第17話 真、まことの王子様 Aパート

kage

2013/12/24 (Tue)

“男の子のような女の子”として、女性ファンに大人気の真。
『王子様』という愛称までついてしまい、
本当はお姫様になりたいのにと、思わずため息をついてしまう。
そんな折、ジュピターの3人と収録で一緒になった真は、
彼らの付き添いに来ていた黒井社長に屈辱的な言葉をかけられる。
うっぷんを晴らすため訪れたゲームセンターで、ふと真は、
プロデューサーに今日一日「女の子扱い」してもらうことを思いついて…。



17話はの女性人気っぷりを紹介するテレビ番組から始まります。「王子様」として
若い女性だけでなく年配の女性からも人気がある様子がうかがえるのですが、
当のは少女漫画に夢中、ということで、のギャップが見事に描かれているわけです。

また、ここではジュピターの冬馬と比較されるようなシーンもあるわけですが、
普通に考えれば男性アイドルと女性アイドルは競い合うものではない、という理屈はにだけは
通用せず、765プロの中でもだけは正真正銘、ジュピターと競い合う立場なわけです。

それにしても765プロ前で女性ファンが待機しているわけなんですが、男性ファンは他の
メンバーを待ち伏せしたりはしていないものなんでしょうか…
これだとだけがダントツの
人気がある、もしくは女性ファンは男性ファンと比べて常識がない、なんて風にしか見えません。

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さては買ってきた少女漫画をノリノリで音読するわけなんですが、そのストーリーは
サッパリわけのわからないものです。千早の「馬も生徒らしいですよ」のシュールさは
異常
なくらいですが、作業中のPはツッコミもしません…。

その千早はが自身の人気について熱弁しているところ、携帯に着信を受けて席を外す
わけですが、春香がそれに気付くというのがポイント。の熱弁は恐らく日常茶飯事で、
もはや話半分にも聞いていないのだとは思うのですが、それでも大事な描写ですね。

そんなが女らしさについて語る中、爽やか過ぎる王子のハミガキのCMが流れる
わけなんですが。それを見た春香が「カッコイイ…」とポツリ。春香雪歩美希程ではないに
せよ、に惹かれている部分もある
ので、それが浮き彫りになったシーンといえるでしょう。

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しかしそんな春香のつぶやきを受けて、は意気消沈し、逆に春香に「アイドルとしてどう
みられたいか」を訊ねます。ここで春香は即答できずに悩むわけなんですが、この「どう
みられたいか」が確立されていないことは、些細でありながら実は非常に大きな問題
です。

春香が「アイドルになりたい」がまずあって、それは自分がどうありたいか、ということです。
そこに「どうみられたいか」という見方は欠けているわけで、「あるべき姿」が定まっている
ようで実は全く定まっていない
。このことが後の展開において大きく響いてくるのです。

さて、ここではPがに対して「最近色っぽくなってきたと評判」とのセリフをのほうをチラりと
見ることすらなく吐くわけなんですが、それに対しては流石のも半信半疑。しかしPの
咳払いもあって気付いた春香もその流れに乗る、ということでは完全に信じてしまいます。

ここはPと春香の息の合い方がポイントで、これまでも度々視線だけで会話するような描写も
あったわけなんですが、ここでも如実にそれが描かれたわけです。ここまでくるとまるで
夫婦が如く
、という感すらありますが、このお互いの信頼の強さはリスクでもあるわけですね。

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そして11時になったところでPとは仕事現場へ出発、となるわけなんですが、「Pを独り占め」と
いうに対して「いいなあ」とストレートに言う春香このあたりからは恋愛的なものは一切感じ
られません
春香にせよにせよ、そんなものがあるのならもっと雰囲気は違うはず。
軽くこういったセリフがお互い言える、この描写こそが恋愛的なものを否定しているのです。

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さて、仕事となる「王子様の昼下がり」という番組に向かう車中でもは王子様/お姫様の
問題について話し始めます。くどいような描写ですが、にとってそれだけ大事なところ。

そしてその番組ではジュピターと共演、ということになります。それぞれの紹介の際に
上がる女性の歓声、明らかにのほうが大きいようなんですが…。まぁ出演者の女性達の
立場上、男性であるジュピターに歓声を大きく上げるのは色々良くないはずで、
が女性だからこそ、声を大にして「カッコイイ」と言える、ということはあるのでしょう。

それにしても、つい先程まではグチグチ言っていた王子様扱い、番組ではきちんと演じている
あたりは流石にプロといったところ。ここもまたの魅力の一つであるわけですね。

しかし一方のジュピターはそんなに対して番組中にもかかわらずつっかかてきます。
このあたりは彼ら、というか冬馬のプロ意識に問題があるような感も…。もっとも冬馬から
してみれば、黒井に吹き込まれた通り、「765=悪」なので、そんなことは問題ではない、
とかなんとか思っているのかもしれませんが…。

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番組中はうまく回避したですが、番組終了後はジュピターに対する怒りが収まらない様子。
そこに当のジュピターが登場し、一色触発となるわけですが、ここは冬馬が黒井の悪事に
ついて知らないのでは、というあたりがPのほうにも伝わるようなシーンにもなります。

そしてここでは当の黒井社長自身までも登場。765プロに対して暴言を吐きまくるわけですが、
いくら冬馬が765プロが悪だと思い込まされているとは言っても、ここまでの発言に対し
何も反応しないのはいかがなものか
と。北斗や翔太についてはわかっていてやっている感も
あるので、彼らの正義というのも黒井ほどではないにせよ、ある程度歪んでいるようにも思えます。

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さてとPはストレス発散のためにかゲームセンターで一遊び。ここではと父親の関係に
ついて語られるわけですが、千早ほどではないにせよ、の家庭環境というのはかなり
ナイーブなものである
ことが伺えます。実際にの父、真一というのはドラマCDなんかで
登場していて、ギャグキャラ的な扱いになっているのでそういう風には感じられないのですが、
性別の問題はかなりデリケートなところで、本来はギャグにすべき描写でもないはず。
当のがこうして悩んでいるわけで、非常に深刻な問題のはずなんですが、千早
ようにシリアスに描いてしまうと、色々とというキャラクターが扱いづらくなってしまう、
というところで、ある程度ギャグ的に中和されて描写されている
んだとは思いますけどね。

そんなこんなでゲームが苦手なですが、一方のPはかなりの腕前の様子。これは、このPの
キャラクターと、視聴者であるゲームプレイヤーとしてのPをかけている、とも考えらえる描写です。

そんなゲーマーなPをが無理やり連れ出す形でBパートへ。



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