第3話 すべては一歩の勇気から Bパート

kage

2013/11/24 (Sun)

夜になり、祭りになったところからがBパート。

昼間は青年団以外の人があまり見られませんでしたが、意外と盛況な祭りで
あることようで、言うほど酷い舞台環境でもない感じとなっています。

そんな中、雪歩に対しは「青年団の人たちが怖かったんだね」と言うわけですが、
春香もそれくらい雪歩から直接聞かずとも気付きそうなものなんですけどね…
この辺はシナリオの都合、と解釈するしかないでしょう。

さて舞台では既にトークステージが始まっているわけなんですが、あずさやよい
いいとして、のキャラが相変わらず浮いた感じになってしまっているのがなんとも…。
ここはらしい描写であることは確かなんですが、他のアイドルとの絡みが描けて
おらず、この辺がやっぱりの扱い方が…というところ。

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一方の美希はソロでのトークコーナーで失言以外の何物でもない発言をしているんですが、
これが思いのほかウケています。この辺も美希のカリスマ性をあらわすための描写なんでしょう。
また、見るからに都会的なビジュアルの美希が言うなら仕方ない、という感じもありますしね。

そしてそれを見る雪歩が弱音を吐くシーンとなるわけですが、春香のフォローが
物凄くしっかりしているんですよね。雪歩がどの仕事でも頑張っている」というのは
ゲームにおいてドタキャン率の低い雪歩をあらわす言葉
でもあるわけなんですが、
アニメ内ではそういう描写はここまでなく、文字通り「足を引っ張っている」ように新規層からは
見えてしまっていたと思います。でも、そうじゃない、というあたりをフォローする描写は
ここでは必須だったわけで、春香がきちんとそれをやってくれているわけですね。

また、緊張で足が震えて…というくだりも、雪歩を勇気づけるという名目だけでなく、
当然のことですが、二人もまだまだ未熟なアイドルである、という表現でもあるわけです。

そして勇気づけられた雪歩は男性を見ても大丈夫…となるわけなんですが、犬を見て
結局同じ状態に…というあたりがちょっと雪歩を弱く描き過ぎな感があります。
しかしこれにはPの見せ場をつくる、という理由があるので、まあ仕方なしかな、と。

というわけでPが雪歩に声をかけるシーンとなり、最初は雪歩はPに対してもビクビクする
状態なんですが、Pがうまく雪歩を諭し、指切りをするまでにこぎつけます。
雪歩からするとこれは大進歩で、Pにとってはパーフェクトコミュニケーション、ですね。

そしてここで流れるのが「ALRIGHT*」。明るく前向き、ポジティブな雪歩のこの曲、
ここでこれ以上マッチする曲なんてありません
。また、浅倉さんバージョンの音源自体も
ここで初披露、ということにで、「新たな一歩」の演出をより上手くできていると感じられます。

ただ、Pと約束を結んだといはいえ、それだけでステージにちゃんと立てるかと言うと、
まだ雪歩には厳しい。だからこそ、派手な衣装とメイク、これが必要になったのです。

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「素の雪歩」としては難しくとも、「アイドル雪歩」ならできる、それをこの派手な衣装と
メイクで表現し、そして普段は絶対言わない「イェーイ!」なんて言葉もあえて言ったのでしょう。

客席は呆然となってしまうわけですが、春香がすかさずフォロー。ここでが先に
言うあたりはゆきまこ意識かな、というのもありますが、それがなくとも、より機転が効きそう
なのは春香よりも
、ということもあるはずで、いい描き方だと思います。

そして盛り上がる会場を傍目に売店を手伝うやよいおり貴音。ひたすら食べ続ける
貴音の姿など、些細な描写でもキャラクターをきちんと描けているのはやはりいい感じ。

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そして「ALRIGHT*」を歌う雪歩。第3話にして初めてちゃんとしたステージシーンが描かれたわけ
ですが、その躍動感というものはゲームにはない表現で、この回自体で楽しめるのはもちろん、
この先もあるであろうステージシーンというものに期待できるものに仕上がっています。

また、その裏で描かれるアイドル達もやはり上手く描けています。自分達から「楽しそう」と
やりたがったであろう亜美真美の照明係であったり、音響の千早だったり、その横に美希
いる、つまりはみきちはだったり、あずりつだったり、というところですね。
そしてはアイドルでは一人、牛と戯れるという描写に…。

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そして見事に歌いきる雪歩春香。笑顔で「すっごく楽しかった!」と言える雪歩
かわいいなぁ…
と言わずにいられないんですが、そのステージ上での晴れやかな笑顔を
つくりだすのがPの仕事なわけで、そこまで含めての見事な演出だったと感じられます。
また、犬に怯えるPに雪歩が、気付く、というのも大事な描写ですね。

さて祭りは終わり、一行は帰京へ、となるわけですが、少年の服に春香・雪歩・
サインしているシーンになります。後の活躍を見れば間違いなくプレミアモノだな…
というのもあるんですが、雪歩がちゃんとサインできているのも印象的
まぁ青年団の服にサイン、というのはこの段階でも雪歩には無理で、少年にだったら
今回のステージ以前でもできたとは思いますが、成長の表現ではあると思います。

そして雪歩がPに話しかける場面に。Pも犬が苦手なのでは、と雪歩が問いかけるわけ
ですが、そこでのPの返しが実に見事。ここまで含めて、今回の雪歩に対するPの
コミュニケーションは、真のパーフェクトとなった
といえ、信頼をきちんと築きあげられたのです。

最後は十中八九亜美真美に頬に悪戯書きをされたPが、雪歩からの「びわ漬け」と手紙を
受け取るシーン。いつ買った&書いたのやら…という感じもあるんですが、途中にSAに
寄ったり、車内で書いたりしたんでしょう。とにかく、今回生まれた雪歩からPへの信頼、
というものがここでちゃんと表現され、この3話は締めとなるわけです。

そしてエンディング曲は「First Stage」。言わずもがなの雪歩初の持ち歌ですが、ここでこの曲、
というもの完璧な選曲
でしょう。文字通りの「First Stage」だったわけですからね。
また、バックで描かれるのは日常の雪歩のシーン。今回の17歳トリオでのシーンもあったり、
3人の仲の良さが描かれるわけですが、歌自体は雪歩のデュオなわけです。
ここで春香が外れた理由としては、ゆきまこを強く推す、ということより、春香の見せ場はこれから
先まだまだたくさんある、ということなんじゃないでしょうか。も見せ場は多いんですけどね…。


というわけで3話は以上。雪歩回なわけですが、ここに雪歩回が来た理由としては、前回の
伊織回同様、早い時期にPとの信頼を結ぶ描写を描かなければいけないから、ということが
あると思います。また、雪歩というキャラにおいては「成長」が非常に大きなテーマとなっていて、
それは他のどのアイドルよりもパーソナリティーにおいて大きなシェアを占めているわけです。

その「成長」はもちろん一朝一夕でするものでもなく、例えば今回だけで雪歩が男性を全く
恐れなくなる、なんてことはないわけです。それでもこの早い段階で「気弱」で
「足を引っ張っている」ように見えてしまっていた雪歩をきちんと描き、その成長を見せないと、
新規のPからは「ビジュアルがいいだけ」「足を引っ張る」の評になってしまう
だからこそ、「そうじゃない」雪歩の、その成長をここで描く必要があったのだと思います。

もちろん男性恐怖症のそもそもの要因であったりとか、描写不足な点がなくもないわけですが、
これを雪歩回とするには十分な見せ方で、雪歩の魅力はしっかり描けていると感じます。
また、17歳トリオという見せ方もまた、アイドル達の関係性を描く上でいい見せ方でした。

とりあえずは文句なく、きちんとした雪歩回、これにて終了となります。



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この記事へのコメント

kage

はじめまして
RENPOUNASUと申します

>「ALRIGHT*」を歌う雪歩。
自分はアイマスはアニマスが初見だったのですが
このステージシーンがはまったきっかけのひとつでした
ここの躍動感、熱にすっかりやられて
最終的にはBDをマラソンする事に
まさにきっかけのお話で
未だに印象深いシーンの一つです
そんな感慨深さもあって
コメントさせていただきました

Posted at 23:43:41 2013/11/24 by RENPOUNASU

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

RENPOUNASUさん

コメントありがとうございます。
このステージシーンは本当に良いシーンですよね。
アニメならではの、ゲームでは表現できない躍動感や表情に、
ゲームからのPである私も非常に興奮してしまいました。

また、雪歩の晴れやかな表情というのは本当に美しく、
雪歩に惚れ直す場面にもなりました。

こうしたシーンが他にも多数あるアニマスは
トータルで見ればやはり非常に良いアニメでしたね。

Posted at 00:04:19 2013/11/25 by トリプルデイP

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kage


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