THE IDOLM@STER 4巻

2015/05/08 (Fri)
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第十七話 四条貴音編②後編
第十八話 秋月律子編①
第十九話 秋月律子編②
第二十話 如月千早編①前編
第二十一話 如月千早編①後編
番外編④
これまで通り個人個人を描いていくコミカライズで、人数的には後半に突入。
物語的にもアニメの時間軸上の後半に突入し、佳境の千早編に突入していきます。
アニメでは描かれなかった彼女たちの側面が描かれるわけですが、
本来は本編内でやるべきでは…というくらい、大事な、重い物語も描かれます。
第十七話 四条貴音編②後編
響の手料理を食べるために響宅に
というところから濃厚なひびたかが展開。あまりの濃厚さにストーリーもへったくれも
ないわけですが、これはこれで…と言うべき内容かと思います。
第十八話 秋月律子編①
アニメで千早が声を失った20話の時間軸を、律子の視点から描く物語。
律子自身が765プロに入社する前、するとき、アイドルデビュー時、プロデューサー転向時、
そして千早との関係性…そういったものを思い出し、自らの為すべきことを
考える、という物語。アニメの「プロデューサー律子」としての像が深く描かれます。
第十九話 秋月律子編②
千早に対するみんなの対応を描きつつも、やはりそれは律子視点から…という話。
その中で、メンバー一人ひとりへの想いを連ねる形になりますが、特に美希の存在が
律子にとっては大きい、という事が示されます。手がかかる子程…ですね。
そして千早の復活シーンで、律子が765プロという存在に想うところは…。
この漫画、あるいはアニメを超えて、「今」の765プロそのものを深くえぐるような想い。
13人の中で、ただ一人立場が違う彼女だからこその、この想いはあまりにも重すぎます。
第二十話 如月千早編①前編
アニメ21話の前半シーンをそのまま漫画化、という形であり、オリジナル要素も
薄い話ですが、千早とPの会話シーンは大事なポイントだと言って良いでしょう。
第二十一話 如月千早編①後編
この話もアニメをそのまま…というところになるんですが、そのままでしかない千早よりも
むしろ冬馬の描写が増加したことで、「天ヶ瀬冬馬編」とでも呼べる内容になっています。
…一応千早編②を残す形ではあるんですが、これで良いんですかね…。
番外編④
「劇場版 無尽合体キサラギ」の収録を描く番外編なんですが、そもそもいつの間にテレビ版が
あったのか、とかその辺のツッコミは野暮、というノリでこの番外編も描かれています。
生身で出演するメンバーそれぞれに見所はありますが、やはり春閣下の存在感がピカイチ。
アニメ最大のネタを、この漫画でも、というのは嬉しい試みですし、満足の内容でした。
ということでこの4巻。アニメの20話、21話と重なるシーンがメインになるわけですが、
それにしても千早編はそのまま過ぎる、というのがこれまでのこの漫画の描き方と異なり、
物足りなさというものが出てきてしまいます。描けるものはアニメ本編内でしっかりと
描き切ったから、という意味ならばそれはそれで納得できはしますが…。
アニメの時間軸で、別の側面を、というこの漫画の良さを潰しているようなのは残念です。
とはいえ濃厚なひびたかや律子の心理描写など見所も多く、必見なのは変わりありません。
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