ミリオン4thライブ 総括 前編

kage

2017/03/23 (Thu)

さて3日間、実に様々なことがあった夢の武道館でのミリオン4thライブ。
最後はいつも通り、これについて総括的に諸々をまとめたいと思います。


出演者

「Sunshine Theater」「BlueMoon Theater」「Starlight Theater」と
テーマごとに3チームに分かれて3日間の公演を、となった今回の4thライブですが、
蓋を開けてみたら「サプライズゲスト」のバーゲンセールで、挙句の果てには
最終日に36人(37人)揃い踏み、という形でもはやテーマは希薄化
していました。

そんな中で具体的に37人のメンバーが何日参加し、何曲を披露したのか、
というのをまとめたのが以下になります。

3日
大関英里さん(11曲)
木戸衣吹さん(11曲)
阿部里果さん(12曲)
伊藤美来さん(12曲)
小岩井ことりさん(11曲)
麻倉ももさん(12曲)

2日
Machicoさん(11曲)
角元明日香さん(9曲)
郁原ゆうさん(9曲)
田村奈央さん(10曲)
中村温姫さん(10曲)
夏川椎菜さん(10曲)
浜崎奈々さん(10曲)
原嶋あかりさん(9曲)
山口立花子さん(9曲)
渡部優衣さん(9曲)
田所あずささん(11曲)
愛美さん(10曲)
駒形友梨さん(9曲)
近藤唯さん(10曲)
斉藤佑圭さん(9曲)
戸田めぐみさん(9曲)
野村香菜子さん(9曲)
平山笑美さん(11曲)
藤井ゆきよさん(10曲)
山崎はるかさん(11曲)
雨宮天さん(10曲)
小笠原早紀さん(10曲)
村川梨衣さん(10曲)

1日
上田麗奈さん(9曲)
稲川英里さん(10曲)
桐谷蝶々さん(9曲)
末柄里恵さん(8曲)
諏訪彩花さん(8曲)
高橋未奈美さん(8曲)
渡部恵子さん(9曲)
田中琴葉(1曲)


ということで、開演前に期待した「平等」とは程遠く、1日のみメンバーもいれば
3日全通メンバーもおり、12曲も歌ったメンバーもいれば8曲しか歌っていないメンバーもいる

という事でかなりの格差がありました。12曲と言ってもうち4曲は「Thank You!」、とは言え。

なんでこんなことになったのか、というと、もちろんサプライズゲストという制度のせいで、
もう少し具体的に言えば、TA3ユニット、LTH3ユニット、そしてメイントリオであるか否か、
そして本来の4thの3ユニットでどこに配されたか、がその差を生んだわけです。

メンバーで言うと、TAでもLTHでもある阿部さん、伊藤さん、麻倉さんが12曲で、
そのどちらでもなく3日目だけ参加の末柄さん、諏訪さん、高橋さんが8曲となりました。

とは言うものの、この「平等に見せかけての格差」というのはミリオンのあり方そのもので、
この武道館が集大成というのなら、確かにこのあり方自体もまた集大成である

ともいえるかと思います。まぁ私としては全くもって不満な構成ではありましたけどもね。


サプライズゲスト

ということで何が問題だったかというと、「サプライズゲスト」の存在なわけです。

LTF曲とソロ曲で構成された中盤までのセットリストが終わり、
次の最終ブロックで、その日オリジナルのメンバーによるデュオ×2+カルテット×2、
そしてその前後にTA楽曲とLTH楽曲をオリジナルメンバーで、
「その日オリジナルメンバーであるか否かを無視して」披露されるという構成。

1日目、「創造は始まりの風を連れて」、そして「Growing Storm!」は確かに驚きがあり、
「驚かせる」ということだけが目的ならそれは成功だったと思いますが、
3日間あって、残り2日においてそれが読めてしまう、すなわちサプライズではなくなる、
そして実際そうだった、という事まで踏まえれば、「驚かせる」効果すら意味をなくしています


そしてそもそも「驚かせる」ことがライブの目的かというとそんなわけもないでしょう。
万一今回のライブのタイトルが「TH@NK YOU for SURPRISE」だったのならわかりますが、
そんなタイトルではないわけで、全く意味がない稚拙な演出
でしかありません。

このサプライズゲストについて、「3日間で1つの公演だった」のような論調もありますが、
それは最低でも「3日間通し券」を販売していないと成り立たない話でしょう。

せっかく3チームに分け、そのチームごとのカラーを持ったユニット名と
ライブサブタイトルを冠し、それぞれの公演でそれぞれのメンバーの魅力を十二分に
感じられる、そういう機会だった
のに、それを安直なサプライズで破壊し、貶めた、
という構成にはただただあきれ返るばかりで、失望も拭えません。

3日目、最後の最後に36人揃えた「サプライズ」についても、確かに36人が、
琴葉も含めれば37人が揃踏みとなったことには意味も意義もありましたが、
それは同時に「3日目偏重」を生み出し、1日目2日目だけしか参加できなかった人などに
とって嬉しい話には決してならない、そういう歪みにつながっているのもまた事実
です。
3日とも現地参加できた私でさえこれが良かったとも素直に全く言えませんしね。

こんなふざけた構成にするなら、いっそ「3日間で誰がいつ出るかわかりません」と
最初から発表しておいたほうが良かった
くらいに思えます。
まぁそうするとLTFなんてCDも発売できなかったのかもしれませんが、このCD自体、
「武道館ライブ用のCD」というコンセプト自体がそもそもどうなの、と思えましたしね。

このサプライズ演出が、「これでみんな喜ぶだろう」なんて本気で思って決められたのか
どうかは知りませんが、もしそうだとすればまさに「愚か」の一言です。

そしてこの演出を決めたのが、同じく安易なサプライズゲストを使ったというシンデレラ4th、
安易なんて言葉すら生ぬるい、「史上最悪」のゲストを出したPミーティング、
そして今回のミリオン4thも担当したJUNGO氏なのかどうかは定かではありませんし、
そんな権限が一演出家にあるのかも不明ですが、彼がアイマスに参加するようになってから
このザマ、というのは確かで、必然的に彼へのヘイトは募ります。

もし彼がこれを決めているというのならば、
「二度とアイマスに関わるな」という言葉以外送るものは何もない
です。


セットリスト

サプライズゲストもそうですが、それ以前にセットリストも安易だったのが今回。
LTF曲をやるのは決まっていましたし、ソロがあるのも当然で、しかも周年ライブは
3rdが初登場だったメンバーはソロさえももう決まっているも当然、という中で
披露される楽曲自体はほぼ最初から固まっていたのは確かですが、
しかしだからといって、セットリストの構成自体が文字通りの「ワンパターン」でしかない
安易なものだったのは果たしてどういう意味があったのか、と疑問
です。

バラード系が序盤、中盤に来たかと思えば、アップテンポ系が後半に来たり、
という意味での驚きは確かにあり、新鮮味はあったのは確かですが、
そんな新鮮味が必要か、といえばNO、と断言できるレベルの話です。

また、セットリスト後半のサプライズゲストありきのラストブロックについても
ワンパターンであり、もはや思考停止しているとしか思えない有様です。

あえてワンパターンに落とし込み、声優の力量に全てを委ねる構成にした、
と言えば聞こえはいいですが、それが正解だとは全く思えません。
少なくとも1stから3rdに至るまでは、セットリストももう少しまともで、
声優の力量だけに全てを委ねたりはしない形で構成されていました
しね。
その意味で、これが集大成、というのは非常に不満で、残念に思えます。

もしかしたら「個人ブロック」を重ねた「ワンパターン」の9thライブの猿真似をすることで
メンバーの凄みを魅せたかった、というものだったのかもしれませんが、
一人3曲を擁し、MCを含めて個々人の実力を多面的に見せられる構成だったものと
ソロ1曲を続け、合間にユニット曲を挟んだだけのやり方ではまるで違うわけです。

また、そのソロ曲にしたって、曲終盤に次のメンバーが登場し、1stに似た形の
「お手伝い」形式で踊ったり、あるいは共に歌ったりという形で次の曲につなげ、
曲1曲、1ステージをしっかりと魅せる、というものですらありませんでした

これはこれでメンバー間の関係性を描いたともいえますし、
暗転をなくすことで盛り上がりを維持しつつ時間短縮もできたわけですが、
盛り上がりなんて暗転したって維持できますし、時間短縮もMCに使われるばかりで、
披露された曲数が多かったわけでもありません。
メンバー間の関係性だってこんな形で表現する必要もありませんでしたしね。

もし全ての曲が2回目以上の披露曲だったのならまだ「新鮮味」のある演出という
価値も見いだせましたが、今回が4年間で初披露だった曲すらある中では、
まさに「無駄な演出」と言わざるをえません


もう少し別の話としては、周年ライブでこれまでずっと披露されてきた
「Welcome!!」そして「THE IDOLM@STER」が披露されなかった、という話も
ありますが、これは単に曲数の関係、と見るべきなんでしょうかね。

今回はライブタイトル通り「Thank You!」が大事だから、「次の曲」である
「Welcome!!」はあえて封じた、というのならばある程度は理解できますが、
「765プロの未来はここにある!」と高らかに宣言しておきながら、
これまでやってきた「THE IDOLM@STER」を今回はやらない、というのはよくわかりません。
まぁこの4thが「シアター37人の集大成だから」なのかもしれませんが。

いずれにしても、セットリスト全体については「不満」としか言いようがなく、
このワンパターンを生み出したのがLTFだというのなら、
そもそも「武道館ライブ用のCD」なんていらなかった
、とやはり思えます。

ここまで酷いと、無能な働き者でお馴染みの元総合ディレクターのほうが
マシだった、という恐ろしいレベルのところまで行きついてしまいます。
彼はいろいろと問題がある、というか問題だらけの人間でしたが、
ことライブセットリストだけに限って言えば、
概ね満足いくものはきちんと作ってくれていましたしね。

こうなった問題が保坂さんにあるのかJUNGOさんにあるのか、
他の誰にあるのかは不明ですが、今後も激しく不安、というのは確かです。


続きます。
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この記事へのコメント

kage

いつもブログを楽しく拝見させております。

私もトリプルデイPさんの言う通り、最近のアイマスライブの
セトリや演出は最高とはいい難いなと思っています。
記載のように、JUNGO氏に代わってからという、憶測でしかないですが
私は逆にJUNGO氏は、まだ頑張っているほうだなと思っています。

舞台を上下に分割した演出は面白かったし、37人でのThankYouも
予想外でした。ただ、如何せんJUNGO氏は職業演出家でしょうから
そこまで、アイマスを深く知っているとは思いませんし、愛情が深いとも
思いません。確実に60~70点を取りに行くしかないと思います。

私はトリプルデイPさんも書かれているように、ディレ1が辞めたのが
致命的で、ナムコはとにかく、ディレ1の代わりを務めることができる
人間を作ることを急ぐべきだと思います。24時間365日アイマスのことを
考えているような人間を。

そうでなければ、逆にJUNGO氏を育てていくしかないのかなと思っています。
演出家が代わって、別の職業演出家がこられても7thや10thのような、
アイマス愛に溢れるライブなんてできないんだろうなと思っています。

トリプルデイPさんは必要ないと思っておられるかもしれませんが、こんな
状態では、合同ライブなんて、きっとできないだろうなと思っています。

Posted at 08:14:06 2017/03/24 by いつも楽しく拝見させて頂いております

この記事へのコメント

kage

サプライズ含めて初日で構成が読めてしまうってのが少しがっかりポイントでしたね いつものミリオンならLTFは要所に配置すると思ってたのにワンパターンのようなブロック構成に驚きました 最後のブロックのサプライズで盛り上げたい意図は感じましたが3rdで乙女ストームやアイルすら真ん中に配置したのに4thはこれがメインだと言わんばかりな演出はLTF曲が単に発表されただけの曲になったのが残念かなと。LTF曲は15曲全てオリメンなわけでCDシリーズ的に当たり前だとしてもこれだけの曲数をオリメンにするのは快挙のはずですし
曲数に関してはそもそも持ってる曲数にばらつきあるので何言っても仕方ないですかね TAはむしろここでしかやる場所がない気がします
出番の均等化するなら4日間で4日目全員とかもできますが現実的ではないし、3日間構成を2日間18.19(18)にして3日目全員参加のユニット曲中心くらいしか思いつきませんねそれでもAS組がいるかの差はありますが

Posted at 14:07:18 2017/03/24 by 評価はした上で批判します

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

いつも楽しく拝見させて頂いておりますさん

確かにJUNGOさんはアイマスについてまるで知らないのでしょうし、
だからこそこの内容になった、とは思えますね。

ただ、それを監修するのが、知っているはずの保坂さんではないのか、
とも思えますし、何がどうなってこうなったのやら、という感じです。

24時間365日アイマスのことを考える、は大げさですが、
12年の積み重ねをしっかりと理解できている人がきちんと携わり、
その場において大切なものが何なのかをわかった上で
それを魅せるライブを作って欲しいですね。

Posted at 23:57:05 2017/03/24 by トリプルデイP

この記事へのコメント

kage

Re: タイトルなし

評価はした上で批判しますさん

最終ブロックにサプライズを配置したことで、
それがキモ、みたいになってしまったのも問題でしたね。
タイトルのシアターが前座でしかなくなっている、という構成ですから。

いっそ最初から3日間とも37(36)人出演にして、ソロは3公演で1人1度ずつ、
ユニット曲はその日のテーマに合わせて自由自在に組む、
としておけばよかったのではないかと思います。

Posted at 23:59:48 2017/03/24 by トリプルデイP

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