「シンデレラガールズ スターライトステージ」について

kage

2015/07/03 (Fri)

今回は先日発表されたコチラの話題について。
シンデレラの話ですが、トピックスとして大きいために少し書いてみようと思います。


「スターライトステージ」とは



シンデレラのスマホアプリで、ジャンルは「アイドルリズムゲーム」、要するに「音ゲー」。
…という一行の説明で間違いはないはずですが、とにかく、これまでのモバゲーの
ブラウザソシャゲ、要するに「ポチポチゲー」とは全く別の、新ゲームということです。

これについては以前どこかで坂上さんだか誰だったかが「既存のソシャゲ以外の
スマホゲームも考えている」などと言っていたものそのもののはず
で、
その意味でサプライズ感は少なくとも私には全くありませんでした。

765でもミリオンでもなくシンデレラで、というのは今現在の勢いと公式の力の入れようを
考えれば必然で、音ゲーというのもスマホゲーの非ポチポチゲーで、かつアイマスという
コンテンツの特性を考えれば必然ともいえるジャンル選択
でもあります。
あるいは、この音ゲーで成功を収めているラブライブなんかも無関係ではないかもしれません。

現在のラブライブの人気というのはもはや言わずもがな、であり、その一端を
スマホ音ゲー「スクールアイドルフェスティバル」が担っているのは明らか。
そのパクリ…ではないでしょうが、後追いになる形でアイマスがそのジャンルに
拡大する、というのは、戦略的には至極真っ当なものだと考えられますしね。

ただ気になるのは、既存のポチポチゲーとの差別化、という部分。
500万人の会員を抱え、十分過ぎる大成功を収めている「モバマス」は
バンナムにもモバゲーにも大きな財産のはず。これと「スマホゲー」として
競合する今回のゲームが果たしてどうなるのか…は興味深いところです。
シンデレラがどんなに好きな人でも、可処分所得も可処分時間も限られているのは
当然で、そういったパイをいかに奪い合う形になるのか…


当然500万人がそのまま登録して、両方プレーしていく、というわけにもいかないでしょう
両方上手くやっていく層ももちろんいるでしょうが、ポチポチゲーにはもう飽き飽きで、
完全移行する層、やっぱりポチポチゲーが好きだという層、ガラケーだからプレーできない層、
音ゲーならばと新規加入する層…様々入り乱れる形になるのは容易に予想できます。

ゲーム自体の出来という大前提があるにせよ、ブランド的には成功が約束されている
ゲーム。これが今後シンデレラというコンテンツにどう影響を与えていくのでしょうか。

こうした住み分けの話についてはアイマス云々シンデレラ云々関係なしに
個人的に興味のあるテーマでもあるんですが、アイマスP(非シンデレラP)の
立場からももちろん興味のあるテーマであり、注目はしていきたいです。


ゲーム内容について

内容も何も現在のPVからは音ゲーである事しかわかりませんが、
「ダウンロード無料(一部アイテム課金)」の表記から、いつものように搾取ゲーで
あるのも事実上確定しており、またえげつない搾取をしていくことでしょう。

そして気になるのはグラフィック。「SP以上360未満」とも言うべきなんともいえない
モデルは、当然OFAのDLCで使われているものとは異なるものです。
スマホゲーとは言えこのクオリティのモデルを使っている事を考えると、
プリレンダではなくてリアルタイムレンダである、と考えられるわけですが、
わざわざそうした、ということは、カスタマイズできる、つまりはメンバーや
衣装、アクセサリ等を(ある程度)自由に選べるのではないか
、ということです。
…というかこのレベルのグラフィックならそれができないと相当悲惨でしょう…。

また、シナリオ部分も当然あるでしょうが、あくまでも「音ゲー」がメインのはずで、
ポチポチゲーとの差別化も必要なはず。それこそアイマスにはシャイニーフェスタという
前例があるわけで、そのあたりが参考になる感じなのではないでしょうか。


「音ゲー」というジャンルについて

ということでアイマスにはSFという音ゲーの前例があり(もっと言えばL4Uも一応…)、
実際には全く新しいジャンルでもなんでもない
のですが、かねてより音ゲーについては
ユーザーの所謂「民度の低さ」が言及されており、また「ラブライバーの民度は低い」という
言説も、要因が多数ある中で音ゲーであるスクフェスからの流入層が…とも言われています。

それに伴い、アイマスにも低民度層の流入が危惧される…という話題も出ていますが、
私から言わせれば「この期に及んで何を言っているのか」
としか思えません。

「アイマスPは紳士」は既に死語同然で、体感的にはアニメ化以降から低民度層は確実に
大量流入しており、それはライブ会場やツイッターでも実感することは簡単です。

もちろん「紳士」たる層がいないわけではなく、「アイマスPは紳士」というフレーズが
存在すること自体に自浄作用を働かせる効果があるのも確かでしょうが、現在はもうそれでは
カバーできていない、そういう状況になっている、というのが現状と感じます。

実際に今回のシンデレラの音ゲーで入るであろう層がどういった層なのかは
現状定かではありませんが、PSPであったSFより(一応スマホ版もあるんですが…)、
さらに手軽なスマホゲーで、しかも勢いのあるシンデレラ、大量流入は必至でしょう。

しかしその民度を云々言うのであれば、それこそシンデレラのソシャゲで入った層の
民度はどうなのよ
、という話も出来てしまうわけで、埒の明かない話なのです。

だからこれについては「今更何を言っているのか」、ただそれだけです。


「3rdVISION」に向けて

本当にこんなものが10thで発表されるのか、もはやその可能性は低くも感じますが、
なんにしても、このタイミングでこのゲームが発表されたことで、それこそまた
「アイマスの全アイドルの年齢が+1」なんて現象は起こらない、と明示しているようです。
もっとも、このゲームが無くとも、ミリオンやSideMと合わせて300人近いメンバーに
対してもはやそんなことができる状況でないのも確かですが…。

また、今回の発表があったとはいえ例えば「シンデレラのコンシューマ化」が
起きないかというとそれはまた別の話だと思いますし、それこそ「世代交代」の
可能性がなくなったわけでは全くない
とも思います。

というかむしろ、今回のような大きな動きが765ではなくてシンデレラに起きている時点で、
あるいはもっと言えばこの「10周年」、2015年のアイマスの動きが
既に「世代交代」そのものなのではないか
、とすら感じられるわけですが…。

このゲームが10th前にリリースされるのか、それとも後になるのかはわかりませんが、
「10thの先」へと明確に繋がっていくモノであるわけで、「3rdVISION」「世代交代」が
あるにせよないにせよ、「アイマスの未来」の一つの具体例なのは確かでしょう。


私にとっての「スターライトステージ」

と色々と書いてきましたが、今回のゲーム、当然のごとく私は登録しません
「しょうもない」としか言いようがないポチポチゲーよりは明らかにマシなゲームで
あるのは確かでしょうが、だからと言ってこれをやる理由は何もありません。

ただ、同様の形で765やミリオンのゲームが出てきたら登録、プレーするんだろうな、
というイメージは自分にはありますけれども…。

いずれにせよ、今回のゲームはシンデレラというコンテンツに地殻変動を
起こし、アイマス全体にも波及してくる可能性が低くないものだと考えられます。

だからこそ、前述の通り「動き」自体は見ていきたいと思っていますし、
それこそ既存ポチポチゲーとどう住み分けられるものなのか、
というのは着目していきたい
と思っています。