「ラジオdeアイマCHU!!」終了 後編

kage

2014/12/01 (Mon)

「アイマCHU!!」終了の理由

さて、ここまで色々と振り返っては来ましたが、そもそもなぜこの番組が終わることに
なったのでしょうか。CHUは確かに長期化していましたし、それゆえ、非常に残念な表現ですが、
「マンネリ化」というのも否定は出来なかったとは思います。しかし、だったらこれまで同様に
「改編」という道だって当然あったわけで、なぜここで「終了」になるのか、ということです。

もちろん、具体的な理由というものは明かされてはいませんし、全ては妄想にしかなりませんが、
一つ考えられるのが、アイマスそのものと配信元であるフロンティアワークスとの関係性、です。

アイマスの音楽CDは基本的には日本コロムビア、ミリオン関係はランティスで現在は発売されて
いますが、ドラマCDについてはフロンティアワークスがその多くを担当してきました。
しかし現在はドラマCDは発売されておらず、SP時代の「Eternal Prism」限りです。

現在でも「ぷちます」関連についてはフロンティアワークスが担当はしていますが、
あくまでも「外伝」的なこの展開、今後メインストリームになるわけでもないでしょう。

この状況下で「無料配信」のWEBラジオにどれだけの収益性があるのかというと・・・
というオトナノジジョーが全くない、と考えるのは無理があると思います。
もちろんこれまでの長きに渡る実績というものもあり、アイマスというコンテンツ自体は
まだまだ成長過程、ということもあり、非常に難しい判断材料と言えるかもしれませんが、
この度の終了にビジネス的な面の関係がゼロ、ということもないでしょう。

また、パーソナリティーについてももしかしたら関係があるのかもしれない、とも思います。
具体的には、3人のうち2人が既婚者となった、ということです。もちろん結婚したからと
言ってラジオの収録ができなくなる、なんてことはあり得ないと思いますし、現に結婚後もここに
至るまでは普通に放送は続けられてきたわけです。しかし9thに当の二人が欠席、
という事実も含め、これが全く無関係と考えるのも難しい
、そう思えてしまうのです。

もし長谷川さんや仁後さんが続けられないのなら、やはり改編によるパーソナリティー交代、
という道はあったと思うのですが、それを可能とするメンバーももういない
、ということも
あるのかもしれません。残る10人のうち5人が他のラジオを担当しており、さらに残る5人の
うち3人が同様に既婚。特に若林さんがこのタイミングで、というのは絶対あり得ません。
そして最後に残るのがたかはしさんと釘宮さんですが、過去に実績があるとはいえ、
現在の状況的にはとても・・・と思えるたかはしさんと、前述の状況である釘宮さんでは・・・。

それこそ、シンデレラやミリオンと合同、という可能性だってあったとは思いますが、
そうもならずに765で適任のメンバーが不在、という状況下で終了、となったわけです。

正直、この二つ以外の要因というのは中々思い浮かびません。あるとすれば、もっと直接的な
話で、それこそマンネリ化もあり聴取率(数)の低下、ということはあったのかもしれませんが…。

実際の理由については一つだけ、ということもないでしょうし、様々な事情があるはずで、
これ以上予想しても妄想にしかならず、何の意味もないと言ってしまえばそれまでですけどね。
ただ、色々と勘繰りたくなってしまうほどに、受け入れがたい事実であるのは確かなのです。


私にとっての「animate.tv」枠ラジオ

「受け入れがたい事実」と表現した通り、私自身にとっても、このラジオは非常に大きな存在で
ありました。それはもちろんこれまで書いてきたとおり、声優の魅力をダイレクトに感じられる
メディアであったということもそうですし、毎週欠かさず、いつ何時も放送されてきた、という
絶対的な安定感・安心感があった
、ということもその大きさにつながる要因でもありました。

「アイマスは人生」という姿勢で、様々な形でプロデュース業を続けてきたつもりですが、
その中で最も安定して触れることができていたのがこのラジオ
、ということでもあったのです。
ラジオに対するプロデュース業といっても、実際にはほとんどメールなどは送っておらず、
僅かに送った事があっても、採用されたことは一度たりともありませんでした。
それでも、社長が言っていたように、「番組を聴いているだけでプロデューサー」でもあり、
毎週欠かさず聴いていた、この事実だけでもプロデュースたりえた、そう思っています。

毎週欠かさず、と言ってもアイマSHOWの第一回から聴いていたわけではなくて、
聴き始めたのは07年夏から秋、番組末期頃からだったとは思いますが、それでも、
そこから過去の音源も漁って聴けるだけ聴き、これまでの毎週聴取につなげてきました。

その中で得られてきたものは、やはり声優陣への親しみと愛着、親愛でありました。
07年からPになったもののライブ参加は11年新春から、と出遅れた私にとって、
そこに至るまでの長い間、そして至った先も、彼女たちに触れ続けることができた、
親しむ機会であったかけがえのない存在であり、その大きさは絶大なものでもあったのです。

そして、そもそもアイマスと出会うまでは「声優」という存在に全く興味がなく、
アイマスと出会ってすぐの時期にも存在は認知しても関心は持てなかった私に、
「こういう楽しみ方もある」というものを示してくれた存在
でもあるのです。

だから、たかがラジオの一番組、と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、
そうは切り捨てられないほどに余りにも自分にとって大きな存在であり、
その喪失感は計りしれないのです。アイステは最近改編したばかりで、まだまだ続くでしょうし、
アイマスタジオも恐らくは安泰だと考えることはできますが、だとしてもこの喪失は
埋まらず、私にとっては「アイマス史上最大の喪失」にすら感じられる事態なのです。

10周年を控え、「何が起ころうとも耐えうる精神を身につける」と何度もこのブログに書いて
心構えをつくってきたつもりですが、いざこの事態が起きるとこの有様になってしまう、
というのは何とも情けない話なのはわかっています
。こんなことでは更なる「変化」があったと
して、それに全く耐えられない、ということになってしまう、それを再認識もできてしまいました。

ただ、この「喪失」を、「痛み」を無駄にしないためにも、今回のこの件は「更なる変化」の
予行練習になったのだと、そう受け止め、改めて心構えを作り直すほかない
、そう思います。


「終わりの始まり」なのか

「更なる変化」とも書いた通り、このCHUの終了という出来事、これは単に一つのラジオ番組が
終わる、ということ以上のものであるのではないか
、と感じられてもしまう事態でもあります。

これまでアイマスは基本的に「拡大路線」で進んできました。ラジオ番組に限っても、
このCHU終了までは、明確に「終了」となった週刊番組はなく、増え続ける一方でした。

他の展開についても、基本的には増加の一途であり、アイマスというコンテンツの間口を
広げ、「多チャンネル化」を推し進めてきた
、というのがこれまでの歴史でありました。
その中で、アイマスの歴史そのものを描いてきたとすら言えるこの枠のラジオ番組が終わると
いう事は、初めてアイマスが明確に見せた「縮小」の一歩、とすら表現できると思います。

これまでだって例えば「LIVE in SLOT」なんて展開は拡大しませんでしたし、アーケードが
オンラインを終えた、という歴史もありました。しかし初っ端から成功しなかったパチスロや、
明確に理由のわかるアーケードとは今回のラジオは違う、というのも確かでしょう。

終了の理由としては、前述の通りビジネスやパーソナリティーが主要因なのかもしれません。
しかしながら、10周年を目の前に、765プロの立ち位置が変わるかもしれない、という
このタイミングにおいて、765プロの歴史を紡いできた番組の「終了」という事態は、
「765プロという展開」の「終わりの始まり」を意味するのでは、とも取れてしまうのです。

もちろん以前にも書いたように、10th限りで765プロ完全終了、なんてことが現実的にあるとは
思えません。しかしながら、今の大きさを維持・拡大していくという未来はどうしても見にくい
むしろ縮小化していく方向で・・・となっていきそうな中で、その最初の一手としてこの番組の
終了となってしまったのでは、そう思えるのです。前述の理由により「終了」がしやすいというか、
「すべき」と判断できる状況になってしまったこの番組が、その「一手」になってしまったと。


全ては妄想でしかなく、10th以降も765展開は増加していく、という可能性がないわけでも
ありません。しかしながら、この枠の番組が終わってしまった、という事実は変わらない。
アイマスの歴史を描いてきたこの番組が、アイマスにおける声優という一つの楽しみ方を
提供してきたこの番組が、終わってしまったという事実。これが他の何にも関係しなかったと
しても、この事実だけでも非常に重く、辛い現実なのは変わらない
わけです。


ただ、この番組が終わろうともアイマスは終わらないし、765プロの物語だってきっと終わらない。
だからこそ、他の展開では引き続き彼女たちをプロデュースしていくと、改めて誓います。
そして、この番組を担当してきた声優陣に、こんな場ですが、感謝の言葉を残したいと思います。

長谷川明子さん、仁後真耶子さん、下田麻美さん。お疲れさまでした。ありがとうございました。
中村繪里子さん、今井麻美さん、そして長谷優里奈さんも、ありがとうございました。
最後に、徳丸完さん、大塚芳忠さんも、本当に、ありがとうございました。お疲れさまでした。



…もちろん最後のニコニコ生放送で「何か」があるのかもしれませんし、期待してますけどね。
関連記事

この記事へのコメント

kage

どうもブログを背景させて頂きました。

>765展開の終わりの始まり
私も最近同じように感じております。
アイマススタジオも明らかに二本取りを多用してコスパを抑えてるように感じられますし、また、アイステ➕以降のアイステも、スポンサー(ブシロード、バンダイナムコゲームス、ゲーマガ)の撤退(あるいは廃刊)もあって、全盛期と比べるとライブ•イベント等の展開も見られなくなり、私も不安を感じております。

Posted at 22:52:38 2014/12/01 by 春畝

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

春畝さん

コメントありがとうございます。

ラジオ二本録り自体はコストカット的に当然のことかな、とは思います。
聴取は当然無料で、そこからは利益は出ていないわけですしね。

ただアイステの異動については…色々とオトナノジジョーは感じますね。
来年10周年、果たして765の行く末は、と不安は募るばかりです。

Posted at 00:40:43 2014/12/02 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

あくまでも個人的な意見ですが、縮小ではなく再構築ではないかと。アイマス全体として考える時期に来ていると思います。

シンデレラの2ndライブのパンフレットにデレ1さんがシンデレラは765と別の道を歩くと言う趣旨の発言をしていました。
そして、ミリオンのライブでは、背景に765プロの一員で有ることを強調するセット。小鳥の発言。CD展開から765とミリオンの関係を強化するのではないかとしか思えません。

ラジオに関しては、現状シンデレラ2つ。765が1つ。ミリオン1つ。総合2つ。と言う現状で、この先765+ミリオンのラジオを登場させるのでは?。その再構築の為の終了では?と考えています。

そして、シンデレラ二つ目のラジオが始まり、シンデレラ2つ。7651つ。ミリオン1つ。総合2つ。がげんじょう

Posted at 02:16:41 2014/12/03 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

4番目のコメントの方

コメントありがとうございます。

確かに別枠で765とミリオンの新ラジオ、という可能性は無くはないと思います。
年末のニコ生で発表して、年明けからアニメイトTVとは別枠で放送開始、という形で。

そうなるとそれこそが10周年以降の新しいアイマス、「3rdVISION」につながる、
という感じにもなると思いますが…どうなるんでしょうね。

Posted at 22:54:24 2014/12/03 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

ラジオ

いつも熱の入った考察、お疲れ様です。
僕の個人的な意見ですが、ニコニコのオマケ有料枠に765シンデレラミリオンが一つづつ来たので、企業がスポンサーだった時代の終わりと、プロデューサーがスポンサーを兼ねる時代の始まりを感じています。
スポンサー募集サイトと連動して、我々がニコニコ生放送の番組プロデューサーになる日が来るかもしれませんね。

Posted at 12:43:42 2014/12/08 by 07年からのにわかP

この記事へのコメント

kage

Re: ラジオ

07年からのにわかPさん

コメントありがとうございます。

「企業がスポンサーだった時代」が終わるとは私は考えませんが、
より収益性をあげるために絞りとれるところから絞り取ろう、という姿勢は伺えますね。

それを喜んで搾取されるのがPであるわけですし、それはこれまでアイマスが
積み重ねてきた実績があってこそできるシステムだと思うので、
コンテンツがより発展していくために、うまくやってほしいとは思います。

Posted at 23:54:21 2014/12/08 by トリプルデイP

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック