第1話 これからが彼女たちのはじまり Aパート

kage

2013/11/19 (Tue)

都内某所にある、芸能事務所『765プロダクション』では、
トップアイドルを目指す駆け出しアイドル12人と、新人プロデューサー1人が、
夢に向かって毎日レッスンや地道な営業活動を行っている。
そんな765プロに、密着取材のカメラが入ることになった。
カメラは、輝くアイドル達の姿を撮影する!
――はずだったが、個性豊かな彼女達の取材は一筋縄ではいかず……!?



1話はかなり特殊な構成になっていて、いきなり黒バックに『アイドル』と出る、
目を引く演出からの幕開け、という形になっています。

そんな幕開けから、早朝に自転車をこいで颯爽と登場するのはメインヒロインの春香
一番最初に登場することで、13人が主役でも、センターは春香、ということを
印象付ける
ことに成功しているように思えます。

そんな春香は早速こけることでなけなしの個性をアピールするわけですが、
そのアピール相手=会話相手というのがここではまだ不明、という構成になっています。

そして通勤電車の場面へと移りますが、早朝から遠距離通勤をしていること、
音楽が好きなこと、お年寄りに優しいこと、など、この場面だけででも春香のキャラクターと
いうものが十分に理解でき
、見事なキャラ紹介ができているように感じます。

a1_1.jpg

続いて登場するのは。ビジュアル的には美少年のが少女マンガ好きであったり、
やっぱり女性人気が高かったり、といったあたりを一番最初に描くことで、ビジュアルから
みてとれるキャラクター性について変に誤解させることないようにできていると思います。

また、春香に続く2番目の登場というのは、監督のお気に入りということも影響しているのかも
しれませんが、事務所のエレベーターが壊れていることに対してのセリフや、
765プロへの扉を開くシーンなどにはうまくマッチした人選
で、他のアイドルが
この場面で同じこと言ったら、やったら少し違和感を感じるくらい、は適任だと感じます。
また、エレベーターの描写と言うのは、765プロの貧乏っぷりを表現することにも
つながっており、現在の765プロの状況をこうやってさりげなく紹介しているわけですね。

そしてここで「日常」のカットインとなり、このパートで日常が描かれるのが示唆され、
小鳥律子雪歩が登場するわけですが、ここだけでも三者三様の個性が見てとれます。

律子の自己紹介パートでは、亜美真美 がやりたい放題、というところも印象的ですが、
律子が「元アイドル」というところがアニメではポイントになってくるわけです。
無論、既存のPにとっては「元」になってしまうのが非常に残念なわけなんですが。

そして亜美真美の紹介パートによって、やっとここまでの会話相手がカメラマン、
ということが明らかになり、ここまでの演出について明らかにされるわけですね。

お次は伊織が登場。雪歩、続いて登場するやよいまで含めて、ちょっとした日常を
描いたシーンでも、彼女たちの個性がしっかりわかる表現
がなされいると感じます。

特に、男っぽいがゴキブリに弱かったり、ロリキャラっぽいやよいがしっかりものだったり、
一見清楚なお嬢様系の伊織が猫かぶりキャラだったりと、ギャップが描かれるのが印象的。

続いては千早が登場。初登場シーンで春香と一緒、ということが、後々活きる見せ方です。

さらにあずさ貴音が登場するわけですが、この二人についてはこの場面では一緒でも、
その後は一緒のシーンはあまり描かれていません
。大人チームでもあり、この見せ方だと
かなり仲良さげなんですが、ちょっとしたミスリード的な描き方かと感じます。もちろん
仲が悪いとかそんなことでは一切ありませんが、この二人にはきちんとパートナーもいますしね。
ただ、これは「765プロはみんな仲が良い」ということの表現にもなっているわけです。

また、もちろん最年長ながら占い大好きで乙女チックなあずさと、どこか浮世離れした貴音
というキャラクター一人ひとりの個性もきちんと描かれています。

そして美希が睡眠シーンで登場。アイドルとしては最後に登場するわけですが、
そのマイペースっぷりと合わせて、大物感を感じさせる演出となっていると感じます。

そんなこんなで騒がしい765プロなわけですが、律子の一喝で黙らせることに成功します。
騒ぎの発端が発端だけに、これは特別なことでもなんでもない、765プロの日常で、
いつも楽しく、騒がしい日々を送っているんだな、ということを感じさせ、そしてこの765プロに
おいて律子がどんな立ち位置にいるか、ということまでしっかり描ききっている
わけです。

ここでAパート終了となるわけですが、ここまででアイドル13人全てを登場させ、
短い時間で、日常を描きながら個性をアピールする
、ということが上手くできていると思います。
詰め込み感もそれほどなく、初見の人でもスムーズに見れる構成になっている感じですね。
まぁ、流石に一度で全員を覚え切れるとも思えないわけですが…少なくとも既存Pにとっては
一気に全員を出し切ったことにより、ある意味安心感と満足感を得られたのでは
ないでしょうか。


Bパートに続きます。



アイドルマスター 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]アイドルマスター 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
(2011/10/27)
中村繪里子、長谷川明子 他

商品詳細を見る
関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック