第17話 真、まことの王子様 Bパート

kage

2013/12/25 (Wed)

スカートを買って着替えたがPを引っ張って行った先は遊園地、ということで
「自転車」をBGMにデートシーンが描かれるところからBパートは始まります。
思いっきり「デート」といってのけるあたりがらしいというか、他にこれが言えるのは
美希亜美真美くらいでしょう。他のメンバーでは同じことをやっても「デート」とは
自らは言わない、言えない感じで、のキャラクター性を感じられる表現です。

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しかし一方のPはというと、デートとは思っておらず「きょうだい」にしか思われていない、
と話すわけですが、ここは流石に「兄弟」ではなくて「兄妹」だという意味合いのはず…。

それにしてもと自身も言うように、週刊誌なんかに見つかったらスキャンダルモノの
はずなんですが、自身はともなく、Pがあまりにも危機感がなさすぎる感じです。
これが例えば美希とだったらかなり厳重に警戒しそうなものですが、自身の言うように
とだと「兄妹」としか思えず、この状況の危険性を認識できていない様子です。
このあたりは明らかにプロデューサーとして失格でしょう…。

さては「鬼退治」をしながら、再びPに父との関係について話し始めます。
ここでさらに念を押すことで、Pもにとってこれが根深い問題だと認識できるわけですね。

そんな二人は女子高生がチンピラに絡まれているところに出くわします。
そしてここではこの状況を見過ごせない、として一人チンピラに立ち向かうわけですが、
その勇ましさといったら…外見だけでなく内面までもイケメン、これこそが王子なわけです。

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そんなに対し、スカートを穿いていることでチンピラは女性だということに気づくのですが、
さすがに女装とまでは思われなかったところが救いというか…。なんにしてもこの
チンピラ、石油王のSPすら撃破しているからすれば明らかに雑魚なわけで、
負けるなんてことはありえないのですが、アイドルという立場からは喧嘩自体が御法度。

というところで女子高生たちがの正体に気付き、その場の空気は一変。
元々ファンであったらしい女子高生からすればこの王子の登場、本当に奇跡的な
出来事のように思えますが、このシーン自体、ドッキリ的ななにかの撮影と
いうシチュエーションでもあると思われても不思議でないくらい、「出来過ぎ」
ですよね。

ところでチンピラのうち一人が「俺ら誰だと思ってるんだ!」とか言っているわけなんですが、
本当に誰なんでしょうか彼らは…。

とにかく、そんなに対し、チンピラの一人が殴りかかるわけですが、そこに割って入って
身を呈してを守ったのがP。ならカウンターでかわしてた、とかそんなことは置いておいて、
アイドルに暴力沙汰を起こさせない、というところで自ら身を張ったPというのはまさに
プロデューサーの鑑。この行動はにとってPが「王子様」たりえて、そして自身は
「お姫様」になる、そういう描写でもあり、非常に大事なシーンとなるわけです。

そしてPとはその場から無事退避。ベンチでこの騒動について会話がなされるのですが、Pは
を「女の子として」と前置きしたうえで、「アイドル菊地真」のあり方についてについて
語ります。ここは非常にうまい話し方で、まさにパーフェクトコミュニケーションといえるもの。
「誰かの支えになれるのは悪いことじゃない」はP自身の状況を踏まえて、のものでもありますね。

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そして日が暮れて二人が乗ったのはメリーゴーラウンド。「アイドル菊地真」としてではなく、
一人の女の子としてをお姫様扱いするPの姿はプロデューサーとして、というより男性として
素晴らしい姿
かと。そんなPをは「他にいないんだもん」として王子様扱いするわけですが、
これは照れというよりも、本心からにとってPは本物の王子様ではない、ということを
あらわしているように思えます。ここでがPを王子様、つまりは恋愛対象としてしまうとまた色々と
問題がありますし、ここではあくまでも「王子様役」としてしかPを見れていない、という感じ。
もっともその「王子様役」自体がにとっては大切な存在であることは間違いないんですけどね。

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さて事務所に帰った二人を待ち受けていたのは美希亜美真美。戻りが遅かったことを尋ねる
美希に対し、は「デート」とサラリと回答。これにより美希は嫉妬に狂うわけですが美希から
すればPと、二人の王子様をとられた
ということで、わけのわからないことに…。
一方の亜美真美は面白いネタで大騒ぎしているだけ、という感じですね。

そして最後はが「アイドル菊地真」としてのあり方を決心する、というところなんですが、
「ぺったんこランラン」なる番組の王子様特集に出演、ということでまた不満を述べてしまいます。
決心はしたものの、そう簡単に心の底から王子様にはなりきれない、というところですね。
もっとも、はありのままの姿のままで王子様たりえるとは思うんですけども。

そしてエンディングは新曲の「チアリングレター」。幼少期の姿から、王子様とお姫様、
それぞれの姿、そして浜辺での美しい今のの姿がイラストで描かれる中、暖かく柔らかい
バラード的なこの曲は見事に映え、この17話を綺麗に締めくくってくれます。


については3話、8話、10話とこれまでもその魅力が度々描かれてきたわけですが、
満を持しての個人回となったこのこの17話は、の魅力である王子様の姿、そしてお姫様への憧れ、
さらにはそのギャップに悩む姿までもが描かれ、の魅力が十二分に描かれたと思います。

さらにジュピターとの対立もきちんと描きつつ、Pとの信頼関係についてもしっかりと描写された
というところで、何一つ文句のつけようのない、個人回としては完璧な仕上がりでしょう。

こうしてみると直前の回である16話、回との落差というのは恐ろしいまでに顕著で、
側からすれば残酷とすら言える差がついてしまっているようにも思え、そこが逆に欠点、
というあたりにしか文句はつけようがなくなってしまっています。

回唯一の評価点、エンディングの新曲すらも今回もあったということで、
回のアドバンテージは完全に失われてしまっているわけですからね…。

は監督のお気に入りだからこうしてうまく描かれた、なんて話もあったりするわけですが、
それを信じるには十分すぎるのほどの優遇っぷりではあったと思います。

もちろんアイドルが魅力的に描かれる、ということは非常に喜ばしいのですが、アイドル間に
必要以上の格差があるというのは個人的にはいただけないところ。の描き方としては
これで大満足なのですが、もう少しバランスを考えてほしかった
な、と思えてしまいます。



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