アイドルマスター ステラステージ 総括 前編

kage

2018/02/21 (Wed)

今回はステラステージについていくつかの観点から総括的にまとめます。

ゲーム概要

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初の「PS4版アイマス」としてリリースされた「プラチナスターズ」が
あまりにもあんまりな出来だったうえ、その流れで開催されたイベントであった
「プロデューサーミーティング」でもまともな新情報もなく、765AS自体がもはやこれまで、
かと思われたところに唐突に発表され、そして発売された今作。

「L4U」+「SF」と予告されていたPSとは異なり、「プロデュースゲーム」であるとされた
今作でしたが、告知時点からそのPSの焼き直しにしか見えない、という仕様で、
実際蓋を開けてみたらまさにその通りでしかなった
、というのが
端的な今作の概要と言って差し支えないでしょう。


グラフィック

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「ヴァリアブルトゥーン」であり、PSと基本的には変わらないはずですが、
モデルが微修正されたようで、かなり表情が良くなったように感じられました
まぁ「慣れ」というのも多々あるのだとは思いますが。

そのグラフィックを生かしての衣装も、合宿所にいる設定だったとはいえ、
ステージ以外では常にジャージ一辺倒だった前作と比べると、
事務所でちゃんと私服を着ている、ということでそのモデルも生かされてはいましたが、
かといってそれ以前の作品にははあった冬服もなく結局ワンパターン、
ということは残念な点だったと言わざるを得ません。


システム

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前作の批判を受けて改善をできるだけしたのが今作…かと思いきや、
まさかの「営業サイコロ転がし」が残っていた
、ということに衝撃を受けましたが、
システムというかその役割が変わったことで、サイコロを無理に転がさずに
問題なくクリアできる、という事になったのは不幸中の幸いでした。
…いやそもそもサイコロ転がし自体が全く不要で、ある事自体が問題なのですが。

それはさておき、4周で1月、12月で1年、それをエンドレスに繰り返す中で
ライブでファンを増やしてランクアップイベントに挑み、トップアイドルを目指す、
という基本的な流れもPSと何ら変わらず、となりました。

一方でレッスンが一時的なドーピングに逆戻りし、営業も同様にドーピング化、
ということでひたすらライブをこなすだけ、という色がより濃くなった、
ということは「改善した」と言えるようなものではとてもないでしょう。

しかしながら、ライブは恒常のものだけでなく、1~数週限定のライブというのが多数あり、
その中でも「6大タイトル」にいかに挑むか、「地獄の特訓」をいかにこなすか、
というのを、疲労システム搭載によりオフが必要になる中で考えながら進める、
という「考える余地」が追加になったのは「ワンパターン」の解消という意味では
かなり有効になったのではないか
と思います。

また、成長システムもOFAに似た形で「コーチング」が搭載され、
13人をいかに成長させていくか、というのを決められたのも良かったとは思います。

とはいうものの、肝心のライブパートがPSと全く同じ「ただの音ゲー」であったのは、
「トレンド」という要素があったり、楽曲や難易度によるポイント差がほぼなくなる、
ということで楽曲選択の幅が出来たとはいえ、非常に残念なところでした。

特にシナリオ終盤の詩花との直接対決でも、OFAでの「フェス」のような形式なら
やりがいもあったようなものを、ただ設定されたポイントをクリアするだけ、
となってはもはや対決もへったくれもあったものではなく、ただただ残念です。

それ以外には、パイン飴という悪夢の課金を要する衣装ドロップがなくなり、
コーチングやライブ、そしてショップ購入で入手できるようになるなど、
全体的に「PSの問題点を改善した」といえるものになっているのは良いのですが、
逆に言えばただそれだけでしかなく、目新しさも何もないシステムである

というのが結局の総括にならざるを得ません。


楽曲

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「音ゲーの癖に楽曲が少ない」という前作の問題を、「その前作のDLCが使える」、
という力業も含め、かなり改善してきたことは評価できると言えばできる
でしょう。

今作自体のDLCも含め、これまでの「ゲーム搭載楽曲」をMA3ソロなどを除き
全て搭載するのでは、という勢いなのは決して悪くはないと思います。
…もっとも、いい加減アーケード曲などの音源は録り直せよ、と思いますが…。

今作オリジナルの新曲としては、表題曲の「ToP!!!!!!!!!!!!」だけでなく、
OFAにおける「Destiny」のような隠し曲とも言えた「shy→shining」があり、
さらに詩花も「Blooming Star」だけでなく「オーバーマスター」「ToP!!!!!!!!!!!!」、
そしてまさかの「アクセルレーション」までも、というのも驚きがあり良かったと思います。

前作目玉だったはずの「メドレー」が2曲だったのが、今回はその既存2曲を含めて計4曲、
と一応の改善は見られたものの物足りない…というのはありますが、
前作の表題曲だった「Happy!」や「ザ・ライブ革命でSHOW!」がある程度やりこまないと
使えない、というバランスになっていたのはそれなりに良かったとは思います。

まぁトータルでは前作に比べれば良くなっているのは確かだと思いますが、
DLCと詩花を含めても新曲は6曲、というのは決して多くはなかった
と言えるでしょう。


衣装

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前作はアイマス恒例であった「ネタ衣装」すらなかった、ということも問題でしたが、
そこはDLCを中心にですが、アクセも含めて幾分か改善され、
水着すらなかった前作と比べると雲泥の差と言っていいものとなりました。

また「全く同じデザインの衣装を、名前と能力だけ変えての使いまわし」という
ふざけた仕様もなくなり、一点モノとなったのは良かったと思います。

また衣装もアクセも基本的にどれも同じ能力であり、
好きな衣装を好きに強化して好きにライブに使える、というのも、
「強い衣装」だけを着続けるマンネリ感打破になり良かった
と思います。

まぁ結局は「前作の批判を受けて改善しただけ」でしかない話なのですが…。


ということで、システム面全体については、繰り返しにはなりますが、
簡潔に言えば「プラチナスターズの焼き直し・作り直し」でしかなく、
新鮮味というものは正直全くない
、ということになります。

もちろんそれにより完成度が上がっているのは確かで、
「ゲームとしての面白さ」はPSより上と断言はできますが、
だからと言って手放しで称賛できるものでもとてもありません。

ただ、評価軸はもちろんシステム面だけでなくシナリオ面もあって…
ということで次回後編、ラストに続きます。


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