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劇場版アイドルマスター アンケート集計結果 後編

kage

2014/02/19 (Wed)

というわけでクロス集計をしていこうと思うんですが、当然全設問に対しこれを
やっていくわけにはいきません。というわけで、意味のありそうなところだけやっていきます。
ちなみに、数の少なかった「シンデレラとミリオン」「ミリオン専任」はいずれも
「その他」に含んでおりますことを、予めご了承ください。


Q1.プロデューサー歴 × Q2.プロデュース方針

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まずは属性からなんですが、こう見てみても、ハッキリとした傾向は見えません
決して古参だから「765専任」なんてことはなく、新参だから「3展開」なんてことも
ないわけです。あり方は本当に様々で、今のアイマスの状態をそのままあらわす感じですね。


Q4.トータル満足度 × Q1.プロデューサー歴

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ここもまた何とも言えない結果になりました。11年以降の平均点が総計の平均よりいずれも上
ということは一応の傾向としてあるのですが、だからと言って「10点」の比率が特別に高いことは
なく、むしろ、「10点」に限って言えば、11年は「総計」よりも低いくらいになっています。
また、「10点」は05~07年の、所謂ベテランPにおいて比率が高い、ということもあげられます。

他に目につくのは、08年の評価の低さ。360とSPの間の彼らにとってこの映画はあまり望ましく
なかったようなんですが、その理由というのはちょっと見えてきませんね。いわゆる「ニコマス」の
全盛期であったことが何か関係あるのか、それとも…どうなんでしょうか。


Q4.トータル満足度 × Q2.プロデュース方針

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ハッキリ言えるのは、「3展開」の評価が高い、ということです。ただ、「765専任」が明らかに
低いとか、そういったこともなく、中々読み取りづらい結果にはなっていると思います。
「その他」の評価が低いとは言っても、「その他」はあくまでも「その他」ですしね…。


Q5.ストーリー満足度 × Q1.プロデューサー歴

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ここもやはり11年以降、というか正確には10年以降の評価が高くなっています。
やはりアニメからのPにとっては満足のいくストーリーであった、という感じなんでしょうね。

ここでも気になるのは08年の低さなんですが、やはりハッキリした理由はよくわかりません。


Q5.ストーリー満足度 × Q2.プロデュース方針

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ここでは「765とミリオン」「3展開」の評価が高く、「765専任」の評価が低い、とハッキリ
分かる結果となっています。これはもちろんミリオンの出番の多さ、役割の重さ、というあたりと
直結する話にもなってくるわけで、極めて妥当な結果だと言えるのではないでしょうか。


Q8.アイドル扱い満足度 × Q1.プロデューサー歴

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ここでは意外や意外、11年の「非常に満足」が極めて低く出ています。アニメでも十分に
春香は優遇されていて、その流れでこの映画、となっているはずですが…ミリオンの扱いの
影響か、それともアニメ本編以上のキャラの扱いの格差か、この辺が要因でしょうか。
08年は相変わらず低評価も多いんですが、「非常に満足」率は高いという意外な結果に。

全体を俯瞰してみると、古参のほうが新参より「非常に満足」率が高くなっていて、
これはかなり意外な結果なんじゃないかと思います。これは…どういう理由なんですかね。


Q8.アイドル扱い満足度 × Q2.プロデュース方針

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「3展開」の「非常に満足」率の高さが際立ちますが、それ以外の傾向は中々見えません。
「765とミリオン」の「非常に満足」率の低さは、ミリオンのメンバーの扱いの格差、というのが
主な要因ではないか、とは思えますね。「765プロ専任」が「総計」とほとんど変わらないあたりも
意外といえば意外な感じ。むしろ「765とシンデレラ」が厳しい評価で、色々考えさせられます。


Q12.律子の扱い × Q1.プロデューサー歴

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まず「非常に満足」率が一番高いのは11年となっていて、これはやはりアニメから入れば
律子がライブに出ない、ということに違和感を持ちにくいのかな、というのがよくわかる結果です。

しかしそれに次ぐのがなんと05年になっている、というのはかなり意外なところ。ただ、ここは
「全く満足しない」率も高く、言わば二極化しているわけですね。秋月律子というキャラクターを
どう捉えているか、というあたりが、誰あろうアーケードからの最古参からのPで最も分かれる

というあたりが興味深いというか、非常に考えさせられる結果となっています。


Q12.律子の扱い × Q2.プロデュース方針

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明らかに目につくのは「765プロとミリオン」の「非常に満足」率の低さ。ミリオンライブという
ゲームでは律子も他のアイドルと並列なはずなので、そこがネックになっている、というのが
あるのではと感じます。もっとも、「765プロとシンデレラ」では真逆の結果なんですが…。
「765専任」と「3展開」に大きな差も見受けられず、中々考えさせられる結果となりました。


というわけで多数ある設問の中から、属性でクロスをかけることが有効であると判断した
ものだけ取り上げてみたわけなんですが、納得のいくものや、よくわからないもの、
実に様々な結果がでたな
、というのがこれをやってみた率直な感想です。

まぁ属性といっても、これは本当に表面的なものに過ぎないわけで、実際どのように考えて、
プロデュース業をしているのか、というあたりのほうがはるかに重要
で、それによって
この映画に対する考え方も大きく変わってくる、というのが当然あるはずです。

まぁ、そこまで詳しくみることはアンケートでは正直極めて困難なので、今回の結果は
今回の結果として、まずは受け止め、自分の中で咀嚼する、とさせていただこうと思います。

なんにしても、自分一人では何十回映画を観ようが見方なんて変わるわけもないですし、
こうして様々な立場の、多くのプロデューサーの方のご意見をみることができた、というのは
自分の今後のプロデュースのあり方を考える上でも、非常に役立ちます。

改めて、ご回答くださったみなさま、ありがとうございます。

一言最後に残すならば、「人それぞれ」、ということ。プロデュースのあり方は本当に、
そうなんですね。だからこそ、公式にはその「それぞれ」全てを救いあげるような、
そんなコンテンツの展開を是非とも期待したい
と思います。

劇場版アイドルマスター アンケート集計結果 中編

kage

2014/02/18 (Tue)

Q11.使用された楽曲の中で最も印象的だったものをお答えください。

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ここは私の設問設計ミスで、複数回答にすべき設問でしたね…。
ということで、結果としては「M@STERPIECE」がダントツの1位になりました。
ライブシーンが必ずしも高い評価でなくとも、やはり「主題歌」であり、その歌詞の世界観も
含めて、最も印象的な楽曲である
、という評価には揺るがないのでしょう。
また、CDとして早々に発売し、フルバージョンが何度も聴けた、というのも大きいはずです。

2位は挿入歌の「ラムネ色 青春」。PV時点では「M@STERPIECE」以上に押し出されて
いた
楽曲で、劇中では合宿の中ごろのPV的なシーンで使われていました。
爽やかさ抜群で、非常に耳に残る楽曲でもあった、といってもいいでしょう。

3位は「GO MY WAY!!」。言わずと知れたアイマスの代表曲ですが、今回は律子
センター、という形で使われました。この曲については、楽曲自体がどうこう、
ということよりも、その「センター律子」の印象が非常に強かった結果、ではないでしょうか。

4位は「Fate of the World」。事前に告知されていなかった、まさかの第4の新曲が
冒頭の劇中劇で登場
、というあたりでサプライズ感は抜群で、その上での結果でしょう。

そして同じく新曲で、エンディング曲ながら苦戦したのが「虹色ミラクル」。これについては、
「M@STERPIECE」との間隔があまりにも短すぎたことが一つ要因としてあるのではと思います。
楽曲のクオリティ自体に問題はなかったはずですからね。まぁ単一回答の弊害でしょうが…。


Q12.秋月律子がライブに出演しなかった事についてどう思われますか。

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これは今回の映画の一つのポイントであると思うんですが、「まあ納得できる」で過半数、
「非常に納得できる」を合わせて8割越え
、というのをどう見るべきか、難しいところです。

劇中において、律子がステージに立たないことに対するフォローというのは確かに可能な限り
手を尽くしてされていたとは思います。それこそ、前述の「GO MY WAY!!」がまさにそれです。

しかし逆に言えば、そうまでして律子をステージに立たせないようにする意義がどこにあるのか
というあたりも気になってしまうわけですね。ストーリーの流れ的にはもちろんプロデューサーの
律子がステージに立つほうが不自然といえば不自然なんですが、しかし…。
とにかく、結果としては8割が「満足」なわけで、うまくフォローできていたとは言えるでしょう。


Q13.ミリオンライブのメンバーについて、どう思われましたか。

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ここも当然今回の映画では非常に重要なポイントになってくるところです。
最多は「出演肯定-活躍満足」で3割越え、「出演中間-活躍満足」と合わせて5割、ということを
みれば、まずまずの結果ではないか、という気もしますが、イマイチわかりにくいですね、これ。
というわけで以下のようにグラフを作りなおすと、大分わかりやすい感じに。

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そもそも絶対数としては「出演肯定」が多いわけなんですが、「活躍満足」の比率が高いのは
「出演中間」
であって、「出演肯定」の「活躍満足」は「出演否定」の「活躍満足」とあまり
変わらない、というあたりに落ち着いてしまっています。これについては元々の期待度の高さが
ありながら、実際に描かれたバックダンサーたちの描き方に満足できなかった、という
ギャップが生じてしまった結果
、とみるべきものなのではないでしょうか。

逆に、絶対数が少ないものの「出演否定」の約半分は「活躍満足」になっているわけで、
「出演中間」と合わせれば、ミリオンを受け入れさせるという効果は十分あったと言えるでしょう。


Q14.映画をご覧になって、ご自身のプロデューサーとしてのあり方に変化はあると思いますか。

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前設問のミリオンを受けての設問にしているこの項目。「変わらない」が約5割となっていますが、
そもそも元々のプロデュースのあり方あっての設問であるため、そこを見ないと意味がありません
というわけでクロス集計してみた結果が以下の通り。

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「3展開」が最も「大きく」比率が高く、「変わる」トータルでも5割越え、という結果です。
そもそも「どう変わるか」について聞いてはいないんですけれども、よりミリオンへの注力が
進む、というような変化が多いんじゃないのかな、とは思わせられるところですね。

「765とシンデレラ」は、「大きく」こそ低いですが。「変わる」トータルの比率は最高で、
こここそ、ミリオンにも関心を向ける、という変化を意味していると言っていいはずです。

また、「765専任」も半数近くが「変わる」と答えていて、さらに1割は「大きく」とも答えて
います。これはQ13と同様に、「ミリオン受容」の効果そのものではないか、というところですね。


Q15.765プロメンバーを中心としたアニメ二期は今後あると思いますか。

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最多は「どちらとも」。これは非常に難しいところなので、納得の1位、という感じですね。
ただ、僅差の2位が「多分ない」であって、やはりこれ以上765プロの物語をアニメで描くのは
難しいのでは…という声も少なくないわけです。まぁ、この映画時点で「ゲストを入れなければ
ストーリーが描けない」と公式からアナウンスもされているので、これもまた納得の結果かと。

とは言うものの、「絶対ある」「多分ある」が合わせて1/3を超える、という結果もあるわけです。
希望的観測も決して少なくはないでしょうが、まだまだ765プロの魅力をアニメ本編、そして
映画でも描ききれたと私も思っていないので、期待する価値は十分ある、と思いますね。


Q16.765プロメンバー【以外】を中心とした新アニメは今後あると思いますか。

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「多分ある」が5割となり、「絶対ある」と合わせて3/4を占める、という結果になりました。
765メインでは難しくとも、ミリオンなりシンデレラなりでやるだろう、というような考え方に
なるわけで、エンドロール等々を含めて考えれば、極めて妥当な結果になったのかな、と思います。


Q17.765プロのメンバー以外がメインでアニメ化されるとしたら、以下のうちどれだと思いますか。
   【いずれもされないと思う方は無回答】で構いません。


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ここではシンデレラがミリオンを抑えて1位になりました。エンドロールもそうですが、
以前にアニメPVが出ていることや、コンテンツとしての今後を考えるならばあってしかるべきで、
順番的にもまずこちらのほうが妥当、というような見方になるのではないでしょうか。
SSA、あるいは4月の単独ライブでの情報発表、となるならタイミング的にベストですしね。

ただ、ミリオンという声も多くあって、それこそ今回「出し惜しんだ」春日未来らを中心にすれば、
いくらでも描きようはあるはずです。その場合、今の765プロのメンバーをどう扱うのか、という
あたりは非常に重要になってくるはずで、ミリオンの世界観も含めれば、そこがネックという感も…。

DSというのはかなり希望的観測にもなると思いますが、「全部で」を謳ったこの映画を受けて、
このDSがアニメという形で再始動、というのも当然ゼロではない、というのは確かでしょう。

ジュピターは半分ネタ枠ではありますが、「ジュピター4人目」なんて話も残っているわけで、
その話の出どころである少女漫画も原作として使えそうで、ゼロではない、とは言えるはず。

そしてゼノグラシアは9割以上ネタ枠で入れたんですが、まぁ、現実的に考えれば…。


Q18.今回の映画で最も印象的だったシーン・セリフはなんですか。

ここは自由回答となっていますが、似た回答は単一化して集計します。ですので、ご回答いただいた
意図とはややズレたところに単一化されているかもしれないことを、ご了承ください。

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というわけで最多は「アリーナライブ」。なんだかんだで印象度は№1、ということですね。
ただ、「私は天海春香だから」を筆頭としたアリーナでの演説シーン前後も複数に分かれて
上位ランクイン
、という形になっていて、ここも非常に印象的なシーンとなっているようです。
さらには劇中劇も上位にランクインしていて、ストーリーの頭と後ろが印象に残った、
というのが今回の映画の総評
、なんて見方もできるのかもしれませんね。

とはいうものの、1票の意見まで含めてみれば、実に多数のシーンがあって、
「人それぞれ」考え方、捉え方は違うものなのだな、と改めて痛感させられます


Q19.「輝きの向こう側」には何があると思いますか。

ここも自由回答となっていますが、似た回答は単一化して集計します。ですので、ご回答いただいた
意図とはややズレたところに単一化されているかもしれないことを、ご了承ください。

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ここはQ18以上にまとめるのが難しいですし、何もう言いようもないところです。
「人それぞれ」考え方、捉え方は違うものなのだな…と同じフレーズを使うほかありません。


Q20.今回の映画をご覧になってのご意見・ご感想をご自由にお書きください。

今回は回答数も過去最多なら、その内容も大ボリューム、ということで、とてもではないですが、
ここにいくつかピックアップして記載、ということはできないようなくらいとなっております。
というわけでこのコメントが見れるページへのリンクを以下に張る、という形で対応します。

http://enq-maker.com/resultDetail/iQCnmAg/3004282/1

当然私は全てに目を通させていただいておりますが、本当に「人それぞれ」…以下同文。
なんにしても、これを読んでいるだけで勉強になるというか、色々と考えさせられます

さて、アンケート自体はここで終了しておりますが、次回はこの設問に対して、
属性でクロス集計を取ってみてみようと思います。こうすることで、「色々な考え方、
受け止め方」について、量的な観点から見えてくるものがあります
からね。

劇場版アイドルマスター アンケート集計結果 前編

kage

2014/02/17 (Mon)

さて、今回からは以前から皆様に答えていただいていました、劇場版に関する
アンケートについての集計結果をまとめていきたいと思います。

集計対象は2/16(日)の22:00までに集まりました、372件になります。
私がこのブログでやってきた4回のアンケートの中でダントツの数の回答をいただいた形ですね。
この劇場版の注目度の高さ、そしてその内容についての想いというのが強くある証拠でしょう。
ご回答いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

とはいうものの、いつものように、アイマスのPの総数(数万~数百万?)から見れば
ごく僅かのサンプル数であり、このアンケート自体私のブログ上で行っているもので、
告知も当ブログとツイッター上でしか行っていないため、「アイマスP」としながらも
一定の偏りが生じている可能性がありますことをあらかじめご理解いただければと思います。

さて、早速実際に回答についてみていこうと思います。


Q1.あなたはいつからアイドルマスターのプロデューサーになりましたか。

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最多はやはりというべきか、11年。言うまでもなくアニメ放映年ですね。
さらに続くのが12年で、これもアニメの余波とみるべきところでしょう。さらに13年が続く、
ということで、14年を含めた「アニメ以後」だけで半数を超える結果になっています。

これは単に今回のテーマがアニメを元とした映画だから、ということもあるでしょうが
現在のアイマスPの分布そのもの、と見ても大外れということはないくらいのものだと思います。
今回の映画は力を入れてプロモーションしていましたし、映画一本見るだけなら
(地方という問題はあれど)どんなPにも比較的容易だから、ということもありますしね。

「Xbox360」の07年、「SP」の09年というのも大きなトピックスでプロデューサー数が
確実に増えていることは伺えますが、それ以上に「アニメ以後」が圧倒的に強いわけですね。


Q2.あなたのプロデュースのあり方について教えてください。
  具体的な定義はないので、ご自身の判断でお答えください。


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ここで1/3をオーバーし、最多となったのは「765プロ専任」。この映画はもちろん基本的に
765プロの物語であるため、納得の1位、というところではないでしょうか。
2位は「3展開全て」、3位は「765プロとミリオン」で、ここまでで約3/4を占めています。
ただ、4位の「765プロとシンデレラ」も10%を超えるなど、今回の映画というのは
本当に多様なタイプのPが観たのだな、ということがわかる結果になっています。

ちなみにこの結果はアンケートともかなり違う結果になっていて、中々興味深いところ。
回答の絶対数も違うので一概には言えないところではあるんですけどね。


Q4.映画をご覧になっての【トータルでの満足度】を10点満点でお答えください。

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1位は僅差ながら「10点」。一つの映画に対して満点を与えるというのは決して簡単な
ことではないはずなので、1/3がこの点を付けた、というのは驚くべき結果でしょう。
続く「9点」も1/3近くで2位、となっていて、極めて高い評価ということがわかります。

そしてこれで加重平均をとると「8.65点」になっており、これは本当に高い評価だと
いっていいと思います。もちろん、比較対象とすべきものもないので、一概には
言えないでしょうが、参考として以前私のアンケートで「期待度」を見てみると
「8.3点」となっているため、その期待をも超えた、非常に高い評価だと言っていいでしょう。


Q5.映画の【ストーリー】の満足度をお答えください。

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「非常に満足」が5割近くで1位、2位の「まあ満足」と合わせて9割近く、というのもまた
極めて高い評価だと言っていいでしょう。ただ、トータル満足度の高さからすると、
「まあ満足」が4割もいる、というあたりは気になってしまうところ
で、ストーリーの
評価がトータル満足度につながっているかというと、そうとも言い切れない感じはあります。


Q6.映画の【楽曲】の満足度をお答えください。

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「非常に満足」だけで約9割、という驚異的な結果になりました。これは他のどの満足度設問と
比べても圧倒的に高い数値となっていて、今回の映画のキモになっている
、と言えるでしょう。

事前に公開されていた新曲3つだけでなく、まさかの開幕劇中劇での新曲の登場。さらには
それ以外にも「THE IDOLM@STER」、「GO MY WAY!!」といったアイマスを象徴する楽曲が
印象的な場面で使われた
、というあたりもこの高評価につながったのではないかと思います。


Q7.映画の【ライブシーン】の満足度をお答えください。

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ここは前設問の「楽曲」ともつながってくる部分なのですが、「非常に満足」は5割越えに
留まっています
。「留まっている」という表現も適切ではないのかもしれませんが、「楽曲」の
高さからすると…という感じですね。これについては、やはりCGの使用、というのが
非常に大きなポイントになっているようで、またカメラワークについても必ずしも
高い評価ではなかった
、というのが最後の自由回答の設問からわかることとなっています。

恐らくですが、同じ質問を13話のライブにした場合だともっと「非常に満足」は高かったと
考えられそうなところでもあり、その意味でも少し残念にも思える結果にもなっています。

今回、ライブは「M@STERPIECE」のみだったわけですが、それでもフル1曲を描き切った
わけです。しかしながら映画の事前の情報としては、PVで使わなかったのは当然としても、
それにしてもあまりにも「推してこなかった」ように私には感じられました。

スタッフが本気で、100%の納得度と満足度でこのライブを描けた自信があったのならば、
もっと推してきて良かったはずなので、そう考えると、そもそもこの出来に制作側自体が
納得していなかったのではないか…
そんな風に私には思えます。私が思うだけですが。
8th横浜での収録音源も全然使い切ってはいない、というあたりもありますしね…。


Q8.映画の【アイドル達の描き方・扱い方】の満足度をお答えください。

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この設問のみ「まあ満足」が「非常に満足」を超えています。合わせれば8割を超えるんですが、
それでも他の項目よりは明らかに低く、厳しい評価ということは言えるでしょう。

最大の要因は「アイドル間の扱いの格差」であるはずで、事前にわかっていたことでは
ありますが、これを納得できない、というような意見は十分にあるでしょう。私自身もそうですし。

あるいは律子がライブに出演しないことであったり、ミリオンのメンバーに尺を使い過ぎで
あったり、というあたりが気になるPがいるのも当然で、この結果も十分に納得がいきます。


Q9.アイドル達の中で、【印象的だった】メンバーを【何人でも】お答えください。

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前設問から繋がる感じでのアイドルの印象度についてですが、ここはハッキリと層に分かれていて、
春香伊織、可奈、志保の4人からなるトップグループと、雪歩美希千早律子からなる
次点グループ
、そこから離されての奈緒、あずさ、そしてそれ以下の下位グループ、となります。

私が思うに、結局今回の映画は、トップグループが「主役」であり、次点グループが「脇役」、
そしてそれ以外は「モブ」
、極端にいえばこれくらいの扱いの差があった、そう思えます。


Q10.アイドル達の中で、【印象に残らなかった】メンバーを【何人でも】お答えください。

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こちらは逆に「印象に残らなかった」なんですが、ミリオンの4人が見事にトップ4を形成し、
逆トップグループ
となってしまっています。この4人に関しては、本当にこの4人であった
必然性がどれくらいあるのか
、というくらいの話であって、その象徴がトップとなっている
杏奈ではないか、とも思える結果です。もう少し何とかならなかったんですかね。

また、765プロではが1位となってしまっていて、やはりは不憫、と言っていいでしょう。
ただ、ほぼ同数で貴音やよい亜美真美も続いており、このあたりは正直ミリオンの
4人とも大差がなかったのでは、
というくらいの厳しい扱いになっていた、と感じられます。

さて、このQ9を「+1」、Q10を「-1」で足し算して見ると、以下のような結果になります。

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Q9、Q10を単独で見るよりもはるかに分かりやすい結果となっていて、Q9のトップグループと
次点グループだけが高い+評価
で、ミリオン4人や亜美らが-評価、というのがわかります。

そんな中、奈緒だけがほぼ中間点、というのがポイント。この奈緒をどう捉えたか、
というのでも映画の観方が随分違うのではないか、そう思えるポジションにいるわけですね。


続きます。

劇場版アイドルマスター 総括

kage

2014/02/06 (Thu)

さて今回が劇場版についての話題の一旦のラストとなります。
「一旦の」とするのは現在実施中のアンケート集計結果も後日紹介、となるからですね。
まぁそれは皆様のご意見についてなので、私の考えとしてはこれがラストになります。


「劇場版」の意義

そもそも今回の劇場版については、2011年放送のアニメのヒットを受ければある意味必然の
流れでした。特に昨今は深夜アニメの映画化は非常に容易に行われているようで、アイマスほどの
ヒット作が映画化しないほうがおかしい、と言えるくらいの状況
であったとは思います。

ただ、アニメ化自体にも比較的時間がかかったように、今回の劇場版にあたっても
かなり慎重に色々考えられた上で制作が決定し、実際に公開されたのでは、とも思えます。

現在のアイマスというのは、本当に色々な展開をしていて、そしてそれをプロデュースする
プロデューサーもまた、それぞれ別な考え方をしています。そんな中で中途半端な映画を
作ってしまっては、最悪9.18のような大炎上をしてしまう
、ということにもなるわけですから。

もはや誰もが望む完璧な作品というのはつくりようもなく、どこか落とし所をつくらなければ、
ということもあったはずで、それが実際になされたのが今回の映画
、とみるべきでしょう。

ただ、その落とし所としてミリオンライブのメンバーがゲスト参加、というのが果たして
どうなのか
、というあたりは非常に難しいところであって、考えさせられる部分なわけです。

公式側の言い分としては、「13人はアニメ本編で既に団結しきっており、波乱が起きない」
なんてことを言っていて、それはそれで確かに一理ある考え方であることは良くわかります。

しかしながら、そのためにゲスト投入、しかも、「世代交代」が囁かれるミリオンライブの
メンバー
とあっては…というあたりで、この情報が出た時点で大きな波乱は起きたわけです。

さらには本予告PVでは「今進めるものだけでも進めないと」「私達このまま一緒に続けて
いいのかな」と明らかにメタ的な煽りまでしてくる始末で、実際の映画がどういった形に
仕上がるのか、私は楽しみである以上に多大な不安を持って公開を迎えることとなりました。

そして蓋を開けてみれば…ということの細かい話はこれまで書いてきた通りなのですが、
私がこの映画に対して思うのは「集大成」というよりは「メッセージ」というイメージです。

確かに、アニメ本編を通して成長した765プロのメンバーの姿であり、CG等に賛否があれど
圧巻のスケールで描かれたライブシーンであり、これも賛否ありますが、春香を中心にした
ストーリーの描き方であり、というあたりはまさに「アニメ版の集大成」ではありました。

しかしながら決して「アイドルマスターの集大成」ではないはずです。それを謳うならば
絶対に13人をしっかりと、可能な限り平等に描く必要があるはずで、それがなされなかった
今作がそれを謳うことは決してあってはならない、と私は思います。だから、今作はあくまでも
「アニメ版の集大成」。それならば、十二分に納得のいくものです。春香が非常に優遇され、
メンバー間の扱いのバランスが悪いということこそ、その象徴
でもありますしね。

そしてその上で、ミリオンのメンバーの参加等を含めた「アイマス公式からプロデューサーへの
メッセージ」
が今作には込められている、私にはこの映画をそのように受け止めました。

度々語られた「『今』を大切に」というのはアイマスのあり方そのもので、その上でアリーナで
春香に「私は『天海春香だから』」と言わせることで、「これが『アイマス』だから」と語らせる。
ミリオンの存在が「世代交代」を思わせ、それが波乱を起こしている、ということ自体を劇中で
描き、それに対する公式からの答えを春香に言わせる
、というあたりがそれにあたるわけですね。

その答えとはアリーナ後の春香の志保の会話なわけですが、ここで春香が「それでもいい」と
したこと、これは私としても非常に唸らせられるところで、非常に重く受け止められました。

PV時点での煽りに対しては「やり過ぎ」だとも思っていたわけですが、その「やり過ぎ」を
通り越してこういった形で魅せてくれたのなら、もう何もいいようもない
わけです。

「アニメ版アイマスの集大成」でありながら、こうした「アイマス自体の今後に対するメッセージ」
を乗せてくる。これについては単純に一本の映画としての出来がどうこうなんてものは
通り過ぎて、非常に挑戦的でありながら、効果的なものとして、胸に響くものとなりました。

もっとも、この映画を観た全ての人がこういったメッセージを受け取れるとも思えず、そもそも
そんなメッセージすら私の妄想の産物なのかもしれませんが、映画等一つの作品の受け取り方は
人それぞれで当然のはず。私にとってはこれで良くて、それ以上でもそれ以下でもありません


ミリオンライブについて

「それ以上でもそれ以下でもありません」なんて言っておきながらですが、これについては
もう少し突っ込んで書こうと思います。これまでの公式側のアナウンスでは、前述したとおり、
まず「後輩」という存在ありきで、その上でタイミング的に開発中であったミリオンのメンバーが
使えそうだったから使った、としていますが、これを100%真に受けるべきでもないでしょう

ではなんなのか、というのは前述の通りで、アイマス自体の方向性を指し示すための機能であり、
このミリオン自体を受け入れてもらうための機会づくりでもあり、そしてもしかしたら
「世代交代」への第一歩でもあり
、という風に考えるほうが自然でしょう。たまたまタイミング的に
ミリオンがいたから、というのよりはよっぽど説得力があるはずです。

また今回の7人はミリオンですが、その意味ではシンデレラの分も背負っての役割なわけです。
「765プロ」という絶対的な13人以外の存在・展開、という意味で同じですからね。

さて、私はこのミリオンライブについては、基本的には批判的立場でした。とはいうものの、
シンデレラとは違って、なんとか認められればな、という気持ちもあり、それを8thに期待した
わけですが、うまくいかず。LTP09イベントでももう一歩足りず…という感じになったのですが、
それは全く別の方向からある意味解決に至り、少なくともこの映画においては存在を
認めてあげよう、ちゃんと観てあげよう
、という気持ちで挑むことになったのです。

その上でこの映画を観ると、やっぱり彼女たちを認めてあげられていて良かった、と思えるもの
でしたし、メッセージを伝えるための装置として十二分に機能してくれてるな、とも思いました。
そして何より、今回の映画の描写だけではあまりにも気の毒なメンバーも少なくなく、
もっとフォローしてあげても…という気持ちが自分の中で出てきた、これが大きいです。
これはつまり彼女達に対する「情」が沸いたということで、これは私にとって非常に重要なのです。

ただ一つ気になるのは、メインを張ったのが本来ミリオンのメインであるの春日未来ではなくて、
矢吹可奈であった
、というあたり。今回の可奈の役割は未来でも担えたはずで、ではなぜ
未来ではなかったのか…と考えると、やっぱり未来を「出し惜しんだ」と考えられてしまいます。

「スターシステム」に過ぎなかった今作ではなく、正式な形での出演のために、とまで考えれば
やはり彼女たちを中心とした新アニメ、というのが筋になってきそうなものですが…。

春香が今回劇中で「トップアイドル」と明言されてしまい、Pのハリウッド行き、そして帰還まで
描いてしまい、「成長」と言いながらも年齢等の成長はまるでみられず…等々を考えると、
765プロでのアニメ二期はやはり厳しくて、ミリオンでの新アニメのほうが筋、に思えるのです。
「虹色ミラクル」にて「ドラマは終わらない」と歌ってはいますが、この「ドラマ」が765プロの
アニメを指すのか、もっと広義での765プロの展開を指すのか、それともアイマスというコンテンツ
そのものを指すのか…歌詞の意味を考え過ぎても仕方ありませんが、果たしてどうでしょうかね。

もし仮にミリオンがメインのアニメと、ということになったとしても、私はそれはそれで
受け止めてあげようかな
、というつもりではいます。現状ではソシャゲであるグリマスに
手を伸ばすつもりは一切ありませんが、仮にアニメならば、コンシューマならば…という程度には、
8thであり、LTPであり、LTP09のイベントであり、今回の映画であり、そして一人の個人であり、
といった色々な物の積み重ねの上で思えるようにはなりました。

これこそまさに私がグリマスに期待していた流れであって、ある意味では公式の思惑に
見事にハマった
とも言えるわけですね。それでも、そうなることに自分自信期待していたので、
それはそれでいいと思います。「輝きの向こう側」へ、50人で進むための大きな第一歩、ですね。


「輝きの向こう側」にあるものとは

これについては劇中で具体的には何も語られず、観たP一人ひとりに委ねられた感じです。
そんな「輝きの向こう側」は一体何であるか、というに対する私の考えとしては、具体的には
「全てのPを納得させるような様々なコンテンツ展開」ではないか、というものです。

アイマス公式としては、春香に言わせた通り「全部で」いくのが理想の形なんでしょうが、
それでは納得しないPが私を含めて多数いるのが現状
。だからこその「ONE FOR ALL」で
あるはずで、それを中心として「765プロだけ」の展開も他にも用意しているはずです。
それこそ、1年半ぶりとなる765単独大型ライブとしての「9th」を期待してもいいでしょう。

それはシンデレラも同様で、4月に単独ライブを控え、そこで何らかの新情報が
ある可能性は十分。コンシューマであり、アニメ化であり…可能性はいくらでもあります。

ミリオンは765プロと一緒に、という形でやっているわけですが、それがミリオンの形であり、
その形のままに前述の通りアニメ化、コンシューマ化の可能性は十二分にあります。

そしてもちろん3展開全てを包括する展開もあるはずで、それこそが次のSSAライブであり、
「IDOL POWER RAINBOW」という楽曲であり…というのは明白です。

もはや「誰もが納得する一つの展開」なんてものは存在しえない以上、できることは
「誰をも納得させる複数の展開」という進め方しかない
はず。今回の映画というのは、
それを展開させていく、ということを宣言する場でもあったと私は認識しています。

もちろん「世代交代」という影は終始チラつきますし、2015年、10周年、「3rdVISION」が
来たときに、それでもその体制が変わらないのか、というのは非常に疑わしくも
あります。

それでも、少なくともそれまでは「誰をも納得させる複数の展開」で進んでくれて、
自分が望む展開を選択し、それをプロデュースしていけばいい、という形になってくれる。
春香が志保に言った「それでもいい」に嘘偽りがない展開を見せてくれることを期待します。
もちろんそうなる保証はありませんが、少なくとも「OFA」という確実な未来はあるわけですしね。

そして、もっと具体的な「輝きの向こう側」はSSAで見せてくれるでしょう。「サプライズ」は
セットリストのことだけではないはずで、テーマとなる「つなぐ」も何かの形として出てくるはず。
それが私にとって望ましいものかどうかはわかりませんが、少なくとも今回の映画で、
自分自身のキャパシティは確実に大きくなったので、受け入れる余地はある
とも思っています。


ここまであることないこと、どう見ても考え過ぎとしか自分でも思えない事まで色々書きましたが、
「もっと良い考え方があるのかもだけど、私は『トリプルデイP』だから」というセリフを使えば、
うまくまとまるんじゃないでしょうか。考え方は人それぞれで、誰に強制されるものでもない
誰あろう、春香が「それでもいい」と言ってくれているわけですしね、

最後に、「M@STERPIECE」より、このタイミングにこそ映える、素晴らしいメッセージを。

明日がどんな日になるか誰だって解らないけれど
それはどんな日にも出来る事

劇場版アイドルマスター キャラクター別 評価 後編

kage

2014/02/05 (Wed)

キャラ別評価は今回がラスト。バックダンサーの7人について。バックダンサー達については
事前知識はLTPのみ、ということをあらかじめご了承ください。また当然ネタバレです。