アイマス9thライブ 大阪公演 セットリスト予想

kage

2014/07/30 (Wed)

さていよいよ今週末は9thライブ大阪公演、ということでツアーが開幕となります。
ということでいつもの通りセットリスト予想から。


1.M@STERPIECE(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
2.ONLY MY NOTE(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
3.合言葉はスタートアップ!(下田釘宮沼倉)
4.ラムネ色 青春(今井浅倉滝田)
5.ポジティブ!(下田)
6.乙心盗んで!(釘宮)
7.おはよう!!朝ご飯(沼倉)
8.神さまのBirthday(今井滝田)
9.Do-Dai(浅倉下田)
10.ストレートラブ!(釘宮沼倉)
11.choco fondue(今井)
12.First Stage(浅倉)
13.ID:[OL](滝田)
14.キミ*チャンネル(今井下田釘宮)
15.らららわんだぁらんど(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
16.自分REST@RT(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
17.待ち受けプリンス(浅倉沼倉滝田)
18.SMOKY THRILL(下田釘宮)
19.オーバーマスター(今井浅倉)
20.shiny smile(沼倉滝田)
21.Here we go!!(釘宮)
22.DETECTIVE HIGH! ~恋探偵物語~(下田)
23.魔法をかけて!(滝田)
24.チェリー(浅倉釘宮沼倉)
25.Fate of the World(今井下田滝田)
26.Kosmos,Cosmos(浅倉)
27.smiley days(沼倉)
28.蒼い鳥(今井)
29.虹色ミラクル(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
30.Destiny(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
E1.The world is all one !!(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)
E2.THE IDOLM@STER(今井浅倉下田釘宮沼倉滝田)



以上が「ぼくがかんがえたおおさかのせっとりすと」となるわけですが、もはや予想と
言うよりは願望であり、この曲が聴きたい、というのを中心にピックアップした形になります。

そうは言っても少しは根拠はあって、今回のライブツアータイトルに合わせて劇場版、
そして初のCDシリーズである「MASTERPIECE」の楽曲を中心
に集めてはいます。

そして既にラジオ等で発表されているように、ぷちますやLTPも来る、という話で
こうした構成にしているわけですが…まぁこのうち何曲当たることやら、という話でしょう。

また、そもそも今回の大阪公演、2日間でセットリストが異なるということも既に発表されていて、
となると2つセットリストも考えるべきなんでしょうが…そこまで考えたところでどうなる話でも
なく、とりあえず一つ自分の好みを並べてみました、という感じですね。

また、楽曲数は30以上、3時間半オーバーなんてことも言われていて、僅か6人でこの
長丁場、どうこなすのか
というのも気になるところです。ソロは流石に一人2曲で、3曲と
言うことはないと思うのですが…その代り、デュオとトリオを連発、という感じかと。

少し細かくみると、まずはタイトルである「M@STERPIECE」がどこに来るかがポイントになると
思うのですが、SSAでは最終盤だったことを含め、映画の劇中と合わせて今度は開幕で
披露されてもおかしくないかな
、と思いオープニング楽曲として選んでいます。そして
OFAの新曲「ONLY MY NOTE」へ…という感じ。コチラの方がオープニングっぽい曲ですけど。

また「合言葉はスタートアップ!」を選んでいるように、LTPとは言われているものの、このLTHの
最新楽曲が来る可能性だって十分ある
かと。販促的な効果だってあるはずですしね。
その意味ではOFAのDLC新曲、おそらくイコールMA3の新曲だって…とも思いますが、果たして。

それ以外にも、REM@STERであったり、ラジオ楽曲であったりと、アイマス楽曲の多様性は
凄まじいことになっていて、今回はどれが来てもおかしくない、ということはあるはずです。

いずれにせよ、今回の9thでは「いつもの」「定番」でない楽曲を可能な限り披露して欲しい、と
思っています。というのは、直近であり、かつ過去最大規模であったSSAで既にそれをやっていて、
かつ、来年の10thこそ「定番」を多用するにふさわしい舞台であるから、ということになります。

これまで9年間、個人楽曲からユニット楽曲、全員曲まで本当に多数の曲を積み上げてきましたが、
実際にライブで披露されるのは一部でありました。それは当然レッスンの都合もあるでしょうし、
P側の反応が良い、ライブ受けしやすい曲、単純に言えば人気曲というのがあるからでしょう。

だからそれを一概に否定はしませんが、しかしこれまで積み上げてきて、それでいて日の当たって
いない楽曲だって彼女たちの楽曲であるわけで、「これぞ765プロ」を見せてくれるという
今回の9thライブにおいて、その積み上げてきた歴史を、この舞台で見せて欲しい
と思うのです。

今回のセットリスト予想なんていつもの通り盛大に外れるのは目に見えてますが、
それは良い意味での外し方であって、定番連発という悪い意味での外し方は避けて欲しいところ。

そして二日間でどれだけセットリストが違うのかも気になりますが、両日行って良かったと、
心の底から思える、そんなセットリストで、最高のステージが披露されることを期待しています

アイドルマスター ONE FOR ALL 総括 後編

kage

2014/07/28 (Mon)

玲音

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ライバルキャラとして立ちふさがり、シナリオに大きく影響してくると思われた玲音ですが、
蓋を開けてみればあまりにも空気過ぎる扱いで、玲音とは何だったのか、というレベルです。

結局のところラスボスでもなんでもなく、スルーしても問題ない存在であった、というのは
果たして正解だったのでしょうか…。早々に登場し、初っ端から挑めばまず間違いなく
返り討ちにあってその強さを体感できる、というのは悪くはないと思うのですが、
「いつでも挑戦できる」事自体が彼女の存在を軽くしてしまっているというか、
シナリオで立ち塞がる、「越えなければならない壁」として機能しなかったのは残念です。

この程度の扱いになるんだったら876プロやジュピターに適当にセリフパートを与えたほうが
良かったのでは、というくらいの話で、その存在意義自体が疑わしく思えてきます。

OFA以外の今後のアイマスの展開において果たしてどう扱われるのか、というのも
気になりますが、まともな出番があるとも考えにくく…黒歴史化しなければいいんですけどね。


ダウンロードコンテンツ



アイマスゲームには欠かせない要素となっているこのDLCですが、今作ではかつてないことに
なっていて、このOFAに全てを注ぎ込む、という姿勢すら伺えるような状態となっています。

なんといっても追加シナリオというのが大きくあり、13人でのシナリオと、個別シナリオの
2種類が今後配信される、ということになっていて、その第一弾が次のDLC3号、
13人シナリオでの「ラムネ色 青春」のシナリオ、ということになっています。

この13人シナリオは一つにつき4話となり、そもそも1話ずつのボリュームがどれくらいなのか
次第ではありますが、ボリューム自体は十分あると期待できるものでもあります。

また、今回は「ラムネ色 青春」ですが、こうなると「虹色ミラクル」あたりはかなり固く感じます。
となると現状では残り一枠ですが…既存曲なのか完全新曲なのか、どちらにしても楽しみですね。

そして個別シナリオというのもあり、こちらはまた完全新曲を引っ提げて、と決まっています。
まだ発表はされていませんが、この完全新曲は恐らくMA3にも収録されるのでしょう
そして現段階では4話×3回、となっているわけですが…これはもちろん「12」となり、
アイドルの数「13」とは異なります。これは亜美真美が一緒、ということを示しているのでは
と危惧しているのですが…この期に及んでそれはないと信じたいですが、果たして。

また、この4人ずつというのがそのままMA3の組み合わせにもなるのか、というのも気になる
ところですし、この完全新曲は本人以外、他のアイドルも歌うことができるのか、というのも
気になる感じ。いずれにしても先日の876TVで放送された部分だけでもいずれの曲も
高いクオリティの楽曲であることは感じられましたし、非常に楽しみにしています。

そしてこの追加シナリオはIE制覇後にプレー可能、ということもあり、そのシナリオ自体も
そうですし、難易度という意味でも手応えのあるものになっていることを期待しています。

他にはスペシャルアイドルというのもあって、3号では待望のディアリースターズが"HELLO"を
引っ提げて登場、ということは非常に嬉しくもあるんですが、4号以降で引き続きシンデレラや
ミリオンが出てくるのか
、というのは気になるところ。それはもちろん上記の追加シナリオが
あるからで、リソースがそこまで割けるのか、というあたりが問題になってくると思います。

いくらなんでもそれぞれ1人ずつ出終わり、ということはないでしょうし、両作のメイントリオを
出さない、という選択肢もないとは思うんですが…果たしてどうするのか気になりますね。

また、楽曲自体に関しても旧曲ではありますが、次から次へと惜しみなく投じられ、最終的に
どれほどの数が出そろうのか
、というのが気になるくらいの凄まじさとなっています。

いずれにしても、本当にこのOFAが「集大成」であり、「エンドレス」のシステムもあってか、
出来る限りの全てを注ぎ込む、というような状態になっているのは確かでしょう。
そしてそれは喜ばしいことであると同時に、不安もまた生まれるのは確かです。


「ONE FOR ALL」の意義

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ゲーム自体の完成度もそうですし、DLCへのかつてない程の力の注ぎようから見ても、
今作がアイマスというコンテンツ、少なくとも765プロの展開においては非常に大きな
位置づけであるというか、やれることは全部やる、という姿勢のあらわれであるとも感じます。

しかしながらそれは以前から危惧していた通り、現体制での765プロの物語はここで全て
描き切る、という姿勢
でもあるわけで、既に発表されている「PS4版アイマス」において
765プロの物語が再び描かれる、ということの期待が非常に難しくなってきます。

「エンドレス」の世界において、アイドル達との別れが描かれない物語。あまりにも心地よく、
言ってしまえばユートピアにも思えるこの世界、これは理想郷であると同時に非常に
残酷な現実をも孕むもの
である、というのは考え過ぎでもないと思います。

もちろん「3rdVISION」という新体制で、例えばまた1歳年を重ねて…ということだって
不可能ではないと思いますが、同じネタはもう一度使えないというか、年少キャラを
中心にこれ以上の年齢アップはキャラ設定自体を崩しかねなくも感じ
、厳しく思えます。

この辺については現状でいくら考えても…という話ではありますが、とにかく、
この9年間の765プロの物語の集大成であることは疑いようのない今作、描かれるものの
全てをしっかりと噛みしめ、味わわなければならない、そう思わせてくれる
のも確かです。

「ONE FOR ALL」とは、「一人は皆のために」、は「プロデューサーはアイドル達のために」、
というものを意味するはずですが、「今作は765プロの全ての物語のために」とも取れます。
これまで765プロが積み上げてきた歴史、それを全てここで昇華し切る、そんな意味にも。

今作の新曲、「Destiny」はそのまま「運命」であり、この楽曲自体が集大成的な意味合いを
持ってもいますが、それと同時に、無印での冒頭の「運命の出会いを信じてる?」に
対する一つの答え
でもあると思います。だったらその答えをくれた13人のアイドル達に対し、
「全て」が込められた今作において、「全て」をかけてプロデュースする、そうした形で
彼女たちに対してこちらからの答えを返す
、そうあろうと私は思っています。

アイドルマスター ONE FOR ALL 総括 中編

kage

2014/07/26 (Sat)

個別シナリオ

13人一人ひとりの物語が描かれた今作。一人ずつみていくこととします。


天海春香

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「ワールド・アイドル・ノヴァ」というアイドルエクストリームとは別の大会にも参加する
こととなった春香。ここで描かれるものは、アイドルとしての成長に伴うファンとの
距離感との葛藤など、まさに王道アイドルストーリーと言えるものです。

王道ヒロインたる春香にとってはこの王道ストーリーというのはやはりお似合いで、
全く違和感なく見事にストーリーを描ききっているとは思います。ただし、春香個人の
特徴、もっと具体的にいえば春香が「アイドル」を志す理由、このあたりが明確でない
というあたりは気になる感じ。過去作まで鑑みれば、これで納得、ではありますが…。

アニメや映画によって、春香個人がどうこう以前に「アイドルマスター」という作品自体を
一人で背負う形にもなってしまった現状に対して、今回のシナリオが明確にその呪縛を
解いたかというと、そこに至ったとも思えず
、この呪縛は今後も付いて回るはずです。

その中で春香が何を見せてくれるのか、その一つの答えがこのシナリオ、と言った感じでしょうか。


如月千早

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メインシナリオのパート数が根本的に少ないとは言え、Pへのデレがあまりにも急過ぎる
といったあたりの違和感はどうしても拭えず。また、千早のアイデンティティたる歌への想い、
そして家族の話等も少なく、どうにも描写不足な感
もあり、やはり過去作を…とも感じます。

ただ、これもこれで一つの千早の物語であるはずで、千早に限りませんが、過去作は過去作であり、
今作は今作で、また新しい側面をみせてくれた、そう捉えるべきなのかもしれません。
少なくとも今作でも人間的な成長はしっかりと描かれたわけで、そこは十分評価できます。


萩原雪歩

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話としては子犬のユキを拾って…ということで、実にスケールの小さいもの。ただ、その小さな
世界の中で雪歩の成長を描く、というのもある意味セカイ系的
というか、そんな風にも感じます。

雪歩というキャラ自体、常に「成長」が大きなテーマとしてあって、過去の作品でもそれが
描かれてきたわけですが、そう考えた時に、今作はこういった形で表現した、というのであれば
このスケールの小ささも、これはこれで、と受け止められるような話でもあります。

「2」では理由があったとはいえ優遇された形でしたが、優遇されなくともしっかりと成長は
描けるし、雪歩の魅力は十分に伝わると、それを感じられたのは何よりでした。


高槻やよい

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やよいもまたスケールが小さいと言えば小さい話で、高校受験という非常にローカルというか
現実的な話が展開されます。ただ、アイドルの裏の側面が描かれるというか、表舞台の
煌びやかな世界だけではない、というのがよりリアリティを持って感じられる話
ではあり、
その意味では非常に評価できる話でもあります。「プロデューサー」だから直面する話ですしね。

そしてその中でやよいのいい子さ、というものがしっかりと描かれるわけですしやよいでは
中々描きにくいシリアスな展開も、リアリティを持ったテーマだからこそ描けた
とも感じます。

まぁやよいが高校生になる、とか何年後の話、とかいうあたりはメタ的にはギャグ要素というか、
そんな日は果たして本当に来るのか、とも感じてしまいますが、そこはツッコんじゃダメですかね。


秋月律子

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「2ndVISION」においては主にプロデューサーとしての立場に立ち、各種展開でも他のメンバーとは
違う扱いになるなど、非常に厳しい立ち位置の律子、今作でのシナリオが最も気になるメンバーとも
言えましたが、蓋を開けてみれば実にお見事、といえる会心のシナリオだったのではと感じます。

律子の夢はあくまでもプロデューサー、というのはあったとして、だからこそのアイドル秋月律子
また存在する
、というあたりで、システム的に「エンドレス」であることも含めて納得のいく物語が
しっかりと描かれたと言って良いでしょう。その意味で非常に完成度の高いシナリオとも言えます。

今作ではこうして13人平等の立ち位置に戻った律子ですが、公式の各種展開をみれば、依然として
厳しい立ち位置で、他のメンバーとの違いが浮き彫りになっているところもあります。果たして今後
どうなっていくのか…は今作だけをみてもわかりはしないのですが、「集大成」であるはずの
今作で、この立ち位置で、この物語が描かれたことは、だからこそ価値がある
と思えます。


三浦あずさ

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その女神的キャラクター故、他のメンバーとは異なり、彼女自身の葛藤や悩みのようなものが
各種展開で中々見えてこない、もっと言えば「プロデュース対象アイドル」として見にくい
そうなってしまっていた感のあるあずさですが、今作では最年長の彼女らしい悩みがしっかり
描かれ、そこをフォロー、そしてプロデュースしていくという物語がうまく展開されました。

プロデューサー自身が「さん」付けで、敬語で接する関係性、それだけで他のメンバーとは
随分と前提が異なってしまっているわけですが、あずさだってプロデュースが必要なアイドルで、
アイドルとしても人間としても成長する余地はある
のだと、それが再認識できたのは何よりでした。


水瀬伊織

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伊織の場合はやはり家族の話というのが非常に重要なテーマであり、今作でもそこがしっかりと
描かれました。そのストーリー自体はありがちというか、意外性などは決してありませんでしたが、
「2」でプロデュース出来なかった事からの反動もあり、これはこれで、とも感じました。

ただ、じゃあ満足できる内容かと言うとそのレベルには至っておらず、新しい側面のようなものが
描かれなかったというのは少しばかり残念
でもあります。それこそ竜宮小町のリーダーとしての
側面や、映画での活躍を鑑みたものを、ですけれど、今作にそこまで求めるのは難しいですかね。


菊地真

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男っぽさに悩み、お姫様に憧れる、というあたりの物語はやはりいつものであって、目新しさと
いうものはありませんでした
。また、プレイヤーの知らない間にプロデューサーが裏側で行動を、
というあたりもシナリオの都合とはいえ、中々納得しにくいというか、少し違和感もありました。

やはりこれまでとは違った新しい側面を描いて欲しかった、というのはどうしてもあるの
ですが、らしさが凝縮されたシナリオだったと見れば、評価できない話ではないでしょう。


双海亜美

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双子だからこそのシナリオであり、かつ「2」ではプロデュースできなかった亜美側からの
真美への想い、というあたりがしっかりと描かれた点については非常に評価できます。

もっとも、全アイドルのメインシナリオ中唯一別のアイドル、つまりは真美が出てきたことで、
ここはむしろ真美の評価が高まってしまうというか、そうなっていたのはちょっと気になる感じ。

それはそれとして、最終的には「別々で良いんだよ」と結論付けた、ここもまた印象的で、
メタ的ですが双海亜美」を亜美真美が名乗っていた上での亜美からの意見、と受け取れば
それはかなり大きくも感じます
。現に「2ndVISION」においては基本的に別々の扱いであり、
「それで良い」とすること、これこそが彼女自身の成長である、とも受け取れますからね。


双海真美

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シナリオの構成というか、根幹は亜美と同じでありますが、それは当然であり、残念という
レベルの話ではありません。その上で亜美真美でどう差別化されるのか、といったあたりが
気になったところになりますが、Pへのアプローチも含め、真美の方がちょっとだけ大人、
ちょっとだけお姉さん、というのが感じ取れるような差異が付けられた
のは良かったと思います。

二人のシナリオを合わせてみれば、「別々」だけど「一緒」、お互いがお互いを誰よりも必要とし、
大切にしている、という物語
であり、この二人のありかたとしてこれ以上はないとも思えます。

声優は下田さんただ一人、という前提や、13人という素数の人数といった色々な問題から完全に
二人が別になることはないけれども、だからこそ
、という話もあり、高く評価できるシナリオです。


星井美希

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展開によって扱い、そしてキャラクター自体が大きく異なり、色々と物議が醸される美希ですが、
今作では最後まで「覚醒」することはありませんでした。最後の最後に「ハニー」はありましたが。

つまりは美希がPとの距離を必要以上に詰めない上での成長、といったものが描かれたわけで、
それはそれで新鮮にも感じられた、ということもあります。とはいうものの、もちろん美希
Pに対する積極的な姿勢が崩れたわけでもなく、一線は越えなかった、というレベルなんですが。

欲を言えば、天才アイドル星井美希から見えるアイドルの世界、というものを春香のように
描いてくれれば
、とも思えたんですが…。美希春香と並び立つ存在でもありますからね。


四条貴音

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最初から最後まで終始具体的なことは語られず、「使命」は「使命」のまま、ということで、
モヤモヤ感が残るのは当然のこととなります。とはいうものの、それが「しーくれっと」であるのが
貴音の魅力でもあるわけで、これはこれで納得できる話でもあると思います。

動きとしてもおでんが云々という、非常にローカルな話だっただけに、よりそのモヤモヤ感が
強くあったとも思いますが、大きく動いた結果が「2」のシナリオでもあったわけで、貴音という
キャラクターをしっかりと活かすにはこのスケールの方が良かったのかも
しれません。

恐らく今後も「しーくれっと」について明言されることはないのでしょうし、その前提のもとで
話を動かすのであれば、こういう話になるのは当然、とすら言えるわけですからね。


我那覇響

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沖縄から単身出てきた、というのがアイデンティティとしてあるため、「2」と話の構成は似ている
気もしますが、シナリオの質自体は非常に高いと思います。ただし、「環境」が前提となっている
話でもあって、「性格」により準拠した話ができなかったものか…
とも思いますけどね。

もちろん性格という意味ではのいい子さが出ているのは確かなんですが、そこにもっと
フューチャーしたものだって描けるはずだとも思いますし、そこが残念と言えば残念かと。

まぁキャラのアイデンティティは環境も性格も合わさって完成されるものであり、そこを
厳密に分けることはできない
、というのはに限らない話なのは確かなんですけどね。


総括

一人ひとり細かくみていけば、満足度の違いというものはどうしたって出てきてしまいます。
だとしても13者13様の物語がきちんと描かれた、これがやっぱり大きくて、新しい側面が
描かれたアイドルもいれば、そうはならなかったアイドルもいますが、トータルで見れば
満足できるものでした
。少なくとも、より完成度にバラつきがあり、そもそも13人プロデュースで
すらなかった「2」と比べれば、その差は歴然とすら言って良いと思います。

また、アイマスはどうしても「無印」がベースになり過ぎている感があって、そこからの
キャラの性格等の乖離が指摘されたりもしますが、パラレルだとしてもアイドル達だって
成長していて、変化している
わけです。この事実をしっかりと受け止め、今作は今作で
また新しい魅力を見せてくれたのだと、そう考えるべき
ものだと私は考えています。

とはいうものの、今作をもってしてもまだまだ描ききれなかったアイドル達の魅力も
あるはずで、そこは残念でもありますが、今後に期待できるところでもあります

それが描かれる舞台が次の「新作プロデュースゲーム」であるかどうかは別の話になりますけどね。


続きます。

アイドルマスター ONE FOR ALL 総括 前編

kage

2014/07/23 (Wed)

今回はONE FOR ALLについていくつかの観点から総括的にまとめてみたいと思います。


ゲーム概要

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「13人プロデュース」を掲げたコンセプトに偽りなく、しっかりと13人のシナリオを描き切り、
かつ本格的なプロデュースゲームであった事、これがまず何より
ですし、この点だけで
本作を評価できるくらいのものです。もっとも本来は「2」でこれをしなければならなかった
はずですが…。まぁ、待たされた分の期待の大きさには応えてくれたと思いますし、
先日発表された今後のダウンロードコンテンツの事まで含めて考えれば、むしろ期待以上で、
本当にどうしちゃったのバンナム、としか言えないくらいの大盤振る舞いにも感じます。

ただし、この大盤振る舞い、今後を考えると…というあたりはまた後述。


システム

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これまでとは違い、プロデュース期間の制限などもなく、それによって難易度が低下した、
というのは確かにあるかと思います。しかしながら、ランクアップフェスにはそれなりの
戦略性もありますし、シーズン目標の存在も、ダレさせない機能として働いていたと感じます。

もちろん問題点はいくつもあって、例えばステージの内容はフェスはともかくライブと
オーディションは実質同じではないか
、というあたりは「2」から解消されておらず、
作業感というものはどうしても拭えない、というのはあったかと思います。

作業と言うならばレッスンというのも今作もあるわけですが、今作ではこれの存在意義が希薄化、
というのがあって、それはそれで問題かと。もちろんブーストを活用できる場面もありますが…。

まぁ作業ゲーというのは今作のようなシミュレーションゲームではどうしたって発生する
わけで、それを回避すべく、突発コミュの存在であったり、あるいはランクアップフェス自体が
飛び級できたりがあり、作業感というのを極力なくそうとしている点は高く評価できるかと。

また、成長システムについても、レッスンではなくてスキルボードになったことで、
戦略性というものも生まれましたし、システム的な意味でもアイドルの個性というものも
うまく表現出来ている
のではないかと思い、これもまた非常に好印象を持てました。
もっとも、バーストアピールの効果が重複しているのはいかがなものかと思いますが…。
そして重複しない個別のスキルを持つメンバーもいるわけで、この辺のバランスは決して良くなく、
13種類の効果をちゃんと用意してほしかった、というようには感じます。

例えばフェスのライバルの使ったような相手への攻撃系とか…とは思うのですが、
攻撃系というのがまず765プロらしくなく、かつフェス以外じゃ役に立たない、というのが
あって採用されなかったのだとは思います。だとしてもなんとか13種類用意を…ですけど。

その他細かいところまで色々と気配りができたシステムだと思いますし、難易度については
例えばトリオのところをソロやデュオにする「縛りプレイ」で調整は出来たりもするので、
それはもうお好みのお話。トータルでみれば間違いなくシリーズ最高のバランスと
完成度といって差し支えないはずで、個人的には大満足の内容でした。


楽曲

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楽曲については、今作のテーマ曲とも言える「ONLY MY NOTE」に加え、発売まで
伏せられていた「Destiny」、各アイドルの持ち歌13曲、そして他全員曲5曲で計20曲もあり、
これは十分な数なのではないかと思います。さらにDLCもありますしね。

実際には持ち歌というのはシステム的には効果をなしていないわけなんですが、
ちゃんと13曲用意されていたのは何より…と言いたいところですが、どうみても亜美
持ち歌が「Coloful Days」なことだけは全く理解できませんでした
。しかも12Colorsでは
ない旧Ver、というあたりもSTV同様納得できず。…これは結局何だったのでしょうかね…。

それはともかくとして、最初から全曲が使用できるのではなくて、プロデューサーランクに
よって徐々に開放、そしてオールスターライブでも大成功することで解放、となっていた
あたりも良かったと思います。「自分REST@RT」「M@STERPIECE」そして「Destiny」
あたりは最初からあっては…という感じで、アイドルとして成長して解放というのが
これらの楽曲自体にもふさわしく
、このあたりについても非常に好印象でした。

ただ少し気になったのは、これらの楽曲が解放されるオールスターライブ。
13人が歌い踊る映像がプリレンダなのはわかりきっていたし、仕方ないのですが、
やはり春香が大センター、というあたりはやはり何とも言えない感じ

もっとも、「自分REST@RT」ではアニメ、CDで歌っていない竜宮小町をあえてセンターに抜擢、
というあたりは律子だけが端、というのはあったとしても上手い演出で良かったのですが…。

「ONLY MY NOTE」や「M@STERPIECE」でのセンターはまだしも、円形を描く「Destiny」に
おいてその円のど真ん中、というのは流石におかしい
、と言わざるを得ませんでした。

せっかくの「13人プロデュース」、好きなアイドルを好きに育てられるこのゲームにおいて、
春香だけがここで特別扱いというのはどうしても納得できず…。このあたりが以前危惧した
「アニメによる弊害」に他ならないのかな、と感じ、今後のアイマス展開にも不安を残しました


まぁそこは問題だとしても、楽曲のクオリティ、そして歌い踊る映像美についてはもちろん
全く文句のつけようもなく、「これぞアイマス」というのを感じさせてくれたことは文句なしです。


ストーリー

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13人それぞれにきちんとストーリーがある、というあたりは「2」と同様の仕様です。
ただし、期間制限があり、それに合わせてシナリオが展開された「2」とは異なり、
今回はランクアップフェスでグレードごとにシナリオが描かれる、という流れになりました。

もちろん13人、メンバーによってそのシナリオは異なるわけですが、トータルで見れば、
内容的には割とローカルな話が多く、アイドルとしてトップへ駆け上がる、という
見せ方はほとんどありませんでした。春香なんかは例外的にしっかりと「アイドル」を
描いていますが、それこそ例外で、やよい雪歩の話のスケールの小ささからは、
「アイドルとしての成長」を中々感じ取りにくかった
ようにも思います。

もっとも、出会いから、ランクアップフェスそしてエンディングに至るまで、メインストーリーは
6回しか描かれないわけで、そういう描き方というのも決して悪くはないとも感じました。

また、メインは限られようとも、プロモーションの仕事やふれあい、突発コミュでしっかりと
アイドルの個性が描かれていたわけで、ボリューム不足ということもありませんでした

また、ふれあいではアイドル間のかけあいというものもしっかり描写されていて、非常に
充実した内容だったとも思います。「いつもの」カップリングやトリオももちろんありましたが、
新鮮な組み合わせも多数みられ、「13人」の厚みを感じられたのは何より

トータルのボリュームが多かったとは思いませんが、ゲーム自体の容量に限界があるわけで、
その中で出来る限りのものは見せてくれたし、「2」では描き切れなかったところに
しっかりと挑んだ、ということだけでも評価していいのではないか
とすら思えます。

また、ストーリーにおいてこれまでの作品と決定的に違うのはエンディング部分であり、
つまりはこれまでは「別れ」が描かれていた部分が描かれず、これまでにはなかった
「これからもよろしく」が描かれる、といったあたりが最大のポイント
になってくるかと思います。

これ自体が今作の「エンドレス」と直結する話でもあるわけですが、もっと広い意味でも
捉えられるのではないかな、とも感じられ、それも含めて色々と考えさせられるところです。


ということで次回はこのストーリーについて一人ひとり見ていくこととします。

「アイドルマスター ONE FOR ALL」 プレー雑感 その4

kage

2014/07/19 (Sat)

さて発売から2ヵ月が経った今作。マイペースでプレーしていた
私もようやく一区切り、というところまで到達したので、今回はそれについて。

状況としては、9年目がちょうど終了したところで、次から10年目に突入。
ということで現実のアイマスの周年についに追いつき追い越した、というところです。
そして「全員平等」を掲げたプロデュースも流石にここまでくれば…ということで以下の通り。

双海真美…A1 IE Lv35
双海亜美…A1 IE Lv35
水瀬伊織…A1 IE Lv35
高槻やよい…A1 IE Lv35
萩原雪歩…A1 IE Lv35
天海春香…A1 IE Lv35
我那覇響…A1 IE Lv35
星井美希…A1 IE Lv35
四条貴音…A1 IE Lv35
三浦あずさ…A1 IE Lv35
秋月律子…A1 IE Lv35
菊地真…A1 IE Lv35
如月千早…A1 IE Lv35


無事13人全員をトップアイドルにするところまで達成したわけです。これを達成したのは
9年目冬の8週目
になったのですが、そこに至るまで13週連続アイドルエクストリーム
という怒涛の展開でもありました。まぁランクアップフェスもそんな感じだったんですけどね。

実際、ここまでランクアップフェスは誰ひとり飛び級などせずに、IEについてもA1に上がってから、
ということでやっていたんですが、それだとペース的にやはり色々厳しくて、かといって飛び級は
したくない…と思った結果、シーズン目標は2シーズン連続失敗にならなければ良い
と割り切って、A3以降はオーディション6回だのライブ6回だのは1シーズンだけは無視する、
というスタンスでやりました。実際、プロデューサーランクもとっくにカンストしていましたしね。
そしてこのスタンスでなんとか10年目の大台に到達する前に全員をトップに導けたわけです。

ただ、実際には少し寄り道もしていて、全員A3昇格時にはスペシャルフェスで蘭子と星梨花
そして玲音も破っています。まぁレベル的にはその時点で余裕綽々だったんですが…。

余裕という意味では、IEも余裕で、というのはその時点で全員レベル35に到達していて、
魔王エンジェルにダブルスコア~トリプルスコアで圧勝、という何とも言えない状態になりました。
まぁこの圧勝具合はBランク時点で既に出ていて、私のプロデュース方針では後半こうなって
しまうのはやむなし、だったということでもありますが…。これはもう仕方のないことですね。

しかし全員IE制覇後に挑んだ招待状での玲音との決戦も圧勝してしまったのには…
レベルMAXだとしても、もう少し手応えのある強さに設定していて欲しかったとは思います。


いずれにせよ、これで一通りのプロデュースは終わったと言えば終わったんですが、S4U用の
ステージ解放であったり、思い出貯めであったり、メール回収であったり
というのもまだ
残っていて、10年目からはこれに挑もうと思っています。まぁ、どこまでやりこむか、という
話で、全てをフルコンプ、というところまでやるかはなんとも言えません。

また事前に告知されていたアップデートというのも、結局これが実施される前にここまで
到達してしまったわけで、このアップデート内容もそれはそれで楽しむ余地も残っているわけです。
そしてもちろんDLCは次の3号以降も続いていくわけで、毎回DLするのはもう確定事項。

「エンドレス」が掲げられた今作、まだまだ楽しめるはずで、そうありたいとも思っています。

が、そうはいってもやはり一区切り、ということで、次回からは今作の総括をいたします。

アイドルマスター SideM 配信開始!

kage

2014/07/17 (Thu)

SSAライブで正式に発表され、その後すぐにサービス開始となった今作。
しかし開始直後にメンテナンスに入り、そしてあろうことかサービス自体が停止に。

その停止期間は半端なものではなくて、もうゼロから作り直しているとしか思えない…
というくらいのものでしたが、ようやく本日になって正式にサービス配信となりました。

という波乱のスタートとなった今作について今回は考えます。


SideMとは

シンデレラガールズと同じくモバゲーで配信されるアイマスのソーシャルゲームであり、
「アイマス第3のソシャゲ」であるわけですが、これまでと決定的に違うのは、アイドルが
男性である
、ということ。これまでにも秋月涼というアイドルがいましたが、それは特例ですし、
今作にも登場するジュピターは「2」から登場していますが、プロデュース対象のアイドルでは
なかったわけで、今作の異質さというのはこれまでのどの作品と比べても突出しています。

とはいうものの、本来の「アイドル」は女性だけでなく男性を含むものであり、その意味では
なんらおかしくはありません。むしろ、これまでは女性アイドルに限定していたことで、
ある意味で狭めていたコンテンツの幅というものを広げた
、という表現すらできるものです。


コンテンツの展開

そもそもサービスが再開したばかりの現時点で何を言っても尚早でしかないんですが、
このコンテンツが今後どう展開していくのか、ということは非常に気になるところになります。

まず真っ先に考えれらるのは、声優が付き、音楽CDを出す、という展開です。
これについてはやらなければおかしい、というレベルの話にすら思えます。もちろん、
サッパリ人気が出ず、この展開にも至らなくなる可能性もゼロではないでしょうが、
「アイドルマスター」というブランドのもとにやっている以上、たとえこれまでとは全く違う
コンテンツ展開であるとしても、最低限の人気は確保できるはずです。

となると次はラジオやライブ、なんていうことまで考えられるわけで、ラジオはともかく
ライブとなるとまた話はややこしくなります。先日のアイマスタジオにおいて、
翔太役の松岡さんがアイマスライブにいつ呼ばれてもいいようにバク宙の練習を
している
、なんて話もありましたが、その真偽の程はさておいて、ライブ自体が
行われる可能性は低くないわけです。となると時期的には例えば10thで参戦、
なんて可能性もゼロではなくなってくる
わけですが…。

それは何とも言えませんが、これまでとは全く違ったコンテンツを立ち上げている以上、
(アイマスというブランドがあるにせよ)ゼロから積み上げていかなければならないはずで、
それ相応に様々な展開がなされていくはずでしょう。


コンテンツの意義

そもそもなぜ今作が生み出されることになったのか、は制作側しかわかりませんが、
普通に考えれば「アイドルマスターブランドを広げる」ということになるでしょう。

これまでは女性アイドルだけであり、そこにつくのは基本的には男性ファン(P)が
主になります。しかしながら男性アイドルを出せば、そこに新たに女性ファン(P)が
つく、ということが期待できて、極端な話アイマスのファン数を2倍にできるわけです。

これは流石に乱暴な計算です。しかし、9年間展開し、ここ最近でもアニメはもちろんのこと、
シンデレラやミリオンによって新たなファンを獲得してきたのは確かでも、またここで
少し行き詰まり、というものももしかしたら見えてきていたのかもしれません。

だからこれまでのものとは異質の展開をすることで、新たなファン層を開拓したい、
「アイマス」のブランドそのものを強化したい、という狙いがあるように感じます。
もちろんそれとは逆に「アイマスブランド」によりこのSideM単独での成功も狙っているでしょう。

いずれにせよ、その意味では決して間違ったやり方ではないと思うし、意義は十分に感じられます。


コンテンツのリスク

しかしながらこの異質の「男性アイドル」、当然リスクというものがゼロであるとは思いません。
「2」の際に「可能性を生み出しただけでアウト」と言われたことが再現されているのは確かで、
たとえ公式がやらなかったとしても、女性アイドルと男性アイドルの絡み、というのは
二次創作などで展開されるのは目に見えていて、これが全く望ましくない、
というか許されない
、という意見が噴出するのは当然のことだとも思います。

あるいは10thに参加するかどうかはともかくとしても、ライブなどのイベントでの
共演の可能性も十分あって、それもまた望まない、とする意見があるのは必然です。

こうなると、「可能性」はもう生み出されてしまっているわけで、後は現実的にどこで
線引きするか
、という話になってくるわけです。しかしこの展開、実はシンデレラのときと
同じような話でもあって、最初は「混ぜるな危険」であったのをあるときを境にして
「混ぜろかき回せ」になった
、という経緯もあり、立ちあがりだけを見ても判断できません。
もちろん、シンデレラのときともまた話が違うわけで、そこはしっかり考えていると信じてますが。

また、そうしたリスクの話でいえば、このコンテンツがSSAで発表された、というのは実に
上手いものだった
と思います。というのはもちろんSSAが「みんなまとめてアイドルマスター」と
いうのを掲げたライブだったからで、あの空間は言わば何をやっても許される、そんなもの
だったと言えるからです。シンデレラもOK、ミリオンもOK、だったら男性だってOK、という
ノリでやってしまおう、という感じでできたあたりはプロモーション的には正解
でしょう。

もちろんそれ以前にジュピターという存在の功績があって、彼らなしで急にこの展開では
難しかったと思います。彼らが「許された」という風潮なくして今作がなかったのは確かです。

そしてそれと同時に、昨今のネット文化として(主に男性同士の)同性愛が半ばネタと
して捉えられるようになっている風潮というのも今作にとって追い風になっている、
というかむしろそれがあるからこそ今作を出した
、そんな風にすら感じなくもありません。


私自身の捉え方

さて、この「異質」のSideMに対し、シンデレラを酷評し、ミリオンも100%受け入れている
わけではない私としては「好きにやってくれ」というのが正直な感想になります。

ゲームに登録するかしないかで言えばしないわけですが、シンデレラのような批判をする
気も起きない
というか、本当に「異質」な存在としか現時点では受け止められていません。

ジュピターに限って言えば、CDも漫画も購入する程度には、言わば「許容」していますが、
じゃあこのSideM名義で出たら買うのか、と言われると…。相当に厳しい感じ。

ライブという意味では10thに参加してほしいかと言うと、して欲しいとは全く思いません
ジュピターの3人に限ってもそれを認めたくはありません。ただし、765の13人、876の3人、
ミリオン37人、シンデレラは何人だか知りませんが全員、「フルキャスト」でやる、という
くらいものならば、かろうじて容認はできるかもしれません
。まぁ現実的にはないでしょうが。

要するに、現状の「女性側」と全く切り離してやるのであれば、それはもう勝手にやってくれ
という話。ただし、ほんの僅かでも近づける話があるのならば、それは批判の対象になります

果たして今後このSideMをどう動かしていくのか、現状では予想と言うか妄想しかできませんが、
その動きは他の展開と同様に注視していかなければならないとは思っています。

9thライブで危惧される事案について 後編

kage

2014/07/14 (Mon)

7/27 23:55追記

該当企画について、主催者より中止が発表されました。具体的には以下でご確認ください。

http://twipla.jp/events/99237


誰のためのライブなのか

そもそもライブとは誰のためのものなのか。普通に考えればお金を払って観客として参加する
我々プロデューサーのためのものであり、そのP達が楽しめることが最優先のはずです。

しかしそこはアイマス、プロデューサーであるが故、ステージに立つ声優陣にも楽しんで
貰いたい、という気持ちが他のライブよりずっと強いはず
で、だからこそ今回の企画が
生まれたはずですが、成功したとして、果たしてこの企画で声優陣は本当に喜ぶのでしょうか。

これまでのアイマスライブの歴史を振り返れば、ラジオ等でそうしたP側の企画に対する
リアクションというのはあったわけで、今回の企画も成功すればその可能性は高いでしょう。

しかしながら本来考えるべきは、そうした表面上のリアクションではなくて、
真に彼女たちが望むものはなんなのか、というところになるはずでしょう。

シンデレラとミリオンが単独ライブを終え、満を持して迎える9thライブ。そうしたバトンを
つなぐこと、先輩としての貫録をみせること、あるいは人数が不足しているという事態に
対して、不安ないしプレッシャーがないとは思いませんが、これまで彼女たちが
積み上げてきた実績を考えれば、そこまでの重圧がかかるステージではないのでは
ないかと思えます。少なくとも、初の単独ライブであったシンデレラやミリオンほどには。

だからこそ、彼女たちは、我々Pが心の底から楽しめるようなステージをつくろう、
という気持ちがより強く持てるはず
で、それを実現してくれるとも私は信じています。

もちろん13人の人間がいれば13通りの、8人に限っても8通りの考え方があって、
もしかしたら私の思ってるようなことなんて誰ひとり考えていない可能性もありますが、
その気持ちは絶対にあると、この7年彼女たちをプロデュースしてきた私は信じています

今回の企画、私一人だけが不満を述べているだけならまだしも、少なからずそうした声が
他にもあるのが事実で、この時点で、彼女たちが望んでいるはずの「Pが楽しむ」を
阻害している
、ということにもなっているわけです。これはもちろん「じゃあ不満なんて
言わずに楽しめよ」なんて暴論が通用する話ではないのは言うまでもありません。

「私達は『プロデューサー』に過ぎず、同じ『プロデューサー』の中に不満があったとしても、
輝かせるべきアイドル、声優に楽しんで、喜んでさえもらえればいい」、
という考えがもしあるのなら、それは根本的に間違っている、と私には思えるのです。

プロデューサーの不満こそが、彼女たちの不満にも直結するはずであり、そしてそれが
プロデューサー内から発生しているのであれば、それほど悲しい事態もそうそうないでしょう。

改めて、この企画は誰のために、何のためにあるのか、主催者及び賛同者には改めて
考えてもらいたいですし、あるいは企画以前に、アイマスライブは誰のために、何のために
あるのかを改めて考えるべき良い機会
でもあると思います。マナー問題が噴出し、P内での
内輪もめが起こっているとすら言える今だからこそ、そしてまだ9thは始まってない今だからこそ。


ということで今回は名指しの意見ということで、これまでのスタンスとは随分と違うことを
してしまったわけですが、この9thライブという極めて大きなイベントに対してこうした大きな
トピックが浮上している以上、必要なことだと判断したから、こうした記事を書きました。

この9thライブ、特に東京2日目というのは、もしかしたら765プロ単独ライブ最終公演の
可能性すらゼロではない
わけで、私としてはこのトピックを無視はできなかったのです。

ライブのタイトル通り、このライブを「最高傑作」にするためには彼女たちの頑張りは
当然必要ですが、同様に私達Pのプロデュースというのも当然必要です。
そのプロデュースとはどういう形であるべきなのか、改めて考えるべきだと私は思います。

9thライブで危惧される事案について 前編

kage

2014/07/13 (Sun)

7/27 23:55追記

該当企画について、主催者より中止が発表されました。具体的には以下でご確認ください。

http://twipla.jp/events/99237


(仮)9thツアーファイナルにて「虹色ミラクル」で
765ASに虹をかけませんか?


さて、気付けば目の前に迫っている9thライブですが、現在こういった企画が持ち上がっています。

http://twipla.jp/events/99237

簡単に言えば、9thライブ東京二日目の「虹色ミラクル」の際に、サイリウムで会場に虹色に
見える風景をつくろう
、という企画なわけですが、これは当然有志のPによる企画であります。

私は散々このブログでアイマスの公式展開を批判してきたし、ライブにおいてマナーが悪い、
「不特定の人たち」などをも批判してきましたが、これまで「特定の人たち」に対して
意見をしたことはありませんでした。それは当然、「マナー」としてそんなことをするべきでは
ない、という大前提があるのはもちろんのこと、そもそもそうまでして意見しようというものが
存在しなかった、ということでもあるんですが、今回はあえて「特定の人たち」に対して
意見をする形
をとらせていただきます。これについては当然自分としてもするべきことか
どうか迷ったわけですが、やろうとしている企画の規模などを考え、こうした形で
名指しして意見をすることは妥当性があると判断し、今回そうさせていただきます


さて、この企画について結論から先に言いますと、私は反対です。

9th東京二日目に私は参加しますが、たとえこの企画用のサイリウムを手渡されたとしても
それを受け取るつもりはありませんし、「虹色ミラクル」においては8色、ないしは13色の
サイリウムを振る予定です。一万人中私以外の9999人が企画に参加してもそれはブレません。

そう思う理由についてはいくつかあるわけで、それは以下の通り。


1.企画者の自己満足臭

一言で言えば生理的嫌悪感、と言っても良いかもしれません。とはいうもののそれだけでは
どうかと思うので、もう少しきちんと書くと、「ライブの私物化」を強く感じるということです。

企画である以上は当然主催者というのがいるわけで、事実この企画もそうした立場の人たちが
いるわけなんですが、もうその時点でアウトというか、受け入れられない事案です。

この企画を何のためにやるのか、といったときに、建前として当然上がってくるのは
「声優陣を喜ばせたい」というものがあるはずで、それは本音としてもあるとは思いますが、
それと同時に本音の部分には激しい自己満足臭というのも感じてしまいます。

周年ライブという大きな舞台で「ぼくたちのかんがえたきかく」が成功したという充実感、
そして声優陣のリアクションが欲しい、「嬉しかった」と言って欲しいんでしょ
、と。

その気持ちは当然わからなくはなく、事実その小規模なものはフラワースタンドであるわけで、
私自身フラスタではありませんが楽屋花を贈っているという事実もある以上、
同族嫌悪と言われても仕方ありません。しかし、これは規模が全く違う、という話です。

別に自己満足という概念自体は良いのですが、ライブという大きな場面において、
全ての観客=Pを巻き込んでやろう、という規模になっている時点で全く良いわけがありません。
>なお、企画は強制ではなく、参加されるのは個人の自由です
とも書いていて、こんなことは当たり前のことなんですが、こんなことを書く必要がある
規模のことをやろうとしている時点で「私物化」という表現が出来る
かと思います。

自己満足がしたい、声優に喜んで欲しいという気持ちがあるのならば「私物化」にならない
レベルのことをやるべき
であり、この企画はそのレベルを間違いなく超越しているのです。


2.「虹色ミラクル」の歌詞を無視している

そもそも該当の楽曲となっている「虹色ミラクル」にはこんな歌詞があります。
「みんながそれぞれの、カラーを持ち寄ってRainbow」
これについては企画のページでも引用しているように、当然気に留めているはずなんですが、
やろうとしてる企画は「みんなが決められた、カラーを持たされてRainbow」になって
いるわけで、全くもって逆のことをやろうとしている、とすら言えるものです。

もちろん歌詞は歌詞でしかなく、それに絶対的な意味を求めることは正しくないのかも
しれませんが、この企画をやろうとしていること自体、この楽曲のタイトルに合わせている
わけで、それをやるんだったら歌詞をしっかり読めよ、としか言いようがありません。

本来の歌詞の意味合いをもう少し考えると、この「カラー」というのはアイドル達の
「個性」でもあるわけですが、ライブという会場、サイリウムというところまで考えるなら、
我々Pの「カラー」、つまりは「個性」をも内包する歌詞として捉える事ができます。

プロデューサーと一言で言っても人それぞれ立場が違い、キャリアが違うのは当然です。
今回は765単独(のはず)で、SSAなどに比べるとある程度はまとまっているとは思いますが、
それでも人それぞれ各々の想いを持って参加し、各々の想いの籠ったサイリウムを本来は
振るはず
です。それは13色かもしれませんし、8色かもしれませんし、お気に入りのアイドル、
声優の1色や2色かもしれません。あるいは個人的にはあまり好ましくは思っていませんが、
仁後さん、やよいに捧げる意味ではない、全員に向けるウルトラオレンジもあるはずです。

こうした「それぞれの想い」でつくられる光景こそがこの楽曲がライブで披露される際に
生み出される「虹」のはず
で、席によって決められたカラーを振らされることで生み出される
虹にはそうした「想い」は全く感じられないし、単なる照明器具と変わらないレベルのものです。

もちろん「声優陣にキレイな虹」をみせたい、という「想い」がある、というのはわかりますが、
それが本来生み出されるはずの光景より本当に綺麗なものなのかは疑問でなりません。


3.主催側の本気度が疑わしい

そもそも「虹色ミラクル」が披露されるかどうか、というのが現状不明であり、開幕の大阪公演、
そして名古屋公演で披露されなければこの企画自体が立ち消え、というのはわかります。

とはいうものの、披露される可能性自体は極めて高く、だからこそこうした企画をやろうと
しているはずなんですが、その本気度は果たしてどの程度なんでしょうか。
>少なくともTwitter上だけでも700〜1000人の参加者、興味ありの
数字がなければ本企画として実行するのは難しい

という数字の妥当性はどこから出てきたのか、という話はさておいても、
>東京公演2日目に会場付近にて可能な限りの数のサイリウムとチラシの配布を行います
と言っている以上、一定度の本気度というのは見てはとれます。

しかしながら、もし仮に私がこうした規模で企画をやるとしたら、例えばツイッター上で
東京2日目の参加を表明している全てのPに対し、一人ひとりお伺いを立てる

くらいのことはすると思います。そんなことまでする必要がない、大袈裟すぎる、なんてことを
言うかもしれませんが、やろうとしている企画はそういうレベルの話だ、ということです。
しかし現状その動きは見えず…もちろん大阪、名古屋後にそれをするのかもしれませんが。

はっきり言ってその程度の事が出来ないのならばこんな大規模な企画を立ち上げる
資格もないし、本気とも言えないと私には感じます。中途半端にやって身内で盛り上がる、
という話で終わらせたいのならそれで結構ですが、企画自体はそのレベルではないですからね。


4.今後の悪しき風習になりかねない

今回の企画が成功したとのならば、「また次も」となり、失敗したとしても「次こそは」と
なりかねない、これもまた問題
です。さらには企画が一本、一曲だけでも全く望ましくない
事態なのに、それが複数になる可能性というのもあって、こうなったらもはや目も当てられません。

実際にはこれほどの規模でなくとも、アイマスライブにおける企画の過去の前例というのは既に
あるにはあって、だからこそ今回の企画が生まれたのだとは思いますが、そうした「楽曲の私物化」
という風習がさらに広がりかねない
、その危険性が極めて高いものだとこの企画に感じるのです。

もっとも既に「コール本」なんていう存在もあり、そもそもサイリウムの色というもの自体、
ウルトラオレンジを筆頭に暗黙のルールというか、そういったものが発生しているわけですが…。
「企画」によって「(一部の)P側が勝手に決めたルール」がさらに明文化されることが望ましい
わけもない
、と私は思っていますし、それに拍車をかけかねないのが今回の企画でしょう。


5.プロデューサー間の内紛のきっかけになる

まさに私が書いているこの記事こそが火に油を注いでいるということは全く否定しませんが、
そもそも火種が蒔かれていること自体が問題です。この企画が成功しようがしまいが、
「協力しない奴がいるから失敗した」「もっと賛同者がいればもっと綺麗になった」などという
意見が上がるのは火を見るよりも明らかであり、これは非常に由々しき問題だと思います。

もちろん主催者自体はそんなことを言わないはずですが、賛同者・参加者からはそういう声が
上がるのは必至であり、主催側が「企画は強制ではなく、参加されるのは個人の自由」と
言ったところで、あまり意味をなさないと思われます。昨今のPの状況を見ればなおさら。

この問題は主催側がどんなに頑張ろうとも対処できないレベルの話であって、じゃあどうするか
というと、企画そのものをやらない、以外の選択肢は私には見当がつきません。


優先すべきことは

これらの問題があるからこそ、私は「反対」の立場をとるわけですが、それに対する
意見として「P個人の意見よりも声優が喜ぶかが大事」なんて反論があるかもしれません。
確かにアイマスというコンテンツを考えた場合、P個人の考えよりも、アイドルを、声優を
優先する、という考えが間違っているとは思いません。しかしながら、今回の企画が
果たしてそれに見合っているのか、それ自体が問題
だと私は考えています。

続きます。

アイマスにおけるライブとは

kage

2014/07/11 (Fri)

さて、ミリオン1stライブから早一ヶ月が経ち、そして9thライブ開幕まで
あと一ヶ月を切った、というこのタイミング。少し気になるトピックも発生しているため、
今回はこの「アイマスライブ」について少し考えてみたいと思います。


アイマスにおけるライブの位置づけ

アイマスとはそもそもアーケードゲームから始まったコンテンツであり、ハードこそ変えつつも、
今に至るまでこの「ゲーム」がコンテンツの中核であることは言うまでもありません、

しかしながらそれ以外にも多岐に渡って展開されており、例えばCDであり、アニメであり、
漫画であり、そしてライブというものもまたそのうちの一つとして存在するわけです。

そしてこの三次元で開催されるライブというのには当然二次元のアイドル達は出演できないため、
声優が出演する、ということになっていて、その意味では特殊な展開であります。
しかしアイマスというコンテンツは、ライブに限らず、ラジオを筆頭に声優を前面に出すもので
ある上、ライブという生の空間ならではの熱、空気というものもあるため、多岐にわたる
アイマスの各種展開の中でもかなり支持が強いというか、高い位置づけにあります


それは周年ライブという形で毎年大型ライブ、あるいはツアーが行われていることでも明らかで
あり、ここで新情報が公開されるなど、もしかしたら「高い位置づけ」どころではなく、
「二次元のゲーム」と並び立つ「三次元のライブ」と言って良いくらいかもしれません、


アイマスライブの特殊性

ライブの特殊性というよりは、アイマスというコンテンツの特殊性にもなる話ですが、
アイマスライブの客席にいるのは「ファン」ではなくて「プロデューサー」であり、ステージに
立つ声優を、アイドルを「応援する」のではなくて「プロデュースする」というスタンス

あることが、一般のアーティストや他の声優系ライブとの決定的な違いと言ってもいいでしょう。

サイリウムやコールの扱いというのがそれを端的にあらわすものであり、もちろん他の
声優系ライブでも統率されたものなどが複数あるわけですが、それでもこのアイマスライブの
スタンスというのが特殊であるのは確かなはずで、「アイマスらしさ」の一端でもあるはずです。

また、フラワースタンドというのもアイマスライブの文化であり、自分の主にプロデュースする
声優・アイドルに対してP達が思い思いの花を送る、ということが行われています。

もっとも、これについてはやや過剰なまでのアピール合戦と化している感もあり、
100%誰からも支持されているようなものでもないと言えるかもしれませんが…。とはいうものの、
公式がしっかりとレギュレーションを出しているわけで、それに法ってさえいれば
問題視されるようなものではなく、「アイマスライブらしさ」の一端であるのは確かでしょう。


アイマスライブの問題

ということでアイマスライブは特有の文化が存在して、基本的にはいずれも支持され、
楽しまれているものでもありますが、当然何もかもが評価され、称賛されているわけでは
なくて、そこには問題点というものも少なからず存在しています

それはキャストがステージで歌やダンスをトチってしまう…なんてことではもちろんなくて、
P側の問題、であるわけですね。もちろん公式側にも物販などで問題が全くないわけでは
ないんですが、ライブ全体を通して見た場合はそれほど重大な問題ではないはずです。

重大な問題と呼ぶべきなのはP側の問題、ということで、具体的に言うのならばやはり
マナー関係、ということになります。これについては直近でミリオン1stで指摘している通り
「アイマス最高コール」であったり、場違いな奇声であったり、という話であって、これらの
存在が本当に最高であるはずのライブを貶めている、といっても過言ではありません。

もちろんこれはミリオン1stに限った話でもなくて、次の9thだって危惧するべき話なんですが、
現時点でこれとは別の問題が浮上してきていて、それは非常に大きなトピックとなっています。

ミリオンライブ プレー雑感 その2

kage

2014/07/07 (Mon)

「ポチポチゲー」

毎日ログインはして、それなりにプレーもしているわけなんですが、ソシャゲを始める以前から
持っていた「ポチポチゲー」のイメージは全く薄れないどころか、予想より酷かった、としか
言いようがない
ものになっています。何も考えずに連打することの何がゲームなのか、と言う話で、
「アイマスだから」「美奈子がここでしかプロデュースできないから」という条件があってやっと
プレーできるようなシロモノでしかない、ということはハッキリと断言できます。

そしてこのようなゲーム性では「プロデュース感のなさ」を痛感するほかなくて、
並行してプレーしているOFAと比べると、その差は絶望的にしか感じられないわけです。

ソシャゲだとしても、せめて「タイミング良くタッチ」とか、「何らかの順番でタッチ」とか、
最低限のゲーム性さえあればもう少し印象は違った
と思うんですが、それすらない連打ゲーと
いうのは…。これではどうやっても「プロデュース感」を実感できないのは仕方ないでしょう。

また、レッスンという名の「アイドル合成」というシステムもいかがなものかと。何をレッスンして
いるのかすらわからない謎の仕様であり、もう少しなんとかならなかったのか、という感じ。

根本的な部分にもなりますが、ガシャで出てくるのはアイドルのカードではなくて、衣装や
楽曲であり、それらをアイドルにコーディネートする、そしてレッスンは合成なんかではなくて
前述のタッチのような僅かでもゲーム性のあるもの、というのなら全く話は違った
と感じます。

しかし現実はアイドルのカードをガシャで引き、合成して強化し、並べてポチポチするだけ、
というものであって、私の中での「ソシャゲ(笑)」という表現はやっぱり覆りようはありません。

その意味で期待した「大型アップデート」でもあったんですが、実際には「プラチナスターライブ」
というものが追加されただけで、根本的なゲーム性は何も変わらず、非常に残念なものでした。


プラチナスターライブ

ということで追加されたプラチナスターライブ、ゲーム部分はやはりしょうもないレベルですが、
ポイントとなるのは「シナリオ」になります。これまでのミリオンにおけるシナリオというのは、
「Pがプロデュースする」というものではなくて「アイドル同士の掛け合い」ばかりであって、
だからこそ「プロデュース感」がない
、ということになっていたので、そこをカバーするような、
「プロデュースストーリー」をしっかりと描こうとしている点については評価できると思います。

もっとも、CD等の都合もあってユニットは固定であり、シナリオ自体も「ただ観るだけ」、あるいは
「一つだけしょうもない選択肢があるだけ」というもので、満足できる内容かというと、
そのレベルには達していない
、というのも事実です。結局のところこれではCDの
ドラマパートとほとんど何も変わらないわけで、やっぱり「プロデュース感」は足りませんから。

ただ、アイドル個人、あるいはアイドル間の横のつながりを深く描けるのは確かであって、
その意味で彼女たちの魅力を体感できる一助としては機能出来ているのかな、と感じます。


アイドル達の魅力

ミリオンのアイドルについては、これまで美奈子しかほとんど触れていないわけなんですが、
このミリオンを3ヵ月プレーしたこと、そしてLTPも完結していることで、他のメンバーも一通りは
知れているわけで、それぞれについてそれぞれの印象というものは当然受けられています。

以前にも書いている通り、「王道ヒロイン」を好む私としては未来はやはり強力ではあるんですが、
「メインヒロイン補正」が春香同様にかかることで下降修正される
という事態。その意味では
琴葉はその扱いではないこともあって高く評価できるキャラかな、と感じています。
それ以外だと海美、優遇補正があれども可奈、あるいは多少変化球ですが桃子あたりも
好印象のキャラクターであって、13人の親愛度を一通り上げきった後に起用する有力候補にも
上がってきています。…もっとも、その日は数ヵ月、下手すれば数年後になりそうですけど。

また、これだけのキャラがいると、残念ながら好印象を持てないメンバーというのもいて
そのメンバーの名前は上げませんが、今後どう付き合っていくべきかは少し課題になってきます。

正直な話、765のメンバーだって全てのキャラが全て「好みのタイプ」かと言うと、もちろん
そうではありません
。仮にそんなことを言う人がいたら、怪しいというか、胡散臭いとも思います。
しかしながら、私にとって彼女たちはここまで積み上げた7年に圧倒的な量と質の「情」があって、
そんな領域をとっくに打破していて、「全ての二次元キャラの中でトップ13」を構成しています。

だからミリオンのメンバーだって、その域に到達する可能性もあるわけですが、現状のこの
ミリオンライブのゲームではどうにもならず…というところ。37人中圧倒的トップであり、
単純なスペックなら765プロメンバーをも超える美奈子すらその域に到達できないのは
要するにこのミリオンのゲーム内容であり、コンテンツ展開の問題でもあるわけですね。

まぁどんなに優れたコンシューマゲームが出ても、コンテンツ展開があっても、13人と積み上げた
モノに一朝一夕で追いつけるはずもなく、美奈子すらそうであるのもまた事実ですが。


声優>アイドル

ゲーム自体がこの状況であることもあり、そしてミリオンは「中の人」、つまり声優を強く押す
こともあり、ハッキリ言って現状で私にとってのミリオンに対する情は「声優>アイドル」
なっています。これは765とは逆の状態であり、一種の歪みでもあることは自覚しています。

歪みとは言うものの、アイマスというコンテンツにおいてこれが必ずしも間違ったもので
あるとは思っていませんが、しかし765との整合性が取れていないのは自分の中でも
気持ちの良いものではありません。だからこそ、やはりアイドル達をしっかりとプロデュースできる
コンシューマゲームというのを待望しているのであって、必須だとも思っています


前述の通り、それをもって13人に37人が敵うとも思っていませんが、「引き上げ」には
十分なるはずで、自分の中でワンランク、あるいはツーランク彼女たちの位置をあげられるはず。

1stライブにおいて声優陣は既にランクアップしている以上、アイドル達にもそこに追いついて
欲しいし、追い抜いてすら欲しいとも思っています
。もちろん追いつくだの追い抜くだのは
結局私自身の感覚の問題でしかないんですが、その感覚こそが最も重要ですからね。

そもそもこのミリオンを容認、あるいはプレーを始めたきっかけが正統派の理由ではない時点で、
こうした歪みが発生するのは自明の理でもあったんですが、その歪みは矯正したいし、
しなければならないとすら思っています。色々なことをトータルで考えても、ですね。

だからこそやっぱりコンシューマ…というのを期待しつつ、「しょうもない」と酷評しながらも、
現状では「これしかない」ソシャゲをプレーする日々は続いていきます。

ミリオンライブ プレー雑感 その1

kage

2014/07/05 (Sat)

今年の佐竹美奈子の誕生日、つまりは3月22日にミリオンライブのゲームに登録して
早3ヵ月以上経ったわけなんですが、これまで一度たりともこのゲームのプレー状況に
ついて書いておりませんでした。ということで今回はこの状況についてご紹介を。


基本情報

まずは基本的なところからなんですが、「毎日ログインするのもしんどい」と言ったものの
結局は毎日ログインしています。しかしながら「一歩踏み入れると底なし沼」には
至らず、つまりは無課金でプレーし続けている、という状態でもあります。

もう少し具体的に書くならば、Lvは165、称号は「有能プロデューサー」、劇場Lvは73
という状態。お誘いをいただいてラウンジにも所属しております。


ユニット構成とカード収集

ユニット構成については、開始から今日に至るまで美奈子をセンターに起用し続け、
サイドを765プロメンバーが固める、という構成でやっているんですが、親愛度の関係から
これまでサイドを務めたことがあるのは真美亜美春香雪歩の4人だけ
親愛度を上げられることろまで上げられたら他のメンバーにバトンタッチ、ということを
しようとしているんですが、これが中々上がらずに残り9人は未だ出番なし、となっています。

親愛度という意味では美奈子はとっくにMAXの500に到達しているんですが、それでもセンターに
立たせ続けております。結局はこのミリオンをプレーしているのは美奈子がいるから、が
大前提であるわけで、ここは765のメンバーにすら譲らない
、という体制でやっています。
ということでファン人数は一人桁違いの15万人オーバー、「超メジャーアイドル」となっています。

また、親愛度と言うのは新規カードを手に入れないと上限が上がらない、ということになって
いますが、カード集めというのは基本的にはバザー頼り、ということにもなってします。
しかしながら無課金ではメインのトレード要員であるスパークドリンクがなかなか入手できず、
美奈子に関しても、数十から数百のスパークドリンクを要するレアカードはゲットできていません
具体的には「ミラクル元気ライブ」「聖夜のディナー」「祝福のステージ」「絶景秘湯ライブ」
「ぽかぽかサービス」が未入手となっていて、これらは今後も無課金である以上は厳しいでしょう…。

ということでバザーにおけるカード集めも美奈子を最優先でやっていたんですが、行き詰ってきた
ことで、765プロのメンバーも集め始めました。前述の4人を順々に少しずつ集めているわけです。

しかしそれも多数のスパークドリンクが必要、ということで行き詰り始め、次なるメンバーに
移行、という感じ。具体的にはやよい伊織の起用を予定していますが、まだ先の話ですね…。


デッキ構成

デッキ構成については、前述の通り美奈子だけが充実しているわけで、基本的には美奈子
中心とした構成なんですが、全てが美奈子である「美奈子艦隊」というわけではなく、同一カードを
2枚は現状使っていない
、という構成でやっています。つまりは美奈子以外のメンバーのカードも
デッキには入ってくるわけです。そしてここは765プロのメンバーに限らず、強力なカードが
あれば誰であれ起用しています。ただ、やっぱり美奈子艦隊を組もうかな、とも思案はしています。


プレースタイル

さてこのミリオンライブは一応色々な楽しみ方ができるゲームになってはいますが、私は
基本的にはひたすら営業を続け、イベントがあればそのイベントをひたすら、というスタイルです。
もちろん「プラチナスターライブ」も並行しながらやっているわけなんですけれども。
まぁ、このプレースタイルでは「ポチポチゲー」以外の何物でもないわけなんですけどね…。
かといってコンベンションセンターやドラマシアターは特に参加する気も起きないという…。


続きます。

「アイドルマスター ONE FOR ALL」 プレー雑感 その3

kage

2014/07/02 (Wed)

さて久々にこの話題を。発売して早一ヶ月半経ったわけで、多くのPが大体の
プロデュースを終えたころではないかと思うわけですが、私はと言うと、
未だに誰ひとりトップアイドルに出来ていない、というのが現状であります。

というわけで現在は5年目を終えたところ、正確には6年目1週時点で以下の通り。

双海真美…B2 Lv27
双海亜美…B2 Lv26
水瀬伊織…B2 Lv26
高槻やよい…B2 Lv26
萩原雪歩…B2 Lv26
天海春香…B2 Lv25
我那覇響…B3 Lv25
星井美希…B3 Lv25
四条貴音…B3 Lv24
三浦あずさ…B3 Lv24
秋月律子…B3 Lv23
菊地真…B3 Lv22
如月千早…B3 Lv21


全く進んでないではないか、と言われればその通りでしかないんですが、
これが私の現状のプロデュース状況です。13人揃ってからは、というかそれ以前から
「後入りメンバーを先行メンバーに追いつかせる」というスタンスをずっと続けていて、
しかもランクアップフェスの飛び級は誰ひとり、一度たりともしない、ということも徹底。
その結果がこの状況でもあるわけです。実際に13人のランクが横並びになったのはC1で、
そこからは順々にあげていくだけ、ではあるんですが、Bに上がれば営業の仕事であったり、
シーズン目標で別のことをやらなければいけなかったり、というあたりで一筋縄ではいきません。

そして仮に順調にいったとして、A1に全員が到達するには、残り59週、つまりは
丸1年と1シーズンかかる
、ということになってしまいます。もちろんこれは全てが
うまくいった話で、前述の営業やシーズン目標が実際にはあって、少なくとも2年はかかる
とみたほうがいいような状況でしょう…。スペシャルフェスなんかもやってみたいですしね。

そしてここまでくると、もはやランクアップフェスなど全くもって余裕でしかないんですが、
問題はシーズン目標。マニーなんてのは楽勝で、フェスも余裕。ライブは面倒なだけですが、
「Sランクのお仕事」や「ステージポイント」が立ちはだかる、ということになってきます。

うちSランクの仕事については既に1度達成していて、S3であればこなせる、という状態です。
しかしながらポイント、これはなんとも厳しい。以前にもこれに撃沈したわけですが、
今回も63000ポイントというのが立ち塞がりました。もちろん前回の反省を踏まえ、今回は
オーディションではなくライブに挑み、見事約64000ポイントを達成、したはずなんですが…・。

このステージポイント、なんとレッスンでの上昇分すら無意味、という衝撃の内容に
なっているようで、またもハメられる形で撃沈、ということとなってしまいました…。
今のレベルでも、レッスンなしでも達成できるのかもしれませんが、私のテクではとても…。
アイドルのレベルに反したプロデューサーランクの弊害でしかないんですが、苦しいところ。
今後はとにかくこれがこないことを祈り続けるしかない、という状態です。


さて、私がそうこうしているうちに、DLC第二弾というのがきていたわけです。
前々から予告されていた箱崎星梨花のほか、まさかの完全新曲「キミ*チャンネル」、
さらには「MEGARE!」と「オーバーマスター」という楽曲3曲という大盤振る舞い。
その上楽曲と衣装のセット販売、とやりたい放題とすら言える内容ですが、もちろん単純に
楽曲が多いというのは嬉しいことですし、星梨花と合わせて3曲とも購入しております。

そしてこうなると次回以降も期待できるわけですが…普通に考えれば次はシンデレラのアイドルが
登場するはずで、それも一応は購入予定。さらには新曲が「キミ*チャンネル」だけのわけもなく、
さらに投入されるはずで、既存曲も今回のように2曲来る方が自然な流れでしょう。

しかも無料オンラインアップデートさえも予定されているという事態で、いったいどうしちゃったの
バンナム
、としか言えないくらいの力の入れようとなっています。というか力はいつも入れて
いると思うんですが、誰もが望む形での力の注ぎ方、というのはかつてないでしょう。
この力の入れ方こそが、やはり現行体制の終わりをも感じさせてしまうんですが…。

このオンラインアップデートは夏ごろとなっていて、7月に入った今となってはいつ行われても
おかしくない状況なんですが、このペースだと私が一通りのプロデュースを終える前にそれは
実施されそう
で、普通にその恩恵を受けながらプロデュースしていくことになりそうです。
具体的な日は恐らくは7/22のニコ生後、7/23あたりが本命だとは思うんですけどね。

そしてこのペースだと、以前に言っていた「9th開幕までには」すら怪しくなってきいて…という
ところですが、気持ちよく9thを迎えるためにも、それまでにはなんとかしておきたいとは思います。

まぁ、9thはともかくとして、この13人と過ごす時間というのはとても大事なもので、
こんなスローペースであっても、それはそれで良いんじゃないかと自分では思っています。

このOFA以上のアイマスゲームというのはハッキリ言って全く想像もできませんし、
これこそがアイマス最高傑作で、13人の物語の一つの集大成だと思い、噛みしめていきます。