デレマスアニメ17話 「Where does this road lead to?」 雑感

kage

2015/08/13 (Thu)

先に【私のシンデレラアニメに対する対応について】をお読みください。


「城ヶ崎美嘉+凸レーション回」

今回主役と言えたのは、1期でCP以外で最も出番の多かった美嘉であり、
2期1話の14話から続く、「CP以外の個人回」が今回も描かれた形になります。

ただ、今回は美嘉もですが、凸レーション(と言うか莉嘉とみりあ)もかなり
掘り下げられていた、ということもあり、実質「美嘉+凸レーション回」だったと言える感じ。

そう考えると、14話はともかく、15話は「楓+NG回」、16話は「菜々+アスタリスク回」
だった、とも言えるわけで、となると今後ラブライカ、RE、キャンディアイランドと
個人を絡める回が続くのでは
、と感じられます。もっとも、OPでもそうであるように、
LLとREはトリオ扱いで一組と換算される可能性もあると思いますが…。

それはともかくとして今回、美嘉と莉嘉とみりあについては随分と丁寧に描かれ、
「先輩アイドル」として強さを見せていた美嘉の弱さが見られ、明らかに描写が不足していた
莉嘉とみりあの個性がしっかりと見て取れた、そこは非常に良かったと思います。


常務の方針とPの方針

「結果が出ている描写がなければ…」という常務の方針は、ギャル路線で売っていた
美嘉をオトナ路線で売り出した結果、成果が出た、という形で「成功」が描かれます。

まぁこれも元々美嘉がこれまでギャル路線で実績をあげてきた結果あってのもの、
としか思えない
んですが…。そもそも346の中でトップ級であるであろう
美嘉さえも路線変更を求める、というのはどうなの、という話なんですが、
ギャル路線が「346ブランドに相応しくない」からなんでしょうね。

まぁなんにせよ(ストーリー的には当たり前ですが)常務の方針は成果を出せる、
とうことをここで明示したのは大事なポイントではあります。

一方でCPのPは常務に対するあてつけかのように「346ブランド」とはかけ離れている
であろう「とときら学園」というテレビ番組を立ちあげます。…しかし新規にテレビ番組を、
というのは非常に大変な話だと思うのですが、Pにそんな裁量権があるんですね…


とにかくここで、346の年少アイドル達をロリ路線丸出しで売り出す、という形をとるのですが、
皆ノリノリの中、莉嘉は不満が募り…という話になります。最終的にはその中で莉嘉は
自身の個性を発揮していく、と自分で決めて丸く収まるのですが、
この「ロリ路線」自体は好んでいなかったのは明白で、それをあてがったPのセンス、
というか莉嘉とのコミュニケーション関係はどうなっているの
、というのが問題になります。

「個性を伸ばす」と散々常務にぶつけてきた割には、自前のCPのアイドル達の事すら
ロクに把握しておらず、年齢だか見た目だかだけで勝手に枠に収める、というのは
「無能」という表現しかしようもありません。
この番組開始にあたり莉嘉とよく話し合って…
ということがあったならまだしも、勝手に放り込んだだけで野放し状態。
問題を解決したのは莉嘉本人、という話で、Pは何もしていないのです。

そこまで解決できる能力が莉嘉自身にあるはず、という絶対の確信を持ってこうした、
というのならまだ良いのですが、そんな描写は全く描かれていないわけですし。

そもそも一人で14人をみるのが大変で、しかも他の部署のメンバーもみる必要が
出てきて、「シンデレラの舞踏会」のために早期に結果を出す必要もあって…
という状況で、完全にPの手が回らなくなってしまった結果、ということを描きたいが
ための描写だったのかもしれませんが、それにしてはPの多忙さは大して描かれず

それこそ765の6話くらいの描き方があれば随分印象は違ったはずですが…。

まぁ結局は莉嘉と美嘉、みりあの個性をしっかりと描くためにはこうせざるを得なかった、
という話でしかないんでしょうが
、もう少しうまくシナリオは書けないものか、と思えます。


常務vsそれ以外

ともあれ、Pは独自に番組を立ち上げ、美嘉も常務の方針の枠の中で反発を見せ、
という事で「常務vsそれ以外」はより明確化していく形になります。

今後もこの路線で話を進め、恐らくは常務は大成功、それ以外も成功、という形が
続くものの、後者はどこかで重大な失敗が起き、常務が一旦勝利、という流れになるかと。
しかしなんだかんだで「シンデレラの舞踏会」で逆転勝利、という感じで。

これなら物語的には王道そのもので、ある意味「シンデレラ的」だとも思います
だからそれは良いのですが、その中で、常務の異様とも思える姿勢に
何か理由があるのか、ということがいかなる形で描かれるか、というのもポイントでしょう。

もちろんその中でアイドル達の個性がどう描かれるのか、というのも極めて大事で、
前提が非常に不安定だったにせよ、この17話はその意味では非常に良かった
と思います。

あるいは、2期はCP以外のアイドル一人ひとりにスポットライトを当てていますが、
それが誰にあたるのか、というのは特に既存Pにとっては大きなポイントでしょう。
私個人的にはこれは悪い形ではないと思いますが、当てられるのは結局少数の
「人気キャラ」でしかなくて、大多数のモブ扱いのアイドル達が哀れ、と思えますが…。
まぁ出番があったり、声が新たにあてられたりと、そういう事に一喜一憂できる人達が
「シンデレラのP」なんでしょうし、コンテンツに求めているものが違うのでしょうから、
そこをどうこう言っても埒の明かない話なんだとは十分わかっています。


とにかく、この路線で今後どう進むのか、「王道」ではなくサプライズ展開もあるのか。
今後も注目です。