MILLIONSTARS特別生配信~手作りのThank You!~ 新情報!

kage

2020/05/24 (Sun)

本日と昨日、2日間にわたって放送されたこちらの番組について少し書いておきたいと思います。


「MILLIONSTARS特別生配信~手作りのThank You!~」とは

本来は7thライブが開催されるはずだった5/23、24の二日、
その代替として生配信された番組になります。

この番組の発表自体割と急だった中で、「ミリオンのライブについて」という
お題でのお便りを事前に募集はしていましたが、
1日目は田所さん、2日目は山崎さんがパーソナリティでゲストもあるよ、
というくらいしか情報もなく、「この放送のためだけの特別VTR」も用意、
とはいうものの全貌が見えない、というのが事前の状態でした。

そこから蓋を開けてみれば、過去のライブのソロ曲(ミリシタ実装に限定)の映像に
キャラと声優、それぞれのボイスメッセージを乗せる、という映像をベースに、
両日それぞれで予定されていた出演者全員が、番組内に終始映るチャットで参加

という形で進行していく、という形式の番組となっていました。

ライブ映像自体は当然既存のものでありましたが、
メッセージは今回専用の新規のもので、またチャットだけでなくリモートで両日ゲストが出演、
具体的には1日目は愛美さん、駒形さん、渡部さん、
2日目はMachicoさん、稲川さん、木戸さん、というメンバーで、
募集していたお便りを中心にライブの思い出などを振り返る、というものとなっていて、
「ライブの代替企画」としては理想的と言っていい形になっていたと思います。

少なくとも、同様に周年ライブが中止となってしまったシャイニーには何の代替もなかった、
(まさか高山氏一人での「インフォメーションレター」は代替とは言えないでしょう)
というのに比べれば文字通り雲泥の差で、準備期間など色々な違いはあったのだと思いますが、
ダメージを最小限に留められた(それでも凄まじく大きいのは確かですが)ことになったと言えます。

また、単にそれが出来ただけでなく、両日の出演者39人が全員ちゃんと参加できていた、
ということは、スケジュールを抑えっ放しにしていた、という事でもあるとは思いますが、
これ自体が7thのキモの一つだったはずで、それがこの形式であれ実現できたのは何よりでした。

…とまぁこのメンバーでこの番組が実施できたこと自体が何よりも大きいのは確かなのですが、
一方でより内容に踏み込んでの話としては、メンバーによる自由なチャット、というのが
番組自体の面白さを生み出していたことは間違いなく、それもまた非常に重大なポイント
でした。

ライブの感想、という意味ではBDのコメンタリーというのが一つ大きな形式としてありますが、
その中でも「いい話」だけに限らない玉石混交の話がありつつも、
「有料コンテンツのパッケージ」としての体裁が整えられたものだと感じられるものです。

一方今回は「無料リアルタイム全世界配信」という、はるかにオープンな形式だったわけですが、
体裁もへったくれもない内容に終始…とまではいわずともそれが大半、という内容で、
同じ「ライブの感想」としてはBDコメンタリーとも全く違うものになっていました。

でも、だからこそそれで良いと思えたし、番組自体の盛り上がりに繋がっていた…
と感じるのは私がガッツリな「ミリオンのPだから」なのかもしれませんが、
いずれにせよ肩肘張らない空気感、それを許容どころか推奨すらする雰囲気、というのが
醸成された事自体が7年の積み重ねだとも言えるはずだと思いますし、
こうした形ではあったがそこに7年の重みを感じられた…
と綺麗にまとめられるかもしれません。

もちろん本来はライブが開催されていたわけで、その代替でしかないのが前提だったわけですが、
それでも、こうした形式で番組が成り立つ、というのが証明された以上、
何らかの形で、何の代替でもなく、またこうした番組があっても良いな、と思えたのも確かです。


新情報

アイマスの大型ライブと言えばライブの内容自体はもちろんの事、新情報の発表、というのも
非常に大きな注目ポイントとなるわけで、7thの代替である以上、ここでの新情報は必ずある、
という前提での視聴ともなったわけですが、確かに「新情報」自体は出てきました。

具体的には、今年頭の感謝祭(もはやはるか昔の出来事のように感じる)に決定した
「劇場宣伝ソング」である通称「チュパカブラ曲」こと
正式名称「Do the IDOL!! 〜断崖絶壁チュパカブラ〜」のMV公開が最大の目玉でした。

1日目は導入コミュからのイントロ部分だけというティザーPVに留まりましたが、
その案の定なイントロに対するP側のリアクションに恐れをなしたのか、
2日目にはフルMVが公開されるという流れになりました。

「案の定なイントロ」からのメイン歌唱部分は随分マシに感じられるものではありましたが、
それも相対的な話に過ぎず、そもそもの企画というかテーマが悪い意味でおかしい、
という事に変わりはなく、どうあがいても評価はできないと言わざるを得ません
でした。

とは言えさすがにこれとは別に「周年曲」はあると明言はされたので、
その意味では救いでしたが、これを是とする運営のセンスが残る以上は不安自体は尽きません。

そしてこの楽曲の発表意外には目だった新情報と呼べるものはなく、
ミリシタ内での特別ガシャ関連の他には、5月末から6月末まで1st~5thまでのライブ映像を配信、
というものにとどまることとなっていました。

私としては全ライブBDが手元にある以上、それこそコメンタリーでもまたない限りは
この配信を観る必要もないわけで、恩恵は事実上ゼロといってもいいものとなります。

本来何事もなく7thライブが開催されていてもこの程度だった、とは流石に思えませんし、
それこそ今は予定の立てようもない次のリアルイベントやコラボ企画、CD情報あたりがあった、
と考えるのも妥当でしょうし、それが今は出せないのは仕方ないのも確かです。

とは言えミリシタ内次回イベントなんかもあったとは思うのですが、これすらも今回はなし、
というのはやはりその開発すら滞りが出ているからなのかは…どうなのでしょうか。
「チュパカブラ曲」も5人全員分の実装は後日となり、また次回周年イベントも
これまでと同じとはいかない、とも明言された以上、やはりそれすら厳しいのかもしれません。

そういう状況ではありますが、東京都の「緊急事態宣言」が明日にも解除されると報道される中、
少しは先行きに見通しが立ってはきているはず…とも思いますが、どうなのでしょうか。


今後に向けて

ということでこれから先の事を少し考えてみたいと思いますが、
緊急事態宣言解除前から、当初は「ほとんどなくなった」とされていた声優の収録も
徐々に復活してきている、という情報はあり(それがミリオンかどうかは不明ですが)、
解除されれば、以前と全く同じとは言わないまでも、全く進まないという事もなくなるでしょう。

そうなると例えば現在はリモート収録となっているミリラジがまた生配信に戻る、
というのが可能性としては十分高く、目に見える(耳に聞こえる)回復になるのかもしれません。

また延期となっていたCDやBDも、既に延期後発売日の発表などもされてはいますが、
滞りというのも改善されるのかもしれません…が、今のままのミリシタの新曲配信ペースに
合わせる、戻すというなら月1どころか月2くらいでCDを出していく必要がありそうです…。

しかし最大の問題はやはりライブであり、あらゆる事象の中でもっとも規制解除が後ろになる、
とも言われる状態で、その見通しを期待するのは非常に難しいのは確か
でしょう。

直近ではこのミリオン7thに続いてSideM5thも中止が発表されており、
緊急事態宣言が解除されても、この流れでは8月のAS単独の中止も濃厚にしか思えません。

実際のところ、「規制」の捉え方や実際の感染リスク云々よりも
「世間体」への対応のほうがリスクが高いようにすら思える今の状況で、
今ライブをやらなければ即破綻する小規模事業者でも、ライブというビジネス自体をリードする
業界のリーダー的事業者でもないバンナムがわざわざそのリスクを踏みに行く必要はなく、
世間体的にも、そしてそれと同時に実際の感染リスクもゼロに近くなる状況まで見送る、
ということになるのは妥当だし、当然と言わざるを得ない
と考えられます。

とは言えそこはバンナムなのでトチ狂った判断をいきなりしてくる可能性もなくはないでしょうが、
少なくとも「中止」となったこのミリオン7thが年内に、なんて可能性は流石にないでしょう。

ということで、今後実際に世の中がどう動くかなんてことは誰にもわかりませんが、
アイマスにおいては「新しい生活様式」ならぬ「新しいプロデュース形式」が求められ、
そこには少なくとも目先のリアルライブはない、という現実が含まれるもの
となっているわけです。

それを踏まえてどういう形でプロデュースできるメディア展開をしてくるのか、
というのは結局バンナム側がどう動くかでしかないわけですが、そこで提示されたものの中で、
また自分なりのプロデュースタイル、スタンスを新たに構築し、実践していく、
というのがプロデューサーとしてやるべきことだと私は思っています。

何度も書いていることですが、アイマス自体が終わるわけではない限り、
どうにでもなるし、どうとでもできる、そのはずだと信じています。


アイドルマスター シャイニーカラーズ コミックアンソロジー vol.2

kage

2020/05/06 (Wed)

色づく未来に向かって



アイドルがメイク動画撮ってみた 作:ハナツカシオリ
私をかがやかせるもの 作:iyutani
ピーちゃんを探せ 作:奥座敷
霧子と結華のぶらり旅 作:はねつか
ねここにゃん 作:こあめ咲
stray time 作:みじんこうか
料理 DE バトル! 作:ごまし
おいもアンティーカ 作:ォガサワラ
スーパーアイドルタイム 作:ホマレ
わくわく遊園地ロケ! 作:じよー
ミッション!全快!恋鐘満腹大作戦 作:絶叫あいす。
スリープオーバークライマックス 作:泡沫あわ
アルストロメリア・カフェ 作:卓二雄作
ストレイライトと反省会 作:もあい
気持ちは羽根にのせて… 作:pote
君に贈るありがとう 作:ちゅ
Spring first 作:タカダフミ子
うきぐも 作:ゐぬゐ


シャイニー公式アンソロジー第二弾。
表紙イラスト通り、第一弾では未登場だったストレイライト含めての5ユニットで、
基本はユニット毎ながらも一部その枠を超えて、という作品群が収録されています。


アイドルがメイク動画撮ってみた 作:ハナツカシオリ
タイトル通りの動画を自ら撮影する冬優子にあさひと愛依がドッキリを仕掛けようとする…
という話。シンプルにストレイライト内での関係性が表現される話になっています。


私をかがやかせるもの 作:iyutani
ミュージカルの主役に抜擢された千雪を甜花と甘奈が祝福する…という話。
千雪の心情を中心とした綺麗な物語としてまとまっています。


ピーちゃんを探せ 作:奥座敷
ピーちゃんをハトの群れの中からめぐると灯織が探そうとするものの…という
タイトル通りで、そしてオチも見え見えの奇をてらわない話となっています。


霧子と結華のぶらり旅 作:はねつか
タイトル通りの二人の出歩きをアンティーカの他三人がこっそり後をつけ…
というテンプレ的な話で、オチもシンプルに綺麗にまとめられています。


ねここにゃん 作:こあめ咲
保護猫を事務所で預かることになり、その面倒を放課後クライマックスガールズの
メンバーがみる、という話を最初は4コマ形式で、そして締めの流れは樹里をメインで、
という変則形式で、メリハリの効いた構成になっています。


stray time 作:みじんこうか
タイトル通りのストレイライトの話で、愛依が食レポに挑もうとする様子を見た
あさひ達二人が…というストレイライトらしい話となっています。


料理 DE バトル! 作:ごまし
イルミネーションスターズの3人が料理対決、のはずが…という話。
ありがちなテーマですが、話の流れもオチもイルミネらしさが出ています。


おいもアンティーカ 作:ォガサワラ
タイトル通りアンティーカの5人が芋堀りに挑む…という終始ギャグ調の話ですが、
最後のオチだけ別メンバーがかっさらう、という意外な展開となっています。


スーパーアイドルタイム 作:ホマレ
真乃、恋鐘、果穂、甘奈、あさひという各ユニットの代表5人が、
感謝祭で着る新衣装について話し合う、というギャグテイストの話。
最初から最後までハイテンションで描かれる展開となっています。


わくわく遊園地ロケ! 作:じよー
283プロ全員で遊園地ロケ、ということで19人総出演となる4コマ形式のギャグマンガ。
基本的にはユニット毎に描かれており、各ユニットらしさが表現されています。


ミッション!全快!恋鐘満腹大作戦 作:絶叫あいす。
熱の出た恋鐘を咲耶、凛世、樹里、千雪が看病するというユニットの枠を超えた話。
終始ギャグ展開で、オチもしっかり決まっています。


スリープオーバークライマックス 作:泡沫あわ
放課後クライマックスガールズが事務所でお泊り会をすることになったものの、
樹里がマメ丸と二人(?)きりで一時過ごすことになり…という話。
メインに据えられた樹里が終始イジラれる展開ですが、オチだけは…となっています。


アルストロメリア・カフェ 作:卓二雄作
タイトル通りのアルストリメリアの話で、日頃から世話になっているPに向け、
事務所をカフェにしてもてなそうとするものの…という流れのほのぼのモノになっています。


ストレイライトと反省会 作:もあい
タイトル通りのストレイライトが反省会を開く…というギャグ調の話で、
案の定冬優子によるツッコミ話でもありますが、オチは綺麗にまとまっています。


気持ちは羽根にのせて… 作:pote
個人での仕事が増え、3人での時間が少なくなってきたイルミネーションスターズの話。
「アイマスあるある」の状況、そして展開のイルミネ版という感じで描かれています。


君に贈るありがとう 作:ちゅ
甜花の主観によるアルストロメリアの物語。
何気ない一日の中に三人による幸せ空間が紡がれる話となっています。


Spring first 作:タカダフミ子
寒さが残る3月のある一日の結華の物語。気の利く結華ならではの展開が、
アンティーカのメンバー達と共に描かれています。


うきぐも 作:ゐぬゐ
凛世が古書店にて拾った妙な栞に書かれた暗号らしきものをもとに、
放課後クライマックスガールズのメンバーが宝さがしに挑む…という話で、
テンプレ的な話の中に5人らしさを落とし込んだものとなっています。


第一弾同様に、アイマスアンソロジーらしいギャグありシリアスありのバランス感となっており、
決定的な違いはストレイライトも登場、という点と言えます。

ユニット混成の物語も少なく、その意味で新鮮味に欠けるのは確かですが、
コミックならではの手軽さでそのキャラ、ユニットの魅力を感じられるのもまた確かで、
この流れならば第三弾でノクチル登場、という点も期待できるものでしょう。