第20話 約束 Aパート

kage

2014/01/04 (Sat)

ゴシップ記事に掲載された、千早の過去に関するスクープ記事。
それは、千早の亡くなった弟と、離婚した両親についてのものだった。
悪意すら感じさせる記事に、ショックを受けた千早は歌うことができなくなってしまう。
歌が歌えなくなってしまった以上、アイドルの仕事を続けるつもりはないと告げ、
事務所にも来なくなってしまう千早。
心配した春香は、一人暮らしの千早の部屋を訪れるが…。


a20_1.jpg

a20_2.jpg

20話は千早の過去について書かれたゴシップ記事をが読み上げるシーンから
始まります。ナレーションというものを使わないアイマスアニメにおいては、この記事を
誰かに読み上げさせる必要があったわけなんですが、やはりハスキーなの声と言うのが
一番合うというか、他のメンバーではこうはいかない、というシリアスさを感じさせてくれます


さてこのゴシップ記事内容、よくもまぁ昔のことを調べたものだ、というのはあるのですが、
8歳の千早が目の前で事故にあった弟に対し何ができるというのか、というのが
ツッコミどころ
になっていて、見殺しという表現はどう考えてもおかしいもの。
この事実をこう書くこと自体がゴシップ記事、ということは分かるのですが…どうにも不自然。

また、これについてトラウマが抉られた千早が塞ぎこむ、ということは分かりますが、
マスコミがこれを騒ぎ立てるのも前述の理由からよくわかりません。「呪われた」などと
扇情的に書かれた記事に乗せられたにしても、両親の離婚など大したネタとも思えず…。
ハッキリ言ってスキャンダルとは言えないレベルの話ではあると思うのですが、
ストーリーの都合上こうせざるを得なかった、と言う風に受け止めるしかないと思います。

とは言うものの、やはり千早自身のショック、ということは当然あるはず。春香
弟については聞かされておらず、Pも同様でしょう。このあたりは11話とも少し関係ありますが、
春香はともかくとして、Pがもっとうまくコミュニケーションをとれていれば…という感も。

さて一方の仕掛け人、黒井は上機嫌で独り言を喋っているわけなんですが、そこに
激昂した冬馬が登場。「せこいこと」をしているのが黒井であるとようやく気付いたわけです。
ここで完全に黒井とジュピターの関係は崩壊してしまう、というところですね。

歌えなくなった千早はというと医者にかかりますが、やはり精神的なものだと通知されます。
それを聞いて弟との思い出が溢れ出る千早。その想いをPと春香に告白しますが、
それと同時に「歌えなくなった以上、この仕事を続けていく気はない」とまで宣言してしまいます。

これに対し焦ったPは「また歌えるようになるかもしれない」とフォロー。続けて「きっとなるさ」と
しますが、12話の美希に対する断言とは雲泥の差、ということになってしまっていて、
非常によくない形。もちろんあのときとはシリアス度が違う、といえばそれまでですが、
ここでPが自信を持って接せないのなら、千早の心は動きようもない、というところです。

a20_3.jpg

a20_4.jpg

ともかく千早は「生っすか!?サンデー」を欠席するなど、本当に休業することに。電話も通じ
なければ、両親も全くあてにならず、ということで、定例ライブも危うい、と律子は話すのですが、
そもそも定例ライブどころか復帰が可能か否かというレベルの状態のはず…。

a20_5.jpg

また、週刊誌などはこぞってこのスキャンダルを取り上げているようで、その状況の
深刻さを物語っているようにも思えますが、まだトップアイドルではないはずの千早
状況をここまでかき立てるなんて、よっぽどネタがないんでしょうかね、この世界は


さて春香は一人千早の家を訪れ、ダンスレッスンに誘うのですが、当然千早はつれません。
皆からの差し入れについても不自然なくらいに面白げに千早に話を振りますが、これもまた
千早に対してはまったく通じず。そして千早は「もう歌えない。皆の気持ちに応えられない」と
返すのですが、「歌うこと」が「皆に期待されている」と思っていること、つまりはそれが
千早のアイデンティティになっていること、これがこの現状の問題点の一つ
でもあります。

もちろん「アイドル如月千早」はそれで売っている、ということは間違いないでしょう。
しかしながら、「アイドル」である以上、「歌」だけが全てではないはず。少なくとも春香は、
765プロのメンバーは、「歌う千早」だけではなく、千早の人間性自体を好いていて、
それを「期待」しているはず
なんです。しかし、千早はそんなことわかっておらず…というところで、
そもそも「歌う」ことだけがアイデンティティになってしまっている。「期待」なんて自分で言い
ながら、皆が何を「期待」しているのか全く理解していない、という状態なわけです。

a20_6.jpg

a20_7.jpg

一方の春香はそこを追求できずに、弟の話に触れて、そして自身が持っている「歌が好き」と
いう気持ちを千早にも持つように話します。しかしこれは千早には逆効果。天国の弟のことなど
春香にわからないのは当然で、千早自身にも分からないはずなのですが、とにかく
それを勝手に春香には話して欲しくない、というところは妥当な意見ではあるでしょう。

弟どころか、そもそも兄弟がいない春香にはやはり難しい、というか、弟のいるやよい
あるいは兄弟のいる伊織であったとしても、これは極めて難しい問題でしょう。
春香のこの話し方は全くよくなかったのは確かですが、いくら「765プロのセンター」を
堂々と務める春香であっても、まだ17歳。どれほど千早と仲が良かったとしても、
この状態を打破できるほどのモノはこの時点ではなくて、やむをえない
、というところです。

a20_8.jpg

a20_9.jpg

千早に「おせっかいはやめて」と強く拒絶された春香は失意のまま765プロに戻りますが、
そこに千早の母である千種が現れて…というところでBパートへ。



アイドルマスター 7(完全生産限定版) [Blu-ray]アイドルマスター 7(完全生産限定版) [Blu-ray]
(2012/04/26)
中村繪里子、長谷川明子 他

商品詳細を見る
関連記事

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック