第6話 先に進むという選択 Bパート

kage

2013/12/01 (Sun)

さて事務所にかかってきた電話はイベントにメンバーが一人来ていない、という
クライアントからのクレームで、Pはダブルブッキングをしてしまっていた、
というところからBパートはスタートすることとなります。

そのダブルブッキングとなってしまったのはまたも。今回はもちろん本人の過失では
全くないので仕方ないのですが、どうしてもに好印象はつけられなくなってしまいます。
ダンスの仕事で、美希にカバーさせる役割なのでやむを得ないんでしょうけども…。

というわけで事務所にいた美希がそのの代役に向かうことに。そのやる気の見せ方に
千早貴音も驚きを見せますが、これは当然Pとの中途半端な会話を真に受けて、ということで
あり、一見良いシーンに思えますが、危険性と裏表であることも感じられる場面です。

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一方のPは美希が代役にまわることに対し、安堵をしつつも自らの失態にため息をついて
しまうわけですが、それを春香がしっかりとフォローし、美希の現場へといくように
促します。ここでの会話の先導は春香ということで、このあたりにも春香の力強さは
見てとれる
わけですが、相対的にが弱く見えてしまうのはやはりネックかと。
とはいうもののここは春香らしさ抜群で、例えば千早雪歩ではこうはいかないでしょう。

そして場面はダンス仕事現場にいるのところに。現場の責任者らしき人はこの時点で
もう765プロへの評価を完全になくしてしまっているわけですが、そこに美希が駆けつけます。
これにはも思わず驚きの表情。まさか代役で美希が来るとは思っていなかったのでしょう。

しかしその美希のダンスを1回見るだけで覚えると宣言し、真剣な表情でのダンスを
学習。その表情はこれまでの美希には見られなかったもので、仕事への本気度が伺えます。

現場へタクシーで向かうPは春香からもらったキャラメルを取り出し、「私たちを信頼して
ください」という春香のセリフを思い出します。ここはPが自身の一方的なプロデュースの
やり方が誤っていたのではないか、ということにやっと気付いた
かのような描写ですね。

そして現場に駆け付けた先で、美希が見事に代役の仕事をやり遂げたという事実を
知らされるわけです。ここではその美希の圧倒的な才能が描かれると同時に、
Pが改めて自分本位なプロデュースをしてしまった事を反省する場面となっています。

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そして舞台は翌日の事務所のシーンに。雪歩が笑顔で自然にPにお茶を出せる姿は、
それだけで成長っぷりをみてとれる描き方。一方の春香は砂糖たっぷりの手作りドーナツを
Pに差し出し、受け取ったPは改めて春香の言葉を思い出したかのような表情に。

そして自身の焦りを小鳥に謝罪するわけですが、それを受けての小鳥の対応は、
まさに大人の女性
、という感じ。非常に小鳥が魅力的に見えるシーンでもあります。
…もちろん妄想シーンもそれはそれで魅力的ではあるんですが。

さて場面は竜宮小町のテレビ出演を765プロのみんなで観る、というシーンに。
伊織達竜宮小町自身も事務所にいるわけで、これは生放送ではないわけですね。
それでも律子には明らかな緊張が見てとれ、テレビ出演の重みは感じ取れるわけです。

そして披露されるのはもちろん「SMOKY THRILL」。3話以来のステージシーンとなるわけですが、
テレビへの出演、そしてストーリーのターニングポイントとなることもあってか、そのクオリティは
さらに向上
。ゲームでは表現できない躍動感や表情というものが見事に描かれており、
ゲームとは異なる、アニメならではのステージシーンというものが堪能できる仕上がりです。

また、途中の「うっ!」を思わず呟いてしまう伊織に対し、はちょっと茶化そうとしますが、
その伊織の真剣な表情を見て、自身の表情もまた変わることとなります。
ここにきてようやく竜宮小町以外、そして美希以外のメンバーも気持ちに変化が
起こる、ということがのこの表情から伺える
描き方になっています。
そして美希もまた目を輝かせ、その竜宮小町への憧れがより強くなったことがみてとれます。

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また、律子の「4人で決めていった」というセリフもPには響くものとなっており、「アイドル達と
一緒に」ということの大切さを再確認。そしてそれをP自身が宣言し、小鳥がそれを受け、
「みんなで進んでいきましょう」と返したところでエンディングとなります。

そのエンディング曲は「THE IDOLM@STER」。説明不要のアイマスの代表曲で、
本来は1話で使われても全くおかしくない曲
なわけですが、このタイミングでの
披露となりました。これについては、ここからストーリーが本格始動する、という意味が
あるはずで、竜宮小町の結成、あずさの断髪も含め、より「2ndVISION」仕様に
なった回である、という意味もある選曲になったものだと考えられます。

背景絵もこれまでとは違う一枚絵を横長に見せ、アイドル達の進んでいく姿を
描いています。これもまた、「ここから始動」を強く感じさせる描き方です。


というわけで6話は5話に続いて個人回ではなく全員回となったわけですが、竜宮小町の結成と
いうことで、非常に大きな意味のある回となりました。また、実際的には竜宮小町よりも
Pの苦闘っぷりがメインで描かれたことで、ある意味プロデューサー回であったとも言えます。

ここまでは千早の件はあったにせよ、トータルでは順調にプロデュースできてきたPですが、
今回は大きな失敗をしてしまいました。先輩である律子の躍進に対し、何もそこまで
焦らなくとも…と思えてはしまうんですが、やはり年下の律子に先を越されては、
という意味もあり、Pなりのプライドが大きな焦りを生んでしまった
のでしょう。
そして多分その考え方は割と律子にとっては望ましくないものだとは思えますが。
年若きプロデューサーであることを律子自身はある意味コンプレックスとしているわけですしね。

それはともかくとして、今回Pは大きな失敗をした見返りに、大事なことを学ぶこととなりました。
「アイドル達を信頼して、ともに歩んでいく」という姿勢ですね。実は2話や3話では
伊織雪歩に対して自然にそれができていたわけで、それがこのPの才気を感じさせた
わけですが、やはりしっかりとした信念に裏打ちされたものでないと、こうして失敗する
ことにもなってしまう、ということが今回でよくわかったわけです。

今回それに気づき、確固たる信念を持ったこと、これはこの先のPの活躍を期待できる
ものです。そしてそれと同時に、竜宮小町結成直後は依然ノンビリしていた他メンバーも、
テレビ出演を見たことで、大きく意識に変化が出てきたと考えられます。

そういう意味で、プロデューサーも、アイドル達も本格的に動き出す、ということになり、
「THE IDOLM@STER」が使われるに相応しい回になったと言えるでしょう。



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