10thライブBD発売!

kage

2016/06/14 (Tue)

「発売!」からは1週間近く経ちましたが、
本編+オーディオコメンタリー+特典をやっと観終わりましたので、
これについてここで簡単にですが書いておこうと思います。


ライブ概要

ライブ自体の概要については今更語るまでもないでしょうが、一応。
2015年7月18日、19日に西部プリンスドームで開催された
アイドルマスター10周年のライブイベントで、1日目は765の10人がメイン、
2日目は765+シンデレラ+ミリオンの計34人が出演しました。

「ドーム」はアイマスにとって夢の舞台であったわけですが、
西武ドームという、本来の「夢」とは違えどもドームと名の付く会場でライブが行えた事、
これは10年の集大成としては一つの見事な形だったとは思います。

もちろん実際には色々とツッコミどころもあったわけですが…。
それらについては諸々と本ライブでのレポートで書いていますので、下記をご参考に。

アイマス10thライブまとめ

ここではあくまでも映像作品としての「10thライブBD」について書いていきます。


BD構成

今回もランティス販売ということで不安もありましたが、問題だらけだった9thに比べ、
致命的な欠陥らしい欠陥は見当たらず、映像作品としてはまずまずだったと思います。

とはいうものの、例えば1日目のメドレー等でサポートメンバーを映す頻度が異様に高いなど、
「完璧」と言えるものだったとは言えない、というのもまた事実です。
まぁこれはBD云々以前にライブ構成自体の欠陥だったわけですが、
「歌っている声優を尻目にバックダンサーをアップで映すか?」というレベルの話であり、
映像作品としても褒められたものではない、という話ではあったと思います。

また、2日目はそもそも客席のトロッコで歌う、という演出があったわけですが、
それに伴って客席のP達の顔がハッキリクッキリと見える、という事にもなってきます。
いくら声優に焦点が当たっていようとも、ぶっちゃけ正視したい絵面ではないわけですが、
だからこそ、そこで笑顔を振りまける声優は改めて凄いものだと感心してしまいました。

また、休憩時間や新情報の発表など、構成上カットされている部分もありましたが、
それについては自然な処理がされており、違和感はなかった…というのは確かなんですが、
じゃあ2日目の「DRIVE A LIVE」を入れる必要もなかったでしょ、という話にもなってきます。

1日目の「Colorful Days」や2日目の「“HELLO!!”」はステージ上に声優が上がる、
という演出があったがために、理解はできましたが(この演出自体の妥当性は別の話ですが)、
そういった演出のない曲を一曲だけ「特別扱い」する容量の枠があるのだったら
新情報発表を入れてくれたほうがいいし、可能なら休憩曲を全部入れてくれたほうが良かったです。
まぁ「ランティスの宣伝」と言ってしまえばそれまででしかない話なんでしょうけども。

また、気になる「修正点」としては、現地では明らかにズレのあった
1日目の「君が選ぶ道」の音が補正されていた点と、飛ばしてしまったパートのあった
「オーバーマスター」が、これまた補正されていた点
ですが、
これについては致し方ないかな…という感じ。映像作品として後世に残すもの、
という事を考えれば、流石にそのまま残せるレベルではなかったと、私も思いますし。

可能な限り「生」のものを残してくれるのがうれしいですが、そうはいかない、
という話もあるのは当然で、今作はそのバランスはうまいところもあれば
そうでないところもあり…という感じで、まぁ「まずまず」に落ち着くわけですね。


オーディオコメンタリー

今回はコメンタリーに34人の出演者がフル出演、ということで、
それすらできなかったSSAに比べるとその点だけでも優れているとは思いますが、
その分担はかなり歪な構成になっていたのも確かです。
具体的には以下の通り。

1日目1枚目 3人
今井麻美さん
下田麻美さん
たかはし智秋さん

1日目2枚目 3人
中村繪里子さん
釘宮理恵さん
平田宏美さん

2日目1枚目前半 10人
大橋彩香さん
青木瑠璃子さん
五十嵐裕美さん
山本希望さん
山崎はるかさん
田所あずささん
麻倉ももさん
雨宮天さん
木戸衣吹さん
渡部優衣さん

2日目1枚目後半 6人
浅倉杏美 さん
福原綾香さん
黒沢ともよさん
高森奈津美さん
愛美さん
伊藤美来さん

2日目2枚目前半 4人
原由実さん
滝田樹里さん
洲崎綾さん
藤井ゆきよさん

2日目2枚目後半 8人
沼倉愛美さん
原紗友里さん
大空直美さん
松嵜麗さん
佳村はるかさん
Machicoさん
上田麗奈さん
夏川椎菜さん


ということで、6チームに分かれる形で構成されています。
1枚目のコンセプトは明確に、「リアル10年組」の6人が半々に
ということで、これについては納得のいく形です。
しかし問題は2枚目。残る28人で、4チームというのはいいのですが、
人数が最小4人、最大10人、とは…。

10人もの人間がいれば一つの会話を全員で成り立たせるのも困難、
なんて事は言うまでもないはずですが、見事にやってのけたわけです。
これについては当然スケジュールの都合があってこうなった、ということなんでしょうが、
それにしても…という感じ。実際会話の安定感はゼロでしたしね。

聴きやすさという意味では3人がベスト、せいぜい4人まで、という感じですが、
そう考えれば6人で上手く回せていた浅倉さんが見事だったとも思います。

それも含めて具体的な話についてここに書くなんて野暮なことはしませんが、
ライブ全般の話や、映っている曲の話などをどのチームもそれなりに話していましたし、
いつぞやのように食事の話ばかり…という流れにはなっていなかったのは何より

しかしやっぱりバランスが…という感じですし、自身の曲は自身で担当してほしかった、
という事も含め、7thのように2チャンネル化ができなかったものか…とも思います。

それすらもやってのけた7thこそが異例である、というのはその通りかもしれませんが、
ライブ本体としても、パッケージとしても最高の形だった7thの凄みを改めて感じもしますね。
(まぁ実際には7thBDにも「穴」があったというのは確かですけれども)


特典

「限定版」には特典はいくつもありますが、その中でも目玉はメイキング映像でしょう。
中村さんのナレーションでのドキュメンタリー番組調、という感じの硬派な作りで、
お固いものを作ってきたな、という印象。もう少し崩してミリオン2ndみたいな感じのほうが
良かったのも事実ですが、「10周年を綺麗に」という意味ではこれでも良かったと思います。
プロデューサー役の声優のカットなんていらないでしょ、とか細かいツッコミどころは
もちろんありますが、その「粗」こそが「10thらしさ」とも言えなくもない
ですしね。

その他、フォトブックについてはまぁいつも通りという感じで、
「アイ MUST GO!」の音源はもちろん大きなものとしてあるのですが、
「MEMORIAL BOOK」という出演者やスタッフのコメントが載った小冊子も印象的なものでした。
ここでも「リアル10年組」が優遇されており、他の4人とここまで差をつけるのか…
というのが気になるくらい
でしたが、普段はコメントが短い事に定評がある
釘宮さんが他のメンバー同様の尺で書いているなど、読み応えのあるものなのは確かでした。

あとは「ライブロゴピンズ」なんてものも入っていますが…どうすりゃいいんでしょうね、これ。


アイマスのライブBD

765主体のライブBDがSSAからランティスで…となり、9thを筆頭に低質な粗悪品を
連発してきて、辟易とも失望とも言える惨状が続いてはいましたが、
ミリオン2ndで完成度の高いものをやっと販売し、そして迎える今回には期待も不安もありました。

蓋を開けてみれば「ボチボチ」という感じのものであり、具体的には上述の通りなんですが、
「思い出が汚れる」ということになっていないだけでも十分、とすべきでしょう。

私が購入予定となる次なる映像作品は「ミリオン3rdツアー」シリーズとなるはずですが、
これも当然ランティスのはず。分割販売が予定されている当シリーズにおいて、
せめて今回くらいのクオリティをきちんと保ってくれれば、と思いますが、果たして…。

そしてさらに先の話で気になるのは「プロデューサーミーティング」にもなってきます。
「11thライブ」ではない当イベントで映像化はありうるのか否か…ですね。
開催はまだどころか出演者すら不明の現状でこれを危惧しても仕方ないのですが、
どういうイベントであれ販売はしてほしいと、願うだけ願っておきます。

似たようなタイプと思われるイベントだった「劇場版打ち上げ」が映像化されていない時点で
今回も厳しいとは思いますが、可能ならばやっぱり映像としても出してほしいし、
そこまで含めて一つのイベント、という形なのがやっぱり理想ではありますからね。