グリー版 ミリオンライブ 更新終了

kage

2017/10/30 (Mon)

さて今回は本日唐突に発表されたこちらの話題について。
「唐突に」とは言っても、4thでミリシタが発表されて以降、実際のグリマス内の動きとしても
この「Xデー」が近々来るのは明らかだったわけで、特に驚くべきことではありません
発表タイミングが「唐突」だったのは確かですけどね。


「グリー版 ミリオンライブ」とは

そもそものグリー版ミリオンライブ、通称「グリマス」とはどんなものだったのか、
過去の記事に記載した内容を切り張りして、まずは簡単に振り返ります。


2013年2月27日にGREEにてソーシャルゲームとしてサービスを開始
舞台を「765プロ」として、既存の13人を含む形での50人体制でのタイトルとなりました。

先行していた、モバゲーで配信されていたシンデレラガールズとの大きな差異として、
アイドルの人数が13人を含めて最初から「50人」で固定であること、
37人のオリジナルアイドル達に最初から声優がついていたこと、
アイドル達の個性がシンデレラほどには「個性的」ではないこと、などあったわけですが、
舞台が示す通り「765の後継者」的な存在として描かれる展開であること自体、
好ましく受け取れない既存層を生んだり、あるいは新規層としては逆に入りにくい、
といった雰囲気を醸し出してしまった節もあり、人気としてはイマイチ、というところでした。

そんな状態ながら、「声優ライブ」をとりわけ強く推しだし、4thライブでは
「夢の舞台」としていた日本武道館でのライブを実現させ、そしてそこで発表された
新作アプリゲーム「シアターデイズ」がリリースとなり、新規層の獲得にも成功した…
わけですが、それと同時にこのグリマスはさらにコンテンツとして停滞していったわけです。

「コンテンツとして停滞」とは、アクティブユーザー数という意味だけでなく、
それまでは「プラチナスターライブ編」「全国キャラバン編」など、テーマをもって展開していた
コンテンツ展開自体がなくなり、復刻イベントを繰り返してみたり、
それまで制限のあった親愛度上限等を一気に解放したり等々、
「ソシャゲの終わり」をまさに体現していた、ということでもあります。

また、アーカイブ機能として充実を図り、そこに意義を持たせようとした形跡もありますが、
それだけで収益があがるわけもないですし、維持管理だけでもコストはかかるわけで、
長期的なビジョンをもって体制が整えられたようにもとても思えませんでした。

そんなこんなで、今回の発表も驚きでも何でもない、というところに落ち着いたわけです。

いずれにせよ、配信開始から4年半以上稼働してきたコンテンツだったわけですが、
ミリシタがリリースされ、それが軌道に乗ったとともに、その役目を終えた、
とも言える形で今回の「更新終了」そして「近い将来のサービス終了」が発表された
ととれます。


私にとっての「グリー版 ミリオンライブ」

そんなグリマスですが、私にとっての第一印象としては、「ソシャゲへの嫌悪感」
「37人への抵抗感」「765プロという葛藤」そして「未来への希望」
、そんなものがありました。

とりわけ、「グリマス」というコンテンツにおいては「ソシャゲへの嫌悪感」が強かったのですが、
紆余曲折あって2014年3月22日に手を付け、本日まで1319日連続ログインを果たし、
プロデューサーレベル517、取得済みカード種類1674種類、等々になっています。

それだけ続けては来たわけですが、ソシャゲへの嫌悪感は減るどころか増えるばかりで、
このコンテンツを面白いと思ったことなど一度たりともないし、満足感を得たこともありません
直近ではミリシタを「ゲームとして面白くない」とこき下ろしてもいますが、
グリマスは「ゲーム」ですらない「ソシャゲ」という作業で、比較すら失礼だと思っています。

そんなグリマスなので、今回終了となる、と聞いてもそれ自体には何の感慨もないし、
3年半以上毎日触れながらも何一つ印象に残ったことがない、と思えてしまうほどです。
それはもちろん、これまで1円たりとも課金などしていないし、イベントにおいても
上位を目指すようなプレーを一度たりともしてこなかったから、ということもあるでしょうが、
「そうしようとすら思えなかった」時点でこうなるのは必然だったのかもしれません。

常々私は「情」というモノが何より大事だと言っていますが、3年半の月日をもってしても
このグリマスには「情」を持てなかったのだから、もはや私の人生における奇跡とすら言えます。

もちろん37人のアイドル達への情は十二分に持っていますが、
それはこのグリマスという一種の監獄に閉じ込められていた、ということから強まった、
とすら言えるので、その意味では十分に「情」に関する装置としては機能したのかもしれません。

何にしても、37人、50人は2人の新たな仲間とともにミリシタという新天地にたどり着いたわけで、
だからこそ今回のグリマス終了はショックでも何でもなかったというのも確かだと思います。
…ミリシタがなければ「ミリオンライブ」というタイトル自体の危機で、話は全く違いますしね。


「別れ」とは「別れ」られず

かつてアイマスには三大テーマがあるとされ、「出会い」「戦い」「別れ」とされていましたが、
現在は「別れ」と呼べる展開はアイドルマスターというタイトル内にほとんど見受けられず、
「別れ」と「別れた」、ともいえる状況となっていた
と思います。

しかしながら今回、「グリマスとの別れ」という明確な「別れ」が訪れることになり、
その意味で、これについて改めて考え直す機会になったのではと思います。

12年もの長きに渡り続いてきたアイマスは、美少女モノ、というか2次元アイドルモノ、
というほうが正しいかもしれませんが、いずれにせよ、奇跡的なまでに長期的に続いてきました。

ここまでくると、この状況が永遠に続くのでは、とすら思えてしまうわけですが、
現実的にはそんなことはないし、こうして別れの時が来るわけです。

そんなことはアイマス以外の多くのタイトルでは当たり前のことなのですが、
しかしアイマスはそれが当たり前に思えないほどに安定してしまっており、
だからこそ、今回のこのトピックはやはり大きなインパクトを与えてくれたと思えます。

軌道に乗りはじめ、これから先の未来は明るいように見えるシアターデイズだって永遠じゃない。
今現在絶対的な人気を保っているシンデレラガールズだって永遠じゃない。
あらゆる危機をここまで乗り越えてきた765プロオールスターズ、13人の物語だって永遠じゃない。
そしてもちろん、「アイドルマスター」だって永遠じゃない

その現実を改めて突きつけられて、そして考える、良い機会でしょう。

奇しくもこのグリマス終了の告知のタイミングは、私の人生における大きなターニングポイントとも
重なり、今後の身の振り方を考えるにあたり、より良い機会になったと、そう思っています。
変化は避けられない、何も永遠じゃない、という事を受けてどうするか、という意味でも。

まぁどう身を振るにしても、今現在、765プロが健在で、13人の、39人の、52人の物語が
確かにここにあるのならば、私が765プロのプロデューサーであることだけは不変で、
「全ての終わり」が来るその日までは、それだけは絶対に変わらないという覚悟で生きていきます。