アイドルマスター コミックアンソロジー

kage

2014/03/10 (Mon)

ここから始まるもう一つの伝説


アイドルマスターコミックアンソロジー (IDコミックス DNAメディアコミックス)アイドルマスターコミックアンソロジー (IDコミックス DNAメディアコミックス)
(2005/11/25)
不明

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週末秘密レッスン ~地獄編~ 作:小島祥太朗
百合々々でゆこう!! 作:苺畑みなも
ダブルアピール 作:上田夢人
進もう 毎日意図的に 作:GUNP
ツインステップ 作:ささき雅
俺だけの空 作:東静馬
レターアピール 作:草壁レイ
でこぼこマスター 作:セレヴィ量産型
あずれぽ 作:杜菜りの
tension 作:しんやそうきち
765事務所のとある1日 作:広輪凪
替え玉一丁。 作:匿奈木のぞむ
ラジヲの時間 作:あらたとしひら
A Sweet Days of girls' life 作:ぷろとん[原作:ディレ1]
はるかノスタルジィ 作:牧野博幸


記念すべきアイマス初公式コミックはアンソロジー。
ということで様々な漫画家が様々な作品を書いており、玉石混交となっています。
時代背景的にはアーケード時代なので、美希すら不在の10人体制、というのもポイントです。
早速一作ずつ見ていきます。


週末秘密レッスン ~地獄編~ 作:小島祥太朗

伊織あずさのギャグ漫画、といえばその通りなんですが、あまりにもクオリティが…。
なんでこれがトップバッターなのか、というレベルで、ちょっと目も当てられないくらい。
良い表現をするなら、90年代臭、とは言えるのかもしれませんが、しかし…。


百合々々でゆこう!! 作:苺畑みなも

タイトル通りの百合ネタで、春香雪歩伊織の4人で展開されますが、メインとなるのは
やはりゆきまこ。この頃からベストカップリングの貫録を見せてくれている
わけです。
春香が他3人を「ちゃん」づけで呼ぶなど、ちょっとアレなところもあるのは御愛嬌、でしょう。


ダブルアピール 作:上田夢人

後に「relations」を単作で書くことになる上田さんだけあって、シナリオのクオリティは随一
律子千早伊織のデュオをプロデュースするシナリオを、短い枠でシリアス展開として
見事に描き切っています。千早律子を「さん」づけであったり、伊織に敬語だったり、
というあたりは気になりますが、まぁ当時はまだ設定的に定まっておらず…とこちらも御愛嬌。


進もう 毎日意図的に 作:GUNP

10人フルメンバー登場で、ギャグメインでありつつも、全員の魅力・ネタを存分に描き切る、
というのは実に見事
。ちゃんとシリアス的な要素もあり、文句なしの仕上がりかと。


ツインステップ 作:ささき雅

亜美真美のお話で、シリアスモノ。「1stVISION」時代の一人二役、という状況をしっかりと
描き、この二人の絆を表現しています。真美のほうがちょっぴりオトナ、というのも現在に
繋がるもの
でもあって、その意味でも印象的。やたらPがイケメンなのも気になりますね。


俺だけの空 作:東静馬

ギャグ漫画なんですが、あまりにもクオリティが…こういうのが好きな人もいるんでしょうかね。


レターアピール 作:草壁レイ

後に「ユアメッセージ」でカップリングネタを描く草壁さんの、やよいおりモノ。なんというか、
ニヤニヤしかすることのできない、圧倒的なやよいおりワールドが展開されており、大満足。


でこぼこマスター 作:セレヴィ量産型

千早雪歩のデュオモノで、二人の関係性、距離感がしっかり描かれた作品。シリアスと
ギャグのメリハリも効いていて、千早雪歩に敬語、というのも気にならないクオリティです。


あずれぽ 作:杜菜りの

あずさの魅力を描く、ギャグ調の内容。あずさについて、さすがに誇張も過ぎるところも
ある気もしますが、ギャグの範疇で収められるレベルで、個性をしっかり描けているのは何より。


tension 作:しんやそうきち

千早のシリアスモノです。一人に絞っているだけあって、しっかりと千早の魅力を描けている
感じられます。短い枠の中で最大限、千早を表現できていて、実にお見事。


765事務所のとある1日 作:広輪凪

雪歩あずさという、珍しいカップリングモノで、シリアス系。この珍しさを逆手にとって、そこを
うまくストーリーに落とし込んで描く、というのは非常にうまい
ところ。Pの敏腕っぷりもお見事。


替え玉一丁。 作:匿奈木のぞむ

亜美真美のギャグ漫画で、二人一役のネタを使った内容となっています。決してクオリティが
高いとも思えませんが、他にもっと酷いのがあることを考えると、一定の評価はできるかと。


ラジヲの時間 作:あらたとしひら

春香千早がラジオ番組を、という作品で、シリアスとギャグのメリハリがしっかりとした良作。
春香らしさ、千早らしさ、というものがしっかりと描かれていて、現在でも通じる完成度です。


A Sweet Days of girls' life 作:ぷろとん[原作:ディレ1]

様々な場面でアイマスのミニ漫画をかいているぷろとんさんの作品で、ディレ1こと石原さん
原作、とあって「完全な公式モノ」とも言える一作。普通のセリフがない形で構成されますが、
当然そんなことは気にならず、765プロの「団結」を強く感じられるものに仕上がっています。


はるかノスタルジィ 作:牧野博幸

前の作品で終わらせていれば良かったものの、なんでこれをラストに持ってきたのか…という
レベルの作品。タイトル通り、春香の話で、ギャグモノなんですが、しかし…閉口です。


というわけで、前述したとおり、作品のクオリティにはかなりバラつきがあることになっています。
もちろん好みというものがあって、好きな人は好きなんでしょうけど…とも思いますけども。
ただ、この最初期において、多くの作品で、アイドル達個人の魅力をしっかりと描き、さらには、
アーケードのゲーム内では描けなかった、アイドル間の関係性もしっかり描いた作品も複数ある
というあたりはやはり好印象。この頃からの積み重ねがあって、今があるわけでもありますしね。

全部が全部、誰にでも勧められるものではありませんが、アイマスの歴史を振り返る上では
大きな一歩でもあるはずで、その意味で非常に価値のあるものだと言えるでしょう。
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この記事へのコメント

kage

古くて、あまりメジャーでもないアイマスの漫画のレビューはネットでも
ほとんど見当たらないので(最近の漫画作品やrelationsのような有名作品は沢山あったりするのですが)、
こういうのはすごく参考になりますし、ありがたいですね。

メジャーな作品にしても、他の人の感想を読むのが好きなので
今後のアイマス漫画レビューも期待してます。

Posted at 23:40:13 2014/03/10 by T2

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

T2さん

コメントありがとうございます。

画像も載せず、アンソロジーとはいえ、ごくごく短い内容で、分かりにくい部分も多分に
あるとは思いますが、少しでもお役に立てているなら幸いです。

自分なりに、アイマスの過去の展開をしっかり見なおしたい、と思いやっていくので、
これからもよろしくお願いします。

Posted at 23:56:34 2014/03/10 by トリプルデイP

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kage


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