第19話 雲間に隠れる月の如く Bパート

kage

2014/01/03 (Fri)

Bパートは縁日のシーンから始まりますが、のっけから千早貴音に対し
皆の行動について暴露してしまいます。これは貴音自身が気にかけてしまっている
以上、伝えないほうが失礼、という判断に至ったから
でしょう。

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一方の貴音はやはり煙に巻いてしまうのですが、何気ない「他人に言えないことの一つや
二つはあるものです」というセリフが千早のトラウマを抉ってしまうことになります。

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さらに幼い姉弟をみかけてしまったことでその想いは強くなり…というところですが、
それを貴音は見事に見抜きます。もっとも、それが具体的にどういうものなのか、
までは当然わからないはずですが…。なんにしても、貴音の感性と洞察眼の凄さ、
そして千早のトラウマについての話が近い、ということを感じさせる描写
です。

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そして千早は一人先に帰宅、ということとし、弟の墓参りへと向かうわけですが、
貴音を狙っていた渋澤がそれに気づき、千早を尾行することに変更します。
それにしても「こんな場所に何の用だ」って墓参り以外に何かあるんでしょうか…
そしてその場に千早の母、千種が現れて…というところを渋澤が撮影して、
それを黒井に報告する、というところで雲行きが変わってきます。こんな写真だけで
何がわかるのか、というところですが、そこから過去のスキャンダルを引っ張りだす
黒井の、961プロの調査能力というのは中々大したもの
だと言えるんじゃないでしょうか、

しかしながら、渋澤が黒井の部屋に出入りしていることをジュピターがみてしまったことで、
冬馬の黒井に対する不信感が強まります。こちらの雲行きも怪しくなるわけですね。

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さて貴音はある日、一日署長といういかにもアイドルっぽい仕事をすることに。
そこには当然渋澤も現れるのですが、この状況でスクープなんて撮れるわけもなく…
というところなんですが、なんとここでエルダーレコードのオーナーが登場。

海外から帰っていたのなら速やかに765プロと世間に噂について報告すべきなんでしょうが、
それもしていない
感じ。まぁスケジュールが過密だったということでしょうかね。

そしてそれをスクープとして撮影しようとする渋澤ですが、こんな公衆の面前ではスクープでも
なんでもないはずで、そして警察署という場所でこんな大胆な行動によく出れるもの
だと…。
どうみてもやっていることは無茶苦茶で、ストーリーの都合以外のなにものでもないはず。

というわけで渋澤は逃げ出そうとしますが、立ちはだかるPを投げ飛ばすという暴挙に。
本当に警察署でよくもまぁこんなことを…というところですが、そこで貴音が拳銃で威嚇を
します。ジョークが苦手という貴音に対し、渋澤はP同様に襲いかかろうとしますが、そのPの
アシストもあって、貴音に逆に投げ飛ばされる、ということとなります。

そして「本当はジョークが得意なのです」とキメる貴音ですが、どう考えても貴音はジョークが
得意ではないはず…ですがこのセリフ自体がジョーク、という意味なら中々上手い感じ


この一騒動も他のマスコミ関係者から強い注目を集めることとなり、まるで一日所長としての
一種のパフォーマンスであったような感すらあります。後日のニュースで悪質パパラッチを撃退、
と紹介されているので、ちゃんとパフォーマンスではなかったと報じられてはいるようですけどね。

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そしてエルダーレコードのオーナーが移籍を否定、と言うこともあって一件落着。貴音
皆と事務所でラーメンを食べる、というシーンになるのですが、そこで「報・連・相」の
大事さを痛感します。Pとの以前の会話を回想して、Pとの信頼についても再確認、ですね。

また美希が以前聞いた、じいやからの手紙、という話にもなるのですが、ここで貴音
「古都」や「クニ」について話します。これが一体具体的にどこを指すのか…という
あたりはこの流れで誰かが聞いてもよさそうなものなんですが、スルーする
わけです。
まぁこれについては貴音が「シークレット」とするならば「シークレット」のままで、
ということで、今回の騒動が一段落したところで蒸し返す話でもない、と言う感じでしょうか。

そしてPが「エルダーレコードに移籍したら毎日高級フレンチ食べ放題だったかも」と
ちょっと意地悪な問をしますが、貴音は「こうして食べるらぁめんのほうがすきですよ」と回答。
これはもちろん高級フレンチよりラーメン、ということより、765プロのみんなと、
というところが何よりも大事
、ということを意味する回答となっているわけですね。

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最後は月を見上げ、一人物思いにふける貴音…、というところで綺麗に終わるかと思いきや
黒井のシーンとなり、さらなる悪巧みを実行したということが明らかに。

そして千早の元に黒い薔薇と週刊誌が届けられて…ということとなり、ステージに上がった
千早は声がうまく出ず、歌うことができず…というところでエンディングとなります。

エンディング曲は貴音の持ち歌、「風花」。貴音らしい幻想的、神秘的な雰囲気の楽曲で、
その貴音のイメージのままの美しいイラストのBGMと見事にマッチしたものとなっています。


さて19話は貴音回なんですが、貴音の「トップシークレット」をうまく描きつつも、
Pとの信頼関係との構築、765プロの他のメンバーとの絆、というあたりとそれを絡めて
表現する
ことができていて、その点については高く評価できるものだと思います。

しかしながら、16話に続いて黒井側の作戦がチープで、その構成に水を差す形に。
さらには次の20話につなげるためとは理解できるものの、千早の描写があまりにも多すぎる
ということもネックになってきます。タイトルからして「月」「如」を入れているのは間違いなく
千早を意識して、ということでしょうし、この辺は評価しづらいところ。ラストの引きも千早
持っていってしまっていて、せっかくの「風花」もフルポテンシャルとは言えないでしょう。

貴音の「トップシークレット」についてもう少し突っ込んだ話をするならば、それこそ千早くらい
徹底、優遇した描き方をしなければできないわけで、1話でやるにはこれが限界なのはわかります。
しかし、続くのが当の千早回であり、どうしても比較してしまうことになるのはいただけない。

つまりは「バランス」の問題で、この19話もまた、バランスが良いとは言えないものでしょう。



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