モバマスとグリマスの違い 後編

kage

2014/02/13 (Thu)

そもそもこの二つが比較されるのは、まず「765プロ」という絶対的な柱があって、その上で
ソーシャルゲームとしてこの二つが存在するから
、ということが大きくあると思います。
決して「本家」という立ち位置ではない、という考え方がどちらも前提なわけですね。

しかしながら、私はその前提こそが間違いではないか、と考えているのです。もちろん
「765プロ」というのがアイドルマスターにおいて絶対的な存在であることは間違いありません。

しかしながら、シンデレラガールズはシンデレラガールズで、ミリオンライブはミリオンライブで、
それぞれもまた絶対的な存在である
、と考えるべき状態なのではないか、と思うのです。

確かにシンデレラは初期は765プロのアイドルという撒き餌があって立ちあがったコンテンツでは
ありますが、その後の765プロの扱いは全く良くなく、シンデレラのオリジナルのアイドル達が
中心となって動いていくコンテンツ
として現在は稼働しているはずです。

一方のミリオンライブは、765プロの13人がオリジナルの37人と並列、という扱いになっていて、
50人体制で初めて「ミリオンライブ」たりえる、という状況で稼働中のはずです。

コンテンツとしてのあり方、この時点でそもそも765プロの扱いが違っていて、そのことに対して
「優遇」などという表現を使うのは、やはりズレている、そう思えるのです。

同じソーシャルゲームで、それぞれモバゲーとグリーという2大フォーマットでやっていると
いうことから、この二つを比較したくなる、というのは当然と言えば当然かもしれません。
私自身、以前の記事ではそういった書き方をしているのも確かです。しかしながら本当は、
同じなのはあくまでもソーシャルゲームであること、これだけだと思うべきではないでしょうか。

アイマスには他にDSという展開があります。これは売上等の理由から大きく展開されることなく、
現在は細々と、という形になっていますが、仮にこれが興業的に成功していた場合、
これが第4(第2)のアイマスの柱となって、シンデレラやミリオン、そして765プロと
並列の位置に立ち、展開されていたのではないか
、そう思うのです。


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DSというのはそもそも「2ndVISION」の展開です、765プロの設定等は「1st」と変わりませんが。
そしてその「2nd」というのはそもそも「アイマス」=「765プロ」ではない、さらなる広がりを
みせる展開としてのビジョン
であって、「765ありき」ですらない、と思ってもいいでしょう。

結局はブランディングの問題等から「765プロありき」になってはいますが、シンデレラに
関してはその「ありき」をしっかり脱出
していて、単独で展開しているわけです。

ミリオンについては「ありき」という表現ではなくて、「ミリオンの一部に13人がいる」と
いう形で、それこそが本来のあり方である
、とするべきはずの展開です。

シンデレラについても、ミリオンについても、「765プロありき」という考え方をするべきでは
なく、それぞれが「今のアイマスの柱」としてある展開だと考えるべきだと思うのです。

今回の映画について、ゲスト出演するのがシンデレラからではなく後発のミリオンからに
なったことに、シンデレラのPが立腹する、ということを理解できないではありません。

しかしながら、そういった「765が絶対的で、それが本流。そしてそこに迎え入れられる
ミリオンは優遇されている」という考え方そのものがズレている
、そう思えてなりません。

便宜上は765プロを「本家」と称するのがわかりやすく、私もそうしていますが、あくまでも
便宜上
です。本来は「765プロ」「シンデレラ」「ミリオン」がそれぞれに柱として存在して、
好きな展開をプロデュースし、好きでない展開はプロデュースしない、そうあるべきでしょう。

映画については、それこそタイミングであり、親和性でありがミリオンのほうがベターだった
という話で、彼女たちの役割自体、シンデレラをも背負ってのものだと私は思っています。

もちろん「世代交代」という大きな問題の影はちらつき、「3rdVISION」でいかなるビジョンを
提示してくるのか、というのでここまでの話は大きく変わるはず
です。しかしながら現在は
あくまでも「2nd」。この「2nd」における3展開はこうである、と私は思うのです。

今回のSSAに対し、石原さんは「オリンピック」という表現をしました。これは大きなイベントで
あり、同時に特別なイベント、ということであり、平時とは異なることを意味するはずです。

ならば平時は…となると、やはり3展開がそれぞれ別モノで、というのが今のあり方でしょう。
その一つが「ONE FOR ALL」であり、あるいはシンデレラの単独ライブであり、と思えます。

私がシンデレラを嫌いなように、何を好きで、何が嫌いかというのはもちろん人それぞれ。
ただ、コンテンツのあり方の捉え方は誤るべきではなく、そこについてはしっかりと
考えた上で、それを判断し、好き嫌いを述べるべきではないか
、そう思います。

まぁ、この私の考え方も誰もが納得する正しいものではないでしょうし、
これに対しての考え方自体もまた「人それぞれ」
になってしまうんですけどね。