ミリオンライブ CD&ボイスドラマ キャスト投票キャンペーン 結果発表!

kage

2016/05/14 (Sat)

ミリオンのゲーム内企画、「CD&ボイスドラマ キャスト投票キャンペーン」の
結果が先日発表されましたので、今回はこれについて触れたいと思います。


「CD&ボイスドラマ キャスト投票キャンペーン」とは

ミリオン3rdライブ幕張公演1日目に発表された新情報の一つで、
今夏以降に発売する、CD新シリーズ「THE IDOLM@STER THE@TER ACTIVITIES 01~03」
のボイスドラマ&楽曲を担当するメンバーを投票する、という企画でした。

ドラマの内容、そして役割についても当然のことながら発表され、
「任侠映画」「学園ホラー」「剣と魔法のファンタジー」の3種で5役ずつ、
計15役が用意され…たのですが、ここが最大の問題
、ということについては後述します。

投票自体は、ログインボーナス等で一アカウント最大100票まで入手することができ、
それを一人の一役に100票投票するもよし、100票全部別のキャラ×役割に投票するもよし、
というもので、票数の制限が(一応)あり、かつ自由度の高い、というバランス感のもの。

そして投票の特性として、リアルタイムに「役割×キャラ×投票数」がわかる、
ということになっており、これに伴って様々な投票戦略が考えられる
、というものでもありました。


投票の結果

そんな企画について先日結果が発表され、以下のようになりました。

任侠映画
風来坊役:ジュリア
お嬢役:周防桃子
子分役:大神環
悪徳組長役:木下ひなた
用心棒役:福田のり子

学園ホラー
普通の子役:田中琴葉
幼なじみ役:佐竹美奈子
転校生役:篠宮可憐
部長役:真壁瑞希
霊役:北上麗花

剣と魔法のファンタジー
勇者役:七尾百合子
魔王役:天空橋朋花
妖精役:箱崎星梨花
四天王役:松田亜利沙
村人A役:ロコ


結果自体の妥当性や、役のアイドルとの親和性についてはここでは論じません。
ここで私が論じたいのは、この企画の妥当性、というところになります。


企画の妥当性

ミリオンライブというタイトルについては、公式に「声優」を先行して推している、
と明言されており、ライブ等は活発です。一方でアイドル達の展開はやや鈍く、
土台、あるいは中軸になるはずのソシャゲ、「ミリオンライブ!」についても
2013年の稼働時点から「時代遅れ」と言われたポチポチゲー仕様含め、
お世辞にも「活発」とも「大人気」とも言えない状況が続いていました。

こうした状況について公式側も当然好ましくは思っていなかったようで、
ゲーム内でのアンケートなど、改善を試みようという姿勢自体は感じられ、
その中の一つとして、「盛り上がり」を生むための装置として、
今回の企画が生まれた、と想像することはストーリーとしては容易です。
(もっとも、アンケートと今回の企画は時期的には直結しないとは思いますが)

ただ、その「盛り上がり」の装置としてのこの企画が、
ミリオンライブというタイトルとの親和性がいかほどのものだったのか、
そして投票のあり方が適切だったと言えるのか、ここが問題になってくる
と私は思うのです。

今回の投票では15役が用意されており、投票対象外となった
通称「765AS」の13人を除く37人でその席を争う、という形だったのですが、
前述したとおり、これこそが最大の問題点と私は考えます。

ミリオンにおいては確かにゲーム内に「アイドルランキング」が存在し、
また過去にもオリジナルCDのための事実上の「選挙」や、
ゲーム外でもコミカライズにおいて「選挙」が行われてきた、という実績はあります。

ですが、それはあくまでもゲーム内の「結果」であったり、
限定的な展開におけるものであった、というのも確かです。

しかし今回は一般販売されるCDシリーズにおいて、明確に席が限られる、
という形の、「要するに」ではない「完璧に」選挙という形だったわけです。

この競争原理については、アーケード時代にこそあったものの、
その後765が捨て、「9.18」における「The world is all one !!」CDで大批判を浴びたものと
全く同様で、その765のフォロワーとしてこれまで展開してきて、
そして今回の3rdライブツアー、次の4thライブで「37人」を強調している
ミリオンの方針とは真逆
、と言えるもので、全く理解に苦しむもの、と言わざるを得ません。


選挙方法の問題性

また、その選挙方法も、一アカウント毎の票数が限られているとはいえ、
複数アカウント(いわゆる「複垢」)の対応が全く取れていないように見えますし、
より特徴的であった「投票結果のリアルタイム性」も重大な問題だったと思います。

これによって「生票」「死票」が明確化し、今回の企画の良い点である
「プロデュース感」が感じられる「このアイドルにこの役を」という発想を失わせ、
1位と2位で接戦となっている二人のどちらに入れるか、という発想に変わってしまう
という仕様。

「このアイドルにこの役を」と担当のPがニコニコ動画などで宣伝する行為自体は
「プロデュース感」そのものにも思えますが、一方でそのPが(なりすましも含めて)
アイドルへのネガティブイメージを植えつけてしまうことをしてしまった場合、
「このPがこのアイドルを推してたからやめとこ」と逆効果を生んでしまう
という仕様。

これまでは形骸化していたゲーム内の「コンベンションセンター」が活況になったと同時に、
個々人のPの意識は失われ、役を取るための「組織票」を生んだ仕様。

SNSなどでの発信力がある声優が、特定の役への投票希望を公言することにより、
Pの判断基準の公平感を失わせる「後押し」が発生してしまう状況。

これら全てを「仕様」そして「高度な情報戦」という言葉で片づけ、
それも含めての今回の選挙、と割り切るべきという考え方をすべき話なのかもしれませんが、
それと同時に、前述の通りの「プロデュース感」を完全に喪失させているわけで、
そうなるとこの企画の「良さ」は何も残らない
、ということにもなるわけです。

もちろん他人の考えやその時点での投票数などすべて無視して、
「自分がこのアイドルにこの役が相応しいから投票する」という層もいたとは思いますが、
実際の投票結果の極端なバランス感を見れば、そのほうが少数派と考えるのが自然
でしょう。

現実の「選挙」も、候補者本人はもちろん、その周囲の人間のあり方などが結果に
影響をあたえるわけで、そう考えると今回の選挙もまさにそれを体現している、
とも言えるわけですが、そんなものを体現する必要がそもそもあったのかは甚だ疑問です。

また、リアルタイムをやめて、せいぜい中間発表1回程度のクローズな展開であれば、
「組織票」がなくならないまでも、今回のような極端な結果にはならなかったでしょうし、
P間における「尊重のし合い」ではない「足の引っ張り合い」なんてものはもっと減った
でしょう。

今回なぜこんな仕様にしたのかは謎ですが、前述のように、「盛り上がり」を
生むためにあえてこういう荒れやすい形にした、と考えるのが自然にすら思えますし、
だとすればそれはある意味成功した、と言えるのかもしれません。

ですが、「ミリオンライブらしさ」に加え、せっかくの「プロデュース感」さえも失った
この企画が本当に妥当性のあるものだったのか、というのは疑問は消えません。


今後について

実際のところ、今回の企画が成功した、と真に言えるかどうかは、今後のゲームのアクティブ数や
課金額であり、あるいは今回のCDの売り上げであり、という指標が示すはずですが、
3rdライブツアーを終え、ゲームもリニューアルしたこのタイミングでは、
何がどう影響したか、を分析することは困難なはずで、その指標も正確に読めるとも思えません。

また、その「成功か否か」がどうあれ、「TA04」以降があるのかどうか、
あるならば選抜方法はどのような形になるのか、というのが大事なところです。
22人の「敗者復活戦」とも呼べるものをやるつもりなのかどうなのか、ということですね。

また、「成功」について、あくまでも私の肌感覚ですが、今回の企画に対して、
P達からは驚くほどに拒否反応が少なかった、というところも一つ気になるところではあります。
「The world is all one !!」の投票を批判した層はどこ行った、と思うわけですが、
そんな層はもうアイマス自体から去ったか、ミリオンをやっていないか…という話
なんでしょう。

ただそうなると、ミリオンにおける「選挙」は肯定される状況である、と公式にとられ、
今後ますますこれが推進されることになるのでは…
ということにもなってきます。
そしてそれは私としては全く望ましくない展開、という話であるわけですね。


まぁそんなこと言っておいて、ですが、私は実際、幼なじみ役として佐竹美奈子に100票投票し、
これから発売されるTAシリーズの01~03も購入する予定
であります。

これは私がミリオンを始める際に決めた「競争の際は美奈子を勝たせるために動く」という
主義にのっとったもので(私にとっての765プロとミリオンライブ その5)、
そして通常販売のCDシリーズという、「メイン展開」の一角をわざわざスルーする、
という選択肢は私には存在しない、という原理に基づいたものになります。

ただ、それにともなって「得票数」「CD売り上げ」という実数が計上され、
「競争肯定」の数字として上積まれる、ということになるのもまた事実として承知しています。
しかし、一人の個人のその数字は大きなものではないはずで
(それでいて幼なじみ役の佐竹美奈子の競争状況に限れば大きな数字だったはずですが)、
そこでの定量的な数字よりも、アンケートなどでの定性的な意見による否定、
そのほうが一人の個人の声としては大きなものになると判断し、
実際に既にそれを出してはいますし、今後も出すつもり
です。

ミリオンが765よりは競争原理がある、ということは最初から織り込み済みです。
しかしそれは私としては望ましくなく、今回は制度も含めて特に酷い有様だったわけです。
だから、今後はこうしたことをやらないでほしい、ということを願い、
私はプロデューサーとしての行動をとっていく、それが私の今回の企画への、
そしてミリオンライブというコンテンツに対する、プロデュース方針
です。
関連記事

この記事へのコメント

kage

765Pは変化を嫌いますからね。ミリオンを後継だと思っている層が実際にはとても少数派で有ると言うこと何でしょう。

色々やってみたがパッとしないミリオン運営の焦りが出てしまった選挙だと感じます。デレPですが、真似すんなって感じです。

Posted at 03:00:13 2016/05/16 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

ミリオン運営はやることなすことサッパリですが、
今回は特に酷かったって感じですね。

ちょっと考えればおかしいであろうことにも気づかずににとりあえず垂れ流す、
ソシャゲ特有の文化、ということもあるんでしょうけどね…。

Posted at 00:00:45 2016/05/17 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

話題性が欲しかったのではないでょうか
シンデレラの総選挙は、まとめブログやツイッターのトレンドで盛り上がってますし、集金も捗ります

そのかわり一部のPが絶望する諸刃の剣ですけどね

Posted at 08:29:33 2016/05/17 by

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

3番目のコメントの方

記事にも書いていますが、その通り、話題性だけを求めたんだと私も思います。
その結果話題になったかと言うと、内輪だけでしかなかった、とも感じますけどね…。

Posted at 21:41:09 2016/05/19 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

あまりデレのようになって欲しくはなかったです。。。

選挙なんて考えるよりも、キモであるはずのゲームの内容を何とかしてほしいです。
ミリマスのゲームの評価で「飽きやすいかも」とのコメントがありましたが、確かにと思った自分がいます。

Posted at 23:43:36 2016/05/20 by チハヤP

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

チハヤPさん

今回のは安易なシンデレラの模倣、しかも劣化版、という感じでしたからね…。

ゲームについてもどうしようもない状態は改善どころか改悪されてる始末ですし、
根本的にコンテンツの立て直しを考えてもらわないと、と思います。

Posted at 22:37:25 2016/05/21 by トリプルデイP

コメントフォーム

kage


URL:




Comment:

Password:

Secret:

管理者にだけ表示を許可する

この記事へのトラックバック