876プロという物語 後編

kage

2014/09/17 (Wed)

「その後」の876プロ

ゲーム発売後の大きな展開としては、事前発売の「00」も含めた「DREAM SYMPHONY」
という音楽CDシリーズ
があり、「01」~「03」まで、一人一枚ずつ発売されることになりました。
DS版「MASTER ARTIST」とも言えるシリーズであり、ゲーム収録の個別曲の他、完全新曲、
そして765のカバー曲、もちろんトークも収録されており、ボリューム感は満載。
特に完全新曲はゲーム収録曲とも異なった3人の魅力が感じられる良曲となっています。


THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 00 “HELLO!!”THE IDOLM@STER DREAM SYMPHONY 00 “HELLO!!”
(2009/09/09)
水谷絵理(花澤香菜)、秋月涼(三瓶由布子) 日高愛(戸松遥) 他

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それ以外の展開だとコミカライズがあり、3人別々に1作品が、ゲーム発売前から連載を開始。
の「Splash Red」絵理の「Innocent Blue」の「Neue Green」は各3巻まで発売され、
非常に魅力的なストーリー漫画として全てしっかりとエンディングまで描かれています

しかしDSの展開と言えるものはここまでであり、これ以上彼女たち独自の物語が展開される
ことはなく、今日に至っています。DS制作のメインスタッフがバンダイナムコを去った事が
主な理由だと考えられますが、結局のところ商業的な成功が収められなかった事が
そうなった要因と言わざるを得ないでしょう。もちろん真相はどうなのかわかりませんが…。

とはいうもののこれに伴って876の「全て」が終わったわけではありませんでした
スターシステム的ではありましたがアニメでのゲスト出演に加え、SFにも同じくゲストで登場。
さらには「2」においてDLCでHDグラフィックで登場したときには876のPからの歓喜の声は
凄まじいものがありました。間違いなく待ち望んでいた人はいたわけですからね。

そしてSSAライブで戸松さんが参戦したことで本当に「終わっていない」事は強くアピールされ、
OFAにおいてもライバルとして立ち塞がり、そして待望の「"HELLO"」がDLCでも出されました。

「アイマスFebri」での「終わりがなければ永遠になる」というのはまさにこの876の現状であり、
もちろんDSのPからすれば歯がゆいのは間違ないないでしょうが、だとしても「終わり」とされない
以上は今後にも何かしら期待できる、という状態であるのは確かなはずです。

現実としてまた876プロの物語が描かれるかどうかは相当に厳しいとは思います。
しかしもちろん絶対にあり得ない話ではわけで、それこそまた「3rdVISION」のトップバッターと
して「3DS」で再び物語が動き出す、という夢を見るのは悪い事ではない
でしょう。


876プロがアイドルマスターにもたらしたもの

確かに、876は商業的には成功しなかったわけであり、現在単独では稼働していないのも事実です。
だからといってアイマスにおける876の存在が軽いものかというと、それは決してないでしょう。

765のアイドルの設定こそ変わる前でしたが、「2ndVISION」の先頭バッターとして、
「765以外」の可能性を展開したのは紛れもない事実
であり、今日のシンデレラやミリオンへの
布石とも言えます。それこそ「後輩」というあり方は、ミリオンには直結する話でもあり、
765プロの立ち位置を考える上で全く意味のなかったものだとは思えません。

また、それは同時に「アイマス=765」の図式を壊したということでもあり、ある意味では
アイマス史上最大級の変化をもたらした存在であった、という言い方も出来ると思います。

876プロという存在は、それ自体がもちろん魅力的ではあるんですが、その魅力以上に、
アイマスという世界を変えた、という事実がとてつもなく大きい、私にはそう感じられます。


私にとっての876プロ

ということでここまで876プロの歴史について、私なりですがざっくりと見てきました。
現在シンデレラを批判し、ミリオンを許容し、SideMに見向きもしていない私がこの876を
どう捉えているかというと、非常に好意的に見ています。それこそ、下手すればミリオン以上に

これは昨日今日そうなったのではなくて、一番最初にお披露目されたときからそうで、それが
今に至るまで変わっていない、ということです。もちろん最初は戸惑いがあったのも事実ですが、
少なくともシンデレラやミリオンよりはずっと丁寧に最初から彼女たちの、DSの紹介がなされ、
「次はこれで行きます」という姿勢が明確に見えた事、それでいて「765にとって代わるわけでは
ない」というのもわかった事、そして3人のアイドル達が魅力的に感じられた事、そういったことを
トータルでみた時に、「765と同等」とは言わないまでも、十分に好意的な存在となりえた
のです。

もちろんソシャゲーではなくてコンシューマ、多数ではなくてごく少数の人数、といったあたりも
当然重要なポイントになってきて、第一印象が決定的に違う、ということももちろんありました。

というか、「セルフプロデュース」という形とはいえ、コンシューマで一人ひとりをしっかりと
プロデュースできたという実感・実績は圧倒的に強力であり、この点において現在ミリオンは
全く及んでおらず、勝負にすらなっていない
、と感じる程の格差が自分の中にあります。

だからこそ、876が現在各種展開でゲスト的ではありますが、出演してきている現状は
嬉しいですし、やっぱり「3DS」という可能性もあって欲しい、と願ってもいます。

気がつけば2009年9月17日のDS発売からちょうど5年となった今、彼女たちと過ごした時間は
決して濃密ではありませんでしたが、間違いなく私のプロデューサーとしての活動履歴において強く
軌跡を残しており、たとえこれから何もなかったとしても、その輝きが失われることはありません。
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この記事へのコメント

kage

ブログ更新お疲れ様です。

DS自体については、男の娘アイドルやグラ有り男性キャラの登場など、当時否定的な意見も多かったのを覚えています。

私自身はその後の再評価に釣られて購入したのですが、3人とゲームのストーリーがとても魅力的であったこと、765プロアイドルの登場のさせ方も過度に主張させず、極力3人の踏み台にさせない絶妙なバランスであったことなど、とても楽しめました。もっともシステム周りや、雪歩の噛ませ表現など気になる点も有りましたが。

アドベンチャー形式にしてもアイドル自身、特に涼には同じ男性ということも有り強く感情移入できましたし、充実したストーリー自体もADV形式だからこそ可能だったのだ、と思うので好意的に受け取れました。

DSの今後の展開は確かに厳しいものが有ると思いますが、その分映画やOFAのゲスト出演、SSAのサプライズなどは本当に嬉しかったですし、どんな形であれ3人の展開を続けて欲しいと思います。

長文失礼しました。

Posted at 00:20:34 2014/09/18 by

この記事へのコメント

kage

876の新しい展開と言えるような展開がない現状は非常にもどかしく、「いっそはっきり終わりを示してくれたら諦めもつくのに」と思うことも多々あります。
それでも小さな出番だけでもあるのはありがたいことですし、これから新しくアイマスに触れるPにも、シンデレラ、ミリオン、そしてsideMが登場する以前に「765以外」の存在がいたことを知ってもらえる機会になることを願っています。

Posted at 00:23:44 2014/09/18 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

1番目のコメントの方

コメントありがとうございます。

確かに涼には少なからず否定の声もありましたね。サブキャラに関しても…。
それでもトータルでは肯定の方が多かったかな、と私には感じました。

DSにおける765については雪歩に限らず、噛ませや踏み台と表現することも
出来るような扱いではあったと思いますが、可能な限り上手く表現はしてくれましたね。

今後何かしらの形で3人の展開があることを私も期待しています。

Posted at 22:44:09 2014/09/18 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

2番目のコメントの方

コメントありがとうございます。


私は単純に現状でも嬉しいのですが、876への想い入れが強いと、
もどかしさゆえにそう感じてしまうこともあるんですね…。

今後も何かしらの出番があることを私も期待し、願っています。

Posted at 22:46:11 2014/09/18 by トリプルデイP

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kage


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