アイマスにおける「世代交代」の可能性 後編

kage

2014/09/01 (Mon)

「世代交代」の現実性

ということでここまでは世代交代が危惧される理由について考えてきました。
他にも細かな理由はあるとは思いますが、メインになるのはここまであげた4つかと思います。
改めてこの4つについて考えると、やっぱり世代交代は起きるのでは、そう思えてきます。

しかしながら、この考えに正面から反するのが、この9thライブでの声優陣のMCです。
平田さんが11th、12thと具体的な未来について述べたように、中村さんと今井さんが
「走り続ける」と述べたように、まだまだ765の物語は終わらない、と宣言しているのです。

思い返せば「世代交代」した場合の「後継者」が集ったSSAライブでも中村さんが
「765プロは走り続けます」と宣言していて、世代交代を明確に否定しているように思えます。

実際のところ、彼女たちは10thの先、アイマスの、765の「この先」をちゃんと聞いている
思います。普通のコンテンツならば声優にそんな先の話をしないのかもしれませんが、アイマスは
普通のコンテンツではなく、この極めて重大な局面の話を声優にしていないわけがないでしょう。

その上で、彼女らが明確に「765プロの未来はある」と宣言をしているのだから、
どんなに「未来がない」理由があろうとも、彼女たちの言葉を信じたい、そう思えるのです。

「世代交代」についてプロデューサー達が危惧していることについて、スタッフはもちろん
彼女たちもわかっているでしょうし、その状況で中途半端な言葉や嘘がつけるとは思えません。
もちろん正式なものは10thで出るのだとは思いますが、今話せる話としては、
「走り続ける」という宣言を出す
、これが精一杯の彼女たちの言葉なんだと信じる他ありません。
万一「この先」を聞いていなかったとしたら、それはそれで、この状況でこの宣言を出せるとも
思えません
し、だからこそ、聞いた上で「走り続ける」と宣言した、と捉えるのがべきと思います。

もしこれで「やっぱり10th限りで765は退陣です」と言うのならば、彼女達に嘘をつかせた
とさえ言える事態であり、とても許せるような話ではありません。そんな状態で起こる事態は
9.18の比ではなくても全くおかしくないですし、そんな事態は誰も得しません。

また、声優の話に限らずとも、そもそもアイドルマスターというコンテンツ、ブランドにおいて
現状なお765プロの存在が絶対的に大きい
、ということは間違いなくあって、
それをいきなりなくす、なんてことはやはりどうしても考えにくい話であるとも思います。

シンデレラどれほど成功し、ミリオンがどれほど台頭しようとも、「ブランド崩壊」の危機を
「最小限」にとどめる力があろうとも、その「最小限」の大きさというものは、
アイマス史上最大級で、やはり9.18の比ではない大きなクライシス
になるはずです。

そこまで踏まえた上で世代交代の可能性について考えると、その可能性が高いとは
思えなくなる、というかそんなことは絶対に起こらない
、そうとさえ思えてくるのです。
たとえ「世代交代が囁かれる理由」の説得力が強くあったとしても。


「終わりがなければ永遠になる」

これは「アイマスFebri」における石原さんの言葉なんですが、「作品世界の中で明確に線を
引いて、これはここで終わりということはやりたくない」という話から直結して出てきたものです。

これを読んで私が真っ先に思い浮かべたのはDSでした。実際彼女たちの物語は現在は全く
稼働していません。しかしアニメなりOFAなりにゲスト出演し、戸松さんもライブに出演しました。
「線を引いて終わり」にしなかったからこそこれらは自然にできたことですし、石原さんの
言葉がこのDSを指しているのはほぼ確実かと思います。他に当てはまるものもありませんしね。

その意味でも、765も同様に「ここで終わり」とはしないのではないかと、思えるのです。
何より「アイマスFebri」では「アイマスという世界は何も終わらせず」とまで明言もしています。
例えば10thライブにて「グランドフィナーレ」を迎えるのは美しい形かもしれません。しかしそれは
この言葉とは完全に矛盾していますし、この期に及んで矛盾が生じる発言はしないでしょう。

DSの場合は、ゲームを1本だけ出して、CDシリーズを1作出して、そして漫画を出して、
その漫画が終わると同時に展開は無くなり、自然な形で「稼働していない」現在に至っています。

それより遥かに濃い密度で、多様な展開がなされている765を同じようにすることがないと
いうか、出来ないと思いますが、現在の異様な密度が薄くなる可能性は十分あると思います。

それが10thにおいて何らかの「変化」に対する宣言により一気に起きるものなのか、
あるいは徐々に今の密度を薄くしていくものなのか、そこまではなんともわからない話ですが、
少なくとも何らかの「変化」については10thで発表される可能性はやっぱり高いとは
思いますし、この密度で次の5年、10年を走っていくのは現実的ではないのも確かでしょう。
けれども決して「終わり」とは宣言しない、何らかの形で走っていく、そんな未来も見えてきます。


迎えうる未来に対して

本当に10thで「3rdVISION」が発表されるかどうかはともかくとして、大きな転機になるのは
確かなはずです。765に限らず、アイドルマスターというコンテンツ全般に関して、ですね。

ここから765単独で新しい物語を描くのは前述している通り難しく、先は明るくありません。
シンデレラはアニメをちょうど終えるタイミングのはずで、次の一歩は非常に大事です。
ミリオンはLTHも終え、2ndライブも終えるはずで、更なるステップアップのタイミングです。


この状況でどう動くのか、結局のところ全ては妄想にしかなりませんが、これまで見てきた
ことから考えるならば、765プロの完全退陣はまずありえないはず、ということです。
しかしながらこれまで通りというのも難しいはずで、ミリオンと完全合流かどうかはともかく、
何らかの変化と言うのは起きてしかるべきで、765の立ち位置自体が変わるかもしれません。

具体的な「未来」の話として「PS4版アイマス」については以前から発表されていますが、
これがまた「765プロの13人をプロデュースするゲーム」になる可能性は全く高くない
はずです。
「OFA」という作品の質・量の物凄さが、皮肉にもそう考えざるをえない事態を起こしています。

「ゲーム」がメインストリームであるアイマスにおいて、「次世代据え置き機」での作品というのは
フラッグシップになるはずの展開であり、それが「3」と冠されるかどうかはともかくとしても、
この作品を軸にアイマスというコンテンツを展開していく、となるのは必然だとも思えます。

そこが765の13人の物語でないとするならば…ということで、やはり立ち位置の変化というのは
十分考えられるはずです。それこそ「アイマスFebri」でも「765プロの子が先輩として扱えるように
なった瞬間に、自分の中ではアイマスは新しいステージに突入した」と石原さんが述べている通り、
現状でのミリオンにおける13人の立ち位置、あるいはDSにおいての765の立ち位置のような、
「先輩」という位置に、今より明確に移る
、ということは十二分にありうると考えられます。

それが具体的にどういうレベルで、どういう形なのか、という話についてはやはり妄想の域を
出ないわけですが、いかなる事態が起ころうとも、それに耐える精神力を身につけておかねば
いけない
と、それは私も覚悟しています。それこそ、一部声優の入れ替えという可能性や、
あるいは一部アイドルだけの立ち位置変更、つまり竜宮小町の再来の可能性
までも。

765プロの一つの集大成であった劇場版の主題歌、そして今回の9thライブツアーのタイトルでも
ある「M@STERPIECE」の歌詞の通り、「明日がどんなに日になるか誰だって解らない」し、
「新しい幕を開け」ることになるのかもしれませんが、「NEVER END IDOL」である、
彼女たちの物語に「終わり」はない
、その言葉は確かだと、そう信じたいと思います。

いかなる事態が起きたとしても、どんなに立ち位置が変わったとしても、この13人が健在であり、
輝き続けるのならば、私は彼女たちを13人をプロデュースしていく、そのつもりです。
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この記事へのコメント

kage

アニバーサリーと名のつくライブにメイン出演するには
据え置きのゲームでプレイアブルになるという手順くらい
踏んでほしいと思うのがミリオンも好きないちPの心情

自分は、アイマスガールズの身に本当に限界があると伝わった時点で、世代交代を『危惧』することはないかなと。
お疲れさまでしたと、ゲスト出演まってますよ、くらいの気持ちに自分はなっていると思います。


私はスーファミ時代からRPGのテイルズシリーズが未だに好きで
一方ここ10年くらいの作品には今一興味がわかないので
10人、13人が好きな人の気持ちもなんとなくわかるつもりです

ただ、ガンダム好きテイルズ好きの友達を見ていると、世代交代もなにもかも全て含めてその作品が好きって人が最強ですね

Posted at 01:50:27 2014/09/02 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

ミリオンは是非据え置きでのプロデュースゲームが出て欲しいですね。
それがPS4版で、アイマス3という可能性も決して低くはないと思います。

世代交代も何もかも含めて全部好きになれるのは私も理想ですが、
現実には中々難しいですね。

Posted at 22:40:08 2014/09/02 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

ブログ更新お疲れ様です。

今回の記事も読ませていただきましたが、そもそも誰が世代交代を望んでいるんですかね?765勢も十分なファンがいるのに、世代交代させても荒れるだけだと思うのですが・・・・私もfebriを購入し石原氏のインタビューを読みましたが、彼からすればこれもコンテンツを前に進めるために仕方のないことなのでしょうか?今後の展開次第では、ブログ主様が仰るとおり9.18事件のような騒動が起きてもおかしくないと考えています。公式には慎重な展開をして欲しいです

Posted at 21:57:54 2014/09/03 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

3番目のコメントの方

コメントありがとうございます。

誰が世代交代を望んでいるかと言うと、多分誰も望んでいないと思います。
ただ、望む望まないの話ではなくて、765が今のままではまた10年は走れそうもないし、
それにともなってアイマス自体が停滞しかねない、と私には感じるのです。

世代交代という表現が適切なのかはわかりませんが、「3rdVISION」により
何らかの変化が起こるのは必至であるわけですし、9.18の再来にならないように、
公式には慎重に展開して欲しいと、私も思っています。

Posted at 23:31:08 2014/09/03 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

前中後と読みました。
世代交代について自分が考えていたことと一致した考え方だと思いました。

シンデレラのアニメ化そしてOFAでもDLC化からして世代交代が起こるのはそう遠くないと思っています。

わがままですがガールズの皆さんにはステージには立てなくても声をあてて欲しいです。
あまりミリオンもシンデレラもよく思ってないので本当は世代交代なんてして欲しくはないんですが年齢など、どうしようもないこともありますもんね…

765が作ってきたこのコンテンツをミリオンとシンデレラが背負っていけるとは思えません。
それでもやるならば、それこそアイマスの終わりなのではないのでしょうか。
ならいっそアイドルマスターのブランドを外して個別のコンテンツとしてミリオン、シンデレラを展開した方がいいようにも思えます。

実際名古屋2日目で聞いた言葉はよく覚えてますし、さすがのナムコもお世話になったガールズを簡単に切るようなことはしないと信じてますが10周年を迎えることが喜びでもあり不安でもあります。
杞憂に終わってくれればいいのですが

Posted at 03:07:13 2014/09/25 by HK416P

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

HK416Pさん

コメントありがとうございます。

ステージは確かに年齢的に厳しくなってくることもあるかもしれませんが、
声をあてる分には全く問題ないはずでしょうし、その意味でまだまだ
やれるはずで、やって欲しいと私も願っています。

シンデレラやミリオンが全く765と同じようにやれるとも思いませんが、
「アイドルマスター」のブランドを外すことはまずありえませんし、
どうやってこの先進めていくのか、というのはやっぱり気になるところですね。

どこまでビジネスライクになろうとも、彼女たちをバッサリ切るなんてことは
絶対しないと信じていますし、誰もが満足はできなくとも納得はできるような
やり方で、10thから先の未来を示してほしいと思います。

Posted at 21:37:23 2014/09/25 by トリプルデイP

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