9thライブで危惧される事案について 後編

kage

2014/07/14 (Mon)

7/27 23:55追記

該当企画について、主催者より中止が発表されました。具体的には以下でご確認ください。

http://twipla.jp/events/99237


誰のためのライブなのか

そもそもライブとは誰のためのものなのか。普通に考えればお金を払って観客として参加する
我々プロデューサーのためのものであり、そのP達が楽しめることが最優先のはずです。

しかしそこはアイマス、プロデューサーであるが故、ステージに立つ声優陣にも楽しんで
貰いたい、という気持ちが他のライブよりずっと強いはず
で、だからこそ今回の企画が
生まれたはずですが、成功したとして、果たしてこの企画で声優陣は本当に喜ぶのでしょうか。

これまでのアイマスライブの歴史を振り返れば、ラジオ等でそうしたP側の企画に対する
リアクションというのはあったわけで、今回の企画も成功すればその可能性は高いでしょう。

しかしながら本来考えるべきは、そうした表面上のリアクションではなくて、
真に彼女たちが望むものはなんなのか、というところになるはずでしょう。

シンデレラとミリオンが単独ライブを終え、満を持して迎える9thライブ。そうしたバトンを
つなぐこと、先輩としての貫録をみせること、あるいは人数が不足しているという事態に
対して、不安ないしプレッシャーがないとは思いませんが、これまで彼女たちが
積み上げてきた実績を考えれば、そこまでの重圧がかかるステージではないのでは
ないかと思えます。少なくとも、初の単独ライブであったシンデレラやミリオンほどには。

だからこそ、彼女たちは、我々Pが心の底から楽しめるようなステージをつくろう、
という気持ちがより強く持てるはず
で、それを実現してくれるとも私は信じています。

もちろん13人の人間がいれば13通りの、8人に限っても8通りの考え方があって、
もしかしたら私の思ってるようなことなんて誰ひとり考えていない可能性もありますが、
その気持ちは絶対にあると、この7年彼女たちをプロデュースしてきた私は信じています

今回の企画、私一人だけが不満を述べているだけならまだしも、少なからずそうした声が
他にもあるのが事実で、この時点で、彼女たちが望んでいるはずの「Pが楽しむ」を
阻害している
、ということにもなっているわけです。これはもちろん「じゃあ不満なんて
言わずに楽しめよ」なんて暴論が通用する話ではないのは言うまでもありません。

「私達は『プロデューサー』に過ぎず、同じ『プロデューサー』の中に不満があったとしても、
輝かせるべきアイドル、声優に楽しんで、喜んでさえもらえればいい」、
という考えがもしあるのなら、それは根本的に間違っている、と私には思えるのです。

プロデューサーの不満こそが、彼女たちの不満にも直結するはずであり、そしてそれが
プロデューサー内から発生しているのであれば、それほど悲しい事態もそうそうないでしょう。

改めて、この企画は誰のために、何のためにあるのか、主催者及び賛同者には改めて
考えてもらいたいですし、あるいは企画以前に、アイマスライブは誰のために、何のために
あるのかを改めて考えるべき良い機会
でもあると思います。マナー問題が噴出し、P内での
内輪もめが起こっているとすら言える今だからこそ、そしてまだ9thは始まってない今だからこそ。


ということで今回は名指しの意見ということで、これまでのスタンスとは随分と違うことを
してしまったわけですが、この9thライブという極めて大きなイベントに対してこうした大きな
トピックが浮上している以上、必要なことだと判断したから、こうした記事を書きました。

この9thライブ、特に東京2日目というのは、もしかしたら765プロ単独ライブ最終公演の
可能性すらゼロではない
わけで、私としてはこのトピックを無視はできなかったのです。

ライブのタイトル通り、このライブを「最高傑作」にするためには彼女たちの頑張りは
当然必要ですが、同様に私達Pのプロデュースというのも当然必要です。
そのプロデュースとはどういう形であるべきなのか、改めて考えるべきだと私は思います。
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