765プロの未来はどこにあるのか 後編

kage

2017/02/18 (Sat)

ミリオンライブの未来について

中編の記事にも書いてきた通り、ミリオンライブというタイトルの軸となってきたのは
ソシャゲであり、それに準ずる形でCDシリーズがあり、ライブがあり、となってきました。

その意味では、それ程ハッキリとは線引きされていなかった765に比べると
わかりやすい気もしますが、いかんせん「〇〇編」と分けたところで、
同じソシャゲの枠内にすぎず、だからこそ13人と37人の距離感の変動に違和感が
出ててしまう、という事にもつながってきてしまうと思われます。

そこをいかに解消するのか、という事の結論自体がそもそも出ていない、
という事がミリマガで明言されているからどうしようもないわけですが、
それはさておいて、メディア展開という意味での未来ならいくらでも夢想できます

「最有力」であるはずのアニメ化についてはまさに先日SideMに先んじられたことで、
4thでの発表の線はかなり薄くなったでしょうが、しかし将来的には確実でしょう。

また、「765の後輩」というのならば、コンシューマ、あるいはアーケードへ
という可能性も十分すぎるほどあり、そこに活路を見出すことはできるはずです。

もちろんアプリゲームという方向もありますが、「アイドルゲーム」としては
最もスタンダードな音ゲーというジャンルでデレステというハードルが立ちはだかる以上、
ここにまともにぶつけるのは正気の沙汰ではないのも確か。
その上で、それ以外のジャンルでよく言われるのは「プロダクション経営ゲーム」的なもので、
「プロデューサー」という立場的にはこちらのほうがより「らしい」
わけですが、
ビジュアル的なインパクトには欠けるのは必至で、これが正解かは見えません。

いずれにしても、こうした「スタンダードな方向性」こそが望ましい、と私は思いますが、
一方で、シンデレラが既に占拠している市場に真正面から臨む、というのが
ビジネス戦略的に正しいかというと、それもまた別の話になるのかも
しれません。

だからこそ、ミリオンの特徴、と最初から言われている声優ライブをより押し出し、
それこそ海外へ、というのが台湾1stという形で示されている
、ともとれるわけです。

あるいは、「不可侵」とされていた「実写化」も、KRという斜め下の方向から
突き破られたことで、舞台なりミュージカル的な展開ならありうる
とは考えられます。

いっそのこと本当に「劇場」でもぶち立てて、そこで毎週声優ライブをやる、
くらいの気概を見せてもそれはそれで間違っていると思えません


つまりは何が言いたいかというと、「何でもできる」わけです。現状においては
ソシャゲという狭い箱の中でアイドル達は実質飼い殺され、
その中から息継ぎするかのような形で声優ライブを展開するだけ、
とすら表現できる現状だからこそ、そこを打破さえできればなんだってできる。

「プロデューサーとアイドルの関係」こそがアイマス、と「アイマスフェブリ」では
されていましたが、その縛りすら解く、とミリマガで宣言された今なら、
どんなことだって出来る
と、そう夢想することはできます、夢想することは。


アイドルマスターの未来について

しかし話はそんなに簡単ではない、という現実こそ先日のSideM2ndで突きつけられました。
「最有力」であったアニメ化を先んじられる、という事態がまさにそれ、ですね。

バンナムがいくら大企業で、アイマス関連企業が多数あるとは言っても、
そのリソースは限られ、またそれと同時に、ファン側もまた客層は限られています。
つまりは、「シンデレラガールズ」が男性向け、「SideM」が女性向けとして立てば、
とりあえずは「二次元アイドルファン層」をカバーできる
、ということになるわけです。

もちろんそれで全てがカバーできるわけもないのですが、費用対効果を考えれば、
展開を絞り、目先の利益がよりハッキリしているほうをとる、というのは
金の亡者のバンナム、ではなくとも企業なら当たり前と言えば当たり前です。

「スタッフのアイマス愛」という薄ら寒い言葉を信じて、ニッチ層もカバーされるはず、
と妄信してもロクな結果にならない、というのはDSという展開が証明していますしね。

ではシンデレラに比べれば明らかに「ニッチ」側であるミリオンに未来はないのか、
アイマスの未来はシンデレラとSideMにあるのか、というと、それは誰にもわからないでしょう。

なぜなら、他の何者でもない「アイドルマスター」そのものが、誰も想像できない
未来を切り拓き、今に至っている、という現実こそがそこにあるから
です。
そしてその未来を切り拓いてきた中心こそが「765プロ」という事実もそこにあるからです。

常に逆境に立たされ、しかしそこに立ち向かい、駆け上がってきた765プロ。
その「未来」が託されたミリオンにもまた、それを成しえるポテンシャルはあるはずです。

また、「スタッフのアイマス愛」なんてものは全く信じられませんが、
言ってしまえばこれまで4年間「投資」してきたミリオンライブをいきなり捨てるほうが
正気の沙汰ではなく、ビジネス的な意味でも、これから花開かせるタイミング

とは考えることはできるわけで、その意味でも「現実的に」未来は見えます。
(もっともこれは実際の損益状況など把握していない上での予想にすぎませんが)

あるいは、幸いにも、他の誰でもない「765プロ」こそが、現実的な意味での
「アイマス」というコンテンツをブランドとして成立させ、それがミリオンの未来を
描くためのキャンバス自体を生み出し、維持している
、そうとれる現実もあるわけです。

「恵まれている」「ゴリ押し」と揶揄され、「逆差別」と言えるものを受けてきたとも言える
ミリオンライブですが、このミリオンこそが「765プロの未来」ならば、
その揶揄・言説自体が全く意味をなさない、滑稽な表現とも言える
でしょう。

プロデューサーミーティングで13人による765プロの未来を示さないのならば、
ミリオン4th、武道館という一つの夢の到達点で、37人、50人の次なる未来を示すはず。

その未来が明るいものになることを願い、そのために、自分のできる事を、
自分のできる範囲でプロデュースしていく、それがアイマスのプロデューサーのなすことだと、
私は思っていますし、765プロのプロデューサーとして、私はそうしていきます。

アイマスの未来は無限大で、765プロの未来も無限大ですが、
それを実際に紡ぐのは一人一人のプロデューサー達の意志
だと、そう思うからです。