Prologue SideM -Episode of Jupiter- 雑感

kage

2017/10/01 (Sun)

昨日深夜に放送された当番組についての雑感を予定通り書きたいと思います。
当然ネタバレもありますので、未視聴の方はお気を付け下さい。


「Episode of Jupiter」として

最初から今作はジュピターの「あの後」を、315プロ入りするまで描く話、
ということはわかっていたわけですが、そのうえでのこのストーリーは、
良く言えば「極めて自然」、悪く言えば「普通」の話だと感じられるものだったと思います。

要するに、何も意外性はないし、驚きもないし、無理もない。
「これしかない」というストーリーがそのまま描かれた、ということですね。

これ自体はもちろん「良い事」であり、ネガティブなものではありません。
それこそ、「アイマスアニメの前作」であるシンデレラのアニメが「無理がある」展開で
ドン引きさせられることが多かっただけに、たった一話の短編であっても、
これだけ自然に描かれるのは観ていて相対的にも心地の良いものだったからです。

「Episode of Jupiter」として、ジュピターの物語をきちんと描いたということは、
一プロデューサーとして、というか一765アニメの視聴者としての私としては、
素直に良かったと言えるものだった
、という事もできます。


「0話」として

そう、確かに「Episode of Jupiter」としては良かったのですが、
しかしながら「SideM」の「Prologue」、つまり「0話」として良かったかというと、
それはまた別の話
、というのが評価になります。

315プロが新しい事務所であること、そこの社長が非常に個性的であること、
そして所属アイドルはジュピターだけでなく…というところまで紹介され、
さぁ次回から本編開始、という構成自体が悪いとは思いませんが、
一方でその構成から「次」への興味関心が沸くかと言えばそれはまた別なのです。

「濃い」社長のキャラクター性も好意的には受け止めにくかったし、
「1話」で詳細に紹介されるのはわかっていても「ドラマチックスターズ」の唐突感には
「無理のあるつなげ方」を感じられ、決してプラスには感じられませんでした。

最後に性別不詳のプロデューサーらしき人物も登場し、さぁ果たしてどんな人物か、
というのも引きとしては王道なのはわかりますが、そのあざとさもプラスにはなりません。
「プロデューサー」は「プロデューサー」であり、主役ではないはずなのですから、
そこにフォーカスを当てる、というあり方が良くは思えないのです。
…この人物がPでなくてアイドルの誰か、というのなら話はまた別ですが。

そして何より、「ジュピターが315プロに所属するまで」が綺麗に描かれ過ぎたからこそ、
これから描かれるはずの「その先」とは切り離されているようにも感じられ、
「その先」への興味が薄れてしまった
、というのが私にとっては致命的にも思えました。


アニメ「SideM」への対応

以上までを踏まえ、これから始まる本編について私がどうするか、
という事の結論は、「観ない」というものになります。
正確に言えば、「放送をリアルタイムで観て、ブログの記事を書くことはない」です。

「これから先の315プロが観たい」と思わせるものが今話になかったから
というのがその主な理由で、それが何より重要でしょう。

とは言うものの、「アイドルマスター」の名を冠し、アニメという触れやすく、
かつ大きなメディア展開を完全に無視し続けられると決まったわけではありません。

前の記事でも書いたように、アニメ公式ツイッターが異様なまでにSideMを宣伝し、
嫌でも目に入る状況で、放送中に興味関心が沸くような「何か」がもしそこにあるのなら、
後追いでも観ることはあるかもしれない、ということですね。


SideMとは関係ない、というか、アイマス自体とも関係ない、私自身の本質的な問題として、
あらゆる事象に対して柔軟性に欠ける、という事もあり、それがあらゆる可能性を摘んでいる、
というのは確実にあります。だからこそ、そこを意識的に打破するためにも、
「これは観ない」とここで確定させるのではなく、「場合によりけり」と今作に対して
柔軟性を持たせる、ということで自分の人生にプラスにしたい
と思います。

「アイマスは人生」「アイマスと人生」どうとでも書けますが、SideMもアイマスである以上、
どういう形であれ私の人生に何かしらの影響を与えてくれるものとして存在してくれるはずで、
それこそが今作への最大の期待
、そういう心情で、これからの放送を待ちたいと思います。