M@STERS OF IDOL WORLD!!2014 レポート ライブ編 その1

kage

2014/02/25 (Tue)

さてライブ編ですが、一日目・二日目共通楽曲については、
特に記述がなければ第一印象である一日目の感想、という形で進めていきます。


一日目・二日目 共通

0.前説

まずはいつもの通り社長登場、となるわけですが、その後の流れが一日目と二日目で違います。
一日目はここのところのライブでずっと恒例となっている、アニメPのシルエットによる
赤羽根さんのアナウンス、となったわけなんですが、正直私はこれを好ましく思っていません

もちろん赤羽根さんが嫌いなわけでも、アニメPのキャラクターが嫌いなわけでもありません。
しかしながら、毎度毎度彼が出てきては、「彼こそがプロデューサー」という定義を
押しつけられているようで、それがかなり不快
に思えるのです。アイマスにおける
プロデューサーというのはライブに参加する私達一人ひとり、全員がそうであるはずです。
彼はあくまでも同僚の一人、といくら言われても、こう毎回では…アニメがアイマスの全てでは
全くないわけなので、これはなんとかしてもらいたい、そう思ったのですが…。

そういう意味で、二日目のぷちますP、というのは新鮮であり、非常に嬉しい演出でした。
彼ももちろん広い意味で「アニメP」ではありますが、オリジナルPVを引っ提げ登場、というのは
これまでなかったことですし、非常にメリハリが効く演出で、私としては大満足。

まぁ、本当のこと言うと、最初から最後まで社長にやってほしいんですけどね。


1.THE IDOLM@STER
(中村長谷川今井仁後浅倉平田下田釘宮たかはし沼倉滝田 → 全員)

そしてオープニング曲は、ある意味当然なのかもしれませんが、予想通りこの曲でした。ただ、
最初は765プロメンバーだけで登場したので、「あれ?まさかこのまま?」と思わされました。
もちろん途中でシンデレラもミリオンも登場、となったわけですね。これまた当然ですが。

ここで気付かされるのは、やはり圧倒的な人数。人生において、ライブイベントというものに
アイマスライブしか参加したことのない私にとっては、この人数というのは当然史上最多。
正直誰が誰やら、という感もありましたが、モニターでうまく映してくれたので、ある程度は
把握できました。ある程度は、ですが。まぁモニターの使い方はうまかったですね。


2.READY!!
(全員→ 中村長谷川今井仁後浅倉平田下田釘宮たかはし沼倉滝田)

軽い挨拶のあと、この曲へと突入していきました。私は予想からハズしていましたが、
まぁこのド定番を外すなんてことあるわけもなかったですね。

最初は「THE IDOLM@STER」からの流れでシンデレラもミリオンもいましたが、早々に
ハケていき、結局は765プロメンバーだけになりましたが、なんにしてもこの曲で
盛り上がらないはずがありません。ロケットスタートにこれ以上の曲もないでしょう。


3.CHANGE!!!!
(中村長谷川今井仁後浅倉平田下田釘宮たかはし沼倉滝田中村仁後浅倉たかはし)

そして「READY!!」から間髪いれずこの「CHANGE!!!!」へと繋がって言ったわけですが、
これはまさしく7thと全く同じ演出。過去最高のライブをトレース、というのは嬉しい演出です。

しかしこの後メンバーがハケていき、残ったのが中村さんら4人でした。この4人で何か特別な
つながりがあるのか、というと何もないとは思うんですが、それはそれでオリジナリティがあって
嬉しいメンバーでもありました。ベストライブを踏襲しつつ、まだまだ新しい可能性を見せる、
というこうした演出、765プロの物語はまだまだ終わらないとも感じられて、それが何より

曲自体も「READY!!」からの熱そのままに、一気にヒートアップする素晴らしい楽曲です。


4.ラムネ色 青春
(長谷川平田釘宮滝田)

続いてはこの曲。言うまでもなく今回の映画の新曲で、ライブ初披露、フルバージョン初披露です。
とはいっても大きく曲調が変わることもなく、爽やかさ抜群で駆け抜ける楽曲でありました。

ここでの注目点はなんと言っても平田さん。12人も揃えば流石にハッキリしませんが、
4人ともなると圧倒的な声量というのが非常によくわかります。他3人が比較的細めの声、
というのもあるのかもしれませんが、それにしても、としかいいようのないくらいの凄味。
復帰早々で圧倒的なパワーを感じさせてくれたのは本当に嬉しいことです。

また、「CHANGE!!!!」で中村さん、この曲で長谷川さん、ということで、今井さんと3人で
やっぱり分けるんだな、というのも気になりました。やっぱりこの3人が軸になるんだな、と。
もちろんこれは悪い意味ではなくて、良い意味でこの軸というのを捉えています。


5.Rebellion
(沼倉)

ソロのトップバッターは意外や意外、沼倉さんで、そしてこの曲でした。意外や意外、というのも
失礼かもしれませんが、やはり中村さんだと思っていましたし、ましてやこの曲で、とは…。

ただ、今回の「つなぐ」というテーマを考えれば、沼倉さんの抜擢も十分アリかな、と。
765最年少で、キャリアも浅い沼倉さんですが、だからこそ若いモバグリ声優との距離も近く、
765の「しっかり者の妹」でありながら、モバグリにとって「しっかり者の姉」になって、
「つなぐ」という役割を非常に強く担っている
。そんな彼女がトップバッター、というのは
「アリ」どころか、「沼倉さんしかいない」と思える、そんなベストな人選でしょう。

そしてこの「Rebellion」。8thでも披露されたこの圧倒的なダンスナンバーは、まさに完璧。
ダンス、ボーカル、ビジュアル全てが傑出し、「初っ端からこれで次から誰がどうするのか」と
余計な心配をしてしまうくらいに、あまりにも圧巻のステージを繰り広げてくれました。

さらには、「真実の」という歌詞で、それまで青一面だった会場に赤のサイリウムが
一斉に灯る、というプロデューサー達のプロデュース手腕もまた圧巻。自分も含めてですが…。
会場の照明でもここまで綺麗にやれるだろうか、というくらいの凄味を感じられるものでした。

沼倉さん自身のパフォーマンスと、P達のプロデュース。これが合わさったこのステージは
あまりにも衝撃的過ぎ
て、初っ端から腰を抜かしそうになるくらい、それくらいのものでした。

ちなみにこの楽曲はバックダンサー4人を引き連れて登場したわけですが、最初は
モバグリ声優を引き連れてきたのかと思ってしまいました。しかしながらモニターにはまともに
映らず、そもそもダンスのレベルが高すぎるために途中で違うことに気づきました。
まぁ映画じゃないんですから、バックダンサー扱いはないですよね、流石に。


6.Mythmaker
(たかはし)

圧倒的過ぎたトップバッターからバトンを受け取ったのは、たかはしさんで、この曲でした。
この曲はかなり独特で、正直かなりレアなので(4th以来?)、まさかここで来るとは、という感じ。

あずさにしてはあまりにもワイルド過ぎるこの曲はどちらかというとたかはしさん自身の持ち歌が
如く。しかし、だからこそこのステージで、直前の「Rebellion」の空気を壊さず、それでいて
自身の世界観に引き込んでいくパワー
というものを強く感じられるものとなりました。

たかはしさんは13人揃い踏みとなった7thに無理をして出演の末、膝を故障してしまう、という
こととなってしまいました。元々お忙しい方なので、怪我がなくとも冬フェスや8thに出れたかは
怪しいとは思います。それでも、怪我がなければ、出演してくれた可能性は十分あったわけです。

そうなるリスクを承知の上で、「13人揃い踏み」である7thに参加してくれたたかはしさん。
「アイマスRADIO」が「アイステ」へ改編、降板以降、「アイマス声優」としては一線から退いた
かのようにも思いました。
それが「竜宮小町」「9.18」につながった、そう思えるくらいに。

しかし彼女は、7thへ当然の如く登場し、故障を覚悟で圧巻のパフォーマンスを披露してくれました。
その想いは7thのBDのコメンタリーに全てあるはずで、たとえアイマス声優としての出番が少なく
とも、その想いは他の12人と何ら変わらない、それを文字通り体を張って証明してくれたのです。

そしてその故障から復帰し、以前と変わることない、その姿をここで見事披露してくれました。
「王の帰還」の名に恥じぬ、絶対的なオーラを感じさせる壮大なステージでした。


7.ビジョナリー
(下田)

圧巻の楽曲が続いた後に、その空気を良い意味で壊したのは「天才」下田さんでした。
イントロ時点では、冬フェスでも8thでも叶わなかったフルメンバー揃い踏みを期待したんですが、
沼倉さんが出たばかりでそれは普通に考えればありえなかったわけですね。

ただ、下田さん一人であっても、そのパフォーマンスはもちろん全く揺るぎないものです。
なんといっても下田さんは亜美真美の二人を、ただ一人背負っているのですから。
その意味では常に二人力、他のメンバーにはない重荷でもありますが、それこそがパワーです。

楽曲自体はハイテンションの電波系でもありますが、二日目、私は不覚にもこの曲で涙線が
緩むこととなってしまいました
。正直自分でもなぜこの曲で、と思ったのですが…。

一つ言えることは、私をこのアイマス世界を導いてくれたのは、他の誰でもない下田さんだという
こと。彼女の、亜美、あるいは真美の歌声が、私をこの素晴らしい世界に連れてきてくれたのです。

常にそのことには感謝し続けている私ですが、だからといってこのステージでそこまでは
意識していませんでした。しかしながら、それでも二日目、ここでグッときてしまったのです。
もはやこれは本能的なレベルで、下田さんの歌声が、私の思い出ボムのスロットを回し
始めてしまった
、そう考えるしか説明のしようはありません。この7年の想いが、ここで一気に、
来てしまったのです。その意味でも、やっぱり下田さんは特別だな、と改めて思います。

多分、私に対しこれができるメンバーは他にいません。いかに13人全員が特別でも、
あるいは他のメンバーで、オンリーワンの人がいたとしても、これができるのは下田さんだけです。
この楽曲自体では涙を流すに至りませんでしたが、確実にスロットは回り始めました。


8.乙女よ大志を抱け!!
(中村)

「ビジョナリー」で一転された空気を引き継ぎ、さらに盛り上げたのはやはりこの人、中村さん。
アイマス声優が何人増えようとも、彼女こそが絶対センターであることは変わりなく、
その絶対的な存在感を、この定番曲で見事に示してくれる
こととなったのです。

今回のライブにおいて、映画の春香のように、中村さんがリーダーとして特別に指名された、
ということはきっとなかったでしょう。しかしそんなものなくても、全ての出演者は、関係者は、
そしてプロデューサーは彼女こそが絶対的な大黒柱だと信じているはず
で、中村さん自身も
それをわかっているはず。過去最大のこのライブにおいて、その重圧は決して軽くないはず
ですが、それを微塵も感じさせない、良い意味で普段通りの、見事なパフォーマンスを披露して
くれた
のです。それでいて、巨大なフラッグを持ってバックダンサーとともに行進、という
かつてない演出もあって、まだまだ新しい可能性を感じさせてくれる、そんなステージでした。


9.The world is all one !!
(中村・大橋・山崎)

「乙女よ大志を抱け!!」終了後、中村さんがステージに呼んだのはモバグリのセンターメンバーの
声優である二人でした。この3人揃い踏み、というのはやはりこのライブの象徴であるともいえ、
765から次のメンバーへのバトンパス、をするにあたってのベストメンバーでもあります。

そんなバトンパスになる曲が、この「The world is all one !!」でした。私も今回のライブで
この曲は絶対に来るだろう、と予想はしていましたが、この3人で、とは思いませんでした。
やっぱり全員で歌ったほうが絵になるし、この曲はそういう曲だとも思ったので…。

ただ、実際に歌い始めると、そんなことは全く気にならなくなりました。このメインの3人と
いうのは文字通り「メイン」であって象徴。全員で歌わないのならば、彼女たちしかいない、
少なくともそう思えるだけのものを、彼女たちはそれぞれ背負っているのですから、当然ですね。

そしてこの曲は、歌っているメンバーだけでなく、会場のP達とも「団結」する、最高の
楽曲
でもあります。また、この曲は私のCDデビュー曲でもあり、その意味でも印象的です。

あの「9.18」によって一種のトラウマ楽曲とすら言われたこともありましたが、「世界」、
そして「団結」を掲げるこの楽曲が今回のライブにおいて非常に重要なのはある意味必然


そんな必然の楽曲、盛り上がらないわけもありません。最初のブロック最大の歓声の中で、
言ってしまえば早くも大団円、それくらいの圧巻の空気感が生み出されました

私にとっては、この「765+シンデレラ+ミリオン」、決して望ましいものではありません。
それでも、映画を受けて、「全部で」というハッキリとしたメッセージを受けて、以前に比べれば
随分と考え方は柔らかくなったと思います。だからこそ、この楽曲で描いた、今回のライブの
「つなぐ」というテーマ、これをしっかりと受け止められた
と、そう思います。


続きます。