ラブライブとアイドルマスター その2 前編

2013/10/05 (Sat)
非常に長く続いてしまった8thライブツアーの話もようやく終わり、ベスト第2弾の収録曲についての記事も無事書けたので、このまま通常営業に
戻ろうかとも思ったのですが、ここで他にも書いておいたほうがよいことがありました。
それがこの「ラブライブ」との比較のお話。
以前にも書いたことのあるこのテーマですが、今回のTGSでイベントステージを
観覧したこと等々あり、ちょっとまた書いてみたくなりました。
アイマスはともかく、ラブライブについての知識は乏しいので
間違い等あるかもしれませんが、ご容赦、あるいはご指摘いただければと思います。
今回はいくつかのテーマについて、この2つのコンテンツを量的なモノを中心に比較していきます。
「さいたまスーパーアリーナ」ライブ
今回、アイマスは8thライブで「さいたまスーパーアリーナ」でのライブを発表した
わけですが、ラブライブはここでのライブを先に発表していました。
実際のライブ自体は2週間しか間は空かないけですが、それでもアイマスからすれば
後発のコンテンツに「先を越された」ということになったわけです。
具体的なスケジュールの都合云々なんてのはもちろんわからないわけですが、
いずれにしてもラブライブは僅か3年という期間で、ここまで上り詰めたのは確かなわけです。
アイマスだってもちろんもっと早く出来たはずですが、少なくとも3年ではたどり着けなかった
大舞台。なぜこれほどまでに成長スピードが違うのか…とあたりは別途。
ベストアルバムの売り上げ
先日アイマスのベストアルバムシリーズ第一弾が発売されたわけですが、
初週の売り上げが14,117枚、2週目が3,984枚ということで、ここまでで
約18,000枚の売上、ということになっております。
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一方のラブライブは4万枚とも5万枚とも言われる程とのこと。
もちろん発売2週のものと比べてもしかたないところではあるんですが、
今回のアイマスのベストが今後どんなにロングセラーを飛ばしてもここまで届くのは
相当難しく、ダブルスコアとなってもおかしくない差になったと言えるでしょう。
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では、なぜこれほどまでの差がついたのか。
もちろんアイマスはこれが3度目のベストアルバム(シリーズ)であること、
これからもこのアルバムシリーズがあと3作続くこと、さらにはそもそもこのアルバムを
買っただけではアイマス楽曲を全く網羅できない、ということがあげられます。
一方のラブライブは初のベストアルバムで、それまでの楽曲をほぼほぼ網羅。
「とりあえずこれ1枚あれば」、という感じで熟練のラブライバーはもちろん、
初心者に取ってこれ以上なく手に取りやすいものはない、という感じになっていると思います。
しかし、これらの理由だけでこれほどの差がつくものなのか…というところはまた別途。
アニメBDの売り上げ
一方でこのアニメBDの売上ではアイマスに軍配が上がっています。
アイマスは1巻、ラブライブは7巻を除いた数ですが、
平均でアイマスは約29,000、ラブライブは約25,000、という数字になります。
アイマスはG4Uパックも含む数ですし、特典等で条件は必ずしも一緒ではありませんが、
多少の差がついているわけですね。ただあくまでも「多少」。絶対的な差ではありません。
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ソーシャルゲーム ダウンロード数
モバグリ否定派の私がこれを取り上げるのも不本意ではあるんですが、
比較対象にはなると思うので、一応取り上げておきます。
アイマスは2つソシャゲーがあって、うち「シンデレラガールズ」は350万DLを突破、
と発表されています。一方で「ミリオンライブ」は正式な数字が未公表。
「ミリオン」だけに100万DL突破となれば大々的に取り上げられるはずですが…。
ラブライブは「スクールアイドルフェスティバル」がユーザー数100万人を突破。
モバゲーやグリーに寄らないネイティブアプリとしては大健闘の数字だと思います。
この数字を見れば、アイマスの圧勝、となるのですが、当然そういうものではありません。
DLするだけなら無料なわけで、モバゲーという巨大なプラットフォーム上にある
モバマスが数字を稼ぎやすい、ということは当然あると思います。
また、売上あってのことだとは思いますが、テレビCMを打ちまくっていたこともあるでしょう。
実際に大事なのはアクティブユーザー数なわけで、これはモバマスは10万~20万と
されています。一方のスクフェスも10万オーバーという話もあり、その数字を信じるならば
実質的な差はDL数程絶対的では全くない、と言えるわけですね。
問題は「人気の差」ではなく…
ここまであげた数字からは、「絶対的な人気の差」というのは見えてきません。
ただ一つ確実に言えるのは、「SSAライブ」の項目であげた成長スピードの差、というのが
はっきりあって、ラブライブの勢いが凄まじい、ということが言えるわけです。
ではなぜここまでラブライブは急伸したのか…というあたりは次回。
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