MASTERPIECE シリーズ総括

kage

2013/07/26 (Fri)

記念すべき最初の音楽CDシリーズ、MASTERPIECEシリーズは5作で完結です。

実際に収録されている曲の種類は僅か10曲で、それを様々なパターンで
使いまわしているものの、バリエーションに欠けるのは事実です。

しかしながら、この10曲こそがアイマスの歴史の礎でもあるのも確かなのです。

今となっては多くの曲がライブなどで歌われる機会がほとんどなくなり、
新規のPなどから見れば印象としてはかなり薄いものばかりかもしれません。

しかし、それでもこの「最初の10曲」にはやはり歴史の重みというものがあります。
8thライブで「太陽のジェラシー」が観客を大いに沸かせることができた
という事実がそれを物語っているのだと思います。

そしてなんといっても「THE IDOLM@STER」という楽曲、これにつきるでしょう。
コンテンツタイトルそのものを冠された同曲は、アイドルソングの王道を大きく外しています。
しかし、それこそが「アイマスソング」であり、このコンテンツの方向性そのものを
指し示した、といえるでしょう。煌びやかな表舞台、キレイなアイドルを見るだけではなく、
舞台裏の、等身大のアイドルを支え、ともに歩んでいく。このコンテンツそのものの在り方を
一楽曲で示して見せた、タイトルに恥じぬ、紛れもない代表曲となっています。


また、CDシリーズとしてはアイドル達のトークももちろんポイントです。
ゲームでは基本的にアイドル間の絡みはなく、想像するしかないものとなっています。
しかしそれを可視化(可聴化?)し、彼女たちの関係性を、描き出す。
そうすることで各アイドルだけでなく、「765プロ」という一つのチームの輪郭が
はっきり見えてくる
のです。ここで描かれた彼女たちの関係性、呼称であったり、
敬語を使う相手であったり…。こういったものがコンテンツの基礎として組まれていき、
彼女たち一人一人を、765プロというチームを、そしてアイドルマスターという
コンテンツそのものを、より輝かせるベースとなっているのは確かでしょう。

カップリングなどの具体的な関係性はもちろんのこと、個人個人においても、
他の誰かのと関係性によってその魅力はより引き出される、ということもあるわけです。
ゲームにおけるプロデューサーとの関係性だけでない、
仲間たちとの間における彼女たち一人一人の在り方。

後にアニメなどによってより顕在化しますが、
この段階でその「在り方」は既にはっきりと示されているんです。


アイマスには今では200を超える楽曲があります。
彼女たちの関係性を描く媒体も多数あります。
しかし、どちらにしても、ここまで拡大するまでに至る歴史があるわけです。
その歴史の最初の1ピースは間違いなくこのシリーズとなります

今また大きな変革の時を迎えようというアイドルマスター。
もう一度この最初の1ピースを見つめ直すことは、
「アイマスとは何か」「何をもってアイマスなのか」を再び考えることにつながります。




THE IDOLM@STER MASTERPIECE 01~天海春香、萩原雪歩、秋月律子~THE IDOLM@STER MASTERPIECE 01~天海春香、萩原雪歩、秋月律子~
(2005/09/28)
ドラマCD、天海春香(中村繪里子) 他

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