベント参加率の極端な低下、
そして今回の8thライブツアーの早々の離脱…。

彼女自身、アイマス参加以前から声優としてのキャリアがあって、アイマスに参加しなくとも
活躍はできたのではないかと思います。しかしながらこの2年半は、「アイマス漬け」と
いってもいいくらい、アイマスの舞台で多く活躍をしてきてくれました。

当然彼女のスケジュールなんてものは私は知りません。しかし、他の仕事をある程度
切り捨ててでも、アイマスに心血を注いでくれた
のだと、そう思えるくらいやってくれたのです。

もし仮に5thでの参加直後から現在くらいのイベント参加率であったとしたら、
彼女はとんでもないバッシングを受けることになった
でしょうし、
そうなったらそれはそれで仕方ない、と私は思えるくらいのことだと思います。
しかし実際はそんなことはなく、ここまで本当によく頑張ってきてくれたのです。

冬フェス以降、今回の8thに至るまでの低いイベント参加率。この状況であっても、
「他の仕事で頑張っているんだから仕方ない。そっちでも頑張って」と心の底から
言える
くらいにまで、彼女は「浅倉雪歩」を定着させてくれたんだと思います。

ステージに立った彼女には、クオリティ的にまだまだ他のメンバーには及んでいない
と思えるような点もあるにはあります。しかしながら、持ち前のビジュアルアピールを
武器に、浅倉さんだけの魅力というものを存分に発揮
してくれています。
「MOONY」しかり、「何度も言えるよ」しかり、「あずとい」と言われようがなんだろうが、
あの可愛さは他のメンバーにはない強力な武器となっているわけです。

今、彼女が他の舞台で輝いているということは、当然喜ばしいことです。
しかしながら、やはり私としてはアイマスで彼女の姿を観たい、これもまた本心です。

次なる大きな舞台、「2014冬SSAライブ」、彼女はきっとこの舞台に立ってくれると、
そう信じ、彼女の「Second Step」を見守りたいと思っています。

ベストステージ:MOONY(横浜)


下田麻美さん

千秋楽となった幕張のリーダーであり、センターに立った下田さん。
「黎明スターライン」や「おとなのはじまり」といった風変わりな曲を歌ったわけですが、
そのどちらでも会場を大いに盛り上げることができた、というのはひとえに下田さん自身の
高いパフォーマンス能力があったから
、ということに尽きると思います。

得意のモノマネこそ今回のツアー中は見受けられませんでしたが、「兄(c)、姉(c)」と
煽るいつものパフォーマンスなど、トークでも十分存在感を発揮してくれました。

亜美真美、一人二役という特殊なポジションは、他のメンバーとは全く違う苦労も
あったはずです。「2ndVISON」で明確に二人が分かれて以降はますますそれは顕著な
はずで、「MA2」も「生っすか」もちゃんと亜美真美別名義でやってくれています。
「それでもギャラはおんなじ」なのかどうかは知りませんが(流石に同じじゃないと
思いますけど)、これが非常に大変なことであるのは間違いないでしょう。

ライブにおける役割は確かに一人分の分量であって、決して二人分ではありません。
7thでの「SMOKY THRILL」→「自分REST@RT」→「スペシャルメドレー」なんて
ものもありましたが、あれはかなり特別なものだったと思います。
それでも、そのパフォーマンスは本当に亜美真美二人分であるかのように
思わせてくれるくらいのエネルギー
で、大いに盛り上げてくれます。

下田さんはアイマスの初期メンバーで、最年少。今でこそ年下のメンバーが増えましたが、
まだまだ若く、若手チームのリーダー的存在としてここまでやってきたようにも見えます。
歌やダンスにおいては、既に後輩メンバーのほうがよりハイレベル、ということはあるかも
しれません。それでもステージパフォーマンスという見方をするならば、まだまだ
後輩メンバーでは追いつけない
、というくらいのものを見せてくれているのです。

かつて「エージェント夜を往く」や「relations」で一世を風靡し、アイマス自体の
認知に多大なる貢献をした
という事実。あの頃のポテンシャルは衰えるどころか
さらに飛躍しており、「黎明スターライン」なんて難しい曲でも盛り上げてくれているのです。

それでも彼女ならまだまだ上積みできるし、してくれるはず。そう信じられるのは、
彼女にはここまで残してくれた確かな実績があるからです。そう、私をこのアイマスの
世界に引き込んだのは、他の誰でもない、亜美の、下田さんの歌声
なんです。
これがなければ私はここにいなかったのかもしれないのです。

この感謝の気持ちだけは絶対に忘れることなく、彼女を信じ、応援していきたい。
それこそ、亜美真美の二人分下田さんは応援しないといけません。

ベストステージ:おとなのはじまり(幕張)


後編に続きます。

アイマス8thライブツアー総括 セットリスト編

kage

2013/09/29 (Sun)

さて、3ヵ月に及んだ8thライブツアーがついに終了したわけです。
公演内容自体にしても色々ありましたし、色々と新発表もありました。
それらをトータルに見て、このツアー自体の総括をしていきたいと思います。
ちなみに、私が参加したのは「名古屋」「横浜」「幕張×2」の4公演
大阪や福岡のことについては基本的に何も言えないので、悪しからず。

全5回を予定しておりまして、初回となる今回はセットリストについて。


セットリスト

今回は5会場、7公演あったわけですが、2dayとなった大阪と幕張では
いずれもほぼ同じセットリストだったわけで、実質5つのセットリストが存在したわけです。

それを大別すると、「横浜まで」と「福岡から」の2つに分けられると思います。
「横浜まで」は前半に夏曲を並べ、中盤からは定番曲、という流れでしたが、
「福岡から」は夏曲という並びを解体し、LTPを盛り込んだ、というものでした。

こうなった理由としては、横浜と福岡の間に大きな間が空いた、ということがあるでしょう。
そのために横浜でライブビューイングをやり、前半の締めとした、ということがあったはずで、
同様に後半の締めとして幕張のLVが行われた、ということも言えるはずです。

そういう意味でも、私は開幕の名古屋、前半の締め横浜、そして後半、ツアー自体の締めの
幕張に参加できた
、というのはある意味うまくまわれたんじゃないかな、と思います。

そんなこんなのセットリストですが、ここで一挙にまとめ、どの楽曲が何回披露されたのか
を見てみたいと思います。ここでは大阪と幕張は2公演ですが1カウントとします。


5回
READY!!
カーテンコール
THE IDOLM@STER

4回
乙女よ大志を抱け!!
マリオネットの心
arcadia
風花
Brand New Day!
I’m so free!

3回
神SUMMER!!
太陽のジェラシー
キラメキラリ
黎明スターライン
いっぱいいっぱい
Vault that borderline!
MOONY
愛 LIKE ハンバーガー
お願い!シンデレラ
Thank you!


2回
自分REST@RT
Snow White
何度も言えるよ
リゾラ
プライヴェイト・ロードショウ(playback,weekday)
フラワーガール
Rebellion

We just started
S(mile)ING!
素敵なキセキ
Precious Grain

1回
“HELLO!!”
きゅんっ!ヴァンパイアガール
Inferno
オーバーマスター
It's show
笑って!
約束
Slapp Happy!!!

ショッキングな彼
First Step
LOST
Melted Snow
おとなのはじまり
まっすぐ
Dazzling World
キラメキ進行形
DOKIDOKIリズム
TOKIMEKIエスカレート
あんずのうた
ましゅまろ☆キッス
ミツボシ☆☆★
おねだり Shall We~?
Never say never
透明なプロローグ
Happy Darling
トキメキの音符になって


5回全てで披露されたのはエンディング&アンコールの3曲。
「READY!!」は後半はオープニング曲にまわりましたね。
その「READY!!」と「THE IDOLM@STER」はアイマスライブの定番曲なので、
今回のツアーの象徴曲は「カーテンコール」になるのでしょう。
これ以上ないフィナーレ感溢れる曲で、今後も大きなライブでラストに披露して
ほしいものですが…8thの象徴となってしまった以上、逆に厳しいかも?

4回は個人曲のうち、多く参加したメンバーのものが中心。
というか、その人が参加した全公演で披露された曲、ということですね。
そんな中異彩を放つのが「I’m so free!」。PI曲でこれまで影が薄かった感も
ありますが、ここで大躍進、でしょうか。毎回メンバーが入れ替わりながら
披露されたということも印象的
だったと思います。

3回は個人の定番曲のほか、夏曲が多く含まれています。
中でもやはり「神SUMMER!!」が印象的。名古屋でこれで開幕したときの衝撃は
忘れられません。結果、見事「神(がかった)夏」を楽しむことができました。
その他には「お願い!シンデレラ」「Thank you!」があります。
モバマスとグリマスの代表曲で、いずれもアイマス曲らしいアイマス曲
モバグリ声優の名刺代わりの一曲として、十分な効果があったと思います。

2回は後半に登場したLTP曲と、その代理曲が中心。後半から参戦の釘宮さんは「リゾラ」を
福岡で初披露し、他の夏曲がお役御免となった幕張でも披露
。これが印象的ですね。

1回はリーダーリクエスト、リーダーソロ、ゲスト曲が並ぶ構成。
その会場ならではの曲で、それぞれの会場を象徴する楽曲だったといっていいものでしょう。
そんな中、「キラメキ進行形」だけが違うのですが、これは中村さんが福岡は欠席だったから。
ある意味全楽曲中で最もイレギュラーな曲だったのかもしれません。


こうしてみると、やはりその曲数に脱帽。58曲、120ステージということになったわけです、
大阪と幕張をダブルカウントしなくとも。これでもアイマス楽曲の氷山の一角なのが凄まじい。
もちろん他に聴きたかった曲、というのはたくさんあります。私のリクエストなんて全て
外れた
わけですしね。まぁこれは一つでも当たれば十分凄いんでしょうが…。

今回で特に「これがあれば…」と思えたのは、限定版ソロCDもあった「CHANGE!!!!」
幕張でフルメンバーそろい踏みとなっていた「ビジョナリー」
アイマスを代表する夏曲のなのになかった「サニー」、といったあたりですかね。

まぁなかったものを悔いてもしかたないので、ここでは最も印象的だった楽曲ランキング
やってみようかと思います。もちろん私個人の意見で、独断と偏見以外の何ものでもありません。
というわけでベスト5、まずは5位から。


5位:プライヴェイト・ロードショウ(playback,weekday)

釘宮さんのLTP曲なわけですが、やっぱり釘宮さんが今回参加してくれたことが
何より嬉しい
。「リゾラ」のほうが当然「待望感」は強いわけですが、
より伊織らしく、釘宮さんらしいこの楽曲のほうが印象に強く残りました。


4位:神SUMMER!!

前述しましたが、やはり名古屋での開幕で受けた衝撃が大きくあります。
冬フェスでは生バンドに私はやや否定的だったわけですが、あれは結局映画館の音響の
問題だったようで、実際に体感すると全く違った印象を受けることになりました。
今回の熱い熱いツアー、その幕開けを彩ったこの曲を外すわけにはいきません。


3位:“HELLO!!”

その「神SUMMER!!」をも超えるサプライズ楽曲がこれでした。まさかまさか、としか
言いようがなく、思わず「嘘だろ」とつぶやいてしまったくらい、衝撃的でした。
今回のツアーはモバグリの紹介的要素が非常に強かったわけですが、そんな中でも
876プロも忘れていない、ということを肌で感じさせてくれることになりました。
いつの日か876の3人がこれを歌う日が来るのか、とこの時点では考えたわけですが、
実現するのならばやはり「2014冬SSAライブ」なのではないか…と今なら思えます。


2位:太陽のジェラシー

なんだかどれもこれもサプライズになってしまうわけですが、これもまたサプライズ。
これをライブで聴くことは実際諦めていて、それこそ10thまではない、とすら
思っていたわけですが、ここでの登場となったわけです。このときのどよめきというのは
それは物凄いもので、“HELLO!!”に勝るとも劣らないくらいのものでした。

中村さん自身が歌いなれた「乙女よ大志を抱け!!」と比べると不安定で、
色々言われたかつての中村さんを彷彿とさせるような出来だったとは思います。
でも、「歌」の魅力って上手いとか下手とかそんな事じゃないんだと思います。
この曲には、確かに我々の心を震わせる力があって、その力と言うのは間違いなく
中村さんがここまで歩んできた道の重みであり、想いなんだと思います。

今回のツアーは極端に言えばこれを聴けただけで満足で、これ以上はもうない、
と思っていたのですが…。


1位:Dazzling World

これについてはもう十分書いていますし、これ以上書くつもりはありません。
これと「太陽のジェラシー」との差はもちろん中村さんと若林さんの差、ということでは
なくて、「歌詞から想起させる力」の差なのかな、と思います。

そういう意味では言ってしまえばただの恋愛曲である「太陽のジェラシー」がこの位置に
つけるということが凄いことなんですけどね。


というわけでランキングは以上。結局のところ、「サプライズ」が印象に残る
ということですね。7thではある程度予想できた楽曲ばかり並んだわけですが、
今回はサプライズが多数含まれ、全く予想できない構成になったわけです。
こういったメリハリは今後もつけていってほしいな、と思います。


さて、長く書き連ねたセットリスト編はここまでです。
これらの楽曲を踏まえた上での次回は「声優編」。また長くなります。