アイドルマスター SideM 配信開始!

kage

2014/07/17 (Thu)

SSAライブで正式に発表され、その後すぐにサービス開始となった今作。
しかし開始直後にメンテナンスに入り、そしてあろうことかサービス自体が停止に。

その停止期間は半端なものではなくて、もうゼロから作り直しているとしか思えない…
というくらいのものでしたが、ようやく本日になって正式にサービス配信となりました。

という波乱のスタートとなった今作について今回は考えます。


SideMとは

シンデレラガールズと同じくモバゲーで配信されるアイマスのソーシャルゲームであり、
「アイマス第3のソシャゲ」であるわけですが、これまでと決定的に違うのは、アイドルが
男性である
、ということ。これまでにも秋月涼というアイドルがいましたが、それは特例ですし、
今作にも登場するジュピターは「2」から登場していますが、プロデュース対象のアイドルでは
なかったわけで、今作の異質さというのはこれまでのどの作品と比べても突出しています。

とはいうものの、本来の「アイドル」は女性だけでなく男性を含むものであり、その意味では
なんらおかしくはありません。むしろ、これまでは女性アイドルに限定していたことで、
ある意味で狭めていたコンテンツの幅というものを広げた
、という表現すらできるものです。


コンテンツの展開

そもそもサービスが再開したばかりの現時点で何を言っても尚早でしかないんですが、
このコンテンツが今後どう展開していくのか、ということは非常に気になるところになります。

まず真っ先に考えれらるのは、声優が付き、音楽CDを出す、という展開です。
これについてはやらなければおかしい、というレベルの話にすら思えます。もちろん、
サッパリ人気が出ず、この展開にも至らなくなる可能性もゼロではないでしょうが、
「アイドルマスター」というブランドのもとにやっている以上、たとえこれまでとは全く違う
コンテンツ展開であるとしても、最低限の人気は確保できるはずです。

となると次はラジオやライブ、なんていうことまで考えられるわけで、ラジオはともかく
ライブとなるとまた話はややこしくなります。先日のアイマスタジオにおいて、
翔太役の松岡さんがアイマスライブにいつ呼ばれてもいいようにバク宙の練習を
している
、なんて話もありましたが、その真偽の程はさておいて、ライブ自体が
行われる可能性は低くないわけです。となると時期的には例えば10thで参戦、
なんて可能性もゼロではなくなってくる
わけですが…。

それは何とも言えませんが、これまでとは全く違ったコンテンツを立ち上げている以上、
(アイマスというブランドがあるにせよ)ゼロから積み上げていかなければならないはずで、
それ相応に様々な展開がなされていくはずでしょう。


コンテンツの意義

そもそもなぜ今作が生み出されることになったのか、は制作側しかわかりませんが、
普通に考えれば「アイドルマスターブランドを広げる」ということになるでしょう。

これまでは女性アイドルだけであり、そこにつくのは基本的には男性ファン(P)が
主になります。しかしながら男性アイドルを出せば、そこに新たに女性ファン(P)が
つく、ということが期待できて、極端な話アイマスのファン数を2倍にできるわけです。

これは流石に乱暴な計算です。しかし、9年間展開し、ここ最近でもアニメはもちろんのこと、
シンデレラやミリオンによって新たなファンを獲得してきたのは確かでも、またここで
少し行き詰まり、というものももしかしたら見えてきていたのかもしれません。

だからこれまでのものとは異質の展開をすることで、新たなファン層を開拓したい、
「アイマス」のブランドそのものを強化したい、という狙いがあるように感じます。
もちろんそれとは逆に「アイマスブランド」によりこのSideM単独での成功も狙っているでしょう。

いずれにせよ、その意味では決して間違ったやり方ではないと思うし、意義は十分に感じられます。


コンテンツのリスク

しかしながらこの異質の「男性アイドル」、当然リスクというものがゼロであるとは思いません。
「2」の際に「可能性を生み出しただけでアウト」と言われたことが再現されているのは確かで、
たとえ公式がやらなかったとしても、女性アイドルと男性アイドルの絡み、というのは
二次創作などで展開されるのは目に見えていて、これが全く望ましくない、
というか許されない
、という意見が噴出するのは当然のことだとも思います。

あるいは10thに参加するかどうかはともかくとしても、ライブなどのイベントでの
共演の可能性も十分あって、それもまた望まない、とする意見があるのは必然です。

こうなると、「可能性」はもう生み出されてしまっているわけで、後は現実的にどこで
線引きするか
、という話になってくるわけです。しかしこの展開、実はシンデレラのときと
同じような話でもあって、最初は「混ぜるな危険」であったのをあるときを境にして
「混ぜろかき回せ」になった
、という経緯もあり、立ちあがりだけを見ても判断できません。
もちろん、シンデレラのときともまた話が違うわけで、そこはしっかり考えていると信じてますが。

また、そうしたリスクの話でいえば、このコンテンツがSSAで発表された、というのは実に
上手いものだった
と思います。というのはもちろんSSAが「みんなまとめてアイドルマスター」と
いうのを掲げたライブだったからで、あの空間は言わば何をやっても許される、そんなもの
だったと言えるからです。シンデレラもOK、ミリオンもOK、だったら男性だってOK、という
ノリでやってしまおう、という感じでできたあたりはプロモーション的には正解
でしょう。

もちろんそれ以前にジュピターという存在の功績があって、彼らなしで急にこの展開では
難しかったと思います。彼らが「許された」という風潮なくして今作がなかったのは確かです。

そしてそれと同時に、昨今のネット文化として(主に男性同士の)同性愛が半ばネタと
して捉えられるようになっている風潮というのも今作にとって追い風になっている、
というかむしろそれがあるからこそ今作を出した
、そんな風にすら感じなくもありません。


私自身の捉え方

さて、この「異質」のSideMに対し、シンデレラを酷評し、ミリオンも100%受け入れている
わけではない私としては「好きにやってくれ」というのが正直な感想になります。

ゲームに登録するかしないかで言えばしないわけですが、シンデレラのような批判をする
気も起きない
というか、本当に「異質」な存在としか現時点では受け止められていません。

ジュピターに限って言えば、CDも漫画も購入する程度には、言わば「許容」していますが、
じゃあこのSideM名義で出たら買うのか、と言われると…。相当に厳しい感じ。

ライブという意味では10thに参加してほしいかと言うと、して欲しいとは全く思いません
ジュピターの3人に限ってもそれを認めたくはありません。ただし、765の13人、876の3人、
ミリオン37人、シンデレラは何人だか知りませんが全員、「フルキャスト」でやる、という
くらいものならば、かろうじて容認はできるかもしれません
。まぁ現実的にはないでしょうが。

要するに、現状の「女性側」と全く切り離してやるのであれば、それはもう勝手にやってくれ
という話。ただし、ほんの僅かでも近づける話があるのならば、それは批判の対象になります

果たして今後このSideMをどう動かしていくのか、現状では予想と言うか妄想しかできませんが、
その動きは他の展開と同様に注視していかなければならないとは思っています。
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この記事へのコメント

kage

女性ユーザーが増えるのが望ましいのですが、現状管理者の言ううような同性愛をネタとして面白がっている人達が多い印象(確証はありませんが)が強くあまり好きになれません

Posted at 22:55:46 2014/07/17 by 名無しのプロデューサー

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

名無しのプロデューサーさん

コメントありがとうございます。

私もそうした人たちが多いように感じます。公式側としては極端な話、
金を落としてくれれば性別は関係ないのかもしれませんが、そうしたファン層が
コンテンツ自体に対する印象にもつながるわけで、そこまで
ちゃんと考えて展開しているのか、というのは少し気になりますね。

Posted at 23:02:29 2014/07/17 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

単純明解に考えて、今まで通りにライブでの女性声優に対するPPPHが、等しく男性声優にも送られる図というものを想像してみる…
それって傍から見ている第三者にとって、微笑ましいものなんだろうか…それとも………w

Posted at 17:10:43 2014/07/18 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

3番目のコメントの方

コメントありがとうございます。

ライブにおける応援・プロデュースの仕方は規定内、常識内であれば、
どんなものでも良くて、第三者にどう見られるかは気にしなくていいのではないでしょうか…。

Posted at 23:12:38 2014/07/18 by トリプルデイP

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kage

読ませて頂きました。

リスクについては同意出来ますが、リスクが無い(誰にでも受け入れてもらえる)コンテツ展開と言うのは卓上の空論であって実際にはあり得ない。

それと、代案がない。そこまで言うのなら代案を示すべきでは
ないでしょうか?

Posted at 05:02:21 2014/07/19 by

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kage

Re: タイトルなし

5番目のコメントのか

コメントありがとうございます。

リスクが無い展開など無いのは当然ですが、このSideMはリスクが高すぎる、という話です。
そしてここは当然バンダイナムコの企画会議室ではないし、
私はバンダイナムコの社員ではないので代案など考える必要は一切ないです。

Posted at 11:02:37 2014/07/19 by トリプルデイP

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kage

女性アイドルとの絡みに関しては、公式がやらなければ炎上はしないかなと思います。
ジュピターが最初炎上したのは公式内で男性アイドルと女性アイドルの絡みが生まれたことが原因だと思います。しかも彼等は見た目チャラいですし。
その炎上も更に元をたどればすべての元凶は竜宮リストラであり、その怒りの矛先がわかりやすく叩けるジュピターに向いた結果の炎上祭りというのは、今更説明するまでもないことだと思います。

それから実際にプレイしての感想やその後のアニメの効果もあってジュピターは許された風潮になりましたし、あまりに炎上しすぎた結果、一周回って発狂してた人にドン引くようにもなりました。

だからまあ二次創作でそういう絡みがあったとして、そりゃ批判的な意見も出るでしょうが、でもそれって二次創作の自由さに対する批判にもなってしまうし、そこまで声が大きくなるとは思えません。
勿論公式がやらかしたら話は別ですけどね。
そしてそれが無いとは言えないのがアイマスの恐ろしいところですが・・・。

同性愛云々は今に始まった話ではないですから何とも。まあそろそろ大きく問題になるんじゃないですかね。本気で海外にオタクコンテンツを売り込むならある程度解決すべき問題だと思いますし。ちなみにsideMは登録してますが男性がプレイしてもその辺抜きにして結構楽しいですよ。


個人的にはコンテンツのリスクは(現状の展開だと)そこまで高くないんじゃないかなーと思います。リターンも少ない気がしますが。
今のままだと期待されているほどの効果を上げられるとは思えないので、何らかの追加展開があるとは思いますが、それが「顧客が本当に必要だったもの」であることを切に願います。

Posted at 02:15:55 2014/07/25 by 加蓮なP

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

加蓮なPさん

コメントありがとうございます。

確かにジュピター登場時最大の問題点は竜宮小町の存在でしたね。
そう考えれば今回のSideMは公式が女性アイドルと絡める、ないしアイマス全般へのリソースが
大幅に割かれない限りは大きな問題は起こらないかもしれませんね。

早々に登録者数10万人突破の告知も出ましたが、今後も注視はしないとですね。

Posted at 00:52:36 2014/07/26 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

SideM を触っていいなと思ったのは、アイマスのフォーマットで出来る表現が広がったと思ったことですね。
女性キャラだとどんな娘でも可愛いという境界を踏み越える表現はかなり難しいけど、男性キャラだとそこら辺が比較的緩い。そこら辺を突いている描写がチラホラと見えつつあって、まあ考えて見れば当然なんですけど、いざ見せられると、成程となかなかに興味深かったです。後は少年漫画的なキャラや掛け合いもあったりしますね。
そして一番期待しているのは音楽の広がりです。元々アイマスはいろんなジャンルにトライしていますが、自分の音楽の趣向的には男性ボーカルの曲のほうが元々好きなので、この辺りはかなり楽しみです。ジュピターには当時結構期待してたんですが、展開が止まってしまっていたので尚更ですね。多分SideMは男性ユーザが比較的多い女性向けコンテンツになると思うので、90年代邦楽ロック的な、アイマスP的にクリティカルな人が多いだろうところで是非曲を出して欲しいなと。
別にアイマスじゃなくてもいいという話もあるとおもいますが、個人的にはアイマスの枠内でやるからこそ意味があると思う。以前は事務所と仕事先しか無かった世界が広がっていくのを見るのは心が踊ります。長編シリーズで本編の時代より過去の話が気になったり、RPG でマップの外側が気になるようなアレです。シンデレラで765の"外側"の世界に触れてしまったので、その更に外側も気になってしまうのも情というものです。
あとライブについては、SSAでジュピターワンチャンあるかと楽しみにしていたところですが、こういう展開になったので、冬馬くんたちには小さいハコからやり直してもらって、満を持して合同音楽祭みたいな感じで出て欲しいなと思っとります。

Posted at 08:35:59 2014/07/28 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

9番目のコメントの方

コメントありがとうございます

私はプレー自体していないので、その感想は参考になります。ありがとうございます。
楽曲的にも男性ならではの曲だってあるはずで、幅が広がるのは確かでしょうね。

アイマスの世界が広がるのもその通りで、男性側もあったほうが
世界観に奥行というかリアリティが深まるのはありますね。

とはいえ合同音楽祭というのは私としてはやっぱりしんどく感じるので、
彼らは彼らで頑張ってくれればと思います。

Posted at 23:33:50 2014/07/28 by トリプルデイP

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kage

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Posted at 02:35:45 2016/04/23 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

管理者のみコメントの方

読ませていただきました。

まぁ中々難しい話題だとは思いますし、私も思うところは色々とありますが…。

遠い話の要望については、まだなんとも言えませんが、
現実的な話として出てきたら、またそのときに対応はする予定です。

Posted at 22:15:09 2016/04/23 by トリプルデイP

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