第3話 すべては一歩の勇気から Aパート

kage

2013/11/23 (Sat)

ついに765プロのアイドルたちが、夏祭りイベントでのミニライブに出演することが決定!
久々の全員参加での仕事、しかもステージで歌えるとあって、アイドルたちは大はしゃぎ。
期待に胸踊らせ、意気揚々と会場の村へと向かう一行だったが、
着いたところは山奥の、ものすごくローカルな感じの村。
迎えに現れた青年団の男たちを見て、男性が苦手な雪歩はさらに凍りついて…。



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第3話はPがイベントの仕事をとってきたところから始まるわけですが、
そこに泣きながら雪歩が駆け込んでくる、という展開に。

泣いてしまった理由はレッスンの先生がたまたま男性だったから、ということなんですが、
それによって「全然レッスンにならなかった」のなら伊織の怒りももっとも。
春香が甘すぎると言わざるをえないんですよね、これに関しては。
この時点では雪歩の良いところは全然描写されません。

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そして穴を掘って埋まろうとしてしまう雪歩。穴掘りは1話でもやろうとしていたんですが、
未遂に終わり、ここで初めて本当に掘るわけです。ゲームでのこの「穴掘り」は
雪歩が沈んでいくだけで、実際に掘る描写は表現されないわけなんですが、アニメだと実際に
こうして掘る描写が描けるわけです。こういうのはアニメならではの描き方ですね。

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さて話はPがとってきたという降郷村のミニライブの仕事をみんなに紹介、という場面に移ります。
落ち込んでいた雪歩もここで少しテンションを回復させます。ステージで歌えることを喜んでおり、
仕事自体に対する前向きな気持ちはちゃんとみてとれるわけですね。

また、ここでのポイントは伊織の「ちょっと~大丈夫なの?」というセリフ
一見Pの仕事と聞いて素で不安を持っているかのようですが、実際には冗談めかすいい方です。
2話を受けてのこの3話だからこそのこの言い方で、2話の前だったら本気になっていたんじゃ
ないか、という感じなので、ちゃんと信頼関係が築けていることが分かる描写ですね。


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そしてイベント当日の早朝、Pの運転する車に乗って「shiny smile」をBGMに降郷村へ向かう
わけですが、車内での会話でがロリカルテットの話に入れていない、という描写に…。
一言セリフがあるだけで随分印象が変わるはずですが、それすらないわけです。
これがあずさ貴音だったら微笑んでいるだけで様になり、キャラクター性がうまく表現されて
いるところになるわけですが、がこれだと全然意味が変わってきてしまうわけです。
この辺もやっぱりの扱いが全然うまくない、というか下手なところ。

さてそんな車内は以下のような座席割になっています。

春香雪歩
貴音あずさ千早
伊織やよい
美希亜美真美
律子

これもやはりアイドル達の関係性をしっかりあらわす描写になっているわけです。
男性であるPから離れたい雪歩を最も遠くへ置き、春香という17歳トリオ、今回の主役3名で
並ぶ形に。その前には貴音あずさ千早の大人系トリオ。その前にはやよいを挟んでの
伊織。そして最前列には眠ったままの美希亜美真美
この12人を3×4で構成するのなら、これが最も無難かな、という感じなんですよね。
はるちはひびたかは分かれてしまっているわけですが、そこを作ってしまうとじゃあもう一人は
誰にするの、となってしまう。どちらにも美希は当てはまりますが、眠りっぱなしなわけで、
こうなると二人だけの親密な空間になってしまい、ちょっと変な空気…となるのでここに
美希亜美真美と並べ、ファンキーノートクインテットで会話させる形で落ち着かせた感じです。
まぁ、は会話に入れていないんですけどね…。

さて一行は無事降郷村に到着するわけですが、出迎えたのは小学校低中学年の男子と小犬。
そして雪歩はここでも怯えてしまうわけなんですが、その対象は子供たちではなく子犬です。
どうもこの年代の男性に対しては恐怖心はもっていない、というようなんですね。
そして控室にあたる学校校舎に行くわけですが、そこでは屈強そうな肉体の青年団男性が
多数登場、ということで、今度こそ雪歩は倒れてしまいます。

また、今回のこの状況はP曰く「思っていたのと違う」とのことですが、このあたりがPの未熟さを
表現している
、というところですね。逆にいえば、この村がどういう方法で今回のイベントに
アイドルを募集したのかわかりませんが、その募集方法が巧みなもので、この現状を隠し、
あたかも豪華なイベントかのようにPRした
、ともいうこともできるわけですが。

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挙句の果てにはイベントの準備自体も手伝うことになるのですが、料理担当がやよい
あずさに加え、伊織になっています。伊織は一見料理なんてできそうにありませんが、
実はちゃんと作れる
(ただし見た目は酷い)ので、それがしっかりここで表現されたわけですね。

一方の機材担当は千早貴音。案の定うまくできていない感じで、人選ミスに思えますが、
じゃあ誰が適任かというと、律子くらいしかいないわけです。これではどうしようもありませんね。

さて雪歩はしっかり立ち直り、準備を手伝っているわけですが、みんなとはぐれてしまった様子。
そしてここで青年団とまた遭遇することになり雪歩から見える男性の姿、というのが
描写される
わけですが、これが何とも恐ろしいエイリアン風の怪物、というもの。
さらには喋っているセリフすらも改編されている始末です。

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こう見えるのであれば誰だって怖いものです。しかしそもそも雪歩はなぜ男性を怖がるのか、
というところが全く説明されていないため、雪歩というキャラ自体がちょっとおかしく見えて
しまいます
。これについてはこの3話でも、アニメ全編を通しても説明がないわけなんですが、
こうしたフォロー不足はときにキャラの魅力を損ねてしまいます。伊織にせよ雪歩にせよ、
このあたりというのは個人のコアな部分で、大事な要素。なんとかして欲しかったものです。
そういう意味では、千早はやっぱり恵まれていると言わざるを得ないわけですね。

また、このシーンを別の角度から見ると、青年団の男性がきちんと「萩原さん」と呼んでいるのが
ポイントでしょう。「756プロ」と思いっきり「765プロ」を間違えておきながら、人の名前は
きちんと覚え、呼べているあたりに、なんとなく村の雰囲気を感じさせてくれます。
団体よりも個人、という見方という風に。これはちょっと考えすぎかもしれませんが。

とにかく準備は着々と進んでいるわけですが、衣装の間違えというトラブルが発覚します。
これについては亜美真美のミスなんですが、いつものようにふざけてやったわけではないため、
Pももちろん怒ったりはできない場面です。ここで怒ったらバッドコミュニケーションですね。

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それにしてもこれで「何もかもがダメね」と言ってしまう千早もちょっとどうかと。
亜美真美を責めているわけではもちろんないでしょうし、このイベント自体が期待と違ったもの、
というのを引きずった上、なんでしょうが「歌えるのならどこででも」という千早としては
ちょっと合わない感じのセリフ
。ここで誰かのネガティブセリフが必要だったので、
もっとも相応しい千早に、というあたりだとは思うんですけどね…微妙な感じ。

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ただ、「今着ている服でステージに出る」ということに対してのみんなの反応は妥当でしょう。
「アイドル」としてステージに立つ以上、それなりの衣装を着て出たいはずですし、やっぱり
期待していたもっと綺麗な大きな舞台で、というのもあったはず。千早一人だとやや違和感
ですが、他のメンバーの反応としてはこうなってしまうのは自然な感じです。

とにかく、リハーサルはちゃんと行われるわけですが、ここでの曲が「My Best Friend」。
もちろん雪歩の持ち歌なわけですが、初期の曲で、初々しさを感じる、というこの曲が
ここで選ばれたのは納得の選曲
です。1話での「太陽のジェラシー」「蒼い鳥」も
そうですが、アイマス初期の曲を低ランク時代に使う、という方法は非常にいい感じ。
これは初期の曲のランクが低い、なんていう意味ではもちろんなくて、アイマスという
コンテンツ自体がまだ駆け出しだった頃の雰囲気を演出として使える
、ということです。
ここで例えば「Little Match Girl」だと絶対合わなくなってしまいますからね。

さて、雪歩がまたも青年団を見て倒れてしまうところでBパートに続きます。



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