ミリオン6thライブツアー総括 前編

kage

2019/10/01 (Tue)

この約半年、4会場8公演で開催されたミリオン6thライブツアー、
最後はこのツアー全体についての総括記事で締めたいと思います。


出演者

仙台でエンジェル、神戸でプリンセス、福岡でフェアリーと、
3属性に分かれて3会場2公演ずつ行われた地方公演では、
全公演、各属性13人ずつのフルメンバーが出演しました。

そして迎えた追加のSSA公演では、2公演両日で各属性2ユニットずつ、
1日目は計19人+ゲスト5人、2日目は計20人+ゲスト3人、
という構成で、全39人が3公演~4公演に出演することになりました。

「全員(当時37人)出演」だった前回の周年ライブツアー、3rdは7公演もあったのに、
約半数となる18人が1公演限り、一方で出演の多いメンバーだと4回、5回、6回、
となっていてバランスが著しく悪く
、このツアーで初の周年ライブ、どころかアイマスライブ出演の
メンバーも複数いたとはいえ、いくらなんでもこれはないだろ…
としか言えない状態だったのと比べると、今回の6thは相当改善されています。

とは言え地方公演では「優遇ユニット」的にカバー曲を2曲担当するユニットもあり、
SSAのゲストも1曲のためだけの出演だったとはいえ「差分」となったのは事実で、
「担当楽曲数」で言えばバランスを完璧に取れたわけではありませんが、
それでも3rdと比べれば雲泥の差、というのは明らかです。

少なくとも表面上の数字の上では、非常に望ましい状態であった、というのは確かで、
だからこそ、その体制で開催された肝心のライブの中身が…というのはこの項では触れませんが、
ともかく、「出演者」に限って言えば事実上過去最高の完璧な布陣だったのは確かです。

そんな出演者の中で特に印象だったメンバーを…と考えても、一人3公演も出演しながら
ソロがたった1回ポッキリ、という構成のせいで一人ないし数人にさえ絞ることができず、
ではこのライブの根幹であった「ユニット」として印象的だったのは、と考えても、
一長一短というか、演出の粗がユニット自体のマイナス印象にも繋がってしまい、
中々「これ」というユニットを1つないし数個に絞る事さえできません。

ただ、そういう印象になったというのは、要因自体は望ましくないものであるにせよ、
「全員平等」を掲げる自分にとってはミリオンライブというタイトルが、
自分にとってある意味理想の状態になってきている
、ともいえるわけで、
それ自体は決して悪い事だとは思えません。

もちろん絶対的なメンバーが1人だけいて、その脳内地位に揺らぎはないのですが、
しかしその一人だけに依拠することなく、他の38人も、と思える状態になったのは、
大阪と幕張の2会場のみ現地参加だった3rdと、
仙台、神戸、福岡、そして埼玉の4会場全て現地参加を決めた、できた、
という今回の6thでの結果を比べれば明らかで、これは自分的には良い形なのです。

もちろんそうなったのは6thになって急に、なんてことではなく、3rd以降、
4th、5th、もちろん周年ライブ以外の様々な出来事を経て、という事ではあるのですが、
自分の中で真に38人が1人並び立てた、と確認できたのは大きな収穫でした。

そうした個人的な話を別にしても、「39人揃い踏み」が実現したという意味では、
この6thツアーは間違いなく意義のあるものであった
と思います。
…しかしその意義は踏みにじられ…というのはこの項ではやめておきましょう。


物販

ライブ物販はアイマスライブでは恒例となっていますが、
しかし十何年、何十回ライブ開催=物販開催を行っても、
その需給の読み方が絶望的に下手で、基本的に物力が足りない
、というのが
これまでのお決まりとなっており、今回も全く期待していませんでした。

しかしながら蓋を開けてみれば、特に需要が高く、かつ供給も少ない、
私としても実質唯一の必須アイテムである「限定CD」が開幕の仙台から売り切れることなく、
最後のSSAまで残っていた
、ということで大きな改善を感じられました。

もちろん、それ以外のグッズにについては、地方3公演共通商品ながら、
最後まで早期売り切れが続いた商品や、その会場限定で早期に売り切れ、
というものもあったことから、完璧だったとは全く言えません。

とは言え、トータルで見れば今までよりは大分マシ、ということで、
ミリオン6年目、アイマス14年目で進歩が見れたのは良かったと言っていいでしょう。

もっとも、これ程やって、ここまで来てようやく、というのはやはり異常ですし、
今回が良かったから次回も良い、なんて保証は一切ないのですけどね。

物販について観点を少し変えると、ユニット別のグッズ、というのが随分と多い、
というかそれがメインとなっていて、その意味で、ユニットを軸としたツアーは、
グッズ開発・販売という意味を含めて「売りやすい」展開だった
のだと思いますし、
その意味で非常に商業的だな、と思えるところもありました。

もちろんライブツアー自体、というかアイマス自体が商業以外の何物でもないのですが、
それをより露骨にした感じというのを、悪印象とまでは言いませんが感じられました。

こうなると既に始動している次のシリーズMTWはどう売ってくるのか、
どう推しだしてくるのか、というのは物販だけに限らず、この先のミリオン、
ミリシタの展開としても非常に気になるところになります。


新情報

こちらもライブ恒例の新情報発表ですが、ツアーという事で地方公演で出てきたものは
インパクトの弱い、それこそ生配信どころかミリラジで発表されるレベル、というものばかり。
当初千秋楽とされた福岡でミリシタのアジア展開、というのがせいぜい大きめで、
ライブ本編で披露されなかった「Flyers!!!」のMVでの初披露、
そしてSSA公演自体の発表、というものが最も大きなもの
に留まりました。

そして迎えたSSA公演で出てきたものは、前の記事で書いたばかりの通りですが、
「今の延長」であり、全く新鮮味のないものばかりでした。

それをもう少し細分化してみていくと、やよいのソロは「キラメキラリ」、というのは
予想通りでしかなく、玲音の登場についても事実上の既報でしかありません。
バラまきキャンペーンや衣装追加、一部歌い分け、有償特別ガシャ、
特別コミュといったものの追加、というのも何一つ新鮮味のあるものではないでしょう。

ライブの振り返り展示会、というのは多少なり新規性はあると言えますが、
インパクトのあるイベントかと言うと、そういうものでもありません。
コスチュームブックやウエストポーチといった開催記念商品は当然、
ツアーのBD全公演発売しかり、このSSA公演のディレイビューイングしかり、
「このライブの延長」の中に全て括れてしまうものでしかないですしね。

その意味ではクルーズイベントは多少違う路線と言えばその通りですが、
シンデレラの前例がある以上、驚きのあるイベントでは全くありません。
価格はやはりそれなりにしますし、個人的にはノータイムで応募を決めるメンバーも不在
(上と言っていることが違うぞ、というツッコミはその通りですが、イベントの性質上…)、
ということもあって中々手は伸ばしにくいですがしかし…難しいところです。

そして7thライブについては散々言っている通り、デメリットしかない野外、
出演メンバー未確定、という現時点の情報を、この無様な6thツアーを受けて
提示されても、正直全くモチベーションは上がらない
、となってしまいます。
この6thも4会場すべて現地参加したわけですが、7thについては
1会場2公演ぽっきりでも前向きになりにくい、というほどの心境なのが現状です。

ここまでくると、「39人フル出演」よりも「演出家の降板・交代」の発表のほうが
モチベーションはよっぽど上がり、現地参加意欲が高まる
、そう断言できます。

いずれにせよ、「今の延長」の発表でしかなく、
「次のステージ」が提示されなかった今回の発表ははっきりと不満が残り、
ミリオン自体の未来に不安が残る、そうなってしまったのです。


次回が長々と続いた6thツアーの記事のラストです。