「ラジオdeアイマCHU!!」終了 中編

kage

2014/11/29 (Sat)

「animate.tv」枠

今回終了となったCHUは「ゲーム」という、アイマスの根幹の展開をフューチャーする
ラジオであったわけで、このCHUは「アイマス2」に準拠した番組でもありました。
そしてそれ以前はゲーム展開に合わせて番組を改編してきた、という歴史もあるわけです。
これまでの「animate.tv」枠での番組の変遷については以下の通りになっています。

①ラジオdeアイマSHOW! (2006年4月27日~2007年10月25日)
 (中村今井落合[#1~#26]/仁後[#27~])・・・アーケード~360
②Radio For You! (2007年11月28日~2008年9月24日)
 (中村今井仁後)・・・L4U
③P.S.プロデューサー (2008年10月15日~2009年9月16日)
 (中村長谷川)・・・SP
④ラジオdeアイマSTAR☆ (2009年10月8日~2011年3月31日)
 (中村長谷川仁後)・・・DS?
⑤ラジオdeアイマCHU!! (2011年4月21日~2014年11月27日)
 (長谷川仁後下田)・・・2~SF~OFA

通算で5番組、この枠で放送されてきたわけですが、それぞれがどういう番組であったのか、
いくつかの切り口から少し確認をしてみたいと思います。


ゲーム展開

前述の通りこの枠自体、ゲーム展開によって改編がされているわけですが、
1本目の「アイマSHOW」からしてアーケードから360まで通しの番組になってはいます。
これはそもそも番組自体が半年で終了予定だったものが予想以上人気を受けての
延長、となったという経緯があり、改編自体想定外だった
、ということがあるからでしょう。

その後はL4UでR4U、PSでSP、と続きますが、アイマSTARがDSなのかどうかというと・・・
時期的にはまさにその通りですが、パーソナリティーはあくまでも765の3人。
最初のゲストに花澤さんを呼んだ、という事実こそありますが・・・。このあたりが
DSの存在が「世代交代」を感じさせなかった要因の一つでもあるとは思います。

そして満を持しての「2」でCHU、となったわけですが、番外編的なSFはともかくとしても、
OFAですら改編がなされなかった、という事実が雲行きの怪しさを感じはさせていました
本来ならここで「RADIO FOR ALL」なんて番組に改編されていて良かったはずですからね。

しかしCHUのまま進み、そしてこの枠自体が終了、という形になってしまったわけです。


番組内容

番組内容自体は実際のところ番組による大きな差がないというか、コーナーなどは
番組ごと、どころか番組内でも変更されたりもしてはきましたが、基本的には
「お題に沿って何か(主にゲーム的な事を)やる」というのがメイン
でありました。

もちろん声優ラジオである以上声を活かして・・・というのももちろんあったのは確かですが、
ラジオ向け(笑)の企画も少なくなく、何をやっているのかサッパリ・・・というのもチラホラ。

とはいうものの、それはそれで楽しめるといえば楽しめるものでありましたし、
何より声優陣一人ひとりの個性がしっかりとわかる、というものが大きくありました。

それこそ代表的なものとしてはまややんないよ、アッキーやんなよ」であり、
この番組内だけでなく、アイマス全体で汎用性のあるネタが提供されることもしばしば。

この番組に限らず他の番組も同様の話になりますが、アイマスというコンテンツ、特に声優という
メディアにおける「ネタ」の提供力、というのは当然高いものであり、そこまで含めてトータルで
楽しめる、そういう番組として機能してきた、ということは確かなことでしょう。


パーソナリティー

改編ごとにパーソナリティーも入れ替えをしているわけなんですが、唯一番組が変わらずに
パーソナリティーが変更となったのがアイマSHOWの落合さんから仁後さん、というパターン

一番最初の変更だけに「例外」と呼ぶのも少しおかしな表現ですが、ここだけ特殊な形です。

これについては前述の経緯があるから、だとは思いますが、交代自体は当時の番組の空気感、
特に「優良プロデューサー」向けの動画において落合さんが云々…という話も無関係とは
言い難い
かとは思います。この話題については解釈は分かれますし、何が正しいのかも
わかりもせず、極めてデリケートな問題でもあるのでボカして書かざるを得ませんが、
個人的には彼女が「自分はアイマスに合わない」と思ってしまうような一要因であり、
最終的に雪歩役交代につながるようなものであった
のだとは思っています。

このアイマSHOW内で交代があったために、R4Uでは変わらなかったようですが、
PSでは中村さんと長谷川さんの二人体制になります。とはいってもこの番組は、
「765vs961」というSP展開を模したものであり、765を中村さん、961を長谷川さんが担当。
ほぼ毎週ゲストを呼ぶ、という形で番組を展開
し、人数不足とは全く感じさせませんでした。
また、ここでさんと沼倉さんを頻繁に登場させ、新加入で、かつライバルポジションである
彼女たちも「アイマスの仲間」であることを非常に強く打ちだした、というのは非常に大きな事だと
思います。この番組と、彼女たち自身がパーソナリティーとなったアイステの存在が、
現在の「13人体制」への変遷へも違和感をもたせなかった
、と言ってもいいくらいに。

そしてアイマSTARでは仁後さんが復帰し、再び3人体制に戻ると、CHUではそれまで長きに渡り
パーソナリティーを務めてきた中村さんがアイマスタジオの開始に伴いそちらに異動
、という形で
このCHUには下田さんが加入。そしてこの「長谷川仁後下田」体制でこれまで続いてきました。

ということでパーソナリティーは入れ替わり続けてきたわけで、765の声優14人のうち、6人が
メインパーソナリティーを務めた
ことになります。そして他8人についてもゲストで登場して・・・
と言いたいところですが、ただ一人、釘宮さんだけは一度たりともゲスト出演はありませんでした
SP時代を除いて、決してゲストが多い番組ではありませんでしたが、それにしても・・・。
現在ゲストを頻繁に呼び込んでいるアイマスタジオすら釘宮さんの出演はなく、かつて二度
「アイマスRADIO」に出たきり・・・という状態は残念な限り
。ライブ出演率も向上している現在、
ラジオのゲストに出られない理由は定かではありませんが、このアニメイトTV枠への出演が
ないまま終わってしまった、ということはやはり残念というほかありません。

とはいうものの、6人のメインパーソナリティーや他ゲストについてもやはりその個々の個性と
いうものを存分に感じられるものだったわけですし、間違いなくアイマスというコンテンツ、
その中における声優という存在をアピールする展開として見事に機能を果たしていた
と思います。


番組内ユニット&楽曲

さて、この枠に番組における共通の特徴として、MCでユニットを組み、楽曲もつくる、というものが
ありました。具体的には以下の通りになっています。

①ラジオdeアイマSHOW!
TORICO(中村今井落合)・・・「SHINING STAR★彡」
Engage!(中村今井仁後)・・・「アナタのヒトコト」
②Radio For You!
you-i(中村今井仁後)・・・「FO(U)R」
③P.S.プロデューサー
ExA(中村長谷川)・・・「Looking For Love」
④ラジオdeアイマSTAR☆
CHEFFLE(中村長谷川仁後)・・・「J☆U☆M☆P」
⑤ラジオdeアイマCHU!!
Honey Citrus(長谷川仁後下田)・・・「Mon Cheri」「れでぃお☆マジかる」


ユニット名はパーソナリティーの名前に準拠するなど様々な由来がありますが、いずれも個性的。
楽曲自体も通常のアイマス曲とはややテイストが異なるタイプも多く、新鮮さが感じられます
楽曲についてはCHEFFLEの「J☆U☆M☆P」までは「Vocal Collection」に収録されており、
CHUについては専用のスペシャルCDでいずれも聴くことが可能になっています。


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(2010/02/24)
ゲーム・ミュージック、四条貴音 他

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ゲーム・ミュージック

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(2013/07/24)
ラジオ・サントラ、長谷川明子 他

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続きます。

「ラジオdeアイマCHU!!」終了 前編

kage

2014/11/27 (Thu)

さて、前々から告知をされていました通り、本日の配信をもちまして「ラジオdeアイマCHU!!」の
放送が終了し、2006年4月27日から実に8年半に渡りこのアニメイトTVの枠で続いてきた
アイマスラジオの歴史に幕が下りる
、ということになりました。

通常放送が終わると同時に、ニコニコ生放送で本当に最後の放送を、という告知も出て、
もしかしたらここで改編的な話もあるのかもしれませんが、今回はここまでの雰囲気から、
「完全に終了する」ということを前提に、「アイマスラジオ」の枠を含めて書いていきます


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(2015/01/30)
長谷川明子、仁後真耶子 他

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アイマスにおける「ラジオ」とは

まずはアイマスにおいてラジオ番組がいかなる役割を果たしているのかについて、です。
そもそもアニメ・ゲームといったオタク系コンテンツにおいては以前から声優によるラジオ番組と
いうものが一つの展開としてよく使われていたわけですが、WEBラジオが一般化してから、
それがより容易になり、猫も杓子もラジオをやる、そんな状況になったかと思います。

その中でご多分に漏れずアイマスもコンテンツ開始早々にラジオ展開もスタート。
特に声優の存在を一つのウリとしているアイマスにおいては、ライブやイベントなど
限られた場とは違い、手軽に身近にその声優に触れることができるラジオという展開は
非常に親和性が高い
こともあり、これまで長く続き、そして数自体も増加してきました。

声優との接点、というのはアイマスにおいては特に重要なことは言うまでもなく、
ここで個々人の個性をしっかりと知ることができ、それがコンテンツ自体、それこそ
アイドル達の存在に還元されていく
、ということが続いてきた、そんな歴史でもあります。

このラジオにおいて声優の存在がしっかりとわかるから、アイドルだけでなく声優陣自身の
人気にもつながる。だからこそライブやイベントもより盛り上がるし、コンテンツ自体もより
盛り上がる。そしてそれが声優の成長にもつながり、コンテンツの成長にもつながる。
こうしたアイマスにおける「正のサイクル」をラジオ番組が支えてきた、というのは決して
大袈裟ではなく、単なるメディアミックスの一環、という以上の役割とも言えると思います。

アイドル達だけでなく声優陣からも魅力が感じられる、というのは単純な話、
一粒で二度美味しい、2倍楽しめるということであり、このアイマスがここまで
興隆してきたのはそれが要因であったのは間違いありません。その意味で考えても、
やはりこのラジオという展開は極めて重要で、アイマスにおいて絶対欠かせない存在です。


「アイマスラジオ」について

アイマスのコンテンツとして展開しているラジオはこのアイマCHUも含めて現在週刊で6本、
月刊不定期の1本、合わせて7本、ということになり、以下の通りです。

・THE IDOLM@STER STATION!!!
・ラジオdeアイマCHU!!
・アイマスタジオ
・デレラジ
・CINDERELLA PARTY!
・アイドルマスター ミリオンラジオ!
・THE IDOLM@STER webラジオ〜一番くじ&クレーンキングスペシャル〜 (月刊)


週刊6本のうち3本と月刊1本の計4本が765、2本がシンデレラ、1本がミリオンという構成。
単純な話、一つのコンテンツとしてこのラジオ数というのはとてつもない事かと思います。
うち「CINDERELLA PARTY!」は最近始まったばかりであり、数だけで言えば今回のCHUと
入れ替わり、ということにもなるわけですが、765とシンデレラ、という明確な違いがあり、
入れ替わる形になったこと自体はたまたまでしかないものだとは思います。

とはいうものの、765に限っても週刊で3本というのは決して少なくありませんでした。
ただ、この3本で明確にテーマが区分けされていたわけで、だからこそこれまでは
この体制でやってこれた、というのは間違いなく、そしてそのうち1本である
アイマCHUが終了する、ということがやはりショッキングなことでもあるわけです。
この3本のそもそものテーマというのは以下の通り。

・THE IDOLM@STER STATION!!!・・・「音楽」
・ラジオdeアイマCHU!!・・・「ゲーム」
・アイマスタジオ・・・「アニメ」⇒「3展開ポータル」


「音楽」「ゲーム」「アニメ」というのはまさにアイマスの軸となる3つのメディア展開です。
うち「アニメ」のアイマスタジオはアニメ本編が終了していることもあり、シンデレラ、ミリオンの
声優をゲストとして頻繁に呼んで紹介するというポータル的な役割となってはいますが。

その「アイマスタジオ」はアニメ放送に合わせて、2011年4月8日に放送開始となった、
比較的新しい(とは言っても3年半以上やっているわけですが…)番組
なわけですが、
「THE IDOLM@STER STATION!!」、通称アイステとこのCHUは、前身の番組としては
いずれも2006年4月から、実に8年半以上、という長い歴史があり、アイドルマスターという
コンテンツの屋台骨と言ってもいいくらい長きに渡り続いてきたもの
でもあります。

もちろんいずれも複数回の改編を重ね、番組の構成やパーソナリティーは変わってきましたが、
それでも「アイマスラジオ」として安定した形でアイマスというコンテンツ支えてきました

それだけにやはりCHUの終了というのは驚くべきことであり、信じがたい事でもあります。

続きます。

THE IDOLM@STER 3巻

kage

2014/11/23 (Sun)

やよゆきたか


THE IDOLM@STER: 3 REXコミックスTHE IDOLM@STER: 3 REXコミックス
(2014/08/04)
まな、髙橋 龍也 他

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第十一話 高槻やよい編①
第十二話 高槻やよい編②
第十三話 萩原雪歩編①前編
第十三話 萩原雪歩編①後編
第十四話 萩原雪歩編②
番外編③
第十五話 四条貴音編①
第十六話 四条貴音編②前編



個人個人にフューチャーした物語が描かれる、というのはこれまでと全く変わらないのですが、
雪歩編の①が前編後編に分かれたり、貴音編の②も同様に分かれたり(次巻持ち越し)、
番外編を途中に挟んでみたり、と構成がやや変わっている
のがポイントになります。
また、各話タイトルに「編」がなぜかここから付いているのも変更点としてあげられます。
とはいうものの、本質的にはこれまで同様。個人個人の魅力がしっかりと描かれています。


第十一話 高槻やよい編①

もちろんタイトル通りやよい編ではあるんですが、やよいの妹かすみの主観として描かれる、
というのがこれまでとは違う描き方。普段の家の様子とは違う「アイドル高槻やよい」が
より輝いて見える、という意味では非常に効果的な描き方だと感じられます。
また、やよいが長女である、という話から、貴音も妹がいる、千早にも弟が…という話まで
言及されるあたりもポイントでしょう。あとは異常に可愛いかすみの友達が気になる…
というのはさておき、かすみの夢見る姿が今後実現されるのか、この漫画内を超え、
アイマスの未来として全くあり得ない話ではなく
、心に留めておきたいところです。


第十二話 高槻やよい編②

②ではかすみは登場しない形でやよいが描かれますが、そこで登場するのがアニメ10話で
やよいと因縁めいたものを持った新幹少女。またもトラブル発生を感じさせますが、
ひかりが決して意地悪な人間ではないこと、そして彼女たちのPすらも悪人ではないこと、
ということが描かれ、10話のフォローとして機能する回にもなっています。そしてもちろん
やよい自身の成長、というものもの目線から描かれ、紛うことなき「やよい回」です。


第十三話 萩原雪歩編①前編

765プロ定例ライブ前に買い出しに出た雪歩春香。その3人の前に女性ファンが
あらわれ、握手を求められるも、3人とも快く応えます。しかしそこにさらに男性ファンが
あらわれ、雪歩に握手を求めるも男性が苦手な雪歩は逃げ出してしまい…。
①の前編、という特殊な構成であり、この回だけでは非常に短いものになります。


第十三話 萩原雪歩編①後編

逃げ出してしまったことに対して反省する雪歩と、それを励ます達他のメンバー。
しかしライブ本番でも男性ファンの事が気になってしまい…となりますが、プロとしての
高い意識でその窮地をなんとか乗り切ります。しかしそんな雪歩にも961の魔の手が…
ということになるのですが、やってることがあまりにもショボイとしか…3ちゃんねる…
しかしテレビとの相乗効果によって当の雪歩には確実にダメージになってしまいます。


第十四話 萩原雪歩編②

落ち込んでしまった雪歩はさらなる追い打ちもあり、ミニライブへの出演についても
考慮したほうが…という流れになりますが、雪歩が強い意志を持って出演を決意。
しょうもない悪事を働いた人物もファンの尽力によって御用になり、そのファンからの
力も貰った雪歩がステージ上でその輝きを見事に魅せる、という流れになります。
フラワースタンドなどは現実の声優のライブが明らかにモチーフにされていることもあり、
アイマスというコンテンツの深みと、アニメ3話からの雪歩の成長もしっかり感じられるものです。


番外編③

事務所で伊織やよい真美亜美が何やら真剣な話を…というのがこの番外編。
その中身は美希の「本命」がPなのかなのか、という話で、そこからゆきまこたかゆきまで
話が波及していきます。ここで貴音の話になると反応を示してしまう、というのも注目ですが、
やはりオチ的な扱いで触れられる小鳥も、「らしさ」溢れていい描写。カップリング論という
アイマスの一つの楽しみ方に真正面から挑みつつ、小鳥にも触れる、という見事な番外編
です。


第十五話 四条貴音編①

「とっぷしーくれっと」として普段は謎に包まれている貴音の私生活が垣間見える貴音回。
垣間見えるも何も食べ歩きをしているだけなんですが…。ただ、世間知らずということもあり、
その様子はかなりユニークなもの。それでもファンへのサインは欠かさない姿は流石「アイドル」。


第十六話 四条貴音編②前編

食べ歩きを続ける貴音は次は買い食いを、というところでと偶然出会うというひびたか展開。
ストレートに濃厚なシーンも描かれますが、少しばかりシリアスなシーンも。元々SPからの
新キャラ、という共通点があっての現在の仲の良さ、という流れになっているはずですが、
それを除いても故郷を離れて上京している、という点もこの二人の共通点であるわけです。
そんな貴音がヘビ香を恐れつつも、家に夕食を…というところまで描かれます。


2巻までとは構成はやや変えつつも、アニメでは描かれなかった側面が描かれる、という
点は変わらず。その中でも、かすみ視点であったり、貴音の私生活であったり、といった
一風変わったものが見られるのはやはり嬉しい
ところ。番外編のカップリング論も、ですね。

そしてこの3巻にも特装版があり、こちらには映画上映時の特典で配布された0巻の内容と、
今回用に書き下ろされたバックダンサーチームが主役の物語が収録されています。
映画内では描かれなかったバックダンサーたちの個性が、ある程度ではありますが、
きちんと描かれており、描写の補足、という意味ではこの漫画本編と同じ機能でもあります。
これを読んでからまた映画を観るとまたさらに楽しめるという仕様で、非常に嬉しい特典です。


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(2014/08/04)
まな:漫画 高橋龍也:脚本 BNGI/PROJECT iM@S:原作

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THE IDOLM@STER 2巻

kage

2014/11/21 (Fri)

ひびまみあず


THE IDOLM@STER (2)  (REXコミックス)THE IDOLM@STER (2) (REXコミックス)
(2013/12/27)
まな:漫画 高橋龍也:脚本 NBGI/PROJECT iM@S:原作

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第六話 我那覇響②
第七話 双海真美①
第八話 双海真美②
第九話 三浦あずさ①
第十話 三浦あずさ②
番外編②


アニメ準拠コミックの2巻は、編の後編から。ポイントは、アニメでは亜美真美が二人で一話を
担当する、という形だったのが、このコミカライズではここで「真美編」が出てきたことで
明確に二人を分けた
、という形になっている事です。亜美真美は双子ですし、「二人だからこそ」
というのも当然ありますが、本来は別々のキャラなのだから、やっぱり別々の話であるべき。
その形がこのコミックではきちんと表現された、ということ自体が嬉しく感じられます。


第六話 我那覇響②

「アイドルライナー」の撮影に挑むですが、気難しい監督を相手に苦戦を強いられます。
しかしリテイクを重ねるにつれてなりの「恋」の表現ができるようになり…。それが純粋な
「恋」の演技で無いことは監督に見抜かれてしまいますが、なりの仕上がりになった感じ。
アニメでの担当回では不遇極まりましたが、このコミック版では綺麗にまとまり嬉しいところ。


第七話 双海真美①

真美亜美と喧嘩から始まりますが、そのきっかけはいつものくだらないもの…ではなくて、
かなりシリアスなもの。アニメ本編では描かれなかったものの、本来描くべきだったもの
でも
あります。それについて真美はPに相談しますが、Pが見事にパーフェクトコミュニケーションを
とります。しかしその足で向かった仕事先で真美が倒れてしまい…。


第八話 双海真美②

発熱してしまい、雪歩やよいとのステージの仕事が難しくなってしまった真美
「緊急事態(エマージェンシー)」を発した先は、喧嘩中の亜美でした。竜宮小町のメンバーと
ともに駆けつけた亜美と仲直りしたことで復活した真美がステージ本番に臨みますが…。
亜美真美ならではの方法でこの窮地を脱するのは流石、というところでもあり、そして
それをPは見抜いていて…というのも流石。そして最後の最後も…と、ちゃんと埋め合わせを、
としているのが亜美真美らしさでもあり、二人のマリアナ海溝よりも深い絆を感じられます


第九話 三浦あずさ①

961の策略で竜宮小町の仕事がジュピターに奪われる、というところから始まるあずさ回。
この961の件について社長がP達に謝罪、というのはアニメでは描かれなかったものの
本来必要な描写だったはずで、ここで描かれたということは非常に満足できるもの
です。
そんな状況下で、あずさは竜宮小町の他の3人を自宅に招いて、ちょっとしたパーティーを、
という流れに。こういったことが自然にできるのが流石あずさ、といった感じ。
そこでテレビ出演するジュピターのパフォーマンスを見て落ち込んでしまう、という一幕も
ありますが、それもまたあずさがフォローして…という女神っぷりが描かれます。


第十話 三浦あずさ②

新曲「七彩ボタン」を手に入れ、練習に励む竜宮小町。歌詞の解釈やパフォーマンスの
魅せ方がそれぞれ違う、ということでちぐはぐにもなってしまいますが、「だからこそ」として
まとめるのが流石の女神あずさ
。そんなあずさの女神性は、七彩ボタン初披露となった
ステージを見た北斗からも感じられるほどでした。アニメ同様に、あずさ個人の悩みや
問題を描いた話ではありませんが、竜宮小町における彼女の存在感というものがしっかりと
描かれた、という言う意味では、「あずさらしさ」をしっかり描いていると言えるでしょう。


番外編②

アニメ5話で訪れた海水浴場での思い出を、そのとき撮ったビデオを見ながらPが回顧する、
というこの番外編。当時は売れないアイドルだったものの、ここで魅せたアイドルの個性こそが
「輝き」である、とするあたりはこの漫画の時系列における「現在」にもつながる話であり、
そしてその延長線上にある映画における「未来」にもつながる
、そう読むことができます。


1巻に引き続いての回はアニメでの不遇さを解消するような完成度であり、真美回は
亜美と分けた個人回でありながらも二人の絆をしっかりと描き、そしてあずさ回では、
ギャグ展開に走ったアニメとは違うシリアス展開でしっかり個性を描く、という形になっていて、
アニメ版のフォローとしてしっかりと機能していると特に感じられるのがこの2巻
それ以外にも社長の謝罪など含め、アニメの補完として絶対に見逃せない内容です。

THE IDOLM@STER 1巻

kage

2014/11/19 (Wed)

はるみきひび


THE IDOLM@STER 1 (REXコミックス)THE IDOLM@STER 1 (REXコミックス)
(2013/03/27)
まな、高橋 龍也 他

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第一話 天海春香①
第二話 天海春香②
第三話 星井美希①
第四話 星井美希②
第五話 我那覇響①
番外編


アニメ版アイマスを準拠としたコミカライズで、13話以降、765プロが飛躍した後の
時間軸の中で、アニメでは描かれなかった側面を、アニメ同様にアイドル一人ずつに
スポットをあてて描いている作品。イラストのテイストもアニメに非常に近い他、
アニメの中では描けなかった個人個人の魅力が掘り下げて描かれていたり、
物語としても描写不足だったところがきちんとカバーされていたり、ということで、
アニメ版の補足という意味でも、必読と言ってもいい作品でもあります。


第一話 天海春香①

765プロ1stライブを成功させてからの彼女たちの変化を、まずはメインヒロイン春香
中心として描く形で一話がスタート。竜宮小町の4人以外が早々に登場し、それぞれの
個性を少ない描写ながら描きつつ、一躍人気者となった春香の地元での私生活の
変化というものも描かれます。また、制服姿の写真撮影のシーンではが当然のように
男子の制服
、というあたりや、アニメでの春香の変装、帽子&メガネ姿ができるまで、
というあたりもポイント。しかしなんといっても春香の自然体が最大の見どころでしょう。


第二話 天海春香①

「生っすか!?サンデー」の企画が765プロに舞い込む、という話を軸に、「春香らしさ」が
より掘り下げて描かれる春香編の後編。Pへの気持ちというものがアニメよりさらに
しっかりと描写され、その中では美希への軽い嫉妬など、決して「聖人」ではない春香
「らしさ」を見ることができます
。また、竜宮小町の4人も登場し、全員の紹介も完了。
春香にスポットを当てつつも、765プロ全体をしっかりと描いた話になっています。


第三話 星井美希①

765プロの中でも傑出した才気を放つ美希のエピソード。Pとの距離感が以前とは変わり、
だからこそアイドルとしてより輝き始めたわけですが、そのPとの距離感がモチベーションに
直結してしまい…というあるいかにも美希らしいストーリー
が描かれます。そんな美希
しっかりとプロデュースするのは当然P、ということで、Pの高いPスキルも発揮されます。


第四話 星井美希②

「CHANGE!!!!」のオープニングで描かれた、美希貴音のプロジェクトフェアリーの3人に
よる「きゅんっ!ヴァンパイアガール」のCMの仕事についてしっかりと描かれる美希編後編。
CD初動も好調、という中でも、美希のマイペースっぷりは相変わらずですが、
その才気がジュピターの冬馬の目にとまり…というシーンも描かれることになります。そして
いつかは「巣立っていく」のでは、というまだ見ぬ未来の可能性までも言及されるラストに。


第五話 我那覇響①

「明るい」「元気」あるいは「カッコイイ」がイメージのに対し、Pがあえてイメージの違う
「クリスマスライナー」というCMの企画を与える、という回。「恋」がテーマということで
自称「完璧」なも悩むことになってしまい、他のメンバーに相談をしますが…。
それに対するそれぞれの反応というのが個性的で、ムセ芸を披露する春香や、異常に
ノリノリの雪歩
、というあたりがとくに見どころ。そんな雪歩千早の意見を特に参考にし、
なりの「恋」の形を考えようと決意する、というところまでがこの前編になります。


番外編

765プロで「たこやき祭り」が開催されて…というちょっとしたエピソード。アイドルそれぞれの
個性が描かれるのもそうですが、事務所内における社長の扱いというものがわかるような
にもなっていて、番外編ならでは、といった展開になっているのが面白いところです。


春香編、美希編と編前編までが収録されたこの1巻。アニメでも個人回はきちんとあり、
そこで魅力が描かれたわけですが、このコミックで再度、という形で別の側面がまた見られる、
というのはやはり嬉しい構成です。特に、アニメ本編では聖人化し過ぎた春香や、扱いが
良かったとは言い難いもここでしっかりと描く
、というあたりはなおのこと大きいポイント。
このクオリティで13人をきちんと描いてくれる、ということが期待できるのも大きい1巻です。

また、この1巻には特典CD付きの特装版があり、こちらにはアニメ「ゆるゆり」と「かんなぎ」の
楽曲をカバーしたものが収録されています。ユニット曲あり、個人曲ありで13人がきちんと
全員歌っている(亜美真美は一緒ですが)、というのもやっぱり嬉しく、聴き逃せないCDです。


特装版 THE IDOLM@STER 1 (REXコミックス)特装版 THE IDOLM@STER 1 (REXコミックス)
(2013/03/27)
まな:漫画 高橋龍也:脚本 NBGI/PROJECT iM@S:原作

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Jupiter ~THE IDOLM@STER~

kage

2014/11/16 (Sun)

Black and Gold


Jupiter 〜THE IDOLM@STER〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)Jupiter 〜THE IDOLM@STER〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)
(2013/03/19)
ミユキ蜜蜂

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STAGE #1
STAGE #2
STAGE #3
STAGE #4
STAGE #5
STAGE #6
STAGE #7
STAGE #8


アイマス2より登場した男性アイドルユニット「ジュピター」が主役のコミカライズ作品。
今作は同時期に連載開始された3作の中で最もシリアスな内容となっています。
作内でジュピターは961プロ所属、というのも「D@YS OF Jupiter」との決定的な違い。
もちろん少女漫画という点では同じなんですが、より深みのある展開になっており、
「トップアイドル」を目指す、という姿勢は765プロとも同様で、その点にも注目です。


STAGE #1

961プロで活躍をするジュピター、というシーンからのスタートになり、3人それぞれの
個性も軽く紹介されます。そして早々に姿を見せる黒井社長も早速その強引な姿勢と
やり方を打ち出すわけですが、それに冬馬が反感を抱き…ということになります。
冬馬の「トップアイドル」への熱い想いがあって、という話であり、それがしっかりと
伝わる構成で、それと同時に黒井とは長く続かない、ということも最初から示されます



STAGE #2

ハワイでの写真集の撮影の仕事が描かれるこの2話。アイドルとして流石の「魅せ方」が
できる3人ですが、「オフショット」の撮影はうまくいかず…。「961プロの売り方」にも
直結する話であり、所謂「サービス回」以上のもの
として、今後にもつながっていきます。


STAGE #3

写真集の売り上げが好調でドラマにも初挑戦することになったジュピターの3人。
主役の冬馬も張り切りますが、慣れない演技に苦戦し、さらにはヒロインとのキスシーンは
まともにできず…ということになります。(ヒロイン役が765プロアイドルでないのは何より)
しかし北斗の機転もあってこの試練もしっかりと乗り越えて…ということで次のステージへ。


STAGE #4

人気急上昇中のアイドル「雪野守」とライブで共演することになったジュピター。
彼の人気を快く思わない黒井が…という流れで、やることはアニメ21話とほぼ同じ。
「The world is all one!!」でも同様の事をしていて、黒井の得意技と言って良いんでしょう…。
そしてそれに気づいたジュピターが黒井に反旗を翻し…というのもアニメと同様。
しかしここから先の物語がしっかりと描かれる、というのが今作ならではになってきます。


STAGE #5

961プロを抜け、新しい事務所を探している3人。そんな中、ジュピター結成の頃を冬馬が
回想していくこととなります。それは、特にやる気もなかった冬馬が熱くトップアイドルを
目指すにいたった過程
でもあり、そしてそこで描かれる黒井は独善的ではありながらも、
必ずしも絶対的な悪人ではなく、自らの信念を曲げない姿はカリスマ性すらある存在
でもあります。
少なくとも「原石を見抜く能力」が優れていることは、別の世界線ですがSPでも分かりますね。
そうした黒井の存在に感謝とは言わないまでも、思うところがありつつ、事務所が無事決定します。


STAGE #6

金田百合子という876プロの石川社長をより強烈にしたような女社長の「ゴールドプロダクション」
で、マネージャーの嶋田の助けも得ながら活動を再開することとなったジュピター

まずはクリスマスライブに向けてレッスンする3人ですが、気合を入れまくる冬馬に二人が
心配をすることに。そして案の定、というか思いがけない方向から…となってしまいますが、
その状態でも見事にライブを成功させてみせる、3人の絆の深さが描かれることとなります。


STAGE #7

「ジュピター単独1stコンサート」の開催が決まりレッスンに励む三人。1stライブなんて961時代に
とっくのとうにやっていそうでしたが、実はやっていなかった
、という感じです。
そんな中、冬馬に映画主演の話が来て…ということで忙しさに疲労を溜めてしまいます。
それでも、「3人で」に拘る冬馬は肉体の限界を超えるところまで頑張り…。


STAGE #8

ついに開催された単独1stコンサート。社長の「3人で最後のコンサート」という言葉に
動揺しつつも、「ジュピター」のグループ名の由来通りのパワーをしっかりと見せつける3人。
そして最後の最後には衝撃の告知が…というところでの完結、という形になります。


シリアス調で描かれたジュピターの物語。ジュピター結成、961での活動と決別、そしてその後、
という流れがしっかり描かれ、「2」やアニメと被せてみることもできる内容になっています。
特に冬馬がアイドルになるまでと、トップアイドルを目指すに至る過程は必見モノでしょう。
そして何より衝撃的なのはラスト。現在はSideMで315プロで活動するのが彼らの「正史」的に
なっていますが、ゴールドプロダクションでの彼らの「その後」が今後何らかの形で描かれる
ことはあるのか、そしてそこで現れるであろうメンバーは…というのは非常に気になります。

また、作内での写真集の内容や、書き下ろし小説「カルボナーラ会議」も巻末に収録されて
おり、読みごたえは抜群。ジュピターのP/ファンでなくともチェックしておきたい作品です。

D@YS OF Jupiter ~THE IDOLM@STER~

kage

2014/11/14 (Fri)

物語をはじめよう


D@YS OF Jupiter 〜THE IDOLM@STER〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)D@YS OF Jupiter 〜THE IDOLM@STER〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)
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アイマス2より登場した男性アイドルユニット「ジュピター」が主役のコミカライズ作品。
今作は同時期に連載開始された3作の中でシリアス度とギャグ度が中間の位置づけです。
また、作内のジュピターは961プロ所属という設定もなく、オリジナルキャラクターである
女性マネージャーがついている、という設定
。とはいうものの、もちろん主役はジュピターの
3人。マネージャーはあくまで脇役に過ぎず、3人のサクセスストーリーが描かれていきます。
また、ポイントはあくまでも「少女漫画」であること。その意味でも765プロのコミカライズと
決定的に違い、ノリ的なものも随分と異なっており、読む人をもしかしたら選ぶかもしれません。


D@YS.1

第1話ではあるんですが、ジュピター結成の話、というようなものでもなく、普通にアイドルとして
3人で活動を行っている段階から描かれます。そしてマネージャーである三乗馬静(26)も
特別な紹介なく自然に登場。
3人の物語ではあるんですが、特にリーダーである冬馬に
スポットライトが当てられる感じで、そのギャップ的なモノが所謂少女漫画的なノリで描かれます。


D@YS.2

ジュピターが地方イベントに参加する、という話。イベント会場の近くで行われているお祭りを
舞台に、3人の個性が描かれると同時に、その関係性の深さというものも表現されます
このあたりは原作である「2」とは決定的に違う感じであり、961の雰囲気は全くありません。
また、ここで登場した少女が後々…というのは漫画的には王道ですが、良い伏線です。


D@YS.3

「チキ☆ドル」というテレビ番組を巡っての、所謂「翔太回」。学校での翔太の様子や、
本人の考え方などが描かれますが、やはり最終的には3人揃っての…という話

オチはギャグを挟んでのシリアス風味、というあたりも王道ではありますが、綺麗に収まります。


D@YS.4

「男子アイドル対抗運動会」での話になりますが、アニメ10話で765プロが参加していた
ものの男性アイドル版、という受け止め方で良いのだと思います。ということで3人が
各競技で個性を発揮して活躍するわけですが、アニメ10話とは違い全編ギャグ調。
特にシリアス展開になることもなく、一種のサービス回的なものと言えるでしょう。


D@YS.5

冬馬と翔太には内緒で怪しい動きを見せる北斗…ということで北斗回。天性のプレイボーイっぷりを
いたるところで見せつける北斗ですが、その過去には複雑なものが…というあたりは
今作ではトップクラスのシリアス展開
。そして二人には内緒だった動きには…というあたりは
また王道的な展開ですが、「i-X'm@s Festa」という具体的な目標が見え、ストーリーは佳境へ。


D@YS.6

「i-X'm@s Festa」出場に向けて個別に活動を進め、いずれも成功を収めていきます。
しかし出場に必要なネット投票の票がどういうわけか思うように伸びず…。さらには
個別の活動ばかりになることで、3人で顔を合わせることが少なくなり…と物語は深刻に。


D@YS.7

ソロでの活動が続くことに悩みを感じる冬馬の次なる仕事は単独トークショー、ということで
さらに悩みは深まっていきます。が、これまでほとんど存在感のなかったマネージャーが
ここで有能さを発揮して…
ということで、またベタベタではありますが、綺麗な展開となります。


D@YS.8

いよいよ迎えた「i-X'm@s Festa」。ライブパートでは流石のパフォーマンスを見せつけていく
3人ですが、冬馬がMCで詰まってしまい…というところで思わぬところから救いの一手が。
そして最後は思い出ボムを連発して…というあたりはまさに「アイマス」そのものですね。


D@YS.9

最終回は所謂エピローグ的な話。「i-X'm@s Festa」を無事終えた3人が揃って初詣で…
というもので、最後の最後までほのぼのと、そして3人の絆が描かれることとなります。


「2」では強大な敵として立ち塞がったジュピターですが、今作では主役として、
そして少女漫画という舞台で非常にマイルドな感じでキャラも物語も描かれました。
設定的にはアニメのように961プロから脱けた後、というものでもないようで、
最初から別の事務所で3人が出会い、ユニットが結成していたら…という「if」の物語として
読めるものとなっています。現在は「SideM」で活躍する彼らの一つの物語として、
アイマスというコンテンツの一つの物語として、目を通して損するものではありません。

「アイドルマスター ONE FOR ALL」 プレー雑感 その7

kage

2014/11/10 (Mon)

今後のDLC

次回11月のDLC第7号については速報が出ていて、スペシャルアイドルに最上静香
そして完全新曲として「静かな夜に願いを…」
というものになっています。

スペシャルアイドルについては、前々回の可奈奈緒、前回の未来に続いてミリオンから
参戦、ということで完全にシンデレラとのバランスなんてものは壊れているわけですが、
ここまできたら第8号で伊吹翼、第9号からはアニメ化に合わせてシンデレラを連発
という形で来る、と考えるべきなのだと思います。そもそも交互に出すなんて言ってませんしね。

そしてこのOFADLC最後の最後には小鳥が「空」を引っ提げて登場、ということを
予想というか妄想
していますが…果たして実現はされるのでしょうかね。

新曲についてはタイトルからも予想できますが、バラード系と明記されています。このタイミングで
静香」と「静か」をかけたのかは定かではありませんが…冬に合いそうな雰囲気ですね。

そしてこれに伴ってCD未収録新曲は個別の13曲を除いて4曲目になります。これもMA3に
収録されるというのが順当でしょうが、あるいは別シリーズという可能性もなくはないかと。

また、全員シナリオについては、「虹色ミラクル」と予想はしていますが、どのようなシナリオに
なるのか、あるいは別楽曲の可能性も当然あるわけで、その場合どの曲が来るのか。
そして個別シナリオは全員共通で玲音がラスボスになるはずですが、それに向かって
いかなるシナリオが展開されるのか、そして難易度はどの程度のレベルになるのか

そして個別シナリオのラストがそれぞれどのように描かれるのか。全て注目ポイントです。
細かい点だと、ランクアップフェスS1で立ち塞がるアイドルが何者になるのか、なんかも。

さらに、気になるのが第9号以降で、前述の通りシンデレラを連発、と予想はしていますが、
全員シナリオは7号、個別シナリオは8号で完結予定であり、その後どうするのか、という話です。
どうするもこうするもアイドルと楽曲、衣装だけであっても本来は十分すぎるんですが、
ここまでシナリオを連発された後だと、やや物足りなくも感じてしまうのではないかと思います。
とはいえシナリオをDLC、というのは(「アイドラ」というのが一応あったにせよ)これまでには
なかった形であり、「あった」ということに満足すべきで、最後まで楽しみたいとも思います。

そしてOFAのDLC自体も、「PS4版アイマス」のお披露目あたりで完結するのが妥当な
ところ
になるのだと思います。それが7月末の10th、になるのかどうかはわかりませんが、
号数的にも時期的にもこのタイミングがベストなんではないかと感じます。
肝心の「PS4版アイマス」がいつ発売で、そしてどんな内容か、という話でもありますけどね。


MASTER ARTISRT 3


THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 Prologue ONLY MY NOTETHE IDOLM@STER MASTER ARTIST 3 Prologue ONLY MY NOTE
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765PRO ALLSTARS

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ゲーム本編とは離れた話題になりますが、新曲絡みで関連してくるのがこの話題。
8月末発売の「Prologue」は、テーマ曲の「ONLY MY NOTE」、玲音の「アクセルレーション」、
そしてDLC新曲の13曲メドレーが収録されていたものだったわけですが、
肝心の本編シリーズについて全くの音沙汰なし、という状況がこれまで続いています

ここまで来ると年内の発売はなく、個別シナリオが完結した後、来年の発売になるでしょう。
となると、CD内でのアイドルの立ち位置というかあり方が、その「シナリオ後」、
つまりは「トップアイドル」という立場でのCDになる、ということが予想できます。

360版準拠の「MASTER ARTISRT」では、アイドルとして活動中も、まだまだこれから、
といった感じのランクであり、2準拠の「MASTER ARTISRT 2」ではまさに駆けだし、
というところで、ここから「2」の本編に続く、という立ち位置での内容になっていました。

アイドルとして成功を収めている立ち位置でのCDとしては「MASTER LIVE」や
「生っすかSPECIAL」もありましたが、これらはユニットでのもので、MAとはやや違います。

つまりはもし「トップアイドル」としてMA3が発売されるのならば、これまでにはなかった
という意味で非常に新鮮でもありますし、何よりも「10年目」にしてついにその立場での
CD発売、ということになるのならば、それは非常に感慨深いものになるはず
です。

そしてそれを発売した後で迎えるであろう「3rd VISION」は…というのはいつも通りの
妄想と危惧にしかならないので、これ以上はやめておきます。

MA3の内容としては、個別新曲は当然としても、前述の通り4曲が残っているわけで、
それをどう振り分けるのか、というのが気になるところになります。
うち「Destiny」は他のDLC3曲とは明確に違うわけですが、ソロで全員が歌うのか、
あるいは「FINALE」的なもので全員で歌うのか、その両方か
、になるのだと思います。

そしてDLC3曲は、まだ増える可能性があるにせよ、そもそも「13人」という素数では
綺麗に振り分けることはできないわけで、それをどうするのか、というのが気になります。
だからこそ「別シリーズ」の発売の可能性も考えられるわけですが…。

そしてこれもそもそもですが、13人を、13枚であろうCDをどう分けて発売するのか、
という話がやっぱり出てきます。ただ、もし「トップアイドル」として出すならば、
「MA」や「MA2」のように、他のメンバーにゲストで出てもらう、なんてこともせずに、
完全に一人で一枚やりきる、ということだってあっていいのでは
と思います。
それこそ、そうして13週連続発売、という形だっておかしくはないでしょう。
もっともこれだとやっぱりDLC新曲の扱いが問題になってしまいますけどね。

また、MAにはこれまでリクエストによるカバー曲があったわけで、今回もそれが
ある可能性は十分ありますし、期待していていいのでは、と思っています。


ということでゲーム本編からちょっと離れた話までしてしまいましたが、なんにしても
このOFADLC、毎度毎度のボリュームに圧倒されつつも、非常に楽しめてますし、嬉しい限り。
全員シナリオ、そして個別シナリオをどう完結させるのか、その先をどう展開していくのか。
それに多大な期待とちょっとばかりの不安を抱えつつ、最後まで楽しみたいと思っています

「アイドルマスター ONE FOR ALL」 プレー雑感 その6

kage

2014/11/08 (Sat)

さてOFAのDLCも全員編と個別編、それぞれ第二弾が配信されまして、
やっと個別編のシナリオ全員分まで終了いたしましたので、今回はその辺の話について。


プレー状況

状況としては14年目の冬1週目を終了した時点で、以下の通りです。

双海真美…S2 IE Lv45
双海亜美…S2 IE Lv45
水瀬伊織…S2 IE Lv45
高槻やよい…S2 IE Lv45
萩原雪歩…S2 IE Lv44
天海春香…S2 IE Lv44
我那覇響…S2 IE Lv44
星井美希…S2 IE Lv42
四条貴音…S2 IE Lv42
三浦あずさ…S2 IE Lv42
秋月律子…S2 IE Lv41
菊地真…S2 IE Lv40
如月千早…S2 IE Lv40


一人ずつ順番にクリアしていって、最後の千早まで完了したところになります。
全員、ランクアップフェスは解放され次第即挑戦をしたのですが、S2ランクの敵であるジュピターが
かなりの難敵で大苦戦を強いられてしまう
ことになりました。特に厳しかったのはやはり最初の
方に挑んだ真美やよいあたり。個別シナリオさえクリアすればレベルキャップが解放される
わけで、当然サイドを固めるメンバーのレベルが高くなっている後半組になればなるほど楽になる、
という感じでした。とはいえ運も絡むところが多少あり、後半も楽勝ではありませんでしたが…。

また、シナリオ本編のラストで対決する謎のアイドル「ナイティンゲイル」も中々の強敵で、
少なくとも前回のシナリオの玲音よりは苦戦を強いられました。結局先攻でバーストアピール
できるか否か
、でしかないんですが、運が悪ければアピール連打を先にくらってしまい、
なすすべなく敗退する、ということにもなります。まぁレベルなんてみんなMAXで挑むはずで、
個人フェスはそもそも戦略性に乏しいために、運が絡む難易度なのは仕方ないでしょう…。

さて、肝心のシナリオですが、「やや定型化し過ぎ」と評した前回に比べると、かなり個性的な
感じになり、それぞれで楽しむことがよりできました
。前回は「曲作り」というテーマであり、
その枠だとどうしても話の広がりが狭くなってしまうから定型化してしまったのだと思いますが、
今回は「曲を深める」というテーマであり、それぞれの展開が見事に描かれていました。

その中でも印象的なのは雪歩のシナリオ。「ファンとの距離感」という雪歩の物語では
比較的良く描かれる展開ではありますが、今回は今回で非常に深みのある話で良かったです。

また、律子の「魔法をかけて」や千早の「9年間」というフレーズもまた非常に印象的というか
効果的で、今作のOFAだけではない、「ここまでの積み重ね」があってこそのものだとも感じます。
特に千早の口から「9年」という言葉が出た時のドキリ感はやはり凄かったですしね。

また、玲音が出たり出なかったり、というところでもメリハリがついていて何より。結局次回、
最終シナリオでラスボスとして立ち塞がりはすると思うんですが、ここでまた全員のシナリオに
顔出し、というのは少々ウザったくも感じてしまうので、ここで差がついたのは良かったです。
それに関連してですが、前回に引き続き美希のシナリオのヒキは…流石にどうなんでしょう。

シナリオというと話は前後しますが、全員シナリオの「765プロ、学祭クイーンへの道」も
ありました。小鳥がフューチャーされたシナリオというのは当然これまでになく、新鮮でしたし、
彼女も765プロの仲間である、ということをしっかり印象付けてくれたのは非常に良かったです。

そして楽曲は「Thank You!」。ミリオンの楽曲ではありますが、この13人ももちろん歌っている
わけで、おかしな選曲では全くないんですが、やはり意外な感じ。もちろん嬉しい選曲ですけどね。

また、シナリオ本編とは別ですが、「ふれあい」や突発コミュも多数新規で投入され、次から
次へと出てくる、というのも嬉しいところでした。その中ではアイドル個人の掘り下げもですが、
様々な組み合わせというのもあって、王道から意外性までそれぞれで楽しめるのが何より

その中で旧プロジェクトフェアリーによる961プロネタや、あえて千早不在での72ネタなど
ニヤリとさせられるようなものも含まれており、アイマスの歴史や文化的なものまで感じられるのは
やはり嬉しいところでした。まさに今作が「集大成」であるのをここからも感じられるわけですね。


DLC自体は全員編と個別編、あと1回ずつの予定となっているわけですが…長くなるので続きます。

9年目のメッセージ

kage

2014/11/04 (Tue)

さて、9thライブが無事終了し、劇場版BD、SSAライブBDが相次いで発売。
年始の映画公開から凄まじい密度で展開してきたものが一段落、といった現状です。

そんな今、改めて、この「9周年」で示された「メッセージ」について考えたいと思います。


「考え方はそれぞれでいいと思う」

映画内で、765プロの、春香の考え方をしっかりと受け止めてなお「天海さんのような考え方、
まだ出来ないと思います」と答えた志保に対する春香の返答であるこのセリフ。

ストーリーにおいて、話の流れにおいても自然なセリフではありましたが、この映画の
位置づけというか、意義を考えた上では、「アイドルマスター」というコンテンツに対する、
我々プロデューサー、ファンの接し方に対してのメッセージ、とも受け取れるもの
であります。

その受け止め方が決して間違っていないのは、9thライブ東京公演で中村さんが同じセリフを
直接発したことからも明らかで、また「今のアイマス」に重要なメッセージなのも確かでしょう。

なぜこのメッセージが必要かというと、言わずもがな、今のアイマスの状況が、かつてアイマスが、
正確には765プロがテーマとして掲げた「団結」が少なくともプロデューサー達の間では
全くなされていないから
でしょう。そしてなぜ「団結」がなされていないかというと、
それはシンデレラなりミリオンなりが誕生し、アイマスというコンテンツが大きくなったことで、
それに対する受け止め方、対応の仕方がバラバラになってしまったから、であるはずです。

その「受け止め方の違い」が直接的に出たのはミリオンのメンバーが出演することとなった
映画であり、だからこそその中で直接これをメッセージで出した、というのも確かだと思います。

このメッセージ、「765原理主義・ミリオン容認・シンデレラアンチ」と、恐らくは多数派では
ないであろう私からしても非常に安心できるというか、救われるようなものでありましたし、
「自分なりのプロデュース」をこれからも続けていこう、そう思えたもの
でもあります。

恐らくは多かれ少なかれ多くのPが同様に思えたはずで、その意味でもやはり
非常に有意義で効果的なメッセージであったのは確かと言えるでしょう。

そしてこのメッセージがある意味ズルいのは、これに対して「そんなこと知るか」と
反発しても「それでもいい」とカバーできてしまう
、というところだと感じます。

別に春香のセリフだから、中村さんの言葉だから100%信じなきゃいけない、なんてことは
全くないと思いますし、たとえ公式の発信だろうと自分の気に食わなければ「知るか」と
いう態度でもいいと私は思っていますが、その態度すらカバーできるこの言葉。
まるでトランプのジョーカーが如くで、ある意味では反則の言葉だとも感じますが、
その「反則」は決して気分を害するものではないし、心地良く受け止められるものでもあります。

ただ、悲しいことに、このメッセージを受け止めることができず、他人の姿勢や、意見、感想を
批判する人、というのもアイマスのコミュニティ内にも存在する
わけです。

それは本当にメッセージが理解できていないからか、理解しても「知るか」という態度だから
そうなるのかは定かではありませんが、非常に嘆かわしい事態だとも思います。

もはやここまで来るとアイマス云々以前のレベルの話なのかもしれませんが、
「人それぞれ」を大前提として持ち、その考えを尊重する、あるいは尊重まで出来なくとも
静観する、それもできなければ無視する、そうあるべきなのだと私は思います


まぁ、「べき」と言ってしまうと「べき論」になってそれはそれで良くないのかも
しれませんが、少なくとも私はそうしていきたいと、改めて現在考えています。


「ただ『いて』くれるだけでいい」

こちらも9th東京での中村さんのセリフ。「プロデューサーと呼んでいるけれども、Pでなくても
良くて。ただ『いて』くれるだけでいいんです」といったものであり、アニメ化以降顕在化した
「P」と「ファン」のあり方、そして前述の「それぞれ」とも直結する話
でもあるはずです。

「Pとファンの違い」については私自身、以前に記事に書いている通りなんですが、
一言で言ってしまえば「(Pかファンかは)自分で決めること」だと私は思っています

その上で、私は自分で自分をプロデューサーだと自認しているし、そのことにプライドすら
持っています
が、人によっては自分を「ファン」と認知し、そしてそのことに引け目を感じている、
そんな人もいるかもしれません。そんな人たちを、この「いてくれるだけでいい」は
救いあげる言葉であり、その意味で前述の「それぞれでいい」と同等の言葉と感じます。

この言葉自体は今回の9thライブが初出のもののはずですが、これと似たようなものが
実はずっと前から公式から発信されていた
、ということがありました。

それは石原さんの「皆さんもアイドルマスターのことを『好き』になったり『嫌い』になったり
して下さい」
というものであり、これはL4U時点で発された言葉でもあります。

石原さんと言えば度々出すメッセージが問題視され、批判の対象としてあがっていて、
この言葉も「何言ってんだコイツ」的な捉え方がされていたように記憶しています。

この9年の長きに渡るアイマスの歴史の中で、恐らく最も平和な時代であったであろうL4Uの際に
この言葉を出している、というのは「今後荒れる(荒らす)」という宣言でもあるとは思いますが、
ここに来てこの言葉が非常に大きな意味を持ってくる、というのは中々凄いことでしょう。

これはつまり「この時点でのアイマスが好きな人」に嫌われても仕方ないほどに
大きく、様々な展開をしていく、ということであり、それが具体的にシンデレラやミリオンを
この時点で指していた、とは流石に考えにくいものの、それはまさに実現されています。

これを「嫌う」人も実際出ていて、まさに私自身がそうであるわけですが、しかしながら
「嫌い」であって「無関心」ではない、ということ、これは非常に大きなことなわけです。

一般的に「『好き』の反対は『無関心』」と言われるように、アイマスというコンテンツが
「好き」でなくなるならば「無関心」になり、そこから去る、という選択肢もあるはずです。

でも、石原さんはそうはなって欲しくなかった。それはまぁ立場的に当然の話です。
「無関心」は何も生みませんが「嫌い」は何かを生み出す。少なくとも話題を生み出すし、
下世話な話ですが、話題になるからこそお金も落ちる、ということになるはずですから。

お金まで行くと話は行き過ぎかもしれませんが、誰からも称賛され、絶賛されるコンテンツなんて
ものは現実的ではないわけで、ある程度の批判がありつつも、それ自体が「熱」となる。
それが「人気コンテンツ」として目指すべき現実的なところで、アイマスもまさにそのはず
です。
だから「嫌い」になったとしても「関心」は持っていて欲しい、その意味を込めてこのセリフを
このときに残した、そう感じられるものであり、中々うまい言葉だと今なら感じます。

同様に、中村さんの「いてくれるだけで」は、全力で愛を注いでくれなくとも、興味・関心を
少しでも持ってくれているだけでいい、という意味のはず
です。もちろん中村さんの場合は、
石原さんほどにビジネスライクな意味合いを込めてのセリフではないと思いますけれど。
たとえ「超ポジティブ!守銭奴ver.」という実績があり、中村さん自身が「そういうキャラ」で
あったとしても、ここではそういう意味が最優先ではないのは確かでしょう。

ただ、765プロを、アイマスを知ってくれるだけで、興味関心を持ってくれるだけでいい。
打算など何もなく、純粋にそう思うことは全く不自然ではないし、興味関心さえ持って
くれれば、それを「愛」に変えてみせる、という自信もあってのもの
だとも感じられます。
間違いなくアイマスというコンテンツはそうやって大きくなってきたわけですしね。

ただ、やっぱりそういった実績があっても、全ての人に「全力でしてもらう」という
のは決して簡単なことではないはずで、現実的なものでもない
と思います。
でも、「それでもいい」のではないか、そんな風に、私には思えるのです。

アイマスは9年目を迎え、いよいよ来年は10年目です。これほどまでに長く続くコンテンツと
いうのは決して多くなく、今から新規で入るには敷居が高く感じてしまうのは当然です。
「プロデューサー」という称号もまた、外野から見れば重く見えるのかもしれません。

でも、だからこそ「『いて』くれるだけでいい」という言葉にやっぱり意味がある。
「プロデューサー」よりは軽いのかもしれない「ファン」という存在。あるいは「ファン」と
すら名乗れないような立場の人、そういった人たちも必要、という言葉はやはり重い


具体的な話をするならば、アイマス夢の舞台「ドーム」は残念ながら「プロデューサー」
だけでは埋まらない、ということはSSAライブで見えてしまった現実でもあります。

それを埋めるため、叶えるため、というのが最優先でもなければ最大の目標でもないと
思いますが、しかしそれが可能になるほどにコンテンツが飛躍するためには、
どうしても「プロデューサー以外」の存在も必要、というのも確かなのだと思います。

「それぞれでいい」も「いてくれるだけでいい」も、どちらもある意味万能の言葉で、
ありとあらゆる人を救いあげる言葉でもあり、重大な意義が、価値がある
と感じます。

だからこそ、こうした「9年目のメッセージ」を噛みしめ、そして「10年目」へと進んでいきたい、
そう「私は感じています」が、そして私のように感じない人もまた、「それでよい」のでしょう。
メッセージを受け取るも、受け取らないも、「それぞれ」なのですから。