アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 1巻

kage

2017/12/02 (Sat)

あこがれのステージへ



第1話 私の名前は矢吹可奈♪
第2話 ステージは…
第3話 だけど私には
第4話 みんなが幸せになれるわけじゃないのよ


ミリオンのストーリーコミック第二弾は可奈志保星梨花海美の4人をメインに、
特に可奈を主人公格として描く、成長物語。

ゲッサン版と同じく「アイマスコミック」として最もシンプルなフォーマットではありますが、
メインアイドルが違えば当然ストーリーも異なり…というところとなってきます。


第1話 私の名前は矢吹可奈♪

765プロ新人アイドルオーディションに合格した可奈が765ライブシアターを訪れますが、
しかしそこでPから告げられたのは、間違って他のメンバーより1月遅れで
合格通知を出してしまった、というもの。しかしそれには実は理由があって…。

そこでストイックにアイドルに励もうとする志保との出会い、そしてその志保を含めた、
他のメンバーの前で可奈は大好きな歌を歌うことになり…。

シンプルな構成ですが、キャラ紹介と出会いをしっかりと描き、
第1話として、これからの物語に期待をもたせてくれるものとなっています。


第2話 ステージは…

指導係となった志保とともにレッスンに励む可奈
そんなある日、バックダンサーとしてですが、初めてステージに立つことになり、
そしてそのステージで可奈を待ち受けていたのは…。

アイドル、そしてステージは単にキラキラしているだけではない、というシーンこそ、
「アイマスらしさ」を端的に示しており
、早速それが描かれることとなっています。


第3話 だけど私には

星梨花とともに先輩である765プロASのステージを観ることになった可奈
そのバックダンサーである仲間たちも含め、アイドルとしての目標、
というものがより具体的に見えてくる、そんな話となっています。

まぁ、そもそもステージに立つより観るのが先だろ、というツッコミもできますが、
この順番だからこそ、という物語の描き方になっているのがポイントでもあります。


第4話 みんなが幸せになれるわけじゃないのよ

可奈志保星梨花のうち2人をアイドルとして正式にステージデビューさせる、
というP。そのオーディションに向けて、各々他のメンバーたちの協力のもと、
レッスン等に励み、2つの椅子をめぐって争う事になりますが…。

オチは案の定、というかお決まりのパターンとなっていますが、
1巻の終わりとしては気になる引きとして機能はしています。


おまけマンガ さすがですね千鶴さん

タイトル通りの番外編で、千鶴がPからのお使いで買い物に出たところ、
可奈と出会い…というところからの話になっています。

自称セレブにして常識人である千鶴の個性と魅力を
端的に示している
、そんな話として完成されていると思えます。


全体を通し、極めて王道の「アイマスコミック」を描いているという印象の今作。
アイマス以前にスポーツ的な成長モノのマンガとして王道、でもあるわけですが、
そういった構成だからこそ、アイドル個々人の魅力をもっともダイレクトに感じられる

とも言えるわけで、今後の物語にも期待が持てるものとなっています。

また、これまたアイマスコミックの王道として、CD付きの限定版もあり、
可奈志保のデュオ曲「L・O・B・M」、可奈ソロの「ゲンキトリッパー」、
志保の「DREAM」、そしてオリジナルボイスドラマが収録されていて、
耳でもこの漫画の世界観を感じられる、そんな構成となっています。