第8話 しあわせへの回り道 Bパート

kage

2013/12/05 (Thu)

BパートはあずさもPもいなくなり、美希一人で撮影を続ける、というところからスタート。
あずさ達の状況を聞いても、を「菊地くん」と呼ぶ女性スタッフも、男性カメラマンも、
美希の話なんて多分信じていないんじゃないか、というくらい軽い返しとなっているわけ
なんですが、実際のところ限りなく胡散臭い話ですからね、現実ではあるんですが。

また美希はこのチャンスを逃さず、カメラマンに猛アピール。ウィンク一発で
カメラマンを魅了するあたりが美希ならでは、といったところでしょう。

さてあずさを追い続けているわけですが、ウェディングドレス姿の花嫁をあずさ
勘違いし、抱きついてしまいます。服装が同じでも、明らかに髪が違うのに、
果たして間違えることなんてあるんでしょうか…。まぁウェディングドレス姿で
中華街を闊歩する女性なんてあずさ以外いない
、と思っていたのでしょうけれど…。
そんなに対し、花嫁も「結構カッコ良かったわね」なんてコメント。女性受け抜群の
のイケメンっぷりが再確認できると同時に、花嫁の面食いっぷりもここでわかるわけです。

そして場面はあずさが海に面した公園を歩き、悩める画家のイマジネーションをかき立てる、
というシーンに。ここでなんと新曲、「晴れ色」が流れるというサプライズがなされます。
5話で新夏曲の2曲こそあったものの、個人の新曲としてはアニメ初となるこの曲。
これまでの個人回でも新曲はなかっただけに、ここでの登場に非常に驚きました。
実際のところ、あずさの持ち歌でここでの雰囲気に合うものが既存曲になかった
ということが大きいのだとは思いますが、13人の中でも「推される」メンバーとは言えない
あずさに対し、誰よりも早く新曲が与えられたのは非常に嬉しいことでもあります。

さて、そんな「晴れ色」をバックに、あずさは港町を満喫。街行く人はもちろん、
外国人グループや多数の猫達、赤ん坊、サーカスのゾウやキリンまで魅了するのは、
他称大げさではありますが、あずさの内外からあふれ出る美しさの表現に他ならないでしょう。

一方のは中華街で黒服軍団と激しいバトルを展開。ハリウッドのアクションスターか、
あるいはそれ以上の脅威の身体能力を発揮
し、黒服に対し互角以上に渡りあいます。
この黒服、後に分かるように石油王のSPなんですが、そういう人物は、プロの格闘家を除けば
身体能力は世界トップクラスのはず
。そのSPに対し互角以上に戦えるの戦闘能力は…。
持ち歌である「エージェント夜を往く」をバックにその凄まじさを痛感させられます。

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その頃あずさはというと、路上で腹痛を起こした占い師に店番を頼まれて、それを引き受けて
しまうわけですが、そこに謎のエスニック系イケメンが登場。明らかに日本人ではありませんが
非常に流暢な日本語を操り、あずさに占いを頼みます。占い好きなあずさではありますが、
易占いはできないようで、非常に適当な方法で占いを実施。イケメンも本気で占いに
頼ろうとしていたわけでないようで、笑顔と小切手を残し、その占い結果に従います。

一方の美希はノリノリで撮影。カメラマンを完全に虜にする一方で、女性スタッフは
イマイチの様子
美希のカリスマ性は女性さえも虜にするものだと思うんですが、ここでは
一人冷静な立場の人間が必要な描写なので、この女性がこの態度なのは仕方ないでしょう。

そしてあずさはタクシー乗り場に行くはずが、観覧車に乗ってしまう展開に。並ぶ列を間違えたに
しても、それに律儀に乗ることはないはずですが、乗ってしまう。このあたりもあずさらしさかと。

また、は「迷走Mind」をバックに黒服との戦闘を継続中。ステレオタイプ的な中国人シェフを
はじめ、何もかもがコミカルな演出。さらにはそのコミカルさを強調するような、あずさ
デュオ曲、「shiny Smike(REM@STER-A)」も使われる始末で、コメディ色一色に。
それにしてもREM@STER曲がまさか使われるとは思っていなかったので、これもサプライズ

とにかく、花嫁を追いかけるあずさと、そのあずさを追いかけるP、、黒服、etc…。
このドタバタ感はこれまでのアイマスにはなかった演出で、かなり意外な感じ
まぁ、ここまではっちゃけられると、もうそれはそれで笑うしかない、という感じなんですがね…。

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そして公演で撮影をしようとする美希の前に、花嫁があらわれるわけですが、美希もまた
花嫁をあずさと間違えます。この演出を2回、黒服を含めれば3回やるんだったら、
花嫁のビジュアルをもう少しあずさに似せればよかったのに…
と言わざるを得ませんね。

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なんだかんだであずさは無事花嫁に指輪を返すことに成功。そこにエスニック系イケメン、
改め石油王が夕日をバックに参上し、すぐさまプロポーズ。元々決められていたことだとは
いえ、相手がイケメンと知ってOKを出す花嫁はどうなのよ、という感じですが…。

後日の765プロ、今回撮影された写真が掲載された雑誌は増刷に次ぐ増刷で、あずさ
竜宮小町の知名度アップ、ということなんですが、雑誌の増刷というのは普通はあまりなく、
その凄まじい売れ行き、そして竜宮小町の人気のアップ具合
がよくわかる表現です。

最後はあずさへ友美からメールが届き、それがオチとなってエンディングへ。
そのエンディング曲も新曲、竜宮小町の「ハニカミ!ファーストバイト」。あずさの妄想結婚式を
バックにかかるこの曲、非常にコミカルな感じの曲で、この8話のエンディングにピッタリです。


この8話、これまでとは全く雰囲気の異なるコメディ回となっていて、他の回とは違った
楽しみ方ができるものとなっています。もちろん、大前提にはあずさ回、というものも
あるわけなんですが、2話~4話の他の個人回と異なって、あずさの成長的シーンで
あったり、Pとの信頼構築であったり、というものは一切描かれていません


今のあずさの魅力というものを、コメディーという世界観の中でうまく表現した、という
形のもので、この回を受けてあずさの何かが変わる、というものではないんですね。
そういう意味ではあずさは既に完成しているキャラクター、といってもいいのかもしれず、
最年長メンバーということもあり、そういう扱いにせざるをえないということもあるでしょう。

ただ、あずさだって実際にはまだ21歳。成長の余地は十二分に残っているはずで、それを
描く、ということも可能ではあったはずなんです。さらに言えば、今回はあずさの心理的なものは
ほとんど描写されておらず、「周りの人を幸せにする」という持ち前のオーラが描かれただけ

と言ってしまってもいいものになってしまっています。

コメディータッチの表現自体は決して悪いものではなく、全体を通して言えばメリハリのために
あってしかるべきでもあるんですが、あずさ回としてみると、どうしても物足りない
キャラクターの性質上、成長表現が難しいこともわかるのですが、彼女だってプロデュース対象の
アイドルなんです。Pとの信頼関係についてはやよい同様描写しようもないのは事実でしょうが、
それでももう少し彼女なりの悩みなりといった心理的な描写がないとには、どうしても
浮いてしまうというか、「プロデュースしている感」が伝わってこなくなってしまうのです。

個人回のこの8話以降、あずさの見せ場はそれほど多くありません。キャラクターの立ち
位置的にそうならざるをえないのは、ある意味仕方ないところ。でも、だからこそ、
この個人回ではあずさの内面をもっと描き、そのパーソナリティーを見せて欲しかった

あずさは「あらあらうふふ」と笑っているだけのお姉さんではないのですから。



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